2018年11月5日にエースコックから発売された「JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん」を食べてみました。
この商品は、全国の郷土料理をアレンジした一杯がテーマのエースコック・新シリーズ“JAPAN FOOD記”として登場したもので、その記念すべき第1弾は、納豆やサバといった具材が特徴的な山形の郷土料理“ひっぱりうどん”をカップ麺にアレンジした一杯、“JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん”となっております。(税抜き230円)
ご覧の通り、パッケージには今回のアレンジ元となった山形の郷土料理“ひっぱりうどん”についての簡単な説明が記載されています!
これによると“ひっぱりうどん”とは…茹でたうどんを鍋から引っぱり上げて食べるということで、“ひっぱりうどん”と呼ばれているようで、醤油ベースのタレに納豆やサバなどの具材を合わせていただく郷土料理のようですね!
また、こちらには“山形県の郷土料理「ひっぱりうどん」をカップめんとしてアレンジしたものです。”と記載されていて、今回新シリーズとなった“JAPAN FOOD記”のロゴもしっかりと確認できます!
そして、この“JAPAN FOOD記”といったシリーズは、今回が第1弾ということで、これはこれで今後の展開もまた楽しみなところではないでしょうか?
他にも特徴としては、多加水麺といった仕様によって、もちっとした弾力・コシのある“うどん”が表現され、醤油ベースとなったタレには鰹や煮干しといった旨味も利かせているとのことで、魚介の旨味に納豆風味が香ることで、山形の郷土料理“ひっぱりうどん”の味わいを美味しくカップ麺にアレンジしているようです!
鰹などのダシをしっかりと利かせた醤油ベースのタレは、不思議と納豆風味が相性良く香り、さらに魚粉をふりかけたことで、より一層サバ・納豆の風味・旨味を味濃く楽しめる仕上がりとなっていました!
これは“ひっぱりうどん”の味わいはもちろん、納豆好きはたまらない、おすすめの一杯と言えるでしょう。
JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどんについて
今回ご紹介するカップ麺は、全国の郷土料理をカップ麺にアレンジした新シリーズ“JAPAN FOOD記”の第1弾として登場したもので、納豆とサバといった具材が特徴的な山形の郷土料理“ひっぱりうどん”をカップ麺にアレンジした一杯“JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん”となっています。
ご覧の通り、パッケージには今回の特徴である、“醤油ダレに絡めて食べる、サバの旨味と納豆風味”といったわかりやすい説明書きが記載され、本来の“ひっぱりうどん”は、納豆とサバ缶に“めんつゆ”などを合わせた汁ありで楽しむようですが、今回の一杯は汁なしとして味わうようですね!
ちなみにこの“ひっぱりうどん”は、テレビなんかでも紹介されたこともあるようで、全国でも知る人ぞ知る山形県の郷土料理のようですね!そのため、レシピなんかも多数公開されているようでした!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り329kcalとなっております。(塩分は4.1g)
汁なしカップ麺の割にカロリーはかなり低い数値のようで、塩分もまた同じく低めとなっていますね!
ちなみに1食92g、麺の量は70gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、しょうゆや植物油脂をはじめ…
- 動物油脂
- 香味油
- しょうゆ加工品
- 香味調味料
- ニボシペースト
- ポーク調味料
- カツオ風味調味料
- 香辛料
といった、鰹や煮干しのダシの利いた旨味がしっかりと表現された醤油ベースのタレには、その美味しさを引き立てるかのように様々な旨味が使用され、納豆風味がたまらない山形の郷土料理“ひっぱりうどん”ならではの味わいを想像させる材料が並びます。
めん(小麦粉、食塩、植物性たん白、植物油脂、大豆食物繊維、卵白粉)、たれ(しょうゆ、植物油脂、動物油脂、発酵調味料、砂糖、香味油、しょうゆ加工品、食塩、香味調味料、ニボシペースト、ポーク調味料、カツオ風味調味料、香辛料)、かやく入り添付調味料(大豆加工品、香味調味料、魚介パウダー、ねぎ、焼のり、食塩、発酵大豆パウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、ソルビット、炭酸カルシウム、酒精、リン酸三ナトリウム、香料、カラメル色素、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、酸味料、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
引用元:JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん|商品情報|エースコック株式会社
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく入りの後入れ粉末スープ、調味たれといった2つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通り、多加水麺によって弾力のあるコシが表現された“うどん”ということで、やや幅は狭くも感じられるものの…ほどよい厚みのあるノンフライ麺となっているようです!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりにしっかりと湯切りをして、先ほどの調味たれを入れたところがこちら!
