「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」を食べてみました。(2024年12月9日発売・サンヨー食品)
この商品は、福島県喜多方市の人気老舗ラーメン店「坂内食堂(ばんないしょくどう)」の看板メニュー“志那そば(中華そば)”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚の旨味をベースに香味野菜や醤油などを合わせ、あっさりとした優しい味わいにも関わらずコク深い味わいがクセになる最後まで飽きの来ない一杯、“サッポロ一番 ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば”となっております。(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り容器側面には、あっさりとした中にも深みのある醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は特殊切刃を使用して手打ち風に仕上げたフライ仕様で、3種類の太さによってワシワシとした噛み応えのある食感をうまく再現、そして豚の旨味に香味野菜や醤油などを合わせた飽きの来ない優しい味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
一瞬あっさり目にも感じられるものの…そのすぐ後からは豚の旨味によるコクが広がっていき、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香味野菜の旨味によってメリハリを付けた醤油スープに仕上がり、そこに幅も厚みも異なる“手揉み風”のフライ麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯となっていました!
「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」とは?
そもそもここ“坂内食堂”の創業は昭和33年5月、“上海食堂”で修行を積んだ“坂内 新吾”氏が奥さんのヒサさんとオープンさせたのがはじまり。今では長男の“坂内 章一”氏が味を受け継ぎ、福島県喜多方のご当地ラーメン“喜多方ラーメン”の名店として広く知られ、多くのファンから高い支持を得る老舗有名店です。
そして特徴としては…毎日食べても飽きないようなシンプルなテイストではあるんですが、臭みのない豚骨の旨味を利かせた塩スープに醤油を加えたことで物足りなさを感じさせないコクがあり、札幌ラーメンや博多ラーメンと合わせて日本三大ラーメンと呼ばれているほど知名度の高いラーメンとなっています!
- 醤油・塩などあっさりとした中にもコクのある豚骨清湯スープ
- もっちりとした柔らかい食感の平打ち熟成多加水麺
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り439kcal(めん・かやく340kcal / スープ99kcal)となっております。(塩分は6.2g)
カロリーは、あっさりとした醤油スープとのことでやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり94g、麺の量は70gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- ポーク調味料
- 植物油脂
- しょうゆ
- ポークエキス
- ポークコラーゲン
- 香辛料
といった、豚の旨味をしっかりと利かせたコク深い醤油スープに仕上げ、口当たり優しくも香味野菜や香辛料によって味を調えたシンプルながらも最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 関西工場(奈良県)
JANコード 4901734056782 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵)、スープ(豚脂、糖類、食塩、ポーク調味料、植物油脂、しょうゆ、ポークエキス、たん白加水分解物、ポークコラーゲン、酵母エキス、香辛料)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (94g) 当たり]
熱量 439kcal たんぱく質 7.5g 脂質 21.6g 炭水化物 53.7g 食塩相当量 6.2g
めん・かやく: 1.7g
スープ: 4.5gビタミンB1 0.31mg ビタミンB2 0.28mg カルシウム 195mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています!
また、具材には…
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、部分的に厚みや幅も異なる手揉み風のフライ仕様で、湯戻りする前からすでにもっちりとした弾力やガシッとした強いコシなどが再現されていることが伝わってきます!
調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体に馴染むと…醤油スープではありますが豚の旨味を活かした清湯スープということもあって透明感もあり非常にサラッとした状態で豚の臭みは一切なく、“毎日食べても飽きることのない味”というのも納得です!
「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…豚の旨味がしっかりと利いたことによって、あっさりとした醤油スープには口当たり優しいコクが加わり、シンプルな醤油スープといった印象ではありますが、“坂内食堂”らしく物足りなさを感じさせない深みのある仕上がりとなっています!
そして豚の旨味も当然ギトギト・こってりとしているわけではなく、醤油スープを下支えするかのようなコクをプラスし、さり気なく使用された香辛料によって後味すっきりとした印象といったところ!
また、あっさりとは言え決して薄味というわけではなく、むしろ旨味が強く全体のバランスなんかも良いですね!さらにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”なんかもちょうど良いアクセントとしてメリハリを引き立て、まさに幅広い層に好まれるフレーバーと言えるでしょう!
麺について
麺は、サンヨー食品の独自技術による切刃によって3種類の太さが入り交じるフライ仕様で、平打ち麺・手揉み風といった“ちぢれ”を付けたコシのある食感を再現し、麺量も70gと申し分ありません!
そんな麺には、豚の旨味を丁寧に利かせた優しくも味わい深い醤油スープがよく絡み、シンプルであっさりなんですが…クセのない旨味などが口いっぱいに広がっていき、醤油ならではの芳醇な風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、小さくカットされた味付豚肉が入っていて、若干チープな印象ではありますが…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっています!
また、こちらのメンマは、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも細々にカットされた“ねぎ”が数多く使用されていて、シャキシャキ感こそ期待できませんが、ちょっとした良い薬味にもなったことで、今回のコク深くもあっさりとした醤油スープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、クセのない豚の旨味を丁寧に抽出したことによってサラッとした仕上がりが印象的で、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みやコクをプラスし、塩スープに香味野菜や醤油で味を調えたかのような安定感のある味わいです!
また、スープの構成としてはポークに由来する旨味を数種類使用し、醤油や食塩、香味野菜や香辛料で味を調えたシンプルなテイストだからこそ繊細で深みがあり、最後まで飽きることもありません!
まとめ
今回の「サッポロ一番 ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」は…“毎日食べても飽きることのない味”のイメージ通り豚・豚骨の旨味を丁寧に利かせたシンプルなテイストながらも優しい口当たりで、手打ち風の“ちぢれ”を付けたフライ麺との絡みも非常に良く、芳醇な醤油の風味が香る上品な一杯となっていました!
そしてなんと言ってもここ“坂内食堂”ならではの平打ち麺らしい手揉みしたかのような“ちぢれ”を付けたことによるもっちりとした弾力と強いコシが心地良く、そこにコク旨な醤油スープが相性良くマッチしたことによって、幅広い層に好まれる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!