和出汁と鶏白湯による濃厚な一杯が人気の「麺や 亀陣(かめじん)」に行ってきました!
このラーメン店は、和出汁にコク深くこってりとした鶏白湯を利かせた“鶏白湯 醤油”や、あっさり系の“丸鶏中華そば 醤油”を人気メニューとする札幌のラーメン店で、無化調・自家製麺を使用し、素材の旨味に拘り抜いたことで、濃厚でありながらも飽きの来ないテイストが数多くのリピーターからの高い支持を獲得する人気店、“麺や 亀陣”となっております。
その特徴としては…上記の通り無化調で素材の旨味を活かした味わいが人気を呼んでいるように、無化調だからといって決して薄味・物足りなさなどは一切なく、むしろ上質な鶏の旨味を丁寧に抽出したことによる濃厚な鶏白湯と合わせたことでコク深く染み渡るスープに仕上げ、重層的に旨味を重ねた納得の一杯といった点で、非常にバランスの良い魚介×鶏白湯による味わいが人気のラーメン店です!
そんな素材の旨味を存分に活かしたテイストが人気のラーメン店ということもあって、今回訪問した際も11:40の時点ですでに店内は満席状態、他にも1組待ちができているほどの盛況ぶり!!(ただし回転は割と早いのでそこまで待つことはありません。)
しかもここ“麺や 亀陣”の良い点は、店主“髙木 優光”氏の人柄によるものも大きく、恐らく夫婦経営と思われるんですが、着丼した際に“召し上がれ〜”といった奥さんの声がけや、今回席の移動をお願いされたんですが、“申し訳ございません…”と言いつつも、子ども連れの我が家を広々としたテーブル席に案内してくれたりと、むしろありがたい接客が心地良く、アットホームな雰囲気すら感じさせる落ち着いた店内となっています!
※常連客・リピーターもかなり多いようで多くの方と気さくに話していましたね。
他にもここ“麺や 亀陣”の人気メニューは“鶏白湯 醤油”や“丸鶏中華そば 醤油”ですが、“味噌ラーメン”をはじめ各種限定メニューなんかも提供されており、定番のメニューがこれほどまで美味しいのならぜひ他のメニューも食べてみたい…と思わせることによって数多くのリピーターからも高い支持を得ているのでしょう!
麺や 亀陣
今回ご紹介するラーメン店は、丁寧に抽出した魚介系の旨味に鶏白湯を合わせたことによって苦味・“えぐみ”のないじんわりと染み渡る濃厚・こってりとした味わいを演出、さらに無化調に拘った結果、変な“くどさ”や脂っこさは全くなく、不思議と最後まで飲み干してしまうほどの旨味が凝縮された“鶏白湯 醤油”が人気メニューの名店、“麺や 亀陣”となっています。
ちなみに創業は2010年、店主“髙木 優光”氏によって作られる麺もスープも自家製で作るという拘りによって飽きの来ない仕上がりが人気を呼び、あっという間に人気有名店として広がり、今もなお換気など対策を行いつつ人気行列店として次から次へと客足の絶えない盛況っぷりといった印象でした!
また、無化調と聞くと一瞬…薄味・物足りなさを感じる味、といった印象を持たれるかもしれませんが、ここ“亀陣”は決してそんなことはなく、むしろ濃厚感が際立っているようにも感じられるほどこってりとした厚みのある旨味が凝縮されており、濃いめのスープにもかかわらずついついスープが止まらなくなるほどの逸品が人気のラーメン店です!
しかも最寄り駅はJR太平駅で、札幌の中心部からはかなり離れたところに位置するも行列ができる人気店ということは、やはりここ“亀陣”の味わいを求めて訪問している常連・リピーターの方がほとんどで、中にはかなり遠方からも足を運ぶ方もいらっしゃるんだとか?
それでは、今回はこの“麺や 亀陣”が無化調ながらもどれほど旨味を凝縮した濃厚な仕上がりとなっているのか?魚介系の和出汁に鶏白湯を合わせたことによるキレ・コクとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても自家製麺に拘るパツンパツンとした歯切れの良い密度感の高い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
店舗に到着
今回は昼時よりも若干早めの11:40頃に到着したものの、店内は満席で、待ちが1組できている状態となっていました!
ご覧の通り看板には“麺や 亀陣”といったロゴはもちろん、“無化調 自家製麺”といった文言が目に止まりますね!この辺りに関してはかなり拘っている様子が伺えます!
