「ホットエアー 7種のだしの鶏塩ラーメン」を食べてみました。(2025年11月4日発売・サンヨー食品)
この商品は、鳥取市気高町の名店“ホットエアー”の味をカップ麺に再現したもので、鶏をはじめ7種の出汁を合わせ、全粒粉を練り込んだ丸刃の中細フライ麺が相性良くマッチした後味の良い一杯、“ホットエアー 7種のだしの鶏塩ラーメン”となっております。(値段:税別258円)
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通り容器側面には、鶏をはじめ7種類の出汁(鶏出汁・いりこ出汁・鰹出汁・昆布・しいたけ出汁・あさり・しじみ)を利かせ、香辛料で味を調えた鶏塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キクラゲ・ねぎ・“あられ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は全粒粉を練り込んだことで小麦の香りが引き立つ丸刃の中細フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、鶏をはじめ7種類の出汁を利かせた後味の良い味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
出汁を活かした塩ラーメンということで、あっさりし過ぎて旨味がやや弱く、豊富に使用された“ねぎ”が香味野菜として相性良く馴染み、すすり心地の良い中細フライ麺が食欲を満たす後味すっきりとした仕上がりとなっていました!
「ホットエアー 7種のだしの鶏塩ラーメン」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り408kcal(めん・かやく313kcal / スープ95kcal)となっております。(塩分は6.9g)
カロリーは、縦型ビッグサイズの割に出汁を活かした塩スープということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり92g、麺量は70gとのこと!

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や鶏脂をはじめ…
- 植物油脂
- チキン調味料
- チキンパウダー
- 調味油脂
- しいたけ調味料
- こんぶ粉末
- 貝エキス
- 香味油
- うるめ節調味料
- 油脂加工品
- 粉末酢
- 魚粉
- 香辛料
といった、鶏をはじめ7種類もの出汁を利かせ、香辛料で味を調えた後味すっきり・最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

| JANコード | 4901734060840 |
|---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(小麦全粒粉5%)(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、鶏脂、糖類、植物油脂、チキン調味料、チキンパウダー、調味油脂、しいたけ調味料、こんぶ粉末、貝エキス、たん白加水分解物、香味油、うるめ節調味料、油脂加工品、ゼラチン、粉末りんご果汁、粉末酢、魚粉、粉末酒、香辛料)、かやく(味付豚肉、キクラゲ、ねぎ、あられ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、アルギン酸ナトリウム、増粘多糖類)、かんすい、レシチン、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、マリーゴールド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
| 熱量 | 408kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 7.5g |
| 脂質 | 17.4g |
| 炭水化物 | 55.4g |
| 食塩相当量 | 6.9g めん・かやく: 1.9g スープ: 5.0g |
| ビタミンB1 | 0.35mg |
| ビタミンB2 | 0.31mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています!

そして具材には…
- 味付豚肉
- キクラゲ
- ねぎ
- あられ
が入っています。

また、麺は全粒粉を練り込んだ丸刃の中細フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、鶏をはじめ7種類もの出汁をうまく活かしたキレの良い塩スープがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!

「ホットエアー 7種のだしの鶏塩ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…豊富な出汁で旨味を引き立てているんでしょうけど、全体の美味しさとしてはかなり弱く微妙で後味すっきりしているものの、個人的には若干賛否分かれる仕上がりに感じられます!
また、塩味らしいキレ・後味の良さは良いんですが、容器底からしっかりと混ぜても満足できるほどの味わいではなく、7種の出汁を活かしきれていない印象が強いので、調理時の熱湯はかなり少なめでも良いかもしれません!
そのため、全粒粉を練り込んだフライ麺ともチグハグな組み合わせとなってしまい、2018年にミシュランのビブグルマンを獲得した鳥取の名店としてはちょっと残念な一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、丸刃の中細フライ仕様で、すすり心地も非常に良く、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には、鶏をはじめ7種類もの出汁を利かせた塩スープがよく絡み、あっさり優しい味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る小麦の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、小さめにカットされた味付豚肉が入っていて、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめは全体とよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのキクラゲはコリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょっとしたアクセントをプラスしています!

そして、こちらの“あられ”は、小粒ながらも食欲そそる香ばしさを引き立てているようです!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が大量に使用されていて、香味野菜の旨味として今回の塩スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、塩味らしい後味の良さと7種類もの出汁を合わせているんですが、肝心の旨味が伴っていない印象で、強いて言えば落ち着いた優しい味、そして後味すっきり・最後まで飽きることもありません!
そのため、ボリューム的に食べ応えがある一方で出汁感が控えめで、ちょっと物足りなさを感じる方も多いと思われるため、もう少し拘って再現性に注力してほしかったところではあります!

まとめ
今回の「ホットエアー 7種のだしの鶏塩ラーメン」は…鶏をはじめ7種類の出汁を利かせたあっさり系の塩スープに仕上げ、豊富な具材や全粒粉を練り込んだ中細フライ麺とも相性良くマッチした後味の良い一杯となっていました!
ただ、旨味としてはやや弱く…非常に落ち着いた印象の仕上がりでしたので、あっさり系・優しい味が好みの方だとかなりハマるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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