「焼うどん味焼そば」を食べてみました。(2024年11月26日発売・エースコック/ローソン限定)
この商品は、2022年10月に実施した“ありそうであまりなかった商品”のテスト販売企画が2024年11月も登場ということで、和風出汁と醤油を利かせた“焼うどん”のタレに“焼そば”の麺とマヨネーズを合わせたちょっと変わった一杯、“焼うどん味焼そば”となっております。(値段:税別267円)
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りこちらには“鰹だし香る醤油たれ”、“マヨネーズ付き”と記載され、その背景には和風出汁と醤油を利かせた“焼うどん”のタレが“焼そば”の麺に絡む仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・ねぎ・人参が使用されているようです!
他にも麺は、丸刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、醤油やウスターソースで味付けを施し、そこに和風出汁と醤油を利かせた“焼うどん”のタレがよく絡み、マヨネーズとともにコクのあるひと味違った“焼そば”がじっくりと楽しめるというわけです!
文字通り“焼うどん”のタレと“焼そば”の麺やマヨネーズを合わせた一品で、味は意外とあっさりとしたテイストでマヨネーズのコクが加わったことによって“焼そば”らしさもあり、和風出汁の利いたひと味違う風味豊かな一杯となっていました!
ローソンの「テスト販売中 焼うどん味焼そば」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り570kcalとなっております。(塩分は4.3g)
カロリーは、レギュラーサイズより若干多め・汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって少し高めな数値のようですが、一方の塩分は出汁を活かしたタレらしくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり127g、麺の量は100gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、マヨネーズや植物油脂をはじめ…
- しょうゆ
- 食塩
- 魚介調味料
- オイスターソース
- コンブエキス
- 醸造酢
といった、醤油ベースに和風出汁を合わせた“焼うどん”らしい優しい味わいに仕上げ、そこに“焼そば”の麺やマヨネーズを合わせたことで、ありそうでなかった安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 兵庫工場(兵庫県)
JANコード | 4901071405786 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、ウスターソース)、添付調味料(マヨネーズ、植物油脂、しょうゆ、発酵調味料、砂糖、食塩、魚介調味料、オイスターソース、コンブエキス、醸造酢)、かやく(キャベツ、ねぎ、人参)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、酒精、香料、酸味料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (127g) 当たり]
熱量 | 570kcal |
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たんぱく質 | 8.4g |
脂質 | 26.9g |
炭水化物 | 73.5g |
食塩相当量 | 4.3g |
ビタミンB1 | 0.46mg |
ビタミンB2 | 0.45mg |
カルシウム | 381mg |
開封してみた
フタを開けてみると、かやく、調味たれ、マヨネーズといった3パックの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に“調味たれ”は和風出汁を利かせた醤油ダレらしくサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺は丸刃の中細フライ仕様ですすり心地も良く、100gの麺量によってしっかりと食欲を満たしてくれそうです!
調理してみた
ではまず“かやく”を加えていきます!
そして具材には…
- キャベツ
- ねぎ
- 人参
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:680ml)
その後しっかりと湯切りをして、“調味たれ”を加えてよく混ぜ、最後にマヨネーズを加えたところがこちら!
和風出汁を利かせた醤油ベースのタレにマヨネーズが加わったことで“焼うどん”と“焼そば”をうまく組み合わせたありそうでなかったテイストではありますが、B級グルメ的な間違いない一杯…といった印象の出来上がりです。
「焼うどん味焼そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…和風出汁を控えめに利かせた“焼うどん”のタレがうまく表現されていて、そこに“焼そば”の麺が絡むことで若干脳がバグり、面白い組み合わせなんですが、マヨネーズが加わることによって一気に“焼そば”の味になってしまいます…
これはマヨネーズなしの方が良かったのかもしれません!どうしても味としてのインパクトが強いせいで酸味とコクが“焼うどん”らしさをかき消してしまい、本来の味がじっくりと楽しめないため、少しずつ馴染ませて味の違いなんかを比べてみると良いでしょう!
とは言え、出汁の利いた和風テイストの“焼そば”ですから、“うどん”が使用されていないだけで、そこまで奇抜ではなく、これはこれで意外と美味しくいただけるかと思われます!強いて言えばもう少しタレの主張が強くても良いのかな?といった印象です!
麺について
麺は、丸刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も100gありますから、思ったより食べ応えがあり、ボリュームに関して申し分ありません!
そんな麺には、和風出汁と醤油を利かせた“焼うどん”のタレがよく絡み、じんわりと染み渡る魚介系などが口いっぱいに広がっていき、芳醇な醤油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
ただ、マヨネーズを少し多めに付けてみると…存在感が強いせいか味のバランスが悪く感じられますので、完全に全体を馴染ませるのではなく、部分的に味の違いを味わってみると良いでしょう!基本和風ダレなので厳密に言うとちょっと合いません…
トッピングについて
トッピングにはまず、ほどよいサイズにカットされたキャベツが入っていて、茹で野菜程度の食感が印象的で、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらの人参は、小ぶりながらも硬めの食感で華やかな彩りをプラス、味としても今回の“焼うどん味焼そば”にぴったりな具材となっています!
他にも細かくカットされた“ねぎ”が入っていて、なくても良いくらいなんでしょうけど、ほどよい食感や彩りとしてのアクセントを引き立てているようです!
タレについて
タレは、魚介を中心にした和風出汁と醤油を合わせた“焼うどん”のタレを表現、フライ麺による香ばしさが加わったことで調理感のある味わいに際立ち、あっさりとした中にも深みのある後味さっぱりとした印象です!
そして今回は“ありそうであまりなかった商品”ということで、“うどん”ではなく“中華麺”を使用したことで若干違和感があるものの…味としては変にクセがあるわけではないので、ひと味違った“焼そば”を食べているイメージといったところ!
まとめ
今回「焼うどん味焼そば」を食べてみて、ローソンのテスト品フェア“ありそうであまりなかった商品”のテスト販売中として登場した一杯には…“焼うどん”のタレを“焼そば”の麺で味わうといった組み合わせによって和風出汁や醤油を利かせ、香ばしい中細フライ麺が意外にも相性良くマッチした風味豊かな一品となっていました!
ただ、今回は意外な組み合わせとは言え、“焼うどん”と“焼そば”ということもあって個人的にはややインパクトが弱くも感じられたため、マヨネーズを除けばそこまで意外性のあるフレーバーではなく、普通に美味しくいただけるのではないでしょうか?
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