「きんせい総本家 夢風(むふう)こだわりの塩ラーメン」を食べてみました。(2022年5月31日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定)
この商品は、大阪府高槻市に本店を構え、土日の11:00~13:00しか営業していないという超人気ラーメン店“きんせい総本家 夢風”の看板メニュー“こだわりの塩”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、鶏ガラと魚介のWスープに後味すっきりとした塩ダレをバランス良く合わせたことによってコク・メリハリのある味わいに仕立て上げ、そこに厚みもあり幅広なフライ麺が絶妙にマッチした食べ応えのある名店の一杯が登場です!
それも…もはや大阪のカリスマ的存在として知られる店主“中村 悟(なかむら さとる)”氏監修によって鶏と魚介の旨味を丁寧に抽出したコク深くも後味の良い淡麗系の塩スープには、すっきりとした塩スープならではのキレと抜けの良いテイストが印象的で、そこに鶏ガラと魚介のWスープ仕様によって塩スープながらも深みのある味わいに仕上がり、シンプルではありますが、素材の旨味を存分に活かした品の良い旨味が最後まで楽しめる名店の一杯、“きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン”となっております。(値段:税別198円)
ご覧の通り、パッケージには“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”、“こだわりの塩ラーメン”といった店舗名や今回の商品名はもちろん、“創業20周年 大阪の名店”と記載されているように創業2001年11月から紆余曲折を経た後に急成長を遂げる名店ということもあってかなり期待できそうですね!他にも“鶏醤油”なんかも人気のようですが…ここ“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の看板メニューは“こだわりの塩”ですから…丁寧に抽出した鶏の旨味や魚介出汁が後味の良い塩スープへどのように相性良く溶け込んでいるのか非常に気になるところ。。
一方こちらには…鶏と魚介の旨味を丁寧に利かせた透明度の高い淡麗系の塩スープや、各種具材が盛り付けられた見た目も美しい仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!あくまでイメージではありますが、肉類の具材が“ねぎ”とともにたっぷりと使用されている辺りが嬉しいですね!恐らくこちらからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していくものと思われます!
また、こちらには“鶏と魚介の旨味が溢れる、こだわりの塩ラーメン!”と記載され、透明度の高い塩スープでありながらも動物系×魚介系によるコク深い旨味が凝縮された拘りの美味しさ、そして各種具材から滲み出す肉の旨味が深みを引き立て、幅広い層に好まれるシンプルながらも素材の旨味を存分に活かしたテイストがカップ麺に再現されていることが伝わってきます!
そしてこちらには“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の店主“中村 悟”氏の本人写真が掲載されており、“ラーメン人生JET”や“麺と心”、“ラーメンstyle JUNK STORY”など数々の名店を輩出してきたということもあってカリスマとして広く知られ、“食べログ ラーメン WEST 百名店 2021”にも選出、各メディアにも多数取り上げられる人気・実力ともに兼ね備えた名店とのことで、カップ麺とは言え自ずと期待値も高まりますね!
※店舗名“きんせい”は“夜空に輝く金星のような鮮やかな色のラーメンを作りたい”…といった意味合いが込められているとのこと。
他にも麺は、ほどよい厚みと若干幅広な角刃のフライ麺となっていて、すすり心地の良さや歯切れの良いコシが心地良く、麺量70gによるボリュームもあり、それによって鶏の旨味に魚介出汁をバランス良く合わせた繊細かつ上品な塩スープにフライ麺ならではの香ばしさが相性良く香り立ち、さり気なく動物系・魚介系の旨味を組み合わせたという…あっさりとした中にもコク深いWスープの味わいとともにじんわりと染み渡る品のある美味しさが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
塩スープらしくあっさりとしたキレのある口当たりには、じんわりと染み渡るかのような魚介出汁が鶏の旨味によって優しい味わいに引き立てられ…しっかりと混ぜていくことによって容器底に溜まっていた香辛料や粉末スープからも良い旨味が全体に馴染んでいき、特別魚介の風味が強いわけでもなく…調理感のある香ばしさがふんわりと香る程度で非常に落ち着いた雰囲気の丁寧な味わいが印象的で、まさに素材の旨味を存分に活かした“きんせい”らしい鮮やかな色の塩スープとなっていました!
