サンヨー食品

「どさん子」監修カップ麺 “コーンバター風味噌まぜそば” 炒め野菜が香るどこか懐かしい一杯

サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば
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サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば」を食べてみました。(2023年10月30日発売・サンヨー食品

この商品は、昭和36年創業の老舗人気ラーメン店“札幌ラーメン どさん子”の“味噌ラーメン”を“まぜそば”にアレンジしたもので、ポークと味噌の旨味に炒め野菜やバターの風味を利かせ、そこにサンヨー食品の独自技術によるもっちりとした太麺が絡む風味豊かな一杯、“札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば”となっております。(値段:税別276円)

ご覧の通り、パッケージには“札幌ラーメン どさん子”のロゴが大きくあしらわれ、実店舗では“どさん子味噌 赤練”や“どさん子味噌 金練”、“どさん子味噌 白練”や“どさん子味噌 黒練”、“どさん子味噌 熟練”といった複数の味噌ラーメンが提供されているんですが、今回は恐らく昔から変わらない“元祖どさん子味噌ラーメン”の味わいをイメージしているものと思われます!(2019年2月18日には“サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子 味噌ラーメン”が発売されています。)

一方、こちらには“炒め野菜香る”、“たれにて炒め野菜の風味を再現しています。”と記載されているように、これによると…タレに炒め野菜の風味を付与しているとのことで、赤味噌をはじめ数種類もの味噌をブレンドしたことによる深みのある味わいの中にもどこか懐かしくも感じられる風味がしっかりと表現されているようです!(実店舗で“まぜそば”は提供していません。)

また、こちらにはポークや味噌の旨味をベースに炒め野菜やバターの風味、香辛料で味を調えた調味ダレにもっちりとしたフライ仕様の太麺が絡む仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…コーン・ごま・“肉そぼろ”が使用されているようです!

ちなみに実店舗では、北海道岩田醸造製の赤味噌“紅一点”を使用しているとのことで、こういった赤味噌ならではのコク深くキレのある口当たりなんかもカップ麺に再現されているものと思われます!

他にも特徴として、麺は上記の通りサンヨー食品の独自技術によるもっちりとした食感、そして“ちぢれ”の少ないストレート麺を採用し、ポークや味噌の旨味をベースに調理感のある炒め野菜の風味やバターの香りなどをバランス良く合わせた調味ダレがしっかりと絡み、汁なしタイプの“まぜそば”にアレンジした味わいがじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

ポークや味噌をベースにした調味ダレには…赤味噌ならではのコク深い口当たりだけでなく香辛料で味を調えたことでメリハリが付き、さらに食欲そそる炒め野菜やバターの風味がふんわりと香り立ち、特に脂っこさといった印象はなく、調味油と特製スープ(粉末タイプ)のWパック仕様によって思ったより調理感のある油分が心地良く、老舗ラーメン店らしいどこか懐かしい味わいが印象的な一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2023年10月30日にサンヨー食品株式会社から発売された「札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば

今回ご紹介するカップ麺は、ペリカンマークでお馴染み創業1961年(昭和36年)の老舗ラーメン店“札幌ラーメン どさん子”の味わいを“まぜそば”にアレンジ・再現したもので、ポークと味噌の旨味をベースに炒め野菜やバターの風味、香辛料などをバランス良く合わせた調味ダレに仕上げ、老舗チェーン店ならではのどこか懐かしい味わいがもっちりとした太麺とともに楽しめる一杯、“札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子 コーンバター風味噌まぜそば パッケージ

ちなみに“札幌ラーメン どさん子”の創業は上記の通り昭和36年(1961年)、創業者である“青池 保(あおいけ たもつ)”氏が東京・墨田区に前身となる餃子店“つたや”をオープンしたのがはじまり。

その後、北海道物産展で見つけた札幌味噌ラーメンに魅了され、1967年に事業拡大のためにチェーン展開したのがこの“札幌ラーメン どさん子(1号店は両国にオープン)”で、ちょうど“札幌ラーメンブーム”にズバリ当たり、当時は東京発祥の“札幌ラーメン どさん子”として大盛況し、ピーク時にはなんと1,000店舗を超える人気店にまで成長したという歴史あるラーメン店です!

