「辛節カレーそば」を食べてみました。(2019年6月4日発売・エースコック/ローソン限定)
この商品は、和風出汁を利かせたカレーつゆに別添された唐辛子と魚介節をたっぷりと使用したスパイスを加えることによって、カレーそば×魚介出汁といった旨辛な味わいが楽しめる一杯“辛節カレーそば”となっております。(税抜き225円)
ご覧の通り、パッケージには“辛節(からぶし)”といった文字が大きく記載され、何やら辛さを強調したような燃えるイメージが印象的なデザインとなっていて、“食べ応えのある太蕎麦”といった文字も気になるところですが…何と言ってもこの盛りに盛られた唐辛子と魚介節を使用した“辛節”が想像以上の量となっていて、この仕上がりは期待したいところ!
ちなみに製造はエースコックで、ローソンとのコラボ商品ということで、今回の一杯はローソン限定として取り扱いされています!
また、こちらには唐辛子のイメージとともに“唐辛子の辛さと魚介の旨みを利かせた辛節で仕上げる刺激的な味わい”と記載され、魚粉による出汁をしっかりと利かせた和風テイストの“蕎麦”に唐辛子による強い辛みを加えたことで、まさに刺激的な“カレーそば”に仕上がり、単純にカレーだけでも十分食欲そそられるメニューのところ魚粉、そして唐辛子によって旨味が幾重にも重なり、唐辛子ならではのアクセントがクセになる…辛党には見逃せない一杯というわけですね!
一方、こちらフタの上には今回の仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これによると具材には…揚げ玉・ねぎ・唐辛子・大豆加工品が使用されているようで、見るからに具だくさんな一杯に仕上がっているようにも見えますね!
また、“食べ応えのある太蕎麦”といった文字もあながち間違いのない蕎麦ならではの歯切れの良い強いコシがしっかりとした噛み応え・食べ応えなんかを楽しませてくれそうなイメージとなっています!!
他にも特徴として…上記のように唐辛子と魚介節を使用した“辛節”以外にも具材として粗めにカットされた唐辛子が使用されていて、たっぷりと使用したスパイスを入れる前後で味の変化なんかも楽しめ、それによってスパイスをふりかけて楽しむ新感覚の“カレーそば”となっているわけですね!
魚粉ならではの良いダシが利いた“カレーつゆ”には、カレーの味わいだけが強調された仕上がりというわけではなく、あくまでスパイシーなカレーと魚粉の旨味、それらがたっぷりと使用されたスパイスに含まれる唐辛子によって旨辛なクセになる味わいを表現し、まさに新感覚とも言えるカレー×魚粉×唐辛子の意外にも相性抜群な一杯となっていました!
これは特に、魚介節・唐辛子をたっぷりと利かせたスパイシーなカレーといった旨辛な味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
辛節カレーそば
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックとローソンのコラボ商品ということで、魚介節と唐辛子をたっぷりと使用した“スパイス”を出汁の利いた“カレーそば”にふりかけることによって、スパイシーなカレーに魚粉ならではの出汁の利いた味、そしてスパイシー感に相性抜群な唐辛子による強い辛みが同時に楽しめる辛節が味の決め手となった一杯“辛節カレーそば”となっています。
ご覧の通り、パッケージには和風出汁が利いた“蕎麦”をイメージさせる器なんかもしっかりと写真に掲載されていて、かなり「和」を感じさせる魚介節にこだわった“カレーそば”であることがわかりますね!
また、“別添ふりかけ付き”と記載されているように、今回味の決め手となる“辛節”には魚介節と唐辛子が想像以上にたっぷりと使用されていて、この量を調整することによって自分好みのスパイス感で“カレーそば”が楽しめる一杯となっているようです!
そして、こちらには…“辛い味わいにつき、小さなお子様や辛いものが苦手なお客様の後飲食はご注意ください。”といった辛いテイストの商品ならではの注意書きなんかもしっかりと確認できますね!
さらに、“「ふりかけ」は辛い味わいにつき、スープによく溶かしてお召しあがりください。”とのことで、“ふりかけ”のようにして楽しむのではなく、恐らく辛味も魚介節の味も非常にインパクトあるものと思われるため…しっかりとスープに溶け込ませて味わうようです!
それでは、今回の“辛節カレーそば”がどれほど魚介の旨味が凝縮された仕上がりとなっているのか?唐辛子による辛さの具合、スパイシーなカレーとの兼ね合いやバランス、そして何と言っても噛み応えのある太い蕎麦の仕上がりなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り377kcal(めん・かやく317kcal / スープ60kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、出汁を利かせた“カレーそば”ということもあって、そこまで高い数値ではないようで、塩分もまた同じく平均的といったところではないでしょうか?
