「神仙(しんせん)金澤濃厚中華そば」を食べてみました。(2020年9月22日発売/2021年10月26日リニューアル発売・サンヨー食品/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、石川県金沢市の超人気行列店“神仙の看板メニュー“中華そば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、じっくりと炊き出した豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く“ド濃厚”なスープに仕上げ、歯切れの良い細麺が絶妙にマッチした食べ応えのある一杯が登場です!
それも…実店舗ではラーメン1杯に付き何と800gもの豚骨が溶け込んでいるという…とことん豚骨の旨味に拘った根っからの濃厚豚骨馬鹿と自負する“神仙”の店主“河方 卓”氏監修にる全く臭みのない豚骨ならではのまろやかで深みのある味わいがカップ麺に臨場感高く表現された一杯、“神仙 金澤濃厚中華そば”となっております。(税抜き228円)
ご覧の通り、パッケージには“金沢の行列ができる人気店”と記載されているように、ここ“神仙”は上記の通り大量のゲンコツ・豚頭・豚の背骨をはじめ…鶏ガラなどをじっくりと煮込んだことで臭みを極限までなくし、コク深くまろやかな旨味を引き出した“ド濃厚”な豚骨ベースの“中華そば”が大変人気のラーメン店とのことで、これまでも輝かしい受賞経歴など数多くの高い評価を獲得、実店舗では石川県の加賀味噌をメインに使ったコク深いスープに“にんにく”や“生姜”などの香味野菜をラードで調理することで食欲そそる風味豊かな香りをプラスしているようですね!
…と聞いているだけで食欲そそる一杯なんですが、要は濃厚な豚骨醤油に香味野菜を利かせたインパクトのあるテイストのようで、キレの良さ・どれほどシャープな口当たりが加わっているのか?この辺りがポイントとなりそうです!
一方こちらには大きな寸胴鍋でじっくりと豚骨などの具材を丁寧に煮込んでいる様子が掲載されており、これが強火で休みなく3日間も続けられると聞きますから…豚骨への強い拘りはもちろん、臭みを取り除き旨味だけを丁寧に抽出した濃厚な“中華そば”は、カップ麺とは言え…かなり期待できるのではないでしょうか?
また、こちらには…拘りの豚骨の旨味をしっかりと溶け込ませたほどよい乳化感のある濃厚なスープに醤油が加わったことで茶色の仕上がりとなり、香辛料も合わせてキレの良さがうまく調和されたドロドロ系の“中華そば”といった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・ねぎ・メンマが使用されているようです!
このスープ表面に浮かぶ上質な脂・油分が臨場感の高さを物語っているようにも感じられ、“ド濃厚”で人気の行列店“神仙”ならではの甘みのある豚骨スープの味わいがガツンと楽しめるのはもちろん、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも見えますね!
他にも特徴として…麺は2分の調理時間で仕上がる細ストレート麺・フライ仕様となっていて、細いながらもしっかりとした強いコシが表現され、思ったよりもずしっとした密度感のある仕上がりによって食欲もガツンと満たされ、拘り抜いた豚骨の旨味をたっぷりと利かせた濃厚なスープにもぴったりな旨味溢れる甘みのある素材の味わいがストレートに思う存分楽しめるというわけです!
濃厚なテイストが人気の行列店というだけあって非常にコク深くまろやかなスープには“とろみ”を超えたドロッとした仕上がりが印象的で、単純に豚骨の旨味をがっつりと利かせただけでなく、キリッとした醤油ならではの口当たりとうまく調和したことによって変な脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、甘いのある濃厚な豚骨の旨味が最後までたっぷりと楽しめるインパクト抜群な一杯となっていました!
これは特に、金沢の行列店“神仙”ファンはもちろん、豚骨の旨味に拘り抜いた“ド濃厚”なテイストをたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2021年10月26日にリニューアル発売されています!
神仙 金澤濃厚中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、金沢の行列店“神仙”とのコラボカップ麺ということで、拘り抜いた臭みのない豚骨の旨味を惜しげもなくたっぷりと使用したことで、醤油ベースの“ド濃厚”なスープに仕上げ、醤油ならではのキレの良い口当たりがちょうど良いメリハリとなり、堅めの細麺が絶妙にマッチしたインパクトのある一杯、“神仙 金澤濃厚中華そば”となっています。
ご覧の通りフタの方には“カップの底までよく混ぜてお召し上がりください。”と記載されているように、今回の“神仙 金澤濃厚中華そば”は、丁寧に抽出した濃厚かつ臭みのない豚骨の旨味が特徴的ですので、そのこってりとした濃厚感をしっかりと楽しむためにも仕上がり時にはしっかりと容器底からかき混ぜていただきましょう!
ちなみにここ“神仙”の公式ページを参考にしてみると…能登産の豚骨を強火で煮込むこと3日、徹底的に臭みを取り除き、1杯あたりに溶け込んでいる豚骨は800gとのことで、それだけでもかなりの拘りを感じさせますね!