そして、運営会社の上場廃止や超人気チェーン店ならではの類似店との裁判など紆余曲折を経て、現在は“株式会社アスラポート どさん子事業本部”が継承、公式サイトによると現在はFCを含め150店舗展開しているようです!

それでは、今回の“札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば”がどれほどポークや味噌の旨味を利かせたコク深い調味ダレに仕上がっているのか?調理感のある炒め野菜やふんわり香るバターの風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもサンヨー食品の独自技術によるもっちりとしたフライ仕様の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り571kcalとなっております。(塩分は4.3g)

カロリーは、汁なしカップ麺・ポークや味噌をベースにしたコク深い調味ダレということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや低めな数値となっているようです。
ちなみに1食当たり120g、麺の量は100gとのこと。

原材料について

では原材料も見てみます。

タレには、“みそ”や香味油をはじめ…

  • 豚脂
  • 植物油脂
  • ポーク調味料
  • 香辛料
  • 食塩
  • 野菜調味料
  • 乳等を主要原料とする食品

といった、ポークや味噌の旨味をベースに調理感のある炒め野菜やバターの風味を利かせ、香辛料で味を調えた調味ダレに仕上げ、濃厚ながらも脂っこさといった感じはなく、老舗ラーメン店らしいどこか懐かしい味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 関西工場(奈良県)

JANコード4901734051718
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(みそ、糖類、豚脂、食塩、植物油脂、ポークエキス、クリーミングパウダー、粉末ポテト、香辛料、野菜粉末、香味食用油、発酵調味料、酵母エキス)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ごま、コーン、もやし、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、加工でん粉、増粘剤(タマリンド)、香料、カラメル色素、かんすい、クチナシ色素、レシチン、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (120g) 当たり]
熱量571kcal
たんぱく質10.0g
脂質27.8g
炭水化物70.1g
食塩相当量4.3g
ビタミンB10.58mg
ビタミンB20.33mg

引用元:サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば | サンヨー食品

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り特製スープ、調味油、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特製スープは粉末仕様で、調味油は文字通り非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。

また、麺はご覧の通りサンヨー食品の独自技術によるもっちりとした太めの仕様で麺量は 100g、“ちぢれ”の少ないストレート麺によって食欲をしっかりと満たしてくれそうです!

調理してみた

では先ほどの“かやく”を加えていきます。

その具材には…

  • コーン
  • 肉そぼろ

が入っています。

このように具材だけ見てみると若干物足りなさを感じますが…今回はポークや味噌をベースに炒め野菜やバターの風味を付与したコク深く調理感のあるタレに仕上がっているものと思われますから、全体的にそこまで気にするほどではありません。

続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:610ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に“ちぢれ”の少ないストレート仕様の太麺にはもっちりとした弾力とほどよいコシが加わり、まだ別添されている調味油や特製スープを加える前の状態ではありますが、ポークや味噌をベースに調理感のある炒め野菜やふんわり香るバターの風味が食欲そそるどこか懐かしい一杯…といった印象の出来上がりです。

では、ここに調味油を加えていきます!
こちらは単純に粉末スープの馴染みを良くするための“ほぐし油”ではなく、ほんのり香る炒め野菜やバターの風味も含まれているようで、そこまで強調しているわけではありませんが、優しい風味が広がっていきます!ただ、後ほど加える特製スープも考慮してしっかりと馴染ませておいた方が良さそうです!

そして、上記の調味油が全体に馴染んだら続いて特製スープを加えていきます!
こちらは味噌感の強い旨味が風味から伝わり、さり気なく“ごま”も含まれており、意外と量も多いので余すことなく加えていきましょう!

ではよーくかき混ぜ、全体に馴染むと…ポークや味噌をベースにしているようですが、調味油×特製スープ(粉末)といったWパック仕様によってそこまで濃厚感といった感じはありませんが、調味油によって麺がパサつくこともなく、香辛料や赤味噌ならではのキレとコクのある口当たりが全体をうまく調和し、どこか懐かしくも感じられる炒め野菜の風味が印象的で、万人受けしそうな飽きの来ない仕上がりのようです!

