「徳川町如水 塩ラーメン」を食べてみました。(2020年9月7日発売・寿がきや)
この商品は、名古屋・徳川町の名店“ラーメン専門店 徳川町 如水(じょすい)”の人気定番メニュー“塩ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、鶏・豚の各種旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など様々な魚介出汁を合わせたあっさりとした中にも幾重にも旨味が際立つ一杯が登場です!
それも…“塩ラーメン”らしく非常にさらっとしたスープには、動物系×魚介系それぞれの素材エキスがたっぷり溶け出し、透明感の高いキレ・後味すっきりとした上質な一杯、“徳川町如水 塩ラーメン”となっております。(税抜き238円)
ご覧の通り、パッケージには“香りよいカツオ節と昆布の旨味”と記載されているように、様々な魚介出汁を使用している中でも特にカツオ節と昆布の旨味に際立った上品なテイストに仕上がっているようですね!しかも今回は“塩ラーメン”ですから、じんわりと染み渡る素材本来の旨味がたっぷりと楽しめそうです!
ちなみにここ“如水”監修のカップ麺は以前にも“徳川町 如水 如水流たいわんラーメン”が2020年3月30日に発売されており、その際にもパッケージには“名古屋の名店”と記載されており、店主である“荒木 健夫”氏が手がける無化調の“塩ラーメン”を看板メニューとして大変人気を博する有名ラーメン店とのことで、その看板メニューがついにカップ麺化ですから…自ずと期待値も高まるというものです!
そして以前の記事でも“今後の商品展開にも期待したいところ”と言った通りやはり看板メニューがカップ麺化されましたね!こちらは看板メニューというだけあって仕上がりの方も間違いなさそうです!
また、その背景には鶏・豚の各種旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など…実に様々な旨味が凝縮されたキレ・後味の良い上品な塩スープといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルにチャーシュー・メンマのみが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は中細・ノンフライ仕様、さらに全粒粉が練り込まれた風味豊かな香りが印象的で、細麺ながらも歯切れの良いしっかりとしたコシが表現され、それによって鶏・豚の旨味をベースに、様々な魚介出汁を合わせたキレ・後味の良い雑味のない塩スープとともに最後までじっくりと透明感のある上品な味わいが楽しめるというわけです!
非常に上品な仕上がりとなった塩スープには、鶏・豚の旨味がさり気なく魚介出汁を下支えし、雑味・“えぐみ”などが一切ない鰹や鯖、煮干しや昆布など実に様々な旨味が重なり、あっさりとした中にも深みのある味わいが全粒粉を練り込んだ小麦の風味漂う中細麺と絶妙にマッチし、最後まで飽きることなく染み渡る味わいが堪能できる一杯となっていました!
これは特に、名店“如水”ファンはもちろん、鶏・豚の旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など魚介出汁をたっぷりと合わせた後味すっきりとした塩スープを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
徳川町如水 塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、名古屋・徳川町の名店“ラーメン専門店 徳川町 如水(じょすい)”の看板メニュー“塩ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、鶏・豚の旨味をベースに雑味や“えぐみ”などが一切ない魚介出汁の旨味を合わせた後味すっきりとした飽きの来ない一杯、“徳川町如水 塩ラーメン”となっています。
また、今回もまた前回に引き続き“寿がきや食品”が販売、ここの商品がコンビニに陳列されるのは割と珍しいんですが、今回もまた同じくローソンで取り扱いされているようでした!
一方こちらには“全粒粉入り麺”と記載され、この全粒粉が練り込まれたことによって小麦の風味がアップし、塩スープといった素材本来の旨味がストレートに楽しめるテイストですから、すすった際に香り立つ小麦の風味にも期待したいところではないでしょうか?
※小麦粉に占める割合は5%とのこと。
ちなみにここ“如水”の創業は2000年、本店は名古屋市東区徳川町にあり、他にも宇福寺天神の“西春店”やロサンゼルスにも店舗展開されており、“食べログ ラーメン EAST 百名店”の選出店としても常連で、東海エリアでは相当な知名度と人気を誇る名店のようですね!
