イトメン株式会社から発売中の「イトメン とり野菜みそらーめん」を食べてみました。
この商品は、石川県のご当地みそである“まつや”の“とり野菜みそ”を使用したカップ麺ということで、ご覧の通りみそには「とり野菜みそ」が50%使用され、その味噌はご当地では鍋に使用しているということがイメージできるパッケージとなっております!
ちなみに公式サイトによると9月~3月までの期間限定販売で、イトーヨーカドーで見つけましたので、恐らくコンビニでは取り扱いがないと思われます。
また、調べてみると商品名にある“とり野菜”の“とり”とは鶏のことではなく、野菜から栄養を“摂る”という意味のようで、実際には鶏肉の旨味を利かせたカップ麺というわけではないようです。石川県の方なら知らない人がいないんだとか?
そして実際に食べてみましたが、想像していた味噌ラーメンとは少々異なり、どこか懐かしさを感じる家庭の味といった味わいで、味噌鍋と言うんでしょうか?野菜の旨味がよく出た一杯に仕上がっていました。
では、今回はこの「イトメン とり野菜みそらーめん」についてレビューしてみたいと思います。
イトメン とり野菜みそらーめんについて
大豆と米麹から作られているという石川県のご当地みその“とり野菜みそ”を提供する“株式会社まつや”とイトメン株式会社とのコラボ商品となった今回の“とり野菜みそらーめん”は、お湯を注ぐだけで石川県民に愛されている“みそ”を味わえるカップ麺とのこと。
石川県では慣れ親しまれた味わいの味噌のようですが、その再現性はどれほどなのでしょうか?
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り393kcalとなっております。(塩分は7.1g)
カロリーはそうでもありませんが、塩分がかなり高めですね。。
では原材料も見てみます。
スープにはみそ、調味みそ、粉末みそといった様々な“味噌”を配合されていることがわかりますね。
さらにチキンオイルやチキンエキス、かつお節エキスなどの鶏の旨味や魚介系の味わいも含まれているようです。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやくと、何も記載されていませんでしたが…恐らく「とり野菜みそ」を50%使用したという味噌と思われる調味料などが入っていました。
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみましょう。
野菜で栄養を摂るというだけあって具材は豊富ですね。
そして、麺はやや太めのちぢれ麺のようです。
熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりに先ほどの味噌を入れたところがこちら!
まつやのとり野菜みそは、やや赤味噌にも見えるもので、量は多めですね。フタの上で温めておくと馴染みやすいかと思われます。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
かなりあっさりとした印象の味噌スープとなりました。スープの表面にも油は浮いていないようでしたので、かなりヘルシーとも思われる一杯ではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…野菜の旨味がよく出ていますね!そこにキリッとした味噌の口当たりがあり、スープそのものは非常にさらっとした味わいを感じます。
もちろん濃厚味噌といった仕上がりではなく、味噌の野菜鍋といった味わいは他にも肉類といった具材を追加したくなりますね。。
麺について
麺はご覧の通りやや太め・平麺といった仕様で、さらっとした仕上がりのスープは、意外とこの麺にも絡んでご当地みその“とり野菜みそ”を味わうことができます。
ただ、個人的にはもう少し歯切れの良さが欲しかったところではあります。
トッピングについて
かやくには色々と入っていますね!
こちらのキャベツや白菜、そして人参や…
ふっくらとした仕上がりの卵やネギ…
また、原材料によると豚肉と記載されていましたが、こちらのベーコンにも似た仕様の豚肉が入っているようでした。
全体的に動物系の旨味は抑えられ、まさに野菜を味わう一杯と言える具材が豊富に入っていますね。
スープについて
スープはかなりあっさりとした仕上がりとなっております。
大豆や米麹から作られるというこの“まつや”の“とり野菜みそ”の特徴的な味わいには、野菜の旨味がよく出ていますが、個人的には物足りなさは感じるものの…野菜の旨味を利かせたあっさり味噌がお好みの方にはおすすめの一杯と言えるでしょう。
まとめ
今回は「イトメン とり野菜みそらーめん」を食べてみましたが、石川県のご当地みそ“とり野菜みそ”の味わいは非常に優しく、野菜の旨味がよく出ていた一杯でした。
こういったご当地の料理なんかはなかなか知る機会がありませんからね。。
これはぜひ鍋にして煮詰めて食べてみたいものです。
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!