「黄金色(こがねいろ)のたぬきつうどん」を食べてみました。(2024年12月9日発売・東洋水産)
この商品は、“たぬき(揚げ玉)”と“きつね(お揚げ)”の両方を一度に楽しめるちょっぴり豪華なフレーバーで、シリーズらしく魚介出汁を存分に活かした淡口の“つゆ”に仕上げ、そこにもっちりとした弾力の太い“うどん”を組み合わせたことで、めでたい年末年始にぴったりな一杯、“黄金色のたぬきつうどん”となっております。(値段:税別259円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通り、パッケージには“たぬき(揚げ玉)ときつね(お揚げ)入り”と記載され、その背景には鰹節や雑節、昆布や煮干しの出汁が利いた淡口の醤油仕立ての“つゆ”に各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付油揚げ・小えび天ぷら・オニオン揚玉・あおさ揚玉・かまぼこ・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として、麺は厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用されており、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ86gの大盛り仕様で、魚介出汁を活かした“つゆ”に“揚げ玉”と“お揚げ”からも良い旨味が馴染み出す…そんなじんわりと染み渡る味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
和風出汁が利いた“赤いきつねうどん”や“緑のたぬき天そば”ならではの味わいが踏襲され、さらに“たぬき(揚げ玉)”と“きつね(お揚げ)”それぞれの旨味が滲み出すことで食べ進めていくに連れて満足度も増していき、そこにもっちりとした“うどん”が相性良く馴染む食べ応え抜群な一杯となっていました!
「黄金色のたぬきつうどん」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り531kcal(めん・かやく483kcal / スープ48kcal)となっております。(塩分は6.7g)
カロリーは、和風出汁を利かせた後味の良い一杯でありながらもボリューム感が多少あることで、若干高めな数値のようで、塩分もそれに伴った高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は86gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと48kcalとやはり魚介出汁をベースにしているだけあって若干低めな数値を占め、シリーズらしい安定感のある風味豊かな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- 粉末かつおぶし
- 粉末こんぶ
- 粉末煮干し
- 香辛料
- 粉末さばぶし
- 植物油
といった、複数の魚介出汁をベースに醤油や香辛料で味を調えた淡口の“つゆ”に仕上げ、具材に使用された“揚げ玉”と“お揚げ”からも良い旨味が滲み出し、まさに“たぬき”と“きつね”が同時に楽しめる飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関西工場(兵庫県)
JANコード 4901990379601 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、かやく(味付油揚げ、小えびてんぷら、オニオン揚玉、あおさ揚玉、かまぼこ)、添付調味料(食塩、しょうゆ、砂糖、粉末かつおぶし、粉末こんぶ、粉末煮干し、たん白加水分解物、香辛料、ねぎ、粉末さばぶし、植物油)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・さば・大豆・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量 531kcal
めん・かやく: 483kcal
スープ: 48kcalたん白質 11.7g 脂質 25.1g 炭水化物 64.5g 食塩相当量 6.7g
めん・かやく: 2.1g
スープ: 4.6gビタミンB1 0.34mg ビタミンB2 0.32mg カルシウム 217mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り大きな“お揚げ”がすでに入っていて、他には“粉末スープ”、“あとのせかやく”といった調味料などの2パックが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に粉末タイプということもあって調理時に温める必要もなく、量も多いのでしっかりと熱湯で溶かしていきましょう!
また、かやくには、
- 味付油揚げ
- オニオン揚玉
- かまぼこ
が入っています。
さらに、麺はご覧の通り厚みもあり幅広な“うどん”が採用されており、もっちりとした弾力はもちろんのこと、麺量もレギュラーサイズよりも多い86gということでボリューム感に関しても申し分ありません!
調理してみた
ではまず先ほどの粉末スープを入れて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:530ml)
そして出来上がりがこちら!
では、よーくかき混ぜていきます。
そして最後に“あとのせかやく”を加えて完成となります!