ちなみに1食当たり90g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで60kcalとなっていますね!これを高いととるかどうか…この辺りに関しても仕上がりの方が気になってきます。。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、魚介パウダーや食塩をはじめ…
- カレー粉
- 小麦粉
- 香辛料
- 大豆たん白
- チキン調味料
- 粉末ソース
- 魚介風味調味料
- 香味調味料
- オニオンパウダー
- 全卵粉
といった、魚介出汁が利いた“カレーつゆ”をベースに、チキンやオニオンといったカレーにもぴったりと思われる旨味を引き立てる材料が使用され、後引く辛みと旨味溢れる“カレーそば”の味わいを想像させる材料が数多く並びます。
また、いつもは製造所に“兵庫工場(兵庫県たつの市神岡町東觜崎308”と記載されているものが多かったんですが、今回は“東京工場(埼玉県川越市今福461-1”となっているのが何となく気になるところ。。
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、スープ(魚介パウダー、食塩、カレー粉、糖類、小麦粉、香辛料、大豆たん白、チキン調味料、粉末ソース、魚介風味調味料、香味調味料、オニオンパウダー、酵母エキス、全粒粉)、かやく(揚げ玉、ねぎ、唐辛子、大豆加工品)/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、カラメル色素、重曹、甘味料(カンゾウ)、酸味料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (90g) 当たり]
熱量 | 377kcal |
---|---|
たん白質 | 12.5g |
脂質 | 11.4g |
炭水化物 | 56.2g |
食塩相当量 | 5.7g めん・かやく: 2.2g スープ: 3.5g |
ビタミンB1 | 0.45mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
カルシウム | 212mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープやたっぷりと使用された具材の他、“ふりかけ”と記載された今回味の決め手となる調味料がひとつ入っています。
そして、こちらがその唐辛子と魚介節をたっぷりと使用した“辛節”となっているわけですが、こちらは量も多いということもあって、味の前後なんかも楽しむことができそうですね!!
また、具材には…
- 揚げ玉
- ねぎ
- 唐辛子
- 大豆加工品
が入っています。
特に“蕎麦”には欠かせない薬味の“ねぎ”がたっぷりと使用され、同じく“揚げ玉”なんかも多めに使用されていることから、“カレーつゆ”にも良い味が滲み出る仕上がり・味わいを想像させます!
そして、麺はご覧の通り中太と言ったところでしょうか?原材料にも“そば粉”、“ヤマイモパウダー”といった記載があったように風味豊かな噛み応えのあるキレや歯切れが楽しめる“太蕎麦”仕様となっているようですね!
また、この状態では若干確認しにくいかと思われますが…“そば粉”が練り込まれていることがよーくわかる色の濃い本格的とも言える“蕎麦”が採用されています!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの具材などがふっくらとした仕上がりとなり、この時点ですでに“カレーそば”らしい食欲そそるスパイシーな風味はもちろん、揚げ玉なども豊富に使用されたことによって、ほどよい油分なんかも“つゆ”に滲み出し、魚介出汁を利かせた厚みのあるコク深い“カレーそば”といった印象の出来上がりです。
…というか、このコントラストの高い彩りがまた具だくさんな一杯を引き立てていますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが馴染んだら最後に唐辛子と魚介節がたっぷりと使用された“辛節”を加えていきます!!
こうして完成となるわけですが…パッケージに掲載されていた仕上がりイメージもあながち間違いではありませんね。。かなりの量の魚粉・唐辛子が盛りに盛られ、スパイシー感にも負けじと魚介出汁の良い味がしっかりと楽しむことができそうです!!
また、先ほどもお伝えした通り、こちらの“スパイス”は魚粉もふくまれているものの…しっかりとした辛みが表現されているため、今回は最初に全て加えましたが、場合によっては少しずつ味を確認しながら調整してみても良いかもしれません!
横から見ると…その大盛り具合がさらにわかりますね!
この“スパイス”には魚介節なんかも使用されているため、唐辛子の辛みもしっかりと利いてはいますが…ぜひ魚介出汁の旨味をスパイシーな“カレーそば”と組み合わせて楽しみたいところではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…これは美味いですね!!カレーならではのスパイシーさやカレーそのものの味わいはしっかりと感じられるものの、出汁の利かせ具合もまた負けじと荒々しく表現されているため、“カレーそば”というよりも魚介出汁の利いたカレーテイストの蕎麦といったメインとなる味わいはどちらかというと…魚介出汁の方が比重が高いような気もしますね!
そして、この“スパイス”はご覧の通りスープにしっかりと溶かし込んでいただくわけですが、それによってスープには“とろみ”というか…ドロドロ系のスープへと変化していき、口の中でざらつきを感じさせるほどに魚粉や唐辛子の旨味・辛みが楽しめるわけです!
スパイシーさがほどほどなところがまた良いですね!魚介節の旨味が全面に押し出されていて唐辛子との相性は抜群です!
