「函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」を食べてみました。(2025年3月25日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、函館の老舗有名店“函館麺厨房あじさい”の看板メニュー“味彩塩拉麺(あじさいしおらーめん)”をカップ麺に再現したもので、ポークやチキンをベースに昆布やホタテなどの魚介の旨味を利かせた淡麗系の塩スープ仕上げ、歯切れの良い角刃の中細ノンフライ麺が絶妙にマッチしたコク深い一杯、“函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺”となっております!(値段:税別298円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには、“あっさりとしながらも深みのある塩味スープ!”と記載され、その背景には、ポークやチキンをベースに魚介系の旨味をバランス良く合わせた塩味の淡麗スープに中細麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付メンマ・焼豚・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は角刃の中細ノンフライ仕様で、細めながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、ポークやチキンをベースに昆布やホタテなどの魚介系の旨味を利かせた深みのある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
透明度の高い澄んだ塩スープにはポークやチキンの旨味が溶け込み、あっさりとしていながらも複雑で繊細な旨味が強調され、すすり心地の良い角刃の中細ノンフライ麺と絶妙にマッチした本格感のある一杯となっていました!
「函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」とは?
そもそもここ“函館麺厨房あじさい”の創業は1930年(昭和5年)、まさに90年以上もの歴史を持つ老舗有名店として函館を中心に店舗展開を行い、他にも新千歳空港内にある“ラーメン道場”や沖縄にも出店し、北海道のお土産としても商品化されているため、函館“塩ラーメン”の代表格として全国的にご存知の方も多いのではないでしょうか?
- 麺厨房あじさい 本店
- 麺厨房あじさい 紅店
- 麺厨房あじさい JR函館駅店
- 麺厨房あじさい 函館JRA店
- 麺厨房あじさい モユク札幌店
- 麺厨房あじさい 千歳空港店
- 麺厨房あじさい 沖縄店
そして現在は、“有限会社麺厨房あじさい(2002年10月設立)”の代表でもあり、3代目店主“東 秀一”氏がその味を受け継いでいます!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り358kcal(めん・かやく291kcal / スープ67kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、ポークやチキンをベースにしているとは言え…あっさりとした塩スープということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープにはポークエキスやチキンエキスをはじめ…
- 植物油
- 香味油脂
- 食塩
- しょうゆ
- 野菜エキス
- 香辛料
- 魚介エキス
といったポークやチキンをベースに昆布やホタテなど魚介系の旨味を合わせたことで透明感のあるあっさりとした中にも深みがあり、決して物足りなさを感じさせないコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード | 4901990380270 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(ポークエキス、チキンエキス、植物油、香味油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、砂糖、野菜エキス、香辛料、こんぶエキス、酵母エキス、魚介エキス)、かやく(味付メンマ、焼豚、ねぎ、香辛料)/調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、香料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 | 358kcal |
---|---|
たんぱく質 | 11.2g |
脂質 | 9.5g |
炭水化物 | 58.4g 糖質:55.6g 食物繊維:2.8g |
食塩相当量 | 6.3g めん・かやく: 2.0g スープ: 4.3g |
ビタミンB1 | 0.23mg |
ビタミンB2 | 0.32mg |
カルシウム | 139mg |
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、粉末スープ、かやく、メンマ(レトルト)など4つの調味料などが入っています!

さらに麺は、東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による角刃の中細ノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も70gと申し分ありません!

調理してみた
ではまず“かやく”を加えていきます!
その“かやく”には…
- 焼豚
- ねぎ
が入っています!

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープと粉末スープを加えてよーくかき混ぜ、最後にメンマを添えて完成です!
すると、老舗有名店“函館麺厨房あじさい”らしい淡麗系の塩スープには、魚介出汁ならではの風味がほんのりと香り立ち、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのある一杯…といった印象の出来上がりです!

「函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…塩味らしくあっさりとした中にも強い旨味が感じられ、メリハリの付いた後味の良い安定感のある美味しさが印象的で、動物系×魚介系によるWスープということもあって複雑で繊細な仕上がりとなっています!
そのため、物足りなさといった感じも一切なく、品良くまとまったスープには特別変なクセなどありませんから、函館の代表格“函館麺厨房あじさい”ならではの味わいが喉越し良く楽しめるはずです!
また、チキンやポークの旨味によってちょうど良いコクがプラスされ、素材の旨味そのものを下支えしたことで全体のバランスは思いのほか良く、塩ラーメンが好みの方ならかなりハマるフレーバーと言えるでしょう!
麺について
麺は、角刃の中細ノンフライ仕様で、特殊製法による本格的な食感を再現、麺量も70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…ポークやチキンをベースに魚介の旨味をバランス良く合わせた淡麗系の塩スープがよく絡み、あっさりとした中にもじんわりと染み渡る味わいが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る出汁の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされた焼豚が入っていて、ややチープな印象ではありますが、ほどよく味付けされた肉の旨味がに滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマは、レトルトタイプというだけあって食感が非常に良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、透明度の高い淡麗系ながらもポークやチキンによって深み・コクがあり、さり気なく動物系×魚介系のWスープ仕様によって複雑・繊細な味わいで、最後まで飽きの来ないメリハリの付いた仕上がりです!
そして、昆布やホタテなどの魚介の旨味だけが主張しているわけではなく、ポークやチキンの旨味とバランス良く融合し、万人受けするかのような安定感のある塩スープを再現しています!

まとめ
今回の「函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」は…素材の旨味をうまく活かしたことで透明度の高い塩スープでありながらも物足りなさといった感じは一切なく、角刃の中細ノンフライ麺と絶妙にマッチした本格的な一杯となっていました!
やはり函館と言えば…あっさり系の塩ラーメンといったイメージが強いんですが、今回のフレーバーに関しては動物系の旨味を丁寧に利かせたことによってコク深い味わいが楽しめるため、何度食べても飽きの来ない仕上がりと言えるのではないでしょうか?
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