それでは、今回の“徳川町如水 塩ラーメン”がどれほど鶏・豚の旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など魚介出汁を凝縮させた仕上がりとなっているのか?後味すっきりとした塩味のスープとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても全粒粉を練り込んだ細麺ながらもしっかりとしたコシが心地良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り361kcal(めん・かやく289kcal / スープ72kcal)となっております。(塩分は6.8g)
カロリーは、たっぷりと素材の旨味を利かせているとは言え、後味すっきりとした塩スープということもあってかなり低い数値のようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり107g、麺の量は65gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで72kcalと塩味ならではのあっさりとしたテイストながらも鶏・豚など動物系の旨味がコクを際立たせているのでしょうか?物足りなさを感じさせないしっかりとした味わいをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂やポークエキスをはじめ…
- チキンエキス
- 食塩
- 昆布エキス
- 白醤油
- かつおエキス
- さば節エキス
- かつお節粉末
- 香味油
- 煮干粉末
といった、鶏・豚の旨味をベースに“かつお節”や昆布など実に様々な魚介出汁をたっぷりと利かせた奥行きのある塩スープに仕上げ、キレ・コクがバランス良くマッチした上質な味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…小麦全粒粉といった材料がしっかりと記載されており、全粒粉が練り込まれた風味豊かな中細麺に仕上がっていることが確認できます!
他にも今回はノンフライ仕様ということもあって販売者は“寿がきや食品”となっているんですが、製造所には“加ト吉水産”と記載されています!
JANコード 4901677082824 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(動物油脂、ポークエキス、チキンエキス、食塩、昆布エキス、白醤油、かつおエキス、さば節エキス、かつお節粉末、ゼラチン、香味油、たん白加水分解物、煮干粉末)、かやく(チャーシュー、メンマ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、カゼインNa、リン酸塩(Na)、酸味料、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物、V.C)、カラメル色素、増粘多糖類、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (107g) 当たり]
熱量 361kcal たんぱく質 10.8g 脂質 12.7g 炭水化物 50.6g 食塩相当量 6.8 g
(めん・かやく 1.7 g)
(スープ 5.1 g)カルシウム 104mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ・“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは塩スープということもあって非常にさらっとした状態ではありましたが、原材料にも記載されていた通り様々な旨味エキスが凝縮されているようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り“ちぢれ”を付けた中細・ノンフライ仕様となっていて、目視できるほど全粒粉の粒々が練り込まれていることが確認でき、細麺ながらもほどよいコシを表現、さらにすすり心地の良さなんかも今回の塩味のスープと相性良さそうです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには…
- チャーシュー
- メンマ
が入っています。
シンプルではありますが…今回の一杯に関してはスープと麺が主にクオリティ高く再現されているものと思われますから、名店らしい旨味エキスがぎゅっと凝縮された深みのある味わいに期待しましょう!
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺にほどよい弾力とコシが加わり、全粒粉が練り込まれたことによる小麦の風味が際立ち、ストレートに素材の旨味がたっぷりと堪能できる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…かなり量は多く、塩スープとは思えないほど濃い目の色合いとなっており、たっぷりと旨味が凝縮されていることが伝わってきますね!
そして、さらっとした液体スープは量が多いということもあってすぐに容器底へと沈んでいき、スープ表面には鶏・豚などの上質な脂・油分が浮き、そこに鰹や鯖、煮干しや昆布など実に様々な魚介出汁をバランス良く合わせたことによって塩スープといったあっさりとした中にも深みのある味わいが楽しめそうです!
ちなみに風味としてはそこまでクセのある特徴的な香りではなく、あくまで上品な魚介出汁を加えたほんのりと節系の風味が香り立つ落ち着いた雰囲気の仕上がりとなっています!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…様々な旨味が凝縮されているせいでしょうか?塩スープの割にそこまで透明感はありませんが、スープ表面に浮かぶほどよい脂が魚介出汁の旨味を引き立て、想像以上にコク深い味わいが楽しめそうですね!
また、写真では若干確認しにくいんですが…たっぷりと使用された魚介系の出汁の中には節系の粒々なんかも含まれているようで、恐らく口の中でざらつきを感じさせるほどの染み渡る美味しさが鶏・豚の旨味によってコク深く引き立てられ、全粒粉を練り込んだ小麦の風味豊かな中細麺とも相性良く馴染み、何度でも食べたくなる飽きの来ない名店らしい味わいに仕上がっているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…一瞬薄い?と感じるほど塩スープならではのキレの良さが印象的で、そのすぐ後からは鰹や鯖、煮干しや昆布など様々な魚介出汁の染み渡るかのような旨味がじんわりと感じられ、さり気なく鶏・豚の旨味がほどよい深み・コクとして相性良く馴染んでいます!これは上品ですね!非常にあっさりとしていながらもストレートに素材本来の旨味が伝わってくる仕上がりは全く飽きが来ません!
