「喜多方ラーメン坂内 コク醤油ワンタン麺」を食べてみました。(2025年2月10日発売・明星食品)
この商品は、福島県喜多方市の老舗人気ラーメン店“坂内食堂”から正式に暖簾分けし、国内外にもFC展開する“喜多方ラーメン坂内”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚の旨味をしっかりと利かせ、豚と“ねぎ”の香味油で仕上げた味わい深い一杯、“喜多方ラーメン坂内 コク醤油ワンタン麺”となっております。(値段:税別328円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに今回は、同じく豚の旨味を利かせたコク深い醤油スープにワンタンなどの具材を合わせたスープタイプの一杯、“喜多方ラーメン坂内監修 コク醤油ワンタンスープ”も同時発売されています!
ご覧の通りパッケージには“2枚チャーシュー&もちっとワンタンともちもち平打ち麺で食べ応え抜群!”と記載され、その背景には豚の旨味を利かせたコク深い醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…ワンタン・チャーシュー・ねぎが使用されているようです!

他にも特徴として…麺は上記のように平麺タイプのもっちりとした太麺仕様となっていて、実店舗で提供されている“手揉み風”な“ちぢれ”を付けたワシワシとした噛み応えのある食感が再現され、豚の旨味を丁寧に利かせたコク深い味わいがボリューム感たっぷりと堪能できるというわけです!
澄んだ淡麗系の醤油スープということもあって一瞬あっさり目かと思いきや…豚の旨味によるコク深い味わいが広がっていき、ほどよい香辛料によってメリハリを付け、コシの強い平打ち仕様の麺・食感滑らかなワンタンが絶妙にマッチした満足度の高い一杯となっていました!
「喜多方ラーメン坂内 コク醤油ワンタン麺」とは?
そもそもここ“喜多方ラーメン坂内”の創業は1988年12月、創業者である“中原 明”氏が喜多方ラーメン御三家のひとつ“坂内食堂”に懇願して見習いを経た後、正式な暖簾分けとしてオープンさせたのがはじまり。現在は2代目の“中原 誠”氏が代表を務める“株式会社 麺食”が取り仕切り、国内外に店舗展開を行っています!
そして“毎日食べても飽きることのない味”をコンセプトにその味を守り続け、噛み応えのある平打ち・手揉み麺と豚の旨味をしっかりと利かせた優しい味わいが人気を博し、人気メニューのひとつ“喜多方わんたんラーメン”をカップ麺に再現しているようです!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り407kcal(めん・かやく323kcal / スープ84kcal)となっております。(塩分は6.9g)
カロリーは、あっさりとした醤油スープ・ノンフライ麺とのことで割と低めな数値のようですが、一方で塩分の方は若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり108g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 豚・鶏エキス
- ポーク調味料
- 食塩
- 香味調味料
- 香味油
- 醸造酢
- 植物油脂
- 香辛料
といった、豚の旨味をしっかりと利かせたコク深い醤油スープに仕上げ、豚と“ねぎ”の香味油を加えたことによってシンプルながらも深みのある風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード 4902881412827 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、でん粉、酵母粉末、植物性たん白、香味調味料)、スープ(豚脂、しょうゆ、豚・鶏エキス、たん白加水分解物、ポーク調味料、食塩、糖類、香味調味料、香味油、醸造酢、酵母エキス、植物油脂、香辛料)、かやく(ワンタン、チャーシュー、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、香料、トレハロース、微粒二酸化ケイ素、増粘多糖類、カラメル色素、乳化剤、ソルビット、リン酸塩(Na)、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (108g) 当たり]
熱量 407kcal
めん・かやく: 323kcal
スープ: 84kcalたんぱく質 10.8g 脂質 12.8g 炭水化物 62.2g 食塩相当量 6.9g
めん・かやく: 2.3g
スープ: 4.6gビタミンB1 0.75mg ビタミンB2 0.29mg カルシウム 112mg
開封してみた
フタを開けてみると、2つの“かやく”、液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。

また、具材には…すでに大きめなワンタンが4つ入っています!

さらに麺は、厚みもあり平打ちをイメージさせる幅広なノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、麺量70gとボリューム感に関しても申し分ありません!

調理してみた
ではまず2つの“かやく”を加えてみます!
そして中には2枚のチャーシュー・“ねぎ”が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープと粉末スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…淡麗系らしく澄んだ醤油スープに仕上がっているものの、豚の旨味がコクを引き立て、“毎日食べても飽きることのない味”というのも納得で、まさにシンプルながらも深みのある味わいが再現されているようです!

「喜多方ラーメン坂内 コク醤油ワンタン麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…丁寧に処理された豚の旨味が利いたことによってキレのある醤油ならではの口当たりに優しいコクが加わり、基本はシンプルな醤油スープといった印象ではありますが、“毎日食べても飽きることのない味”というのも納得です!
そして、この豚の旨味もこってりしているわけではなく、キレとコクのある味わいを引き立て、ペッパー系の香辛料が使用されたことで後味すっきりとした印象のテイストに感じられます!
この辺りに関してはまさに“坂内食堂”の味を受け継いでいるようで、ジューシーなチャーシューと食感滑らかなワンタンを加えたことでボリューム感もあり、優しくも最後まで飽きの来ない一杯といったところ!
麺について
麺は、厚みもあり手打ち風の幅広なノンフライ仕様で、“喜多方ラーメン坂内”で提供されている手揉み風らしい“ちぢれ”を付け、麺量70gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、豚の旨味をしっかりと利かせた優しくも味わい深い醤油スープがよく絡み、クセのない豚の旨味溢れる味わいが口いっぱいに広がっていき、醤油ならでは芳醇な風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、滑らかなワンタンが入っていて、こちらもノンフライということで本格感のある食感が印象的で、中に包まれる餡からも良い旨味が滲み出しますから、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、お店の焼豚をイメージした四角い豚バラチャーシューはやや小さめではありますが、決してチープな感じではなく、ほどよい脂身を含むジューシーな旨味が滲み出す仕上がりでしたので、やはりこちらもスープと馴染ませながら味わってみると良さそうです!

他にもほどよいサイズにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として今回のコク深い醤油スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、あっさりとしているのに豚の旨味を丁寧に利かせたことによってまた食べたくなるような味わいで、豚と“ねぎ”の香味油を加えたことで品のある旨味・コクが際立っているようです!
また、じっくりと味わってみると…原材料にも記載されていたように恐らく醤油スープと相性の良いペッパー系の香辛料が使用されているものと思われ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”とともに後味の良さを引き立てています!

まとめ
今回の「喜多方ラーメン坂内 コク醤油ワンタン麺」は…まさに“毎日食べても飽きることのない味”らしく豚の旨味を利かせた醤油スープといったシンプルなテイストながらも優しい口当たりで、物足りなさを感じさせない風味豊かな仕上がりとなっていました!
そして、なんと言っても平打ち麺のような太麺と食感滑らかなワンタンを合わせたことで食べ応えがあり、あっさりとした醤油スープとも相性良くマッチしていたため、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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