すると…“赤いきつねうどん”に数種類の揚げ玉を加えただけ、といった印象で若干パッケージのインパクトに劣るような気もします…(個人的に大きな“天ぷら”が入っているものだと思っていましたから。)
「黄金色のたぬきつうどん」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると、“赤いきつねうどん”や“緑のたぬき天そば”らしい数種類の魚介出汁をベースに醤油や香辛料で味を調えたことによって染み渡る味わいに際立ち、そこに各種具材からも良い旨味が滲み出す…そんな安定感のある“和風つゆ”となっています!
そして、シンプルながらもキリッとしたシャープな飲み口が心地良く、魚介出汁の旨味はもちろん、大きな“お揚げ”から滲み出す甘みによってジューシーな旨味が引き立てられ、一方の揚げ玉からは食欲そそる香ばしさがプラスされているようです!
ただ、レギュラーメニューと比較すると、非常にさり気ない特別感ではありますが…実際に食べてみると、“赤いきつねうどん”と“緑のたぬき天そば”をそれぞれ同時に楽しんでいるかのようなちょっぴり豪華な一品で、間違いない出汁感がたっぷりと味わえることでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り見るからにもっちりとした弾力の“うどん”が採用されており、もちろん味付けなどはありませんが…ほどよいコシもあり食欲をしっかりと満たしてくれる仕上がりです!
そんな“うどん”には…鰹節や雑節、昆布や煮干しなどの出汁を利かせた淡口の“つゆ”がよく絡み、じんわりと染み渡る安定感のある旨味に加え、大きな“お揚げ”から滲み出す甘みなどが口いっぱいに広がっていき、魚介出汁の風味や揚げ玉の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちらの大きな“お揚げ”が入っていて、もちろん今回の“つゆ”をしっかりと染み込ませていただくと…そのうちジューシーな旨味・甘みが滲み出していき、これをもっちりとした弾力の“うどん”と一緒に味わってみると“赤いきつねうどん”ならではの味わいがしっかりと楽しめることと思われます!(熱々の“つゆ”が滲み出すので火傷に注意です。)
また、小えび天ぷら・オニオン揚玉・あおさ揚玉が入っていて、“小えび天ぷら”は海老独自の香ばしさが感じられ、“あおさ揚玉”は文字通りアオサの風味が広がり、オニオン揚玉に関しては先入れタイプなので“つゆ”とほぼ馴染んでしまい味付け自体は感じられないものの…どれも調理感のある風味がプラスされているようです!
他にも小さくカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキ感もなく…旨味を引き立てる薬味にもなっていないので、無理に使用しなくても良かったような気がします!
“つゆ”について
“つゆ”は、染み渡る魚介出汁を利かせた淡口の醤油仕立てで、複雑で繊細な旨味によって物足りなさといった感じは一切なく、醤油や七味唐辛子がちょうど良いメリハリを付け、シリーズらしい安定感のある美味しさが印象的でシンプルながらも飽きが来ません!
そこに具材として使用された大きな“お揚げ”から滲み出るジューシーな甘みが馴染み深い味わいをより一層美味しく引き立て、彩り豊かな3種類の揚げ玉からも旨味・風味が滲み出すことで深みのある“つゆ”へと際立っていきます!
まとめ
今回「黄金色のたぬきつうどん」を食べてみて、ロングセラー商品“赤いきつねうどん”と“緑のたぬき天そば”を同時に楽しめるかのような年末年始に相応しいちょっぴり豪華な一杯には…数種類の魚介出汁をしっかりと利かせた淡口の醤油仕立てによってじんわりと染み渡る風味豊かな“つゆ”に仕上がり、具材には大きな“お揚げ”と3種の揚げ玉をメインに使用、さらに麺も大盛り仕様によってボリューム感のある一杯となっていました!
やはりこういった素材の旨味を活かしたテイストは間違いないですね!特に今回は大きな“お揚げ”に3種の揚げ玉を使用したことで旨味・香ばしさが際立つ仕上がりとなっていましたので、これまで以上に満足できる出汁染みる味わいが楽しめるのではないでしょうか?
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