また、キリッとした塩気はあるんですが、様々な旨味が重なったことによってコクのある旨味とバランス良く調和され、あっさりとしている中にも不思議と物足りなさを感じさせることもなく、ついついスープが止まらなくなってしまいますね!
しかもこの魚介出汁の利かせ具合がまた秀逸で、様々な魚介の旨味を加えることによって通常なら荒々しさというか…魚介の旨味が突出されてしまうんですが、今回の“徳川町如水 塩ラーメン”に関しては非常に丁寧な味わいとなっていて、ベースとなる鶏・豚の旨味とのバランスなんかも手が込んでおり、まさに雑味のない透明感のある美味しさがストレートに楽しむことができるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り中細・ノンフライ仕様となっていて、見てわかるように全粒粉がしっかりと練り込まれたことによる小麦の風味が香り立つすすり心地の良い仕上がりとなっています!
そんな中細麺には、鶏・豚の旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など様々な魚介出汁を合わせたあっさりとした中にも深みのある上品な塩スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡るかのような魚介出汁の旨味が口いっぱいに広がっていき、“かつお節”や昆布ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!…というかこの全粒粉が練り込まれた麺からも小麦の風味がほんのり香り立っているんですが、特に何かに突出していない点がまた品の良さを感じさせますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが使用されていて、カップ麺でよく見かける薄くカットされた小ぶりな仕上がりで、じっくりと味わってみると…それなりに肉の旨味は感じられたため単品で楽しむ…というよりも食べはじめはスープ底に沈めておき、少しでもスープに良い旨味を滲み出し、その後全粒粉を練り込んだ風味豊かな中細麺と絡めていただくと肉の旨味がさらに際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは、若干小ぶりではありますが…コリコリとしたほどよい食感に仕上がり、メンマならではの味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏・豚の旨味をベースに鰹や鯖、煮干しや昆布など様々な魚介出汁をバランス良く合わせたことによってじんわりと染み渡る味わいに深みのあるコクが加わり、塩スープらしくキレの良い口当りと相性良くマッチしたことで最後まで全く飽きの来ない品のある仕上がりとなっています!
そしてなんと言っても様々な旨味が幾重にも重なっているにもかかわらず、特に何かの旨味に突出しているわけではない点が個人的には好印象といったところで、互いに旨味を引き立て合うかのようなバランスの良さ・繊細な旨味が心地良く感じられ、ついついスープが止まらなくなりますね。。
また、実店舗との再現性については定かではありませんが、カップ麺ながらもここまで品良くまとまった仕上がりなら、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
また、食べ進めていくに連れて各種素材からも旨味が滲み出し、さらに全粒粉を練り込んだ麺から香る小麦の風味も合わさったことで満足度も増していき、“塩ラーメン”といったあっさり系のテイストながらも素材の旨味を存分に活かした一杯は安定感もあって美味しいですね!
これなら何度食べても飽きないでしょうし、あっさりとした中にもコク深く魚介出汁を利かせたテイストが好みの方ならハマること間違いないでしょう!
このように、今回の“徳川町如水 塩ラーメン”は、鶏・豚の旨味が非常にさり気なくコク深さ・魚介出汁の旨味を引き立て、鰹や鯖、煮干しや昆布など様々な魚介出汁が使用されてはいるものの…スープ全体のバランスは非常に良く、まさに名店らしい雑味のない丁寧な味わいをイメージさせるじんわりと染み渡る仕上がりとなり、そこに全粒粉を練り込んだ風味豊かな中細麺が絶妙にマッチした満足度の高い一杯となっていたため、お好みによっては塩ラーメンと相性の良いペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「徳川町如水 塩ラーメン」を食べてみて、動物系×魚介系による非常にバランスの良い仕上がりは、塩ラーメンならではのキレの良さが後味すっきりと感じさせ、繊細な味わいを鶏・豚の旨味が引き立てたことによって深みのあるコクをプラス、まさに名店らしい落ち着いた雰囲気で品のある一杯となっていました!
やはり名店と呼ばれるだけあって看板メニュー“塩らーめん”をカップ麺に再現した一杯は何かに突出しているわけではなく、スープ全体のバランスが非常に良く、さらに全粒粉を練り込んだ小麦の風味がほんのり香り立つ中細麺と絶妙にマッチしたことで満足度も増していき、飽きの来ないあっさりとしていながらもしっかりと素材の旨味を活かしたテイストでしたから、塩ラーメン好きにはかなりハマる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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