「すしざんまい監修 マグロだし醤油ラーメン」を食べてみました。(2025年1月13日発売・サンヨー食品/ローソン限定)
この商品は、人気寿司チェーン“すしざんまい”監修によって“マグロだし醤油ラーメン”をカップ麺にイメージしたもので、マグロや鰹の旨味にポークやビーフのコク、オニオンやガーリックの風味を合わせた奥深い味わいに仕上げ、そこに“ちぢれ”を付けた細めのフライ麺が相性良くマッチした味変パック付きの一杯、“すしざんまい監修 マグロだし醤油ラーメン”となっております!(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通り容器側面には“マグロだし醤油ラーメン”と記載され、その背景にはマグロや鰹の旨味に動物系のコクや香味野菜の風味を合わせた醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付鶏肉そぼろ・ねぎ・“かまぼこ”が使用されているようです!
なお、スープにまぐろ節粉末を使用しています!
他にも特徴として…麺はすすり心地の良い細めのフライ仕様で、“ちぢれ”を付けたことでスープとの馴染みも良く、マグロや鰹の旨味に動物系のコクや食欲そそる香味野菜の風味を利かせた醤油味のスープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
マグロをはじめ魚介の旨味を活かした醤油スープは、品良くまとまった印象で、ポークやビーフがほどよいコクをプラスし、香味野菜の風味もほんのり香る程度で多少既出感こそありましたが、特に物足りなさといった感じもなく、そこに“ちぢれ”を付けた細めのフライ麺が絡む風味豊かな一杯となっていました!
「すしざんまい監修 マグロだし醤油ラーメン」とは?
そもそもここ“すしざんまい”の創業は2001年4月、ニックネーム“マグロ大王”こと“木村 清(きむら きよし)”氏が代表を務める“株式会社 喜代村”が築地に第一号店をオープンしたのがはじまり。
その後、“初競り”で国産マグロを競り落とすことでも知られ、関東を中心に約50店舗展開する人気寿司チェーンです!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り404kcal(めん・かやく330kcal / スープ74kcal)となっております。(塩分は6.7g)
カロリーは、縦型ビッグサイズですが、マグロや鰹の旨味を活かした出汁染みるフレーバーということもあってそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり93g、麺の量は70gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- まぐろ節粉末
- 豚脂
- 植物油脂
- チキンエキス
- かつお調味料
- 香味油
といった、マグロ出汁を引き立てるように動物系のコクや香味野菜の風味を合わせた深みのある醤油味のスープに仕上げ、後味すっきりとした安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 4901734057185 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(糖類、食塩、しょうゆ、まぐろ節粉末、豚脂、植物油脂、チキンエキス、かつお調味料、ビーフ調味料、ポーク調味料、香辛料、粉末酢、たん白加水分解物、酵母エキス、ゼラチン、香味油、たん白自己消化物)、かやく(味付鶏肉そぼろ、ねぎ、かまぼこ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、カラメル色素、香料、かんすい、増粘剤(アルギン酸ナトリウム、増粘多糖類)、酒精、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 404kcal たんぱく質 11.1g 脂質 15.7g 炭水化物 54.5g 食塩相当量 6.7g
めん・かやく: 1.9g
スープ: 4.8gビタミンB1 0.62mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 175mg
開封してみた
開封してみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“味変化パック”と記載された調味料が別添されています。(これを加えることで…わさび醤油の風味が際立ちます。)
また、かやくには…
- 味付鶏肉そぼろ
- ねぎ
- かまぼこ
が入っています。
さらに麺は、“ちぢれ”を付けた丸刃の細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も70gと申し分ありません!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
続いてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…マグロや鰹の旨味を活かした魚介系の醤油スープということもあってぱっと見のインパクトはさほどありませんが、実際にはポークやビーフのコク、そしてオニオンやガーリックの風味を利かせた複雑な仕上がりのようです!
「すしざんまい監修 マグロだし醤油ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…魚介出汁を丁寧に利かせたことでマグロの旨味がじんわりと染み渡り、コク深くも後味すっきりとした印象で、動物系のコクや香味野菜の風味はスープの美味しさをうまく引き立てています!
また、ポークやビーフはあくまでコクをプラスしているため、特に脂っこいわけでもなくマグロや鰹の旨味を下支えしているんですが、マグロだけが突出しているわけでもありませんし全体的に安定感のある仕上がりといったところ!
そして途中に“味変化パック”を加えると…マグロ節の旨味にぴったりな“わさび”の風味や醤油のキレが際立ち、ひと味違った味わいが楽しめます!ただ、ツーンとした風味がやや強めなので少しずつ加えた方が良いかもしれません!
麺について
麺は、“ちぢれ”を付けた細めのフライ仕様で、すすり心地も非常に良く、縦型ビッグサイズということもあって食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には、“マグロだし醤油ラーメン”をイメージした深みのあるスープがよく絡み、マグロ特有の旨味や動物系のコクなどが口いっぱいに広がっていき、醤油ならではの芳醇な風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりなんですが、湯戻りが完全ではありませんでしたので、最初のうちはスープと馴染ませておくと良いでしょう!
また、花形の“かまぼこ”は、もちろん味付けはありませんが、今回の一杯に彩り華やかなアクセントをプラスしているようです!
他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感こそありませんが…量が多いことで、薬味として醤油スープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、マグロや鰹の旨味を活かしているとは言え…既出感すら感じさせる定番の仕上がりで、そこにポークやビーフのコク、そしてオニオンやガーリックの風味を合わせたことで物足りなさといった感じはなく、まさに万人受けしそうなテイストとなっています!
そのため、決して濃厚・こってりとしているわけではなくマグロ節の染み渡る旨味が印象的で、キレの良い“かえし(醤油ダレ)”でメリハリを付けているものの、香味野菜の風味が弱めなので、お好みによってはペッパーなどで味を調整してみると良いでしょう!
まとめ
今回の「すしざんまい監修 マグロだし醤油ラーメン」は…魚介系の中でもひと味違ったマグロ節を使用したことでじんわりと染み渡る醤油スープに仕上げ、臭みのない動物系のコクや香味野菜の風味がバランス良く馴染み、そこに“ちぢれ”を付けた細めのフライ麺が絶妙にマッチした安定感のある一杯となっていました!
そしてマグロ節の旨味に関しても変なクセなどありませんし、個人的にも全体的なバランスが好印象でしたので、魚介の旨味を引き立てた奥深い味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
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