これは特に、“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”ファンはもちろん、丁寧に利かせた動物系・魚介系のWスープによる深みのある味わいにほんのり香ばしさが香る塩ラーメンをボリューム感たっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、大阪府高槻市に本店を構える名店“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”監修によって看板メニュー“こだわりの塩”を東洋水産と共同開発したもので、丁寧に抽出した鶏の旨味をベースに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く利かせた透明度の高い淡麗系塩スープにキレの良い口当たりとふんわり香る香ばしさがクセになる味わい深い一杯、“きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通り、フタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには透明度の高い拘りの仕上がりイメージは掲載されていないものの、黒を基調に“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”、“こだわりの塩ラーメン”といった店舗名や今回の商品名などがシンプルに記載されています!
ちなみにここ“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の創業は2001年(平成13年)11月、店主である“中村 悟”氏が中華料理屋で5年間の修行を経た後、ラーメン業界の大手“イートアンド”に就職し、“よってこや”の前身となるラーメン屋で3年間店長職を務め、高槻市栄町に奥さんとともに“彩色ラーメンきんせい”をオープン・独立したのがはじまり(当時のメインは“あっさり豚骨ラーメン”)。
その後、半年で“豚骨ラーメン”から“和風ラーメン”へと方向転換し、そのタイミングで自家製麺も取り入れ、創業当初は大変だったようですが…試行錯誤を繰り返している中、“燻製鶏塩”といったメニューが瞬く間に広まり、さらに2004年12月に“関西1週間”という雑誌のラーメン特集で大賞に選ばれたことで急成長を遂げ、2015年1月には無化調・無添加・自家製麺として屋号も“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”へ変更し、現在では大阪を中心に以下の通り10店舗展開しており、短い営業時間でも売り切れ終了することも珍しくない盛況っぷりのようですね!(2014年4月21日にもカップ麺として“マルちゃん 縦型ビッグ きんせい 燻製風鶏塩ラーメン”が発売されています。)
- 彩色ラーメンきんせい総本家夢風
- きんせい高槻駅前店
- 茨木きんせい
- 南森町きんせい
- 彩色ラーメンきんせい
- イオンタウン茨木太田店
- 彩色ラーメンきんせい
- エキマルシェ大阪店
- 中村商店 京都拉麺小路店
- 中村商店 高槻本店
- 中村商店 南茨木
- GAGA中村商店
それによって2017年から毎年“食べログ ラーメン WEST 百名店”にも選出、さらに運営は“株式会社きんせい(2008年10月設立)”が取り仕切り、数多くの名店を輩出するなど…各方面からも高く評価され、大阪ラーメン界のカリスマとも呼ばれる店主が手掛ける名店となっています!…というか土日の昼間のみの営業という時点でかなりハードル高いですね。。
※土日の昼営業は“きんせい総本家 夢風”のみ
それでは、今回の“きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン”がどれほど鶏の旨味をベースにじんわりと染み渡る魚介出汁をバランス良く合わせた品のある塩スープに仕上がっているのか?フライ麺ならではの香ばしい風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力と強いコシを併せ持った幅広・角刃の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り451kcal(めん・かやく365kcal / スープ86kcal)となっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、縦型ビッグサイズでありながらもベースが塩スープということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと86kcalとなっていて、塩スープの割に動物系×魚介系のWスープ仕様による旨味をしっかりと利かせたことによって、あっさりとしたキレの良い口当たりとコク深く繊細な美味しさが感じられる名店らしい手の込んだ仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや鶏脂をはじめ…
- 食塩
- 植物油
- 香味油脂
- ゼラチン
- 魚介エキス
- 香辛料
- こんぶエキス
といった、丁寧に抽出した鶏ガラや魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く溶け込ませ、透明度の高い淡麗系の塩スープに仕立て上げ、そこにふんわりと香ばしい風味が香り立つことで、あっさりとした中にも深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…植物油脂や食塩などが記載されており、こちらにもほんのりと味付けが施されていることが確認できます!この辺りに関しても実店舗では自家製麺を使用しているだけあって麺にも拘りを持つ“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”によるカップ麺はこれら材料を見る限りかなり期待できそうです!
他にも販売者は“東洋水産株式会社”のようですが、製造所はグループ企業である“株式会社酒悦”が担っているようです!
JANコード | 4901990372121 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(チキンエキス、鶏脂、食塩、植物油、砂糖、香味油脂、ゼラチン、魚介エキス、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス、こんぶエキス)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 | 451kcal |
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たんぱく質 | 9.3g |
脂質 | 23.0g |
炭水化物 | 51.6g |
食塩相当量 | 7.3g めん・かやく: 2.3g スープ: 5.0g |
ビタミンB1 | 0.47mg |
ビタミンB2 | 0.31mg |
カルシウム | 146mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと…鶏の旨味エキスなどを含む非常にサラッとした油分のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、かやくには…
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
このように今回の一杯には、肉類にメンマ、“ねぎ”といったオーソドックスながらも必要最低限の具材が使用されており、食感・旨味の異なる具材によって満足度も増していき、しっかりとスープへ馴染ませながらいただくことによって物足りなさを感じさせない美味しさが楽しめそうです!
