2017年11月27日に明星食品から発売された「馳走麺 狸穴(まみあな)監修 ラー油肉蕎麦」を食べてみました。
この商品は、ラーメン店激戦区の東京池袋の中でも人気店のひとつ「狸穴(まみあな)」の“肉盛りつけ蕎麦”を再現したものです。
もちろん狸穴監修の元商品化されたもので、今回のカップ麺ではラー油を合わせた甘辛な蕎麦汁が特徴的な一杯となっております。
ご覧のように花椒も入っていることが確認できますね!
この狸穴の実店舗では、つけ麺なんかも人気のようですが、他にも中華そばも提供しているようです。
そして、今回商品化された“肉盛りつけ蕎麦”は、そういったメニューとは全く異なる麺を使用していて、まさにラーメン店が作る「蕎麦」といった感じでこってりとした蕎麦に仕上がっていました。
では、今回はこの「馳走麺 狸穴監修 ラー油肉蕎麦」についてレビューしてみたいと思います。
馳走麺 狸穴(まみあな)監修 ラー油肉蕎麦について
今回ご紹介する“馳走麺 狸穴(まみあな)”は、実店舗をご存知ない方なら、なんて読むのかさえわからないかと思います。(私もそうでした。。)
そのため、店舗名の由来なんかも気になるところです。。(※狸穴って東京の地名にあるんですね。それが由来かどうかはわかりませんが…)
そして、ご覧の通りカップ麺にも店舗情報や今回の商品の特徴なんかが記載されています!ダシの利いた甘く濃いそばつゆにラー油の辛みをプラスしたとのこと。
そばつゆにラー油を利かせた商品と言えば…「どん兵衛 辛旨そば」なんかもありましたからね。この辺りとも比較してみると面白いかもしれません。
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り437kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリー、塩分ともに平均的ではないでしょうか?
では原材料も見てみます。
スープには鶏肉エキスやチキンオイル、かつおエキス、かつおぶしエキス、かつおぶし粉末といった動物系と魚介系のダシが多く含まれていることが確認できます。
あとは、このダシが利いた汁にどれほどラー油や花椒が利いているのかが気になるところです。。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り濃い味を想像させる粉末の中には、かやくとして味付豚肉、ねぎが確認できます。また、原材料を確認するとごまも入っているようですね。
また、液体スープと記載された後入れタイプの調味料がフタの上に別添されていました。
そして、気になる麺はやや細めにも見える仕様で、見た限り完全に蕎麦のようです。
調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりに先ほどの液体スープを入れたところがこちら!
液体スープはラー油と思われる赤みを帯びたもので、ダシの利いた旨味を感じるスープにピリ辛な風味が漂ってきます。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
かなり濃厚なそばつゆといった感じで、ごまの香りとラー油のピリッとした風味が特徴的な仕上がりとなりました。
食べてみた感想
一口食べてみると…スープそのものは“みりん”でしょうか?豚肉の甘みなども合わせて非常に甘めのものとなっております。
そのため、ラー油のピリッとしたキレを感じる口当たりの後に、動物系の旨味を感じるそばつゆに仕上がっていました。しかしパッケージに記載されていたような花椒の痺れや風味は個人的には感じられませんでしたね。。
麺について
麺はご覧の通り、歯切れの良いコシのある完全な蕎麦です。
このコシの強い蕎麦には、飲み心地の良い濃いめんつゆが良く合います!
ただ…カップ麺というだけあって蕎麦の風味こそ感じられないものの、喉ごしの良い麺ではないでしょうか?
さらに、トッピングとして入っているこちらの味付豚肉は甘めに味付けされていて、スープにもその旨味を出しているようにも感じられます。
噛むとその味わいがよくわかりますが、そもそもこのカップ麺は蕎麦なので、個人的には豚の旨味がここまで利くとあまり合わないようにも思いますね。。(やはり鶏系のダシの方が蕎麦には合うような気がします。)
そのため、麺と豚肉を一緒にラー油の利いた濃いめんつゆに絡ませて食べてみると、かなりの食べ応えは感じられるかと思います。
スープについて
スープは先ほどもお伝えしたように、甘めの味わいとなっております。
そして肉蕎麦というだけあって豚の旨味なんかも感じられ、さらに焙煎ラー油のピリッとした口当たりが食べ応えを感じる仕上がりとなっております。
さらにごまの香ばしさなんかも風味として感じられますね!そのため、全体的に甘く濃いめんつゆといった感じでしょうか?
まとめ
今回は「馳走麺 狸穴監修 ラー油肉蕎麦」を食べてみましたが、甘いめんつゆにピリっと辛いラー油の風味が加わることで、すっきりとした濃厚さを表現し、しっかりとしたコシを感じる喉ごしの良い蕎麦が全体的に食べ応えのある一杯となっていました!
そして一見、中華そばと混合しそうですが…濃厚な蕎麦が食べたい時なんかにおすすめの一杯ではないでしょうか?中華そばという意味での“そば”ではなく、これは完全に“蕎麦”としてのカップ麺ですので、その辺はご注意ください。
では、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!