麺について
麺は、ご覧の通り蕎麦らしい歯切れの良さはもちろん、ガシガシとした噛み応えと言うんでしょうか?強い歯応えとも言えるほどの存在感の強い太蕎麦仕様の仕上がりとなっています!
そんな太蕎麦には、魚介ならではの染みるような出汁の旨味が利いた“和風つゆ”がスパイシーなカレーテイストの味わいと相性良くマッチした“カレーつゆ”がよく絡み、一口ずつに魚介出汁の味わいにほどよくスパイシーさが加わった旨味が口いっぱいに広がっていき、魚介節やスパイシーなどの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのざっくりと大きめにカットされた“ねぎ”がたっぷりと使用されていて、この薬味がまた後味すっきりと感じさせ、何よりこのシャキシャキとした食感がたまりませんね!今回の“カレーそば”といったテイストにもぴったりです!
また、こちらの揚げ玉も豊富に使用されてはいましたが、すでにいくつかの揚げ玉に関しては今回の“カレーそば”の“つゆ”に旨味として溶け込んでいるようで、この香ばしい油分によって“和風つゆ”がさらにコク深く引き立ち、風味豊かに“辛節”の味わいをじっくりと楽しむことができます!
そして、こちらの非常にさりげなく使用されている大豆加工品は、やや小ぶりなサイズとなっていて、恐らく肉類といった旨味をイメージして使用されていると思われるんですが、敢えて大豆使用としていることによって油っこさを感じさせることもなく、これによって“カレーそば”の味わいをより一層コク深く際立たせているようにも感じられます!
つゆについて
“つゆ”はベースに魚介出汁がしっかりと利いているため、ひとえに“カレーそば”とは言ってもひと味違った相性の良さが楽しめ、染み渡るような魚介ならではの出汁の美味しさが非常に美味しく“カレーつゆ”に溶け込んでいるのはもちろん、先ほど加えた“スパイス”による唐辛子の強い辛みがカレーならではのスパイシーさとマッチし、想像以上に魚介とカレーの相性の良さに気付かされるかと思われます!
また、先ほど加えた“スパイス”によって口の中にはざらつきを感じるほどに魚粉が利いているわけなんですが、その魚粉の旨味はというと…煮干しだけでなく鰹などいくつかの節を使用したかのような出汁の美味しさが強調されていて、“カレーそば”にここまで魚介出汁が合うとは思ってもみませんでしたね!
まさに“カレーそば”の良さと魚介節の良さが唐辛子の辛さとうまく調和・融合され、さらに絶妙なバランスとなっているおかげで太蕎麦も美味しく楽しめ、それによって当然箸が止まらなくなり、スープもまた同じくついつい止まらなくなってしまいます。。辛いけど美味い…スパイシーな蕎麦はまさに新感覚とも言える味わい・テイストではないでしょうか?
さらに、“カレーそば”と聞くと割とドロッとした“つゆ”を想像させるんですが、今回の一杯には元々魚介出汁が利いたコク深い味わいに仕上がってはいるものの…どちらかと言うとさらっとした仕上がりにも感じられ、最初に追加した“スパイス”によって飽きの来るような“とろみ”ではなく魚粉・唐辛子がたっぷりと使用されたドロドロ加減が辛いもの好きにはたまらなく、後味すっきりとしたスパイス感・辛味・そしてこの魚介の出汁の美味しさはまたクセになりますね!とにかくこのバランスは絶妙です!
このように、今回のエースコック×ローソンによるコラボ限定カップ麺“辛節カレーそば”は、魚介の出汁が“カレーつゆ”にバランス良く旨味として溶け込み、別添されている唐辛子と魚介節がたっぷりと使用された“スパイス”である“辛節”を加えることで、魚介出汁の美味しさと“カレーつゆ”ならではのスパイス感、そして唐辛子による強い辛みが心地良い仕上がりとなっていたため、自分好みの辛さを確かめながら調整してみると良いでしょう。
まとめ
今回「辛節カレーそば」を食べてみて、ベースとなる魚介出汁が利いた“カレーそば”をさらに唐辛子と魚介節をたっぷりと使用した“スパイス”を加えることによって、魚介出汁の旨味が広がり、さらにスパイシーな味わいにもぴったりな唐辛子の強い辛さが加わり、想像以上に相性の良いクセになる一杯となっていました!
そして、恐らく唐辛子もけっこうな量が使用されているため、しっかりとした辛さに仕上がっているはずなんですが、魚介節もまた同じく大量に使用されているため、出汁の旨味も強く、それによって思ったよりも辛く感じられないかもしれませんね!
しかし、食べ進めていくに連れて後引く辛さによって汗が止まらなくなるわけですが…この心地良い魚介の旨味は非常にクセになるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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