そのため、こちらの暖簾にも製麺所などは表記されておらず、“すべての出会い感謝します”といった店主の心意気やラーメンに対する丁寧な姿勢が伝わってきますね!
ちなみに駐車場は店舗前に2台分用意されており、他にも6台分用意されているようです。(今回訪問した際は店舗前に3台停められるようでした。)
メニューについて
そしてここ“亀陣”は先に食券を購入して外で待つことになっていて、まずは店内に設置されている券売機でメニューを選びます!
そのメニューはこちら!
色々とあるように見えますが…簡単にまとめると意外とシンプルなメニューですね。
- 丸鶏中華そば 醤油・塩(780円)
- 鶏白湯 醤油・塩(780円)
といった2種類の看板メニューをはじめ…
- 有機白醤油 えびの香り(830円)
- 味噌ラーメン(880円)
- 辛味噌ラーメン(880円)
などがあり、他には限定メニューが3種類取り扱いされている様子です!(各900円)
また、どのような体裁かはわかりませんが、テイクアウトもできるようです!
他にもトッピングとして…
- 味玉(100円)
- チャーシュー増(2枚・200円 / 4枚・350円)
- ネギ増(100円)
- 海苔(5枚・100円)
などがあり、サイドメニューとしては…
- ライス(150円・小100円)
- チャーシューごはん(300円)
- 〆ご飯(250円)
なんかもあり、札幌のラーメン店としては珍しく替え玉(100円・半麺50円)にも対応しているようです!(ストレート麺と“ちぢれ麺”の両方を楽しみたい時に便利ですね!)
そして、券売機の上には…ご覧の通り人気メニューであり看板メニューが掲載されており、1番人気としてはこってり系の“鶏白湯 醤油”、そしてあっさり系の“コーチン鶏そば醤油(丸鶏中華そば 醤油)”が特に人気のようですね!
この内、“丸鶏中華そば 醤油”は、大泉さんでお馴染み北海道の番組「ハナタレナックス」で東区のキングオブラーメンに選ばれたメニューであることが記載されています!
※麺に関してはストレート麺と“ちぢれ麺”から選べるようで、各種麺の変更が可能とのこと。
個人的にはやはり“ちぢれ”を付けたコシの強い麺の方が好みなんですが…店員さんに聞いたところ…これらのメニューに関してはパツパツと歯切れの良いストレート麺がおすすめとのことでしたので、今回は1番人気の“鶏白湯 醤油”のストレート麺でお願いしました!
ちなみに限定メニューと記載されていた3種類にはまず、こちらの“冷たいみそらーめん(900円)”があり、こちらは“ちぢれ麺”のみの提供で、大盛りは可能ですが、替え玉は不可とのこと。
続いて“梅かつおの冷たい醤油らーめん(900円)”や“トマトカレーらーめん(900円)”といったレギュラーメニュー以外にも多彩な限定メニューが用意されているようです!
※“今年もやります!!”と記載されているということは毎年恒例なのでしょう!
そして食券を購入し、外で待つこと数分で店員さんに案内してもらい、改めてテーブルに置かれていたメニュー表を見てみると…ご覧の通り各種テイストごとに特徴が掲載されています。
鶏白湯 醤油 | 国産丸鶏の白湯と和出汁を合わせた奥深くこってりとした出汁と、4種類の醤油から専用に仕込んだこだわりのタレを合わせた自慢のスープです。 |
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鶏白湯 塩 | 国産丸鶏の白湯と和出汁を合わせた奥深くこってりとした出汁と、こってりな出汁に負けずにしっかりと旨みを引き出せるように厳選した海塩から仕込んだ専用の塩ダレを合わせたスープです。 |
丸鶏中華そば 醤油 | 国産丸鶏の清湯と和出汁を合わせた奥深くもあっさりとした出汁と、4種類の醤油から仕込んだこだわりのタレを合わせたスープに自家製ストレート麺を合わせました。 |
丸鶏中華そば 塩 | 国産丸鶏の清湯と和出汁を合わせた奥深くもあっさりとした出汁と、厳選した海塩にいくつか手間を加えて仕込んだ塩ダレを合わせたスープは醤油よりも甘さを抑えた仕上がりになっております。 |
有機白醤油 えびの香り | 国産丸鶏の清湯と和出汁を合わせた奥深くもあっさりとした出汁と、厳選した有機白醤油を合わせたスープに風味の良い乾燥海老を加えて旨味と香りを引き出しました。 |
さらにこちらにもレギュラーメニューの特徴が掲載されています!
