サンヨー食品

「博多一双」監修カップ麺 “泡系濃厚豚骨ラーメン” 名店の味を再現したコク深くまろやかな一杯

博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン
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博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」を食べてみました。(2023年12月19日発売・サンヨー食品/ローソン限定)

この商品は、博多に本店を構える超人気ラーメン店“博多一双(はかたいっそう)”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、じっくりと炊き出した豚骨の旨味をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことで“豚骨カプチーノ”と呼ばれる濃厚な豚骨スープに仕上げ、そこに歯切れの良い細麺が食欲を満たす本格的な一杯、“博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン”となっております。(値段:税別258円)

ご覧の通りパッケージには“博多 一双”、“泡系濃厚豚骨ラーメン”といった店舗ロゴや今回の商品名が記載されているように、ラーメン愛好家から“豚骨カプチーノ”と呼ばれる泡系豚骨の名店らしく濃厚な味わいが再現され、“かえし”が全体をうまく調和したことで最後まで飽きの来ない仕上がりに期待できそうです!

博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン パッケージ

一方こちらには“福岡・博多 豚骨ラーメン”と記載され、その背景には…豚骨ラーメン一筋の名店らしい長時間炊き出したかのような豚骨をベースに“かえし(醤油ダレ)”を合わせたコク深くまろやかなスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キクラゲ・“ねぎ”が使用されているようです!そして“豚骨カプチーノ”と呼ばれるだけあってカップ麺にもさり気なく泡が浮いているのが確認できます!

他にも特徴として…麺は博多の豚骨ラーメンにぴったりな歯切れの良い丸刃の細麺仕様で、熱湯2分で仕上げることによって細いながらも強めのコシがあり、ほんのり獣臭のする豚骨をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などをバランス良く合わせた乳化感のあるまろやかなスープとともにガツンと食欲を満たしてくれる…そんな旨味溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

臭み控え目な豚骨の旨味を丁寧に利かせた濃厚なスープには、コクもあり濃厚ながらもキリッとしたシャープな口当たりが印象的で、さり気なく利かせた香辛料によってメリハリのある仕上がりとなり、濃厚とは言え特別“とろみ”が付いているわけでもなく、麺量70gのボリューム感によってしっかりと食欲が満たされる上品な一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2023年12月19日にサンヨー食品株式会社からローソン限定で発売された「博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、博多を中心に店舗展開する豚骨ラーメンの名店“博多一双”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを再現したもので、実店舗では豚骨臭が強いようですが…そういった獣臭は控え目にし、“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調えたことによってメリハリのある濃厚なスープに仕上がり、濃厚ながらもキリッとした口当たりがクセになる安定感のある一杯、“博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…黒を基調に“博多一双”、“泡系濃厚豚骨ラーメン”といった店舗ロゴや商品名などがシンプルに記載され、そもそも“博多一双”のカップ麺はこれまでもいくつか登場していて、今回は2022年12月6日にリニューアル発売された“サッポロ一番 博多一双 濃厚豚骨ラーメン”以来の登場ということで恐らく今回も同等のテイストであり、“豚骨カプチーノ”と呼ばれる人気行列店の味わいが気軽に楽しめそうです!

ちなみにここ“博多一双”の創業は2012年11月、店主である“山田 昌仁(やまだ まさひと)”氏が福岡の名店“一幸舎(いっこうしゃ)”で7年半もの修業経験の後、弟の“山田 章仁(やまだ あきひと)”氏とともに福岡県福岡市博多区に“博多一双(博多駅東本店)”をオープンしたのがはじまり。豚骨臭漂う店内が特徴的だという“博多一双”は、豚骨をじっくりと炊き出したことによって、クリーミーな泡とマイルドな濃厚さにも関わらず後味すっきりとした味わいが大変人気の豚骨1本で勝負する有名店です!

また、経営母体は兄の“山田 昌仁”氏が代表を務める“株式会社 EVORISE(2012年設立)”が取り仕切り、本店と同じく博多区に中洲店が2014年5月にオープン、2016年9月には祇園店がオープンしています!

そしてその特徴としてはやはり…“一幸舎”から受け継がれた豚骨の強い拘りにあるようで、一部のラーメン愛好家からは“豚骨カプチーノ”と呼ばれる極上のスープが表現されているようです!

