「飯田商店 わんたん入りしょうゆらぁ麺」を食べてみました。(2025年2月11日発売・東洋水産/セブンプレミアムゴールド)
この商品は、神奈川県湯河原町の超有名人気ラーメン店“らぁ麺 飯田商店”の人気メニュー“わんたん入りしょうゆらぁ麺”をカップ麺に再現したもので、豚や鶏の旨味に数種類もの醤油をブレンドした拘りの“かえし(タレ)”を合わせ、つるっとした食感と小麦の風味が香り立つ独自製法のノンフライ麺やワンタンが相性良くマッチした一杯、“飯田商店 わんたん入りしょうゆらぁ麺”となっております。(値段:税込328円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通りパッケージには“芳醇な醤油の香りとコク”と記載され、その背景には豚や鶏から丁寧に抽出した旨味をベースに芳醇な醤油ダレや魚介の旨味などを合わせた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…ワンタン・焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺はほんの少し平たくしたことでスープとの絡みも良く、独自技術による中太ノンフライ仕様で、豚や鶏の旨味をベースに旨味の強い“かえし(醤油ダレ)”や魚介の旨味などを合わせたコク深く優しい味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
臭みのない豚や鶏の旨味をしっかりと利かせた深みのあるスープには、醤油に拘ったというだけあって複雑で繊細な味わいで、魚介系の旨味も使用したことによって品があり、名店ならではの王道を行く味がじっくりと楽しめる満足度の高い一杯となっていました!
「飯田商店 わんたん入りしょうゆらぁ麺」とは?
そもそもここ“飯田商店”の創業は2010年3月、和食を志していた当時25歳の“飯田 将太(いいだ しょうた)”氏が実家の水産加工会社…その名も“飯田商店”の借金が理由で湯河原に戻らざるをえなくなり、その時に叔父がFC展開していたラーメン店“ガキ大将ラーメン湯河原店”で8年間もオーナーとして腕を振るい、2009年5月に“つけ麺 醤太”をオープンしたのがはじまり。
その後、実家の水産加工会社を改装して“らぁ麺 飯田商店”を2010年3月にオープン、2019年10月には“湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店”がオープン、当初は鶏100%の鶏清湯の名店として多くの支持を獲得していたようですが、2019年6月に豚×鶏のWスープとしてメニューや素材などを大きく刷新…にも関わらず“TRYラーメン大賞”4連覇(2017〜20)を果たし、無化調とは思えないほどの味わいが大変人気を博しています。
さらにここ“らぁ麺 飯田商店”は営業時間が11:00~15:00までの僅か4時間ということもあって連日早い時間から長蛇の列を作る話題の人気店で、現在は行列を回避するためにも完全予約制となっているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り509kcal(めん・かやく395kcal / スープ114kcal)となっております。(塩分は7.6g)
カロリーは、豚や鶏の旨味を凝縮させたコク深い仕様ながらもノンフライ麺ということでそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり151g、麺の量は85gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- 植物油
- チキンエキス
- 鶏脂
- 豚脂
- 魚介エキス
- こんぶエキス
- 香味油脂
といった、豚や鶏の旨味を丁寧に凝縮させた出汁スープに複数の醤油をブレンドした“かえし(タレ)”を合わせ、さらに魚介出汁をさり気なく使用したことで繊細な味わいを再現、醤油の角が取れた優しく王道な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード | 4901990379854 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、植物油脂、乳糖、大豆植物繊維)、添付調味料(しょうゆ、ポークエキス、植物油、チキンエキス、鶏脂、豚脂、魚介エキス、りんご酢、酵母エキス、こんぶエキス、香味油脂)、かやく(ワンタン、焼豚、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、酒精、かんすい、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (151g) 当たり]
熱量 | 509kcal |
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たん白質 | 16.6g |
脂質 | 16.6g |
炭水化物 | 75.2g 糖質:71.6g 食物繊維:3.6g |
食塩相当量 | 7.6g めん・かやく:3.0g スープ:4.6g |
ビタミンB1 | 0.34g |
ビタミンB2 | 0.46g |
カルシウム | 178mg |
開封してみた
フタを開けてみると、2種類の“かやく”、液体スープ、特製油といった4つの調味料などが入っています。

また、麺は東洋水産の独自製法による新開発のノンフライ中太麺が採用されており、若干平たくしたことでスープとの絡みも非常に良く、麺量85gとボリューム感も申し分ありません!

調理してみた
ではまず2種類の“かやく”を入れてみます。
その“かやく”には…
- ワンタン
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープと特製油を加えてよーく混ぜていきます!
そして全体が馴染むと…豚と鶏の旨味をベースに醤油ダレや魚介系の出汁を合わせたことで王道なテイストではありますが、深みのある繊細な味わいに際立ち、芳醇とも言える醤油の風味が食欲そそります!

「飯田商店 わんたん入りしょうゆらぁ麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…拘りの醤油をブレンドした芳醇な香りが品の良さを引き立て、豚や鶏の旨味を凝縮させたことによって深みがあり、シンプルで王道だからこそ難しいテイストを醤油の旨味と動物系のコクでうまく再現しているようです!
そして上質な脂・油分によるまろやかさとキリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもなく、さり気なく使用した魚介の出汁が想像以上に繊細さをプラスしています!
そのため、特別何かに突出したテイストというわけではありませんが…食感滑らかなワンタンやジューシーな焼豚、そして独自製法によるもっちりとした中太麺が食欲を満たし、全体的にクオリティの高い仕上がりと言えるでしょう!
麺について
麺は、若干平たくしたことでスープとの絡みも良い東洋水産の独自製法によるノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、噛むほどに小麦の風味が広がり、麺量85gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…豚や鶏の旨味をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や魚介出汁などを合わせた王道ながらもコク深い醤油スープがよく絡み、ブレンド醤油ならではの繊細な旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、厚みもありサイズも大きな焼豚が入っていて、じっくりと味わってみると…しっかりとした肉質を感じさせるジューシーな旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープと馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、食感滑らかなワンタンが3つ入っていて、サイズはやや大きめで中に含まれる餡からも良い旨味が滲み出しているようでしたので、こちらもやはりスープと馴染ませておき、後ほどじっくりと味わってみると良さそうです!

そしてこちらの大きめにカットされたメンマは、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいがしっかりと感じられ、ちょうど良いアクセントとなっています!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として今回の醤油スープを美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、コク深くまろやかで醤油のキレとうまく調和した優しい味わいが印象的で、調理感のある脂・油分が本格感を引き立て、まさに王道を行く名店の味が気軽に楽しめる飽きの来ない仕上がりです!
そしてなんと言っても拘りの醤油ダレをバランス良く合わせたことで深みのある旨味が染み渡り、あっさり感とキレの良さ、そしてコク深さがうまく融合した定番とも言える味わいがじっくりと楽しめることと思われます!

まとめ
今回の「飯田商店 わんたん入りしょうゆらぁ麺」は…動物系の旨味や魚介出汁、そしてなんと言っても醤油に拘ったことで繊細かつコク深いスープがもっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ特製ノンフライ麺と食感滑らかなワンタンに馴染む臨場感の高い味わいとなっていました!
やはり“飯田商店”監修の一杯はひと味違いますね!スープ・麺ともに丁寧な仕上がりで、王道の醤油ラーメンでありながらも醤油そのものに拘り、もちろん飽きる要素もありませんから、リピーターはもちろん…幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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