また、ここ“神仙”の創業は2003年7月、和歌山の名店“井出商店”にて修行経験を持つという店主“河方 卓(かわかた すぐる)”氏によって石川県金沢市・金沢中央卸売市場の飲食通りにオープンしたのがはじまり、その後2009年9月には石川県金沢市元菊町に2号店“麺屋 神やぐら”をオープン、2013年6月には石川県金沢市もりの里に3号店“金澤味噌らぁめん 秀”をオープンし、“神仙”とはひと味違った異なるブランド展開を行っています!
他にも以下をはじめ…数々の賞を受賞する人気・実力を兼ね備えた行列店ということで、その味わい・美味しさに関しては確かなものと言えるでしょう!
- 東京ラーメンショー2013・2015と2度の日本一獲得
- 公式ラーメンサイトで石川県人気投票7年連続1位を獲得
そしてご覧の通り容器側面には“神仙”の実店舗写真なんかも掲載されていて、特に“金澤濃厚 中華そば”と大きく記載された日除け幕が一際目を引きますね!!
それでは、今回の“神仙 金澤濃厚中華そば”がどれほど濃厚な豚骨の旨味が凝縮されているのか?臭みのない“ド濃厚”なスープとキリッとした醤油ならではのキレの良さとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れの良い細麺・フライ仕様の麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り432kcal(めん・かやく315kcal / スープ117kcal)となっております。(塩分は7.1g)
カロリーは、じっくりと煮込んだ拘りの豚骨を利かせた“ド濃厚”な仕上がりにもかかわらずそこまで高い数値というわけではないようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで117kcalとやはり高めな数値を占めていることからも、拘りの豚骨をしっかりと利かせたコク深くまろやかな仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩を始はじめ…
- しょうゆ
- チキンエキス
- ゼラチン
- 鶏脂
- クリーミングパウダー
- 植物油脂
- 鶏レバーパウダー
- 香辛料
といった、拘りの豚骨をしっかりと利かせたドロッとした濃厚なスープに鶏脂や鶏レバーなども含んだことで深みのあるテイストを表現、さらに醤油や香辛料によるキリッとしたシャープな飲み口が印象的な味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード | 4901734041078 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(ポークエキス、糖類、クリーミングパウダー、植物油脂、鶏レバーパウダー、酵母エキス、香辛料)、かやく(味付豚肉、ねぎ、メンマ)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類、アルギン酸ナトリウム)、カラメル色素、香料、炭酸カルシウム、加工でん粉、酒精、かんすい、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
熱量 | 432kcal |
---|---|
たんぱく質 | 13.7g |
脂質 | 17.8g |
炭水化物 | 54.2g |
食塩相当量 | 7.1g めん・かやく: 2.3g スープ: 4.8g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.58mg |
カルシウム | 234mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだとそこまでドロッとした状態というわけではないようですが、豚骨の旨味が凝縮されているものと思われるため、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- 味付豚肉
- ねぎ
- メンマ
が入っています。
そして丁寧に抽出した豚骨の旨味が特徴的というだけあって、どこにも豚骨臭さといった風味は感じられません!
さらに、麺はご覧の通り細ストレート・フライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、そもそもスープがドロッとした“ド濃厚”な豚骨醤油スープですから…しっかりと麺にも絡むことで、一口ずつに感じられる満足度は一際大きいものと思われます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に調理時間2分ということもあって麺は細いながらも歯切れの良い強いコシが表現されているようにも感じられ、豚骨の旨味をしっかりと利かせた“神仙”ならではのコク深くまろやかな濃厚スープが相性良く馴染むインパクトのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…サラッとしてはいるものの…見るからに豚骨の旨味をしっかりと利かせた濃厚な醤油スープといったところで、豚骨などの透明な油分なんかも含まれているようでしたので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そして、濃厚なスープは容器底へと沈んでいき、旨味・コクなどを引き立てる透明な油分がスープ表面に広がっていくことによって、すでに濃厚で深みのあるテイストであることが伝わってきますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
すると…この時点ですでに“とろみ”を通り越したドロッとした濃厚な仕上がりが印象的で、恐らく食べ進めていくに連れてこのコク深さ・まろやかさがさらに増していくものと思われ、丁寧にじっくりと煮込んだ臭みのない豚骨の旨味がぎゅっと閉じ込められた食べ応えのある一杯が表現されているようです!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、豚骨特有の臭みが全くなく、スープ表面に上質な豚骨の旨味・脂などが広がっている辺りを考慮すると、やはり“ド濃厚”な旨味が人気の“神仙”ならではの特徴などがカップ麺ながらもしっかりと楽しめそうです!これは実店舗の再現性に関しても気になるところ。。
食べてみた感想
一口食べてみると…確かに濃厚ですね!しかも豚骨特有の臭みなどは全くなく、舌触りも非常に滑らかでコク深く丁寧な下処理を思わせ、素材本来の旨味のみを抽出したかのようなパンチの強いテイストに仕上がっています!
