「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン」を食べてみました。(2025年1月7日発売・サンヨー食品/ファミリーマート限定)
この商品は、福岡の名店“ふくちゃんラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、コクのある豚骨をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”を合わせたメリハリのある豚骨スープに仕上げ、そこに歯切れの良い細麺が食欲を満たす安定感のある一杯、“ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン”となっております。(値段:税別258円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通り容器側面には、微乳化といった状態の豚骨スープにキレの良い濃口醤油を合わせたコクとキレのある味わいをイメージさせ、これを見る限り具材には…味付豚肉・ねぎ・“にんにく”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は豚骨ラーメンにぴったりな歯切れの良い丸刃の細フライ仕様で、熱湯2分で湯戻りすることによって細いながらも強めのコシがあり、豚骨をじっくりと炊き出したコク深くもキレのある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
臭み控え目な豚骨の旨味を丁寧に利かせたスープには、コクもありキリッとしたシャープな口当たりが印象的で、別添されている“にんにく”を溶かし込むことでやみつき感のある旨味が際立ち、定番ながらも安定感のある仕上がりとなっていました!
「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン」とは?
そもそもここ“ふくちゃんラーメン”の創業は1975年(昭和50年)8月、創業者である“福吉 光男”氏が博多ラーメンの“しばらく”で修業を積んだ後、福岡県早良区百道にオープンしたのがはじまり。
その後、昭和54年に病気によって店を閉めようとするも…妻である“千恵子”さんの妹のご主人“榊 順伸”氏が独学でラーメン作りを学び“ふくちゃんラーメン”を引き継ぎ、徐々に常連客も増えた結果、行列や渋滞のクレームによって1994年に現在の“田隈本店”へ移転、さらに2003年1月には“順伸”氏の体調不良を理由に長男である“伸一郎”氏がその味を受け継いでいるようです
他にもニンニククラッシャー先駆けのお店として知られ、今回のカップ麺にもそれをイメージした“おろしにんにく”が別添されていて、実店舗さながらの美味しさが気軽に楽しめることと思われます!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り475kcal(めん・かやく330kcal / スープ145kcal)となっております。(塩分は7.0g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・コク深い豚骨スープという割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり106g、麺の量は70gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やポークエキスをはじめ…
- 豚脂
- 植物油脂
- にんにく加工品
- しょうゆ
- ポーク調味料
- 油脂加工品
- クリーミングパウダー
- 香辛料
といった、豚骨の旨味をベースに醤油感の強い“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調え、別添されている“にんにく”が食欲を掻き立てる定番で王道な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード | 4901734057307 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(糖類、食塩、ポークエキス、豚脂、植物油脂、にんにく加工品、しょうゆ、ポーク調味料、油脂加工品、クリーミングパウダー、たん白加水分解物、酵母エキス、香辛料、デキストリン、発酵調味料)、かやく(味付豚肉、ねぎ、にんにく)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、香料、ソルビトール、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、クチナシ色素、環状オリゴ糖、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、ミョウバン、乳化剤、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (106g) 当たり]
熱量 | 475kcal |
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たん白質 | 10.8g |
脂質 | 21.4g |
炭水化物 | 59.7g |
食塩相当量 | 7.0g めん・かやく 2.0g スープ 5.0g |
ビタミンB1 | 0.35mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 324mg |
開封してみた
フタを開けてみると、すでに粉末スープなどが入っていて、他には調味油、“おろしにんにく”といった調味料などの2パックが入っています。
また、具材には…
- 味付豚肉
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り博多の豚骨ラーメンにぴったりな細めのフライ仕様で、調理時間2分で仕上げることによって硬めの食感やすすり心地の良さに期待できそうです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて調味油を加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染んだら“おろしにんにく”を添えて完成です!
すると…合わせ醤油に香辛料などを合わせた実店舗らしいタレによって豚骨スープとは思えない色合いで、まさにコクとキレのある味わいがじっくりと楽しめそうです!
「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…臭みのない豚骨の旨味にキレの良い“かえし(醤油ダレ)”が相性良くマッチしたことでコク深くも後味すっきりとしていて、別添されている“おろしにんにく”がやみつき感を引き立てています!
それによって飽きるような“くどさ”は一切なく、メリハリの付いた臨場感溢れる味わいをカップ麺に再現、さらに70gの麺量が食欲をしっかりと満たす幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
そのため、まろやかな豚骨ラーメンが好みの方だとちょっと醤油感が強く感じられるかもしれません!それくらいキリッとしたタレがバランス良く馴染み、“おろしにんにく”も相性良くマッチしていますから、最後まで飽きることもありません!
麺について
麺は、博多の豚骨ラーメンにぴったりな丸刃の細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量70gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には…臭みのない豚骨にキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などをバランス良く合わせた旨味の強い豚骨スープがよく絡み、豚骨のコクや甘み、醤油感のあるキリッとした口当たりなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小さくカットされた味付豚肉が入っていて、若干チープな印象も受けるかもしれませんが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、最初のうちはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!
また、こちらの“おろしにんにく”は、イメージ通り食欲そそる香味野菜の旨味を引き立て、香りも良いので、お好みに合わせて量を調整してみると良さそうです!
さらに、こちらの“ねぎ”は、細かくカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、使用されている量が多いせいか、ちょうど良い薬味として今回のスープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、醤油ダレがしっかりと利いているせいか微乳化といったメリハリのあるテイストで、不自然な“とろみ”がないものの喉越しは非常に良く…広く知られる豚骨スープとはひと味違った仕上がりとなっています!
ただ、どうしても醤油感が強いので、イメージとしては豚骨醤油といったジャンルに近しく、豚骨スープ特有のコク深くまろやかな感じが控えめでしたので、お好みに合わせて“おろしにんにく”や唐辛子、紅生姜などで味を調整してみると良いでしょう!
まとめ
今回の「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン」は…臭みのない豚骨スープに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などをバランス良く合わせ、別添されている“おろしにんにく”が食欲そそるアクセントをプラス、そこに各種具材や麺量70gの細ストレート麺が食欲を満たす食べ応えのある仕上がりとなっていました!
やはり、あまりの行列が故に僻地へ移転したにも関わらず連日客足が絶えないという老舗有名店が監修したカップ麺は安定感もあって間違いありません!もちろん“おろしにんにく”も相性良くマッチし、デフォルトでも十分な美味しさが楽しめますから、想像以上に好評な一杯と言えるのではないでしょうか?
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