さらに、麺はご覧の通り粉末スープで若干確認できない状態となっているんですが、厚みもあり幅広なフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、今回の動物系×魚介系といった旨味を掛け合わせた大阪の名店が手掛ける塩スープと相性抜群な仕様となっています!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はほどよい弾力と強いコシが加わり、あっさりとした中にも魚介出汁の染み渡る旨味がコク深く溶け込んだ塩スープと絶妙にマッチしたメリハリのある上品な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…鶏の旨味エキスを含む若干黄色みがかった透明な油分が出てきて、そこまで特徴のある風味などはありません!…というよりも鶏や魚介出汁の旨味によって塩スープにコクを引き立てる香味油となっているようです!
そのため、この特製油を加えてもそこまで見た目・風味としての変化はなく…スープ表面にほんのりツヤのある油分が広がっていき、今回再現された塩スープ全体としてはかなり落ち着いた雰囲気でフライ麺による香ばしさがほんのり感じられる程度となっており、非常に上品な仕上がりといったところ!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはりベースは“こだわりの塩”を看板メニューとする大阪の名店“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”が監修したというだけあって非常にサラッとした品のある透明度の高い仕上がりとなっていて、鶏ガラや魚介の旨味をうまく利かせたことでキレの良い塩スープからは…あっさりとしていながらもコクがあり、そこにじんわりと染み渡る出汁が絶妙にマッチした上品な味わいをイメージさせます!…というか想像以上に大きめにカットされた具材が豊富に使用されている点が良いですね!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、あっさりとした塩スープでありながらもさりげなく動物系×魚介系によるWスープ仕様ですから…恐らく後味すっきりとしていながらもコクもあり旨味も強く、重層的に旨味を重ねた満足度の高い味わいが再現されていることに間違いなさそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…一瞬あっさりとしただけの塩スープにも感じられましたが、じんわりと染み渡る魚介出汁の旨味やそれを引き立てる鶏の旨味・コクが心地良く、さらにほんのりと香り立つ香ばしい風味が繊細な旨味を際立たせ、キリッとした塩ダレによって後味すっきりとした“こだわりの塩”の味わいを再現、まさに塩味だからこそストレートに素材を活かした美味しさが楽しめる名店“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”らしい上品な一杯となっています!
ただ…全体的にどれかひとつの旨味が際立っているわけではなく、物足りなさといった感じは一切ないものの、それぞれが非常に控え目でしたので個人的にはもう少し特徴のある味を強調しても良かったようにも感じられ、その辺で若干賛否分かれそうな仕上がりではありますね。。もちろん実店舗の方が遙かにクオリティは高いに決まっているんですが…食べ進めていくに連れて旨味が全体に馴染んでいくことによって鶏の旨味や魚介出汁が互いに引き立て合うかのような深みのある後味すっきりとした繊細な味わいが楽しめるのではないでしょうか?
そのため、満足度もそれなりに高いんですが…個人的には今ひとつ物足りなさを感じさせる一杯というか…品良くまとまりすぎている感じが強く、ほんのり感じられる香ばしさが加わったことで幅広い層に好まれるかのような安定感のある塩スープに仕上がっており、鶏の旨味を利かせた単純な塩スープというわけではなく、魚介出汁によって複雑で繊細な味わいといった印象で、雰囲気あるテイストが平打ち仕様のフライ麺と絶妙にマッチしたことによって最後まで飽きることもありません!(ただ…某レビューサイトで実際の“こだわりの塩”を見てみるとかなりの差があります。。)
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広な“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の実店舗でも使用されている角刃の自家製麺を再現したフライ麺が採用されており、ほどよい弾力と強いコシを併せ持ち、なんと言ってもほんのり味付けなんかも施されていますから、今回の塩スープとの馴染みもしっかりと考慮され、思ったよりずしっとした密度感の高い食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、鶏の旨味と染み渡る魚介出汁や昆布の旨味などをバランス良く合わせたW仕様の塩スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡るかのような魚介の旨味やそれを引き立てる鶏のコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり感じられる香ばしい風味が後味良く抜けていきます!…というかこのフライ麺独特の香ばしさが絶妙に調理感を引き立て、決して単調ではない複雑な味わいをうまく再現しているようです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの割と大きめな味付豚肉が入っていて、じっくりと味わってみると…しっかりと肉質を感じさせ、しっかりと味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す非常に美味しい具材となっていたものの…食べはじめは若干湯戻りが完全ではありませんでしたので、スープとしっかりと馴染ませながら麺を中心に食べ進め、後ほど幅広な角刃の麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマも大きめにカットされていて、上記の味付豚肉と同じく使用されている数に関しては申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマならではの味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられる相性抜群な具材となっているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープをさらに美味しく引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り、大阪の名店“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の看板メニュー“こだわりの塩”を再現したという…鶏の旨味に魚介出汁をバランス良く合わせた品のある鶏清湯を再現、カップ麺と言えども…あっさりとした中にも物足りなさを一切感じさせない深みのある旨味やメリハリのあるキレと絶妙にマッチしたことで最後まで飽きの来ないじんわりと染み渡るかのような美味しさが心地良く、フライ麺ならではの香ばしさが上品さを強調した安定感のあるテイストとなっています!