一方で醤油ならではのキレの良さなんかもあり、香辛料と合わせてちょうど良いメリハリを表現、それによって“ド濃厚”な豚骨醤油にもかかわらず後味は非常に良く、“くどさ”といった印象も全くありませんから、最後までじっくりと旨味溢れる豚骨醤油が楽しめることでしょう!
ただ…強いて言えば、コク深く非常に丁寧な豚骨の旨味が表現されているものの、キレの良さに関してはほぼ醤油・香辛料程度となっていたため、若干単調に感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのため、個人的にはここにもう少し旨味としてのメリハリを他の材料で工夫してもらえればより一層深みのある味わいが楽しめたような気はしますね。。もしかするとここに魚粉などをちょい足ししてみると強烈に旨味が増すのかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り細ストレート・フライ仕様で、すすり心地の良い仕上がりではあるんですが、細いながらも調理時間2分ということもあって歯切れの良い強いコシや密度感なんかもあり、想像していたよりもずしっとした食べ応えなんかも楽しめる麺となっています!
そんな麺には…人気行列店“神仙”の看板メニューを再現したという手の込んだ豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く“ド濃厚”な豚骨醤油スープがよく絡み、一口ずつにまろやかな豚骨の美味いが一気に押し寄せ、“中華そば”ならではの芳醇とも言える香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、若干小さめにカットされているんですが…じっくりと味わってみると、カップ麺なりの肉の旨味が滲み出てくる仕上がり具合となっていたため、単品で楽しむというよりかは、しっかりとスープと馴染ませて旨味を滲みだしてもらい、その後細ストレート麺と一緒に絡めていただくと、より一層旨味が際立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのメンマはやや小ぶりではありますが…コリコリとしたメンマ特有の食感が心地良く、素材本来の味わいはもちろん、ほどよい味付けなんかもしっかりと感じれられ、今回の一杯に対してちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”なんかも使用されており、大きさや部位などはまちまちで、ほどよいシャキシャキ感なんかもあり、ちょうど良い薬味にもなったことで、濃厚な豚骨醤油スープをより一層美味しく引き立て、後味の良さを際立たせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り丁寧に抽出された豚骨の旨味が凝縮されており、乳化感もありつつ醤油特有の角のある口当たりがバランス良く融合されたことによって“中華そば”らしい茶色の見た目に仕上がり、まさに“ド濃厚”ではあるんですが、キレの良いメリハリが心地良く、変な脂っこさや“くどさ”は全くありませんから…喉越し良く最後まで飽きの来ないテイストとしてとろとろなスープが楽しめるのではないでしょうか?
また、豚骨の旨味がストレートに伝わる濃厚な仕上がりではあるんですが、醤油特有のキレや香辛料以外の旨味が弱いせいか…ドロッとしたスープ自体は脂っこくないものの、ちょっと単調ぎみに感じられるかもしれません。。
そのため、お好みによっては魚粉や豚骨醤油にぴったりなペッパー系の香辛料をちょい足しして、より一層豚骨の旨味を際立たせてみても良いでしょう!
他にも、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、コク深さだけでなく豚骨ならではのまろやかな旨味なんかも際立っていき、丁寧な豚骨の利かせ具合のおかげで全く飽きることもなく飲み進められるわけですが…上記の通りもう一工夫何か足りないような気が拭いきれないせいか、どこか心残りする仕上がりといった印象が否めません。。これは実店舗との再現性が気になりますね…
このように、今回の“神仙 金澤濃厚中華そば”は、長時間じっくりと煮込んだ豚骨の旨味を超濃厚に“中華そば”として溶け込ませたことによって臭みもなくドロッとした“とろみ”が付くほどのコク深くまろやかなスープに仕上げ、醤油ならではのキリッとしたシャープな飲み口とバランス良くマッチし、細ストレート麺にもよく絡む食べ応え抜群な一杯に仕上がっていたものの…豚骨の旨味が全面に押し出されていたように感じられたため、お好みによっては魚粉や豚骨醤油にぴったりな香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「神仙 金澤濃厚中華そば」を食べてみて、とことん豚骨の旨味に拘ったドロッとしたコク深くまろやかな豚骨醤油スープには、とにかく豚骨の旨味が突出して際立っていたため、臭みもなく脂っこさなんかもありませんでしたが、豚骨だけが記憶に残る若干単調な仕上がりとなっていたため、各種調味料などを駆使してお好みのテイストに調整してみると、より一層豚骨の旨味が引き立って楽しめる“ド濃厚”な一杯となっていました!
とは言え、とにかく豚骨に拘りの強いラーメン店が監修していますから、濃厚ながらも飽きの来ないテイストに仕立て上げていることに間違いなく、舌触り滑らかな非常に丁寧な豚骨醤油スープが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!