2018年12月10日に寿がきや食品から発売された「全国麺めぐり 辛口 小田原タンタン麺」を食べてみました。
この商品は、神奈川県小田原市のご当地ラーメンである“小田原タンタン麺”発祥のお店だという名店「中華 四川」監修による一杯が登場です!
それも…実店舗で人気の味わいに加え、9段階中3番目に辛いという裏メニューとして提供している“ダブルトリプル”を再現したもので、鶏ガラ・豚肉をはじめとする豚骨などの旨みをベースにした醤油スープがとろとろな“あんかけ風スープ”として熱々に楽しむことができる“全国麺めぐり 辛口 小田原タンタン麺”となっております。(税抜き238円)
ご覧の通り、パッケージには“とろとろ熱々!!あんかけ風スープ”と記載されているように、今回の一杯には鶏ガラ・豚肉の旨みが凝縮され、すっきりとした醤油スープにとろとろな“とろみ”が表現されたことによって、旨みを増幅させるぶ厚いあんかけ風スープに仕上がっているようですね!
しかもこの商品、常連客に人気の辛口裏メニュー“ダブルトリプル”を再現しているとのことで、熱々あんかけ風スープには旨みも詰まった上に辛みもしっかりと感じさせることで、“とろみ”のあるスープに締まりがプラスされ、全体のバランスは非常にインパクトある仕上がりを思わせます!
他にも特徴としては、ニンニクなんかも使用したことで旨みが増し、さらには辛口となる“ダブルトリプル”を表現するために、ラージャン・豆板醤・唐辛子といった本格的にも思える香辛料を使用しているとのことで、辛みの方も食欲そそるアクセントとなっているようですね!これは気になる一杯。。
豚骨などの旨みを利かせた醤油ベースの仕上がりは、とろとろ感溢れる“あんかけ風スープ”がしっかりと表現されていて、それによって味濃く深みも感じられ、濃厚とも言える一杯ではあるものの、唐辛子などの辛みもまたしっかりと利いているため、変な“くどさ”なんかも一切なく、むしろすっきりとした後味なんかも心地良い飽きの来ない体温まる美味い一杯となっていました!
これは特に、すっきりとした味濃い“あんかけ風スープ”を楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、2020年2月24日に店主おすすめの辛さ“スペシャルC”を「中辛」としてカップ麺に再現した“小田原タンタン麺 中辛”が発売されています!
辛口 小田原タンタン麺について
今回ご紹介するカップ麺は、“小田原タンタン麺”発祥の名店“中華 四川”監修による実店舗の味わいを裏メニューである“ダブルトリプル”といった辛口で表現された“全国麺めぐり 辛口 小田原タンタン麺”となっています。
この神奈川県小田原市のご当地ラーメンである“小田原タンタン麺”は想像している“担担麺”とはちょっと仕様が異なり、“とろみ”が付いた甘辛な仕上がりが特徴的なようで、この“中華 四川”では辛さを9段階の中から選べるとのこと!(うちいくつかは裏メニューでの提供のようですね!)
ちなみに、この“中華 四川”の小田原タンタン麺と言えば、以前もご紹介したことがあったんですが、その際は甘辛なスープが美味しく仕上がっていたため、今回お店の裏メニューである辛口の“ダブルトリプル”を再現した一杯には期待したいところ!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り409kcalとなっております。(塩分は7.1g)
“とろみ”が付いた濃厚な仕上がりとも言えるスープではありますが、思っていたよりはカロリーは低めな印象となっているようですね!ただ、塩分はかなり高めな数値のようです!
ちなみに1食127g、麺の量は65gとのこと。
また、カロリーの内訳やこの数値からも、スープは“とろみ”が付いた濃厚なずしっとした仕上がりを想像させますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やでん粉をはじめ…
- 動植物油脂
- ポークエキス
- ラージャン
- チキンエキス
- 香味油
- 唐辛子
- にんにく
- 豆板醤
といった、ポークやチキンをはじめ…豚骨を利かせた醤油ベースの後味すっきりとしたスープには、熱々な状態を保ち、味わい深く感じさせる“とろみ”がたまらない“あんかけ風スープ”を想像させる材料が並びます!
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、小麦たん白、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、でん粉、乳糖、動植物油脂、ポークエキス、砂糖、ラージャン、食塩、チキンエキス、香味油、唐辛子、デキストリン、にんにく、たん白加水分解物、豆板醤、酵母エキス)、かやく(肉そぼろ、大豆たん白、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、着色料(カラメル、クチナシ、紅麹)、かんすい、炭酸カルシウム、酸化防止剤(V.E)、香料、甘味料(キシロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
引用元:辛口 小田原タンタン麺:即席めん:ノンフライめん:寿がきや食品株式会社
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入スープの素”、液体スープ、後入れ粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
塩分高めということもあって、スープの調味料などは非常に量も多いようですね!
そして、麺はご覧の通りやや太めのノンフライ麺が採用されているようで、しっかりとしたコシと歯切れの良さを思わせる麺となっています!