この時点では、そこまで納豆風味は感じられませんが、鰹や煮干しなどのダシがしっかりと利いた味濃い仕上がり…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
麺には、もちっとした弾力があり、表面にはしっかりとした張りがある“うどん”ということもあって、非常に混ぜやすく、ダシを利かせたタレがすんなりと麺に馴染んでいきます!
ご覧の通り麺には、醤油ダレがまんべんなくコーティングされ、すでに鰹などの旨味をしっかりと味わうことのできる仕上がりを想像させますね!
そして、最後に先ほどの粉末スープを入れたところがこちら!
ちなみにこの粉末スープは、かやく入りとなっていて、具材には…
- 大豆加工品
- 魚介パウダー
- ねぎ
- 焼のり
が入っています。
この粉末スープを入れたことによって、納豆の風味、そしてサバといった魚介の旨味を思わせる香りが漂い、まさに濃厚とも言える旨味を想像させる“ひっぱりうどん”が汁なしで表現されているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…納豆の風味はそこまで強くはなく、むしろ鰹・煮干しといったダシの利いた旨味がしっかりと表現されていますね!
そして、その醤油ベースのタレもまた、そこまでしょっぱい仕上がりというわけではないようで、あくまで魚粉に含まれるサバの旨味を引き立てるかのように、全体的にバランス良く感じられます!
ただ、納豆が少し弱いようにも感じられましたので、“ひっぱりうどん”の味わいをよりリアルに楽しむには、納豆そのものを追加してみても良いかもしれませんね!
麺について
麺は、ご覧の通りもちっとした弾力が表現された“うどん”となっていて、密度感の高い、ずしっとした食べ応えを感じますね!
そんな“うどん”には、旨味が濃い目に表現された醤油ベースのタレがしっかりと絡み、一口ずつにサバをはじめ、鰹ダシなどの旨味が口に広がり、さりげなく納豆風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの納豆風味に味付けしたという大豆加工品が入っていて、しっかりとした濃い目の味付けによって、今回の一杯にも良いアクセントとなっているようです!
これがもっと納豆の味わいを味濃く仕上がっていれば、より“ひっぱりうどん”の味わいをリアルに再現されていたものと思われますが、逆にこの納豆風味を全体的に抑えたことによって、非常に食べやすい仕上がりとも言えるのではないでしょうか?
そのため、やはりお好みで納豆そのものを追加して食べてみても良いかもしれませんね!
また、今回の粉末スープには、サバの旨味を利かせた魚粉も含まれていることから、この辺りを多めに絡めて食べてみると…鰹などの旨味を利かせた醤油ダレにもぴったりなサバの旨味が味濃く楽しめますね!
というか…この和風ならではの出汁・旨味が美味いっ!
他にも“ねぎ”や焼のりといった、今回の一杯に味の締まりとほんのりとした磯の香りをプラスした具材も相性良く添えられ、山形の“ひっぱりうどん”を美味しく引き立てているように感じられます!
タレについて
タレは、鰹・煮干しのダシをよーく利かせたすっきりとした味わいが印象的な仕上がりとなっていて、噛み応えばっちりな“うどん”にもしっかりとタレが染みこんでいるため、ベースとなる味わいがすでに美味しく感じられますね!
さらに今回は、かやく入り粉末スープに含まれるサバや納豆風味を利かせたパウダーがふりかかったことで、より一層魚介の旨味が引き立っているようです!
ただ、個人的には本場の“ひっぱりうどん”を味わったことはありませんが…特徴である味わいをもっと色濃く表現していても良いような気はしましたね!
まとめ
今回「JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん」を食べてみて、鰹・煮干しの出汁がサバの旨味を引き立て、そこにふんわりと納豆風味が香ることで、山形の“ひっぱりうどん”を美味しくアレンジされていた仕上がりではありましたが、個人的にはそこまで突出した味わいではなかったような気もしたため、納豆そのものを追加した方が、より“ひっぱりうどん”の特徴を美味しく楽しめるように思いました!
そして今回、郷土料理をカップ麺にアレンジしたエースコックの新シリーズ“JAPAN FOOD記”が登場したということで、今後の商品展開にも期待したいと思います!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!