「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」を食べてみました。(2025年6月16日発売・日清食品)
この商品は、芸能界で人気のロケ弁だという“宅配カレー専門店オーベルジーヌ”の人気メニュー“ビーフカレー 中辛口”をカップメシ流にアレンジしたもので、今回は“玉ねぎ”のコクと甘みをアップし、本格スパイスを利かせた辛口の味わいがバランス良くマッチした一杯、“オーベルジーヌ監修 欧風カレー”となっております。(値段:税別348円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ご覧の通りフタには“甘味と辛味の絶妙なハーモニー”と記載され、その背景には牛や豚など動物系の旨味をベースに“玉ねぎ”のコクや甘み、そして本格スパイスを利かせた濃厚な仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付牛ミンチ・オニオン加工品・人参が使用されているようです!

他にも特徴として…“ご飯”は湯戻りの良いふっくらとした食感と芯を感じさせるリアルな仕上がりで、じっくりと煮込まれた“玉ねぎ”本来の甘みと20種類もの本格スパイスを使用した辛みが絶妙にマッチした濃厚な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
“玉ねぎ”のコクと甘みをアップしたとのことですが…砂糖のような甘みが非常に強く、20種類以上ものスパイスを利かせた本格的な辛さは表現されているものの…全体としてはバランス良く馴染んでいないようで、賛否分かれそうな一杯となっていました!
「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り452kcalとなっております。(塩分は2.5g)
カロリーは、カップメシということで低めかと思いきや麺の代わりに“ご飯”が使用されていますから、しっかりとした食べ応えを感じさせる数値のようですが、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり104g、ライスの量は公式サイトによると69gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
カレールゥには、牛脂や豚脂をはじめ…
- オニオン調味料
- 乳等を主要原料とする食品
- 香辛料
- 食塩
- オニオンエキス
- カレー粉
- ナツメグ調味料
- ビーフ調味料
- ガーリック調味料
といった、“宅配カレー専門店オーベルジーヌ”の人気メニュー“ビーフカレー 中辛口”を再現しているだけあって牛や豚の旨味をベースにたっぷりと“玉ねぎ”のコク・甘みを溶け込ませ、そこに20種類以上もの本格スパイスを利かせた辛さが心地良い贅沢な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関西工場(滋賀県)

JANコード 4902105949283 原材料名ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、カレールゥ(牛脂、小麦粉、砂糖、豚脂、オニオン調味料、乳等を主要原料とする食品、香辛料、食塩、オニオンエキス、カレー粉、たん白加水分解物、メッチ調味料、ナツメグ調味料、ビーフ調味油、ガーリック調味料)、味付牛ミンチ、オニオン加工品、にんじん/調味料(アミノ酸等)、トレハロース、カラメル色素、香料、乳化剤、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、クチナシ色素、酸味料、リン酸塩(Na)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (104g) 当たり]
熱量 452kcal たんぱく質 7.4g 脂質 14.6g 炭水化物 72.7g 食塩相当量 2.5g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り大きなカレールゥや各種具材、ライスなどがすでに入っています。
そして具材には…
- 味付牛ミンチ
- オニオン加工品
- 人参
が入っています。

また、“ご飯”は今回もまたカップメシシリーズお馴染みのふっくらとした食感に期待でき、ボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:230ml)
そして出来上がりがこちら!

続いてよーくかき混ぜていきます。
そして完全にカレールゥが馴染むと、旨味が凝縮されているせいか…割とコク深くまろやかな印象で、じっくりと煮込んだ“玉ねぎ”のコクや甘みを溶け込ませているため、やや色の濃い仕上がりとなっています!

「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…“玉ねぎ”のコクや甘みをアップしたとのことですが、実際には素材本来の甘みというよりも砂糖の甘さが際立っているようで、個人的にはかなり賛否分かれそうなカレールゥです!
そして、20種類以上もの本格スパイスを合わせたことによって風味豊かな辛さが加わり、再現性の高さに関しては定かではありませんが…甘みの中に辛さがある“オーベルジーヌ”の特徴的なテイストに仕上がっています!
ただ、どうしても砂糖の甘みがかなり気になり、これがなければ普通に美味しいスパイシーで本格的な味わいだったと思うとちょっと残念で、バランス良く溶け込むことなく甘さと辛さが交互に感じられます!
“ご飯”について
“ご飯”は、湯戻りの良い表面ふっくらとした仕様で、食べ進めてもべちゃっとした感じになることもなく、量も69gとボリューム的に申し分ありません!
そんな“ご飯”には、“玉ねぎ”のコクと甘み、そして本格スパイスによる辛みを利かせたカレールゥがよく馴染み、じっくりと煮込んだ“玉ねぎ”本来の甘みや後引く辛みスパイスなどが口いっぱいに広がっていき、カレー特有の食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付牛ミンチが入っていて、じっくりと味わってみると…ホロホロと崩れていくのと同時に肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめは全体を混ぜながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのオニオン加工品は、非常に小さく混ぜていくうちに溶けてしまいそうな柔らかさで、じっくりと煮込んだ“玉ねぎ”のコク・甘みを引き立てているようです!

他にも小さめにカットされた人参が入っていて、コリコリと硬めの食感が印象的で、そこまで素材本来の旨味などは感じられませんでしたが、カレーにぴったりな具材として彩りの良さをプラスしています!

カレールゥについて
カレールゥは、カレーらしくほんのり“とろみ”が付き、牛や豚など動物系の旨味や“玉ねぎ”の甘みを利かせたことによってコク深くまろやかな味わいに仕上がっています!
そして20種類以上もの本格スパイスを利かせたことによる辛みがちょうど良いアクセントとなっているものの、この砂糖の甘ささえなければ良かったと思われるため、その辺りで賛否分かれるかもしれません!

まとめ
今回の「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」は…“玉ねぎ”の甘みと本格スパイスによる後引く辛み、それらが牛や豚の旨味をベースにしたコク深くまろやかなカレールゥにしっかりと溶け込み、食感の良い“ご飯”とともにしっかりと食欲を満たす旨味溢れる仕上がりとなっていました!
ただ、再現性は確かではありませんが…砂糖の甘みだけはどうしても気になるところで、本来なら甘みと辛みが絶妙にマッチしたテイストなんでしょうけど、今回もまた期間限定・数量限定かと思われますので、今後の商品展開に期待したいところではないでしょうか?
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