“寿がきや”の麺って美味しいんですよね!今回の一杯にもそういった食べ応えと張りのある食感が表現されているものと思われます!
調理してみた
ではまず、“かやく入スープの素”を入れてみます。
かやくには、
- 肉そぼろ
- 大豆たん白
- ねぎ
が入っています。
この赤みを帯びた粉末スープがすでに食欲そそられますね。。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
強い食べ応えを思わせる太いノンフライ麺がプリッとしたコシを思わせる仕上がりとなり、やや具材が少なめにも感じられますが、物足りなさを感じさせないインパクトある一杯…といったた印象の出来上がりです。
そこに、後入れ粉末スープが入ります!
続いて液体スープが入ります!
こちら量も多いため、調理中はフタの上でしっかりと温めておきましょう!
この液体スープを入れた途端、唐辛子の独特な風味が一気に漂い、すっきりとした辛みを想像させるとともに、非常に味濃い旨みが凝縮された仕上がりを期待させます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ちなみに、先ほどの白い粉末スープは“でん粉”を含んだもののようで、入れた直後すぐ混ぜないとダマになってしまうので注意です!
そして、混ぜていくうちにしっかりとスープの熱を閉じ込めるとろとろな“とろみ”が付き、スープと麺…ともにボリューム感抜群な仕上がりとなっています!
このスープの表面を見る限り、脂っこさを感じさせませんが、ポークやチキンといった旨みが凝縮されたかのような“とろみ”が何とも特徴的であり、食欲そそる旨み・辛みを想像させますね!
食べてみた感想
一口食べてみると…あっ!一口目から旨みが押し寄せてきますね!“とろみ”がついた“あんかけ風スープ”ということも後押しして、非常に厚みのあるスープからはキレのある醤油ならではのコクが豚骨ベースによって美味しく引き立ち、なおかつ唐辛子やラージャンを使用した辛みが抜群な相性となって満足度の高いスープが表現されています!
ちなみに、気になる辛さについてですが、唐辛子ならではのしっかりとした辛み自体は感じるものの、激辛といった強烈な辛みに訴求した仕上がりではないため、あくまで“あんかけ風スープ”の美味しさを引き立てるかのような辛みに感じますね!
そのため、辛さがちょっと苦手…という方でも食べられるのでは?といった程度の辛さといったところではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り太めのノンフライ麺となっていて、やはり“寿がきや”ならではのもちっと感とコシのある歯切れの良い食感がたまらない美味しい麺となっています!
そんな太麺には、とろとろな“あんかけ風スープ”がよく絡み、一口ずつに豚骨ベースの旨みが凝縮された味わいが口に広がっていき、さらには唐辛子ならではの独特な風味が後味良く抜けていきます!
そして、このとろとろ具合とは…ご覧の通りスープ底から麺をすくってみると、スープに“とろみ”が付いたことでしっかりと絡んでくるため、一口ずつに感じる満足度はかなりのもの!!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“肉そぼろ”と“大豆たん白”が入っていて、キレのある醤油ベースのスープに良い旨味をプラスしているようで、食感も良く、噛むとしっかりと肉の旨みが滲み出る美味しい具材となっています!
他には“ねぎ”が入っていて、ほんのりと後味の良いすっきりとした薬味が良いポイントにも感じられますね!
スープについて
スープは、豚骨をベースにポークやチキンが使用されたことで美味しさが引き立ったキレのある醤油スープとなっていて、そこに“でん粉”が入り“とろとろ”なコク深い“あんかけ風スープ”に仕上がったことで、旨みとしては非常に凝縮されたかのような満足度の高い味わいが表現されています!
小田原タンタン麺はこういった“とろみ”が付いた甘辛なスープが特徴的なようで、これはこれで旨みを存分に楽しめる仕上がりで、個人的にはかなり好みの味ですね!醤油ならではのキレのある口当たりが最後まで飽きさせません!
さらには、“ニンニク”が含まれていることからも良い旨味が感じられ、食べ進めながらも食欲そそられる味わいだからこそ、ついスープが止まらなくなります。。
そして、先ほどもお伝えした通り、スープには旨みが凝縮されてはいるものの、脂っこさといった印象は全くありませんので、こういった点からも飲み心地の良い仕上がりと言えるでしょう!この辛みと醤油のキレがたまりません!
まとめ
今回「全国麺めぐり 辛口 小田原タンタン麺」を食べてみて、“とろみ”が付いた熱々な“あんかけ風スープ”には、豚骨などの旨みがしっかりと利いたことでコク深くも厚みのある味わいがバランス良く表現され、醤油のキレと唐辛子やラージャン、豆板醤といった実店舗の裏メニューである“ダブルトリプル”を再現したすっきりとした辛みが最後まで飽きることなく存分に楽しめる一杯となっていました!
このご当地ラーメン“小田原タンタン麺”の後味の良い甘辛な味わいはクセになりますね!カップ麺としても通年で扱っても良いのでは?と思ってしまいます。。
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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