2017年11月28日に東洋水産(マルちゃん)から発売された「中華そば処 琴平荘 中華そば」を食べてみました。
この商品は元々、夏は旅館、冬はラーメン店という珍しい業態ということでテレビなんかでも何度か取り上げられていた山形県鶴岡市の僻地にあるという“琴平荘(こんぴらそう)”の看板メニューを商品化したものです!
そしてパッケージによると監修は、店主・掛神 淳氏によるもののようです。
ちなみにこの“琴平荘”は、ご覧のように10月1日から5月31日までの期間限定の営業と記載されています。そんな人気の一杯がカップ麺で手軽に楽しめるというから驚きです!
さらにそのお味は、お取り寄せラーメンオブザイヤーで、なんと2年連続総合大賞を受賞したほどの腕前ですからね!人気だという“中華そば”の味は確かなものと思われます。
では、今回はこの「中華そば処 琴平荘 中華そば」についてレビューしてみたいと思います。
【追記】この商品は2019年1月15日にリニューアル発売されています!詳しくはこちらの記事もご覧ください!
中華そば処 琴平荘 中華そばについて
さて、今回ご紹介するカップ麺は“琴平荘”の人気の一杯ということで中華そばとなっています!
中華そばというだけあって基本は醤油スープなんですが、魚介系のだしがよく利いていて、さらに鶏の旨味があっさりとしたフープに厚みを感じさせてくれる…そんな昔ながらの中華そばにひと工夫された美味い一杯に仕上がっています!
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り331kcalとなっております。(塩分は6.4g)
カロリーは低めな印象ですが、塩分はなかなかの量ですね。。ちょっと控えたいところですが、このスープがまた止まらなくなるんですよねー!
では原材料も見てみます。
スープには醤油、チキンエキスや鶏脂といった鶏の旨味を含んだ醤油スープということが想像できます。
さらにかつおエキスやほたてエキス、粉末煮干し、粉末さばぶし、粉末あじぶし…などなど様々な魚介系のだしが使用されていることがわかります!これは醤油スープにかなりの魚介系の風味がしそうな雰囲気に感じられます。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープ、焼きのりといった3つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通り、少し太めの平麺といった感じのノンフライ麺にも見える仕様となっています!
そんな麺は、ご覧の通り“生麺ゆでてうまいまま製法”といった生麺を乾燥させたもののようです。
この製法は「正麺」と同じ仕様で、一度茹でた麺を独自の技術で乾燥させたもののようですね!生麺に近くコシのある食感になるとのこと。
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
ご覧の通りチャーシューはカップ麺としては珍しく2枚の仕様となっています。
さらにメンマやネギが確認できますね!
熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりに液体スープを入れたところがこちら!スープの表面に浮かぶ鶏脂の感じが良いですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
最後に焼きのりを乗せて完成です!優しい鶏の旨味を感じる魚介の風味がどこか昔懐かしいスープを感じさせます。
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏の旨味がまろやかにも感じる口当たりの後には、魚介の旨味と香りが一気に口に広がります!これはカツオのだしが一番利いていると思われます。
この魚介と鶏のバランスはあっさりとしていているにもかかわらず、しっかりとスープに厚みを持たせているため、味に深みを感じますねー!これはどれほどの再現性なのかが気になるところです。。
麺について
麺はもちっとした弾力のある麺に仕上がり、生麺にも思えるほどの食感があります!
そして、なめらかなこの麺には魚介の風味と鶏の旨味が利いたスープがよく絡み、良い喉ごしの後にカツオの香りが抜けていきます!
せっかくなので、焼きのりで麺を巻いてみます。
焼きのり自体にはそこまでの風味は感じられませんでしたが…魚介のだしが利いた中華スープにこういった香ばしいのりも合うのかもしれませんね!
トッピングについて
トッピングにはまずこちらのチャーシューが入っています。
やや大きめと思われるサイズで薄くカットされてはいるものの、2枚入っているため、意外と見た目のボリューム感はあるように思われます。
そして、スープには鶏の旨味が使用されていますので、チャーシューの味付けがまた少し異なった味わいを感じさせてくれます。
ご覧のように、麺とチャーシューを魚介の利いたスープにくぐらせるとまた旨味が濃厚にも感じられるものとなりますねー!
また、他にもこちらのメンマが入っているんですが、こちらも薄くカットされてはいるものの非常に歯応えが良く、中華そばにはなくてはならない具材のひとつではないでしょうか?
スープについて
そしてやはりこのカップ麺でよく表現できていると思われるのがこのスープです!
もちろん平凡な中華そばではなく、鶏の旨味によって良い飲み応えを感じさせ、昔ながらの中華そばを残しつつ、何度も口に運びたくなる旨味は魚介と鶏脂のバランスあってのものではないでしょうか?
まとめ
今回は「中華そば処 琴平荘 中華そば」を食べてみましたが、食べやすい中華そばの醤油スープには魚介の風味がふんだんに使用されていて、さらに鶏の旨味が利いたあっさりともこってりとも感じられる美味い一杯に仕上がっていました!
なかなか山形までは行く機会がありませんからね。。
こういった商品が発売されるとありがたいですね!そしてこの商品はコンビニではファミマやサンクスなどで数量限定の発売となっているようです。
また、こちらの商品は「宅麺.com」でも取り扱いされているようなので、実際のラーメンを味わいたい方はこちらを利用してみても良いかもしれません!
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!