ただ、鶏の旨味や魚介出汁、それぞれがバランス良く合わさったことで“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”ならでは!といった特徴はありませんが…非常に落ち着いた雰囲気で動物系×魚介系といったW仕様による繊細な旨味はもちろん、キリッとした塩ダレが相性良くマッチしたことでインパクトこそないものの、素材の旨味を活かした上品な味わいとなっており、かなり幅広い層に好まれるテイストであることに間違いありません!
そのため、創業から数年試行錯誤を繰り返し、後に数々の名店の店主を輩出した超人気店がカップ麺化した一杯…といったかなりハードルの上がったフレーバーとして期待するかもしれませんが、あくまで鶏の旨味に魚介出汁を品良く合わせたシンプルなテイストで、素材の美味しさをうまく活かしてはいるものの…何かに突出しているわけでもありませんので、物足りなさを感じられる方も多いのではないでしょうか?
また、食べはじめは旨味がやや弱く感じられましたが…食べ進めていくに連れて粉末スープや各種具材から滲み出す旨味・深みが全体に馴染んでいき、後半になってようやくスープが完成されていくかのようにコク深い味わいが際立っていくため、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと良いでしょう!ただ、塩ダレというよりも塩そのものを加えたようなしょっぱさは若干気になりますね。。
この辺りに関しては、元となる“こだわりの塩”の再現性に関して定かではありませんので何とも言えませんが、無化調で素材本来の美味しさを十二分に活かした味わいがここ“彩色ラーメン きんせい総本家 夢風”の売りであり、何度でも食べたくなるシンプルながらもコク深く上品なテイストなのかもしれません!(だとしたらやはりカップ麺に再現するのはかなり難しいかと思われます。)
そもそも創業から数年もの間、試行錯誤した上で現在に至り、もちろん常にブラッシュアップし続ける名店ですから…“鶏醤油”や他の限定メニューなど今後の商品展開にも期待したいところ!
このように、今回の“きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン”は、丁寧に抽出した鶏の旨味にじんわりと染み渡る魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせ、あっさりとしていながらも動物系×魚介系ならではのWスープによって複雑で繊細な味わいを鶏清湯の塩スープとして再現、特別何かに突出したフレーバーではないものの…素材本来の美味しさを融合させたことによって染み渡る旨味が心地良く、そこに厚みもあり幅広なフライ麺が絶妙にマッチし、あっさりとしていながらも染み渡るコク深い一杯となっていたため、お好みによっては塩スープと相性の良いペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「きんせい総本家 夢風 こだわりの塩ラーメン」を食べてみて、大阪府高槻市に本店を構える名店“きんせい総本家 夢風”の看板メニュー“こだわりの塩”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…鶏の旨味を丁寧に利かせたコクのある塩スープに魚介出汁や昆布の旨味をバランス良く合わせたWスープ仕様によって、あっさりとしていながらも深みのある味わいに仕立て上げ、シンプルながらもフライ麺ならではの香ばしさが調理感を引き立てる安定感のある逸品に相応しい名店ならではの一杯となっていました!
また、創業当初は苦労したものの…今となっては名店と呼ばれる店主を輩出する“中村 悟”氏が監修したカップ麺ということで鶏の旨味が丁寧に感じられ、コク深くもじんわりと染み渡る魚介出汁が絶妙にマッチし、じっくりと味わうことで雰囲気のある手の込んだ美味しさがボリューム感たっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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