食べてみた感想

一口食べてみると…ポークや味噌をベースに調理感のある炒め野菜の風味やバターの香りをバランス良く合わせたというだけあって、赤味噌ならではのキレとコクがあり、美味しいは美味しいんですが、香味野菜というか炒め野菜の風味が若干クセありますね!その辺で若干賛否分かれそうなフレーバーで、バターの風味が控えめという点が好印象といったところ!

これは昭和36年創業の老舗ラーメン店の味らしくどこか懐かしさを感じさせる一杯というのも納得で、ポークと味噌をベースにしているとは言え濃厚・こってり感といった感じは一切なく、かと言って決して味気ない仕上がりというわけではなく、幅広い層に好まれそうな仕上がりと言えるでしょう!ただ、昨今の味噌ラーメンのトレンドとはひと味違ったテイストなので個人的にリピートはないかな?といった感じです!

そのため、動物系や味噌のコクはあるものの…後味すっきりとした優しい味わいが印象的な“まぜそば”で、素材の旨味を活かした風味豊かな一杯に間違いないんですが、そもそも“まぜそば”とはお好みの具材や各種調味料や香辛料を豊富に混ぜていただくジャンルなので、単純に汁なしにしただけ?といった疑問が残り、“札幌ラーメン どさん子”が懐かしく感じられる方におすすめのフレーバーと言えます!

麺について

麺は、ご覧の通り丸刃の“ちぢれ”が少ないストレートで、サンヨー食品の独自技術によるもっちりとした食感やほどよいコシを併せ持つ食べ応え抜群な仕上がりとなっており、思ったよりずしっとした密度感のある仕様です!

そんな太麺には、ポークや味噌をベースに炒め野菜やバターの風味を付与した調理感のあるタレがよく絡み、臭みのないコク深い動物系の旨味や赤味噌特有のキレやコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る炒め野菜やバターの風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの“肉そぼろ”が入っていて、やや小ぶりにも見えますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは風味豊かな調理ダレとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらのコーンは、昔ながらの味噌ラーメンによく入っているイメージなんですが…素材本来の甘みが感じられるものの、思ったほどタレに影響ないようで、今回の味わいを損なうこともなく、色鮮やかな彩りとしてのアクセントをプラスしているようです!

タレについて

タレは、この見た目からも伝わるように、割とあっさりとした印象の仕上がりとなっているんですが、ポークや味噌の旨味がしっかりと融合されているため、物足りなさを感じさせないコクや調理感のあるオイリー感があり、赤味噌の特徴的なキレとコクがよく馴染み、特に変な甘ったるさもなく、最後までじっくりと昔懐かしい味わいを楽しむことができます!

そして、別添されている調味油を馴染ませることによって麺にはオイリーな油分がしっかりとコーティングされ、特製スープで麺がパサつくこともありませんし、特別脂っこいわけでもなく、味噌ダレならではのキレとコクをしっかりと下支えし、炒め野菜やバターの風味がほんのり香ることで、どこか懐かしいテイストながらも決してチープな味わいというわけでもありません!

ただ、現在の“札幌ラーメン”と呼ばれるジャンルには基本的にコーンもバターも入っていないので(“味噌バターコーンラーメン”は観光客向けのメニューです。)、この辺りに関しても個人的に若干違和感がありますね。。

まとめ

今回「札幌ラーメン どさん子監修 コーンバター風味噌まぜそば」を食べてみて、昭和36年(1961年)創業の老舗人気ラーメン店“札幌ラーメン どさん子”の“味噌ラーメン”を“まぜそば”にアレンジした一杯には…ポークや味噌の旨味をベースに調理感のある炒め野菜やバターの風味を付与し、香辛料で味を調えたことで昔懐かしいテイストが際立っていたものの、特に物足りなさを感じさせるチープな味わいというわけではなく、60年以上の歴史あるラーメン店だけあって素材の旨味を活かした食べやすい仕上がりとなっていました!

そして、割とシンプルで素朴なテイストながらも、しっかりとした旨味が凝縮されていて、さり気なく使用されている“ごま”からもほんのりと香ばしい風味なんかも臨場感を引き立て、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな優しい味わいが“まぜそば”としてじっくりと楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
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