…というかこれをじっくりと見ていると他のメニューも気になってきますね。。今回は1番人気と思われる“鶏白湯 醤油”を注文しましたが、“味噌らーめん”なんかも食べてみたいものです。。
味噌らーめん | 国産丸鶏の清湯と白湯と和出汁を合わせたベースに数種類の味噌を独自にブレンドし寝かせた熟成磯をあわせることでまろやかでコクのあるスープに仕上げました。 |
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辛味噌らーめん | 数種類の味噌を独自にブレンドして寝かせた熟成味噌を合わせた、まろやかでコクのあるスープに自家製の海老ラー油と花椒で麻辣辛く仕上げた一杯です。 |
そしてこちらには、“亀陣”のこだわりが掲載されていて、これによるとスープ・麺それぞれ全く異なる特徴のようでしたので、これは上記の各種レギュラーメニューといい、何度も足を運びたくなるわけですね。。
和出汁 | 道内産真昆布や鰹節、いりこ、などから取った奥深くやさしい出汁 |
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清湯 | 国産丸鶏を弱火でじっくり煮込んだ清らかに澄んだスープ |
白湯 | 大量の鶏ガラと豚足を強火で長時間炊いた濃厚な白湯スープ |
ストレート麺 | 道産小麦とセモリナ粉をブレンドし独特なコシのあるサクサクぱっつんとした食感が特徴の細めのストレート麺です。 |
縮れ麺 | モチモチ感があってつるつるとした食感とコシが特徴の道産小麦キタホナミ主体の中細縮れ麺です。 |
太麺 | 縮れ麺をやや太めに切り出しました つけ麺や混ぜそばなどの限定メニューに使用します |
店内について
ちなみに店内は厨房を囲むようにL字・9席のカウンターがあり、その奥には6人座れるくらい広々としたテーブル席がひとつ用意されており、割とこぢんまりとしたアットホームな雰囲気となっています!
そして何と言っても店主“髙木 優光”氏と恐らくその奥さんと思われる方が切り盛りされているんですが、非常に愛想が良く、初訪問にもかかわらず気さくに話しかけてくれたり、話している時の笑顔が心地良く、拘りのラーメンだけでなく人との縁を重要視しているようでしたね!
また、こちらには大泉さんでお馴染み北海道の番組「ハナタレナックス」で東区のキングオブラーメンに選ばれた際に受け取った賞状なんかも飾られています!
他にも“食べログ ベストラーメン 2014”に選出された経歴などもあり、人気・実力ともに兼ね備えた無化調で素材の旨味に拘った一杯が人気のラーメン店であることが確認できます!
そして、基本は券売機での食券購入となっているんですが、替え玉や追加トッピングについては現金でも対応可能とのことでしたので、ぜひ食感・風味のことなる“替え玉(ストレート麺・ちぢれ麺)”を楽しむ際に利用したいところ!
一方、気になるテーブル調味料に関しては…
- あらびきコショー
- コショー
- 一味
- ゆずこしょう
が用意されています。
こちらも基本無化調の味わいを楽しんでもらいたいがために、かなりシンプルな香辛料が取り揃えられているようです!
そして何と言ってもこちら!先ほどのメニュー表にも記載されていたように、“亀陣のこだわり”が記載されており、こちらによると…
- 亀流らーめんに一口目のインパクトはありません。
- 食べ進むにつれ中盤から後半にかけてじわじわと旨味が口の中にひろがってきます。
- しみじみと美味しさが体の隅々までいきわたる。そんならーめんを目指しています。
など、あくまで無化調に拘り、素材本来の旨味で勝負する店主の意気込みなんかも伝わってきますね!特に“すべての出会いに感謝をし、心も体も元気になるらーめんを、亀のごとく愚直に作り続けたい”といった文言が非常に印象的です!!
食べてみた感想
こうしてしばらくすると注文した“鶏白湯 醤油”が運ばれてきます!
すると…中央には“白髪ねぎ”がたっぷりと盛り付けられ、他にも“小ねぎ”や“薬味ねぎ”がたっぷりと添えられ、濃いめの味わいを後味さっぱりと感じさせるかのような具材が使用されております!
一方こちらには、チャーシューが添えられているんですが…見たところ鶏肉と豚肉の2種類が使用されているようで、鶏白湯によるコク深くキレの良い醤油味のスープからは無化調と思えないほどの濃いめなテイストに仕上がっているようです!!