骨の髄からうま味を最大限に引き出された豚骨スープに浮かぶ泡は濃厚な手作り豚骨スープの証。
引用元:旨さの秘訣やこだわり A Strong Preference

さらにここ“博多一双”監修のカップ麺と言えば…これまでも以下のような商品が発売されていて、基本は“ラーメン(豚骨)”のみといった味わいをカップ麺に再現、その味わいをブラッシュアップして何度か登場しているため、今後もまた新たにリニューアル発売されるものと思われます!

それでは、今回の“博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?キレの良さを引き立てる“かえし(醤油ダレ)”やさり気なく使用された鰹節や昆布のエキスとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地抜群な丸刃の細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り439kcal(めん・かやく326kcal / スープ113kcal)となっております。(塩分は6.0g)

カロリーは、縦型ビッグサイズ・濃厚な豚骨スープと言う割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は70gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと113kcalと豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚なテイストのようで、後味すっきりしているにも関わらず喉越しの良いまろやかな仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、ポーク調味料や食塩をはじめ…

  • 油脂加工品
  • 植物油脂
  • 豚脂
  • ポークコラーゲン
  • しょうゆ
  • 香辛料
  • 調味油脂
  • かつお節エキス
  • こんぶエキス

といった、豚骨の旨味をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調え、さり気なく利かせた鰹節や昆布の旨味が繊細な味わいを引き立て、コク深くまろやかな豚骨スープにキリッとした後味の良さ・メリハリが加わり、脂っこさや“くどさ”も一切なく、最後まで飽きの来ない濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード4901734052449
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵、植物性たん白)、スープ(ポーク調味料、食塩、油脂加工品、砂糖、植物油脂、豚脂、でん粉、たん白加水分解物、ポークコラーゲン、しょうゆ、香辛料、調味油脂、かつお節エキス、こんぶエキス)、かやく(味付豚肉、キクラゲ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、カラメル色素、乳化剤、かんすい、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量439kcal
たん白質11.1g
脂質20.1g
炭水化物53.4g
食塩相当量6.0g
めん・かやく 2.0g
スープ 4.0g
カルシウム373mg

開封してみた

フタを開けてみると、すでに粉末スープなどが入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。

そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、豚骨の旨味を引き立てる調味油のようなサラッとした仕様でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、具材には…

  • 味付豚肉
  • キクラゲ
  • ねぎ

が入っています。

豚骨スープは割と単調になりがちなので、お好みによっては相性の良い“おろしにんにく”や紅生姜などを予め用意しておくと良いかもしれません!

さらに麺は、ご覧の通り博多の豚骨ラーメンにぴったりな細めのフライ仕様で、調理時間2分で仕上げることによって硬めの食感やすすり心地の良さが印象的で、湯戻りする以前からすでにほどよい弾力と歯切れの良さをイメージさせます!

調理してみた

続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよい弾力とコシが加わり、まだ別添されている“仕上げの小袋”を加える前の状態ではありますが、若干獣臭が香る豚骨の旨味をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調え、さり気なく利かせた鰹節や昆布の旨味が繊細な味わいをプラス、最後まで飽きの来ない名店ならではの一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えていきます!
すると…ほんのり獣臭が広がるものの、そこまで強烈な風味ではなく、調理感やコクを引き立てる無色透明な油分が少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

では、よーくかき混ぜてみます!
そしてスープが全体に馴染むと…“泡系”、“豚骨カプチーノ”というだけあってご覧の通り乳化感のある豚骨スープには泡が浮き、濃厚とは言っても変に“とろみ”が付いているわけでもなく、素材の旨味を存分に活かした品のある仕上がりのようで、メリハリの付いた味わいがじっくりと楽しめそうです!(豚骨スープということもあって、“おろしにんにく”や紅生姜なんかを追加してみても良いかもしれません!)

他にも“かえし(醤油ダレ)”が馴染んだことで白濁としたスープに若干色が付き、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな名店が手掛ける上品な豚骨スープが気軽に楽しめるフレーバーに間違いなく、濃厚感を調和させるかのように“かえし”や香辛料がアクセントとなり、ボリューム感に関しても申し分ありません!

食べてみた感想

一口食べてみると…風味から伝わってきた通り豚骨の旨味はしっかりと利いているものの、臭みはかなり控え目で、なんと言ってもキレとコクが絶妙にマッチしたことで想像以上に安定感があり、“泡系濃厚豚骨ラーメン”とは言ってもこってり感や濃厚感に際立っているわけではなく、“かえし”や香辛料によるキレが全体をうまく調和し、どちらかと言うと後味すっきりとした喉越し抜群な仕上がりといったところ!

