2018年1月9日に味のマルタイから発売された「一幸舎監修 豚骨ラーメン」を食べてみました。
この商品は、福岡市博多に本店を置き、日本だけではなく海外にも店舗展開されている人気ラーメン店“一幸舎(いっこうしゃ)”の豚骨ラーメンを再現したもので、“元祖泡系”と呼ばれるクリーミーな豚骨スープにこだわった一杯が特徴です!
ご覧のように、国内外には約50店舗展開されていることが記載されています。
そして創業は2004年ということで、それから変わらず豚骨にこだわり続けているという“本物のとんこつラーメン”はもちろん一幸舎監修の元、再現しているとのこと。
実際に食べてみましたが、全く臭みのない豚骨スープにはしっかりと旨味が表現されていて、個人的には非常に食べやすい豚骨ラーメンに仕上がっているように感じられました。
ちなみにこのカップ麺はローソン限定、数量も限定での発売のようです。
では、今回はこの「一幸舎監修 豚骨ラーメン」についてレビューしてみたいと思います。
【追記】この商品は2019年1月29日にも再発売となっています!詳しくはこちらもご覧くささい!!
一幸舎監修 豚骨ラーメンについて
今回ご紹介するカップ麺は博多の豚骨ラーメンということで、特にこだわったという豚骨スープの製法によってできるきめ細かな泡が“元祖泡系”と呼ばれるクリーミーかつ豚骨の旨味を凝縮した仕上がりとなっているとのこと。
ご覧の通り、実際の豚骨ラーメンと思われる一杯には泡が浮いていることが確認できますね!この泡系の豚骨スープがどんな味わいを表現しているのか気になります。。
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り484kcalとなっております。(塩分は7.8g)
カロリーはそれなりですが、塩分はかなり高めとなっているようです。。
8g近いカップ麺はなかなか珍しい部類に入るかと思いますが、これはますますスープの仕上がりに期待してしまいますね!
では原材料も見てみます。
スープにはポークエキスやポークオイル、クリーミングパウダー、粉末油脂といった豚骨をふんだんに使用したと思われる材料が確認できます。
さらに、クリーミーな豚骨スープにキレのある口当たりを感じさせてくれそうな粉末しょうゆ、そして野菜粉末といった野菜の旨味なんかも含まれているようです。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、粉末スープ、仕上げの小袋、調味油といった4つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通り豚骨ラーメンにふさわしい、白くやや細めのストレート麺の仕様のようです。
調理してみた
ではまず、かやくから入れてみます。
かやくにはシンプルにキクラゲとねぎのみとなっています。
続いて粉末スープを入れてみます。
こちらは豚骨の香りがほんのりとする程度で、粉末の量自体はけっこう多めに感じられますね。
では熱湯を注ぎ60秒待ちます。
この60秒は意外と早いですからね!ご注意ください。
そして出来上がりに先ほどの調味油と仕上げの小袋を入れたところがこちら!この時点ではまだかなりあっさりとした印象の出来上がりです。
調味油は豚骨の旨味を含んだと思われるもので、香りも良く、上質な油分がスープに広がります!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
仕上げの小袋をスープに混ぜてみると…不思議と炭酸のように豚骨スープが泡立ってきます!!
カップ麺側面にも記載されていましたが、ダマにならないように素早くしっかりとかき混ぜたら完成です!こんな感じでまだ泡立っていることがわかります。
食べてみた感想
一口食べてみると…荒々しい豚骨ラーメンに仕上がっているかと思いきや…豚骨臭さの全くない非常にクリーミーな豚骨の旨味を感じます。
そして、スープには醤油のちょうど良いキレがあり、豚骨の旨味をより一層引き立てているようです!
食べ進めていくうちに先ほどの豚骨の泡は落ち着き、ご覧のように厚みを感じる豚骨スープに仕上がりました。
こう見てみるとスープの表面に浮かぶ脂は、そこまでこってりとはしていないようです。
麺について
麺はご覧の通り、博多ラーメンらしく白く細い麺です。
そして調理時間60秒ということもあって、歯切れも良く、コシもあるため、すすり心地は抜群です!
また、キレ・旨味を利かせた豚骨スープとの相性も良く、すすった後のスープの深いコクが美味しく染み渡ります。
トッピングについて
トッピングには先ほどもお伝えした通りキクラゲとねぎが入っています。
まず、キクラゲは小さめではありますが、コリコリとした食感が豚骨スープとの相性も良く、今回の豚骨ラーメンの良いアクセントとなっているようです。
また、多めに入っているねぎは旨味を凝縮させた豚骨スープにさっぱりとした後味を感じさせてくれる具材として添えられています。
個人的にはこういった豚骨ラーメンには紅しょうがぴったりかと思いますので、お好みでトッピングに追加してみても良いかもしれません!
スープについて
スープは先ほどもお伝えした通り、意外とあっさりとした印象の仕上がりとなっていますが、実際にスープを飲んでみると後から来る豚骨の旨味が非常に深い味わいを感じさせてくれます。
そして、まったりとしがちな豚骨スープには、実店舗の方でも“一幸舎秘伝のタレ”として醤油だれにもこだわっているということもあり、ちょうど良いキレがあり豚骨スープとのバランスも非常に良く、全体的に上品に仕上げられている印象でした。
個人的にはもっと豚骨臭く、分厚い油がスープの表面に浮いてるくらいの荒々しい豚骨ラーメンも好きなんですけどね。。こういった繊細とも言える手の込んだ一杯もまた豚骨ラーメンの良さが伝わってきます。
まとめ
今回は「一幸舎監修 豚骨ラーメン」を食べてみましたが、豚骨臭さのない旨味を凝縮した厚みのあるスープには、一幸舎こだわりのしょうゆのキレの強い口当たりがバランス良く表現されていて、すっきりとした味わいの中にもしっかりと味わい深いまろやかなスープに感じられました!
他に類を見ないこの“元祖泡系”の仕上がりは最初見たら驚くかと思いますが、非常に上質な豚骨ラーメンは、万人に好かれると思われるおすすめの一杯でした。
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!