ということでさっそく一口食べてみると…これは美味いですね!とても無化調とは思えないほど素材の旨味をふんだんに活かしたことによって濃厚にも感じられるほどのコク深い味わいが表現されています!
しかも和出汁(魚介出汁)を合わせたことによって醤油ならではのキレの良さは非常に良く、鶏白湯のコク深さと絶妙にマッチし、まさにメリハリのある緩急付けたテイストは一口目から全く物足りなさを感じさせません!
麺について
麺はご覧の通り自家製麺によって作られる中太ストレート麺となっていて、パツパツと歯切れの良い密度感の高い仕上がりとなり、すすり心地も非常に良く、ずしっとした重みなんかもあり、思ったよりもかなあり食べ応え抜群な仕様となっています!
そんな麺には…鶏白湯によってコク深くまろやかでありながらも醤油ならではのキリッとした口当りが印象的なキレの良い深みのある無化調とは思えないほど旨味が詰まったスープがよく絡み、一口ずつに鶏白湯によってコク深く引き立った厚みのある魚介の旨味が口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚介系ならではの風味が後味良く抜けていきます!
しかも拘りの自家製麺らしく、ほどよく小麦の風味が感じられ、素材の旨味を大切にしている亀陣らしい麺がたっぷりと堪能できるでしょう!これは当初“ちぢれ麺”と迷いましたが、ストレート麺にして正解ですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの鶏肉チャーシューが入っていて、チャーシューとしては若干小ぶりにも感じられるかもしれませんが…非常に厚みもあり、他にも豚肉チャーシューが使用されているため全く物足りなさといった印象はありません!
そして、その仕上がり具合としては、箸で崩れるほど柔らかな食感となっていて、じっくりと低温調理されたかのようなジューシーかつ旨味が詰め込まれた絶品な味わいに感じられ、濃い目のスープにも相性良くマッチしています!
また、こちらの豚チャーシューは、恐らく豚バラと思われる部位で脂身は少なく、こちらもまた上記の鶏チャーシューと同じく長時間煮込んだかのような仕上がりとなっていて、じっくりと味わってみると…しっかり味付けされた豚肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる満足度の高い具材となっています!若干小ぶりにも見えるかもしれませんが、厚みもあって非常にボリュームありますね!!
さらにこちらのメンマも豊富に入っていて、サイズ感に関しても全く申し分なく、メンマならではの味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、若干柔らかめではありますが…コリコリ感もあり、ちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらのキクラゲは、通常見慣れているものよりもサイズが非常に大きく、こちらもまたメンマと同じくコリコリとまではいかないもののの…ちょうど良い食感が心地良い相性抜群な具材となっています!
そして、ここ“亀陣”の“鶏白湯 醤油”には3種類もの“ねぎ”が使用されており、まずこちらの“薬味ねぎ”はシャキシャキとした食感はもちろん、無化調ながらも素材の旨味を活かした意外と濃い目のスープを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせてくれます!
続いて“どんぶり”中央に添えられた“白髪ねぎ”は、見た通り新鮮さを思わせる食感はもちろん、こちらもまた後味さっぱりと感じさせる“ねぎ”に変わりなく、品のある一杯として飾り付けのような見た目のアクセントをプラスしているようです!
最後にこちらの“小ねぎ”なんかも豊富に使用されており、こちらもまたちょうど良い薬味にもなったことで、後味の良さを際立たせ、濃厚とも言える鶏と和出汁のこってりスープをさっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
さらにさらに…こちらの小さくカットされた玉ねぎなんかも使用されており、こちらは強火でさっと水分を飛ばしたかのようなシャキシャキ感が心地良い仕上がり具合で、素材本来の甘みなんかも感じられ、上記3種類もの“ねぎ”にこういった具材が使用されている辺りからもどれほどこってりとした仕上がりなのかが想像付きますよね!!
替え玉について
そして今回は上記の通りストレート麺でお願いしたんですが、“替え玉”は半玉(50円)から注文可能ということでしたので、どうしても気になって“ちぢれ麺”を半玉注文してみました!
すると…“ちぢれ”具合は手揉み風な感じで、想像していたほどの“ちぢれ”ではないんですが、それよりもなんとこちらには全粒粉が練り込まれているんです!!!
※こちら券売機周辺に記載しておいた方が良いのでは?
それによって小麦の風味がアップし、素材の旨味に拘る“亀陣”らしい自家製麺による麺の風味なんかも楽しめそうで、これはぜひ半玉でも試していただきたいところ!