そのため、豚骨の旨味を丁寧に利かせた濃厚なテイストなんですが、飽きるような“くどさ”は一切なく、ちょうど良いメリハリによってカップ麺とは思えないほどのクオリティを演出、さらに70gの麺量が食欲をしっかりと満たし、非の打ち所のない仕上がりと言えるんでしょうけど、どうしても豚骨スープの単調な感じが気になるところでしたので、やはり“おろしにんにく”や紅生姜などを別途用意しておくと良いかもしれません!

とは言え、変なクセもありませんし王道・定番とも言える豚骨スープで、デフォルトでもコク深くまろやかでクリーミーな美味しさが十分楽しめるフレーバーであり、もちろん丁寧な作り込みなんかも伝わってくるので、幅広い層に好まれる一杯に間違いなく、ここにちょっとしたアクセントを加えてみると、より一層豚骨本来の旨味が際立って楽しめるのではないでしょうか?(実店舗でも使用されている辛子高菜なんかも合いそうです。)

麺について

麺は、ご覧の通り博多の豚骨ラーメンにぴったりな丸刃の細麺が採用されており、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量70gとは言え割とボリューム感のある仕上がりとなっていて、滑らかな食感なんかも好印象といったところ!

そんなフライ仕様の細麺には…臭み控えめの豚骨をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などをバランス良く合わせ、鰹節や昆布のエキスが繊細な旨味を引き立てたコク深くまろやかな豚骨スープがよく絡み、豚骨の旨味や甘み、醤油感のあるキリッとした口当たりなどが口いっぱいに広がっていき、フライ麺特有の香ばしさはもちろん、ほんのり香る豚骨臭が後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、やや小さめにカットされたチープな印象も受けるかもしれませんが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど歯切れの良い細ストレート麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらのキクラゲは、使用されている数・サイズに関して申し分なく、コリコリとした食感も心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!というか、豚骨系のテイストにはこういったキクラゲが合いますね!

さらに、こちらの“ねぎ”は、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が印象的で、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の豚骨スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、臭み控えめの豚骨をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調えたことでコク深くもキリッとしたメリハリのあるテイストに仕上がり、そこに鰹節や昆布のエキスをさり気なく加えたことによって深みが際立ち、濃厚とは言え…決してギトギトとした脂っこいわけではなく、コクのある旨味と言うんでしょうか?喉越し抜群なスープで、最後まで飽きの来ない味わいが再現されています!

そしてこの豚骨の旨味に“かえし”や香辛料といったちょうど良いアクセントを加えたことで、ついついスープが止まらなくなるような後味の良さが心地良く、幅広い層に好まれそうな定番の味で、満足度もかなり高いのではないでしょうか?ただ、どうしても豚骨スープ特有の若干単調な雰囲気も感じられましたので、やはりお好みに合わせて“おろしにんにく”や紅生姜などで味を調整してみると良いでしょう!

また、食べはじめはエスプーマしたかのような泡が実店舗のように再現されていたものの、食べ進めていくに連れて馴染んでいき(見た目だけの演出なので味に影響はありませんが…)、コクやまろやかさなんかも際立って感じられます!しかも豚骨の旨味が非常に丁寧で、その旨味を引き立てるかのようなメリハリがさり気なく加わり、濃厚ながらも“かえし(醤油ダレ)”や香辛料といったアクセントが利いていますから、白飯との相性も良さそうです!

まとめ

今回「博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」を食べてみて、福岡市博多区に本店を置く豚骨ラーメンの名店“博多一双”の味わいをカップ麺に再現した一杯は…臭み控えめの豚骨をベースに“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などをバランス良く合わせ、鰹節や昆布のエキスが繊細な旨味をプラス、コク深くも最後まで飽きの来ないメリハリの利いた豚骨スープに仕上がり、麺量70gの細ストレート麺とともに食欲をしっかりと満たしてくれる食べ応え抜群な一杯となっていました!

やはり豚骨一筋の名店が手掛ける豚骨ラーメンはカップ麺とは言え安定感もあって間違いありませんね!もちろん“おろしにんにく”や紅生姜、辛子高菜など味変アイテムがあればなお楽しめるんでしょうけど、デフォルトでは定番・王道とも言える博多ラーメンを再現、そこにパツンと歯切れの良い細ストレート麺が絶妙にマッチしていたため、想像以上に上品なフレーバーと言えるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
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