「函館麺厨房あじさい 函館塩ラーメン」を食べてみました。(2017年12月19日発売・東洋水産)
この商品は、函館の有名店「函館麺厨房あじさい」の人気メニューである“函館塩ラーメン”をカップ麺に再現・商品化したもので、あっさりとした塩スープに魚介系のダシ、そしてしっかりとチキンやポークの旨味を利かせた塩ラーメンとなっております!
新発売と言っても以前にもこちらのカップ麺は度々発売されているようなので、人気商品であり、定期的に店頭に並んでいるのでしょう。
実際に食べてみましたが、キレのある塩の口当たりは鶏の旨味によって優しくも感じられる仕上がりで、それによって塩スープに厚みがプラスされ、深い味わいとなっていました!
ちなみに取り扱いはファミマ系列限定の発売のようです。
では、今回はこの「函館麺厨房あじさい 函館塩ラーメン」についてレビューしてみたいと思います。
また、実店舗については、ぜひこちらの記事もご覧下さい。
【追記】この商品は“函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺”として2019年10月22日に改めてタテ型カップ麺で発売され、2021年4月27日にも再発売されています!
函館麺厨房あじさい 函館塩ラーメンについて
今回ご紹介するカップ麺の“あじさい”は「札幌ら〜めん共和国」や、新千歳空港の「北海道ラーメン道場」にも出店しているため、ご存知の方も多いかと思います。
その人気のメニューがカップ麺として改めて登場したというわけです!
パッケージにはご覧の通り本店の画像や今回のカップ麺が“あじさい”の店主監修ということが記載されています。
函館と言えば塩ラーメンですからね。
その函館の中でも1930年創業の老舗のラーメン店であり、人気ラーメン店のひとつなので、その仕上がりが気になるところです。。
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り343kcalとなっております。(塩分は5.8g)
思っていたほどカロリーは高くはないようです。塩分も低いわけではありませんが…もう少し高い数値を想像していたので、仕上がりはあっさり系なのかな?と思わせます。
では原材料も見てみます。
スープにはポークエキスやチキンエキス、こんぶエキスや魚介エキスといった魚介系のダシをベースに豚・鶏などの動物系の旨味で厚みを持たせているスープだということが想像できそうな材料が並びます。
さらに、野菜エキスやしいたけエキスなどの野菜の旨味なんかも含んでいるようですね。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやくが2つ、液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。
そして麺は、ご覧の通り中太くらいのノンフライ麺ですね!
この麺は、東洋水産の“生麺ゆでてうまいまま製法”という独自製法によって作られる生麺の食感に近いコシを表現しているとのこと。
最近ご紹介したものだと「マルちゃん正麺 野菜ちゃんぽん」や「琴平荘 中華そば」なんかもこの仕様でしたね。
調理してみた
ではまず、2種類のかやくと粉末スープを入れてみます。
かやくには焼豚、メンマ、ネギが入っています。焼豚のクオリティの高さはこの時点でよくわかります。
熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりに液体スープを入れたところがこちら!
液体スープは少し醤油のような濃い色をしたさらっとしたものでしたが、調理中にフタの上で温めておくと良いでしょう。
そして、スープの表面には上品にも見える脂が広がり、かなりあっさりとした印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
写真ではあまり変わっていないように見えますが…全体的に粉末スープや液体スープが馴染み、そこまで風味は強くはないようです。
どちらかと言うと落ち着いた優しい味わいを想像する香りが漂います。
食べてみた感想
一口食べてみると…安定した美味しさを感じるあっさりめの塩ラーメンです!
ただ、しっかりと鶏や豚の旨味が利いているため、スープにはほどよい厚みを感じ、味わい深い塩スープに仕上がっているようです。
鶏の方が強めに感じられますので、そこまで脂っこさはなく、優しい味わいが安定した美味しさを楽しませてくれます。
この味わいなら老若男女関係なく万人受けする一杯で、長年人気のラーメン店であることがよくわかりますね。
麺について
麺は先ほどご紹介した通り、生麺にも近い食感が美味しい中太麺です。
なめらかであって、つるっとした喉ごしの良い麺は、塩スープに絡めて食べると魚介系のダシが利いた深みのある塩味を感じます。
ただ、個人的にはもう少し強いコシがほしかったところ。。
トッピングについて
トッピングにはまずこちらの焼豚が入っているんですが、こちらは薄くカットされたものではありますが、よくある簡易的な仕上がりではなく、カップ麺のチャーシューとは思えないようなしっかりとした肉質、そして噛んだ時の旨味を感じます。
スープ自体があっさりとした仕上がりなので、このバランスがまた良いですね!
他にもメンマが入っているんですが、こちらも小さいながらもしっかりとした歯応えがあり、個人的に好きな仕上がりとなっておりました。
また、ネギは大きさの異なるものが入っていたんですが、大きくカットされたネギにはしっかりとネギ本来の甘さなんかもあり、魚介系のダシを利かせたスープとの相性も良いですね!
スープについて
スープはご覧の通り淡麗系とまではいかないものの、あっさりとした見た目の仕上がりとなっております。
その味わいには魚介系のダシが利き、鶏の旨味がスープに厚みを感じさせることで安定した塩スープの美味しさを表現していますね。
さらに黒胡椒のような香辛料なんかも入っているため、塩スープにぴりっとしたアクセントを感じます。
まとめ
今回は「函館麺厨房あじさい 函館塩ラーメン」を食べてみましたが、魚介系のダシを利かせた塩スープに感じる鶏の旨味はじんわりと染みる美味しさを感じます!
こういった塩味や旨味そして魚介系のダシなんかをほどよく利かせた塩ラーメンの味わいが人気の秘訣なのでしょうね。
これなら何度も食べたくなる味だということがよくわかります。
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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