「中華三昧 スーツァンレストラン陳 豆乳担々麺」を食べてみました。(2025年2月24日発売・明星食品)
この商品は、四川料理の名店“四川飯店”の系列モダンチャイニーズレストラン“スーツァンレストラン陳(チン)“監修によって毎年冬に登場する期間限定の人気メニューをカップ麺に再現したもので、芝麻醤と豆乳のコクを利かせた豆乳担々スープに仕上げ、弾むような食感のノンフライ麺が相性良くマッチした一杯、“中華三昧 スーツァンレストラン陳 豆乳担々麺”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通り容器側面には“芝麻醤と豆乳のクリーミーなコクと旨み”と記載され、その背景には鶏出汁に味噌と醤油を加え、ラー油や豆乳で全体の味を調えた豆乳担々スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・ごま・豆腐・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は丸刃の中細ノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、芝麻醤と豆乳のコクと旨味を利かせたまろやかな味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
ちなみに今回は“中華三昧 榮林 酸辣湯麺”と“中華三昧 赤坂璃宮 五目とろみ醤油”がリニューアルし、同時発売されています!
そもそも練り胡麻の要素が控えめなスープにラー油の辛みやまろやかな豆乳を合わせたことで正直どっち付かずのテイストといった印象が強く、豆板醤も使用していないのでメリハリはありつつも担々麺ならではの濃厚感に欠ける仕上がりで、そこにもっちりとした丸刃のノンフライ麺が馴染む落ち着いた雰囲気の一杯となっていました!
「中華三昧 スーツァンレストラン陳 豆乳担々麺」とは?
そもそもここ四川料理の名店“スーツァンレストラン陳”とは…赤坂の名店「四川飯店」の伝統的な技術に新しさを取り入れたモダンで革新的なレストランで、様々な四川料理を提供し、創業の2001年4月から20年以上も携わる“井上 和豊(いのうえ かずとよ)”氏によって拘り抜いた味わいが人気を呼ぶ名店です!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り261kcal(めん・かやく240kcal / スープ21kcal)となっております。(塩分は4.1g)
カロリーは、1食当たりの量が若干少なめなレギュラーサイズ・ノンフライ麺仕様ということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり65g、麺の量は47gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やポークエキスをはじめ…
- みそ
- チキンエキス
- 乳等を主要原料とする食品
- 豚脂
- 植物油脂
- 香味調味料
- しょうゆ
- 調製豆乳粉末
- 香辛料
- 香味油
- ねりごま
といった、鶏出汁に味噌と醤油を加え、ラー油や練り胡麻を合わせた担々スープに仕上げ、豆乳や芝麻醤でコクとまろやかさを引き立てたクリーミーな味わいを想像させる材料が並びます!
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード 4902881458108 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、でん粉、しょうゆ、酵母粉末)、スープ(食塩、デキストリン、ポークエキス、糖類、みそ、チキンエキス、乳等を主要原料とする食品、豚脂、たん白加水分解物、植物油脂、香味調味料、しょうゆ、調製豆乳粉末、酵母エキス、香辛料、香味油、ねりごま)、かやく(味付豚肉、ごま、豆腐、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、トレハロース、かんすい、炭酸カルシウム、カラメル色素、豆腐用凝固剤、乳化剤、卵殻カルシウム、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、甘味料(スクラロース)、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (65g) 当たり]
熱量 261kcal
めん・かやく: 240kcal
スープ: 21kcalたんぱく質 7.2g 脂質 5.9g 炭水化物 42.4g 食塩相当量 4.1g
めん・かやく: 1.5g
スープ: 2.6gビタミンB1 0.78mg ビタミンB2 0.23mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“辣油香り立つひとさじ”と記載された調味料が別添されています。

また、具材には…
- 味付豚肉
- ごま
- 豆腐
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、丸刃の中細ノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量47gとレギュラーサイズとしてはやや少な目なボリュームなので、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“辣油香り立つひとさじ”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…担々麺らしいドロッとした感じではなく意外とサラッとしていて、“ごま”特有の風味が広がっていき、各種素材の旨味が利いているんでしょうけど、思ったよりライトな仕上がりのようです!

「中華三昧 スーツァンレストラン陳 豆乳担々麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ラー油の辛みも多少利いているんですが、やはり芝麻醤や豆乳を加えたことでコクやまろやかさが際立ち、担々麺とは若干異なる優しいテイストと言え、個人的にはちょっと物足りなく感じられます!
そしてベースは鶏出汁に味噌と醤油を合わせたということもあってコクはあるんですが、ピリッとしたアクセントが控えめなので、お好みで唐辛子や花椒などで味を調整してみても良いかもしれません!
また、原材料を見る限り豆板醤も使用されていませんし、練り胡麻や味噌の良い意味での濃厚感も控えめなので、そもそもの担々麺らしさに欠ける仕上がりで、ちょっと賛否分かれそうなフレーバーと言えるでしょう!
麺について
麺は、丸刃の中細ノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量47gとやや少な目なので、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです!
そんな麺には、芝麻醤や豆乳のコクを利かせた担々スープがよく絡み、ラー油のほどよい辛みやクリーミーな味わいが口いっぱいに広がっていき、“ごま”の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな味付豚肉が入っていて、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、かなり小ぶりな豆腐は、とろけるような柔らかい食感で、芝麻醤や豆乳を利かせたコク深くまろやかなスープと相性良く馴染んでいるようです!

他にも細かくカットされた“ねぎ”は、青い部分なので薬味として使用されているんでしょうけど、シャキシャキ感もそこまで期待できないので、ちょっとした彩り程度となっています!

スープについて
スープは、ラー油を利かせたピリ辛な担々スープに豆乳を加えたとは言え、そもそも担々麺らしさがかなり控えめでコクやまろやかさが際立ち、鶏出汁に味噌と醤油を合わせたことによって旨味・こってり感に欠ける仕上がりとなっています!
そのため、辛さレベルが記載されていないのも納得で、とにかくまろやかさを強調させており、様々な材料を使用しているにも関わらず全体のバランスが悪く…高級中華料理店が監修したとは思えません!

まとめ
今回の「中華三昧 スーツァンレストラン陳 豆乳担々麺」は…芝麻醤や豆乳のコクを利かせた担々スープに仕上げ、ラー油のピリッとした辛みも感じられるものの、そもそも担々麺らしさがかなり控えめで、旨辛とまろやかさのどっち付かずのシリーズらしくない一杯となっていました!
ただ、このフレーバー自体クリーミーでまろやかな担々麺なので、恐らくこれが意図した味わいなんでしょうけど、期待していた仕上がりとは違っていたため、若干賛否分かれる“豆乳担々麺”と言えるのではないでしょうか?
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