ご覧の通り、全粒粉による茶色い粒がしっかりと目視できるほど練り込まれており、パツパツと歯切れの良い強いコシが表現されたストレート麺で当初正解だと思っておりましたが…この“ちぢれ麺”も甲乙付けがたいですね。。
そのため、食感を楽しみたいなら“ストレート麺”、風味を楽しみたいなら“ちぢれ麺”を選ぶと良いかと思われます!
どちらにしてもずしっとした重量感なんかもあって、しっかりとした食べ応えがあるのは間違いありません!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り無化調に拘ったことで、素材の旨味をふんだんに活かした濃厚な仕上がりとなっていて、丁寧に抽出した上品な鶏の旨味と魚介出汁が絶妙にマッチしたことで魚介系の旨味がコク深く引き立ち、先ほど“亀陣のこだわり”に記載されていたような“一口目からのインパクトはありません”といったことは全くなく、はじめから素材の旨味がガツンと染み渡る味わいが表現されています!
…というかこれは美味いですね!魚介系ならではのキレの良い口当りや後味すっきりとした味わいが鶏白湯によって濃厚感までもが感じられ、塩気も割と強めで鶏の旨味がまろやかさを後押しし、全体の仕上がりとしては…ついつい止まらなくなってしまうようなテイストと言えるでしょう!
また、魚介系の旨味というのもしっかりとスープに溶け込んでいるんですが、口の中でたまにざらつきを感じるほど魚粉なんかも豊富に使用されており、ちょうど良い荒々しさがコク深くまろやかな鶏白湯によって絶妙なバランスとなり、喉越し良くキレの良い最後まで全く飽きの来ない味わいが印象的で、比較的濃いめなスープということもあって白飯にもぴったりかと思われます!
そうこう何度もスープの味わいを確かめていくうちに完食です!
個人的には濃厚な味噌ラーメンが好みなんですが…こういった魚介系×鶏白湯の組み合わせもかなりハマりますね!!
まさにキレとコクが絶妙にマッチしたことで物足りなさは一切なく、しかも脂っこさなんかもありませんから…最後までじっくりとシャープな飲み口とともに濃厚な旨味が楽しめるのではないでしょうか?
鶏白湯 塩について
そして、こちらが“鶏白湯 醤油”にも引けをとらず大変人気のメニュー“鶏白湯 塩”(ねぎ増し)で、上記の“鶏白湯 醤油”と使用されている具材などは同じく、スープの仕上がりだけが全く異なるようです!(ぱっと見だと醤油か塩かわからないほど濃い目な色合いとなっています。)
そしてそのスープの味わいはというと…単純にあっさりとしたテイストに仕立て上げているわけではなく、鶏白湯がコク深くまろやかさをうまく演出し、濃厚な方向性には変わりなく、塩ならではのシャープな飲み口が心地良く、“鶏白湯 醤油”と同じく魚介出汁の旨味を丁寧に利かせているため、醤油よりもストレートに旨味が伝わってくるのかもしれませんね!
ただ個人的には醤油くらいにガツンとした口当りが強い方が好みでしたので、ここ“亀陣”の“鶏白湯 醤油・塩”で迷った際は、味のテイストはほぼ同じ・醤油のキレとコクのある濃いめな味わいを楽しむ、もしくは塩ならではの後味すっきりとした味わいを楽しみたいのか…このどちらかの気分で選ぶと良いでしょう!
まとめ
今回「麺や 亀陣」の“鶏白湯 醤油”を食べてみて、苦味などクセのない魚介出汁に丸鶏から丁寧に抽出したコク深くまろやかな鶏白湯を合わせたことよってこってりとした味わいを際立たせ、無化調とは思えないほどの濃厚な味わいがガツンと楽しめる深みのあるスープに自家製麺によるパツパツと歯切れの良い強いコシが表現されたストレート麺が相性良く馴染んだことで、旨味・濃厚感・食べ応え…どれをとってもしっかりと満足感に満たされる最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
…というかこれほどまで素材の旨味に拘ったラーメンなら、他のメニューもぜひ試してみたくなりますね。。常連客・リピーターが多いのも納得の名店と呼ぶにふさわしいラーメン店と言えるのではないでしょうか?
ということで気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
麺や 亀陣 店舗情報
札幌市東区北47条東8丁目1-1 47ビル 1F
TEL:011-753-1305
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~20:00(火曜日 11:00~15:00)
定休日:水曜日、第3火曜日
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