「九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」を食べてみました。(2019年1月21日発売・ヤマダイ)
この商品は、東京・秋葉原に本店を置く名店「九州じゃんがら」の人気メニューのひとつ“ぼんしゃん”の味わいを再現したもので、“久留米・博多ラーメン”がルーツだという濃厚な豚骨スープが特徴的な一杯“九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん”となっております。(税抜き210円)
ご覧の通り、パッケージにはキレのある豚骨スープが濃厚さに際立って仕上がったイメージ写真とともに“味の変化を楽しむフライドガーリック入り”と記載されていて、今回の一杯には濃厚な豚骨スープに香ばしい“にんにく”の旨味がちょうど良いアクセントとなった仕上がりのようで、この“九州じゃんがら”とのコラボとしては今回で第6弾となります!
他にも特徴としては、豚骨ラーメンらしい極細麺が使用され、ノンフライ麺ならではのコシがしっかりと表現された本格細ストレート麺が濃厚な豚骨スープと相性良く馴染み、さらにその濃厚さを表現するには商品化が困難だったという“ぼんしゃん”を再現したということで、しっかりと利かせたポークによって炊き出し感や豚骨のまろやかな旨味がリアルに表現されているようです!
豚骨ならではの後味すっきりとした口当たりの後には、非常に厚みのある豚骨の旨味がガツンと感じさせる存在感のある“とろみ”が付いた濃厚な豚骨スープが表現され、喉越しはもちろん、豚骨特有の野生的な風味が香ることで荒々しくも繊細な旨味を存分に楽しめる一杯となっていました!
これは特に、濃厚な豚骨スープをじっくり・気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん
今回ご紹介するカップ麺は、東京・秋葉原に本店を置き、東京を中心に店舗展開する豚骨ラーメンで人気の“九州じゃんがら”の定番メニューのひとつ“ぼんしゃん”の味わいを再現したもので、濃厚・まろやかな豚骨の旨味が表現された一杯“九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん”となっています。
ご覧の通り、こちらには“1984年秋葉原で創業以来、とんこつラーメンファンに愛されてきた名店”と記載されているように、今年で35年を迎える人気・実力ともに兼ね備えたラーメン店とのことで、芸能人のファンも多いようですね!
ちなみに、この“九州じゃんがら”というラーメン店は、そもそも1979年に開塾した“ブルカン塾”がはじまりで、当時の経済的に恵まれない子どもたちの通塾を断ることなく授業料を免除して塾を経営し、その結果収入源もおぼつかない状況から経営基盤をしっかりと作るということでラーメン店を開業したという経緯があるようです!
このように“九州じゃんがら”は、昼はラーメン店・夜は塾といった非常に希な経緯を持つラーメン店のようで、フタの裏麺にも簡単な説明が記載されていました!
これによると1984年11月に秋葉原に“九州じゃんがら”をオープンし、同店では3大豚骨スープとして、以下の豚骨ラーメンが用意されているようですね!
- じゃんがら
- ぼんしゃん
- こぼんしゃん
他にも“からぼん”などのメニューもあるようですが、これらの名前の由来は、“ぼんしゃん”(フランス語で良い故郷・良い歌といった意味)から派生しているようで、特に店名は長崎の“じゃんがら祭り”からきているとのこと!
ちなみに、ヤマダイとのコラボ第5弾となる“からぼん”の味わいを再現した一杯は、ぜひ下記のページもご覧ください!
それでは、今回の“ぼんしゃん”がどれほど濃厚な豚骨の旨味を表現しているのか?極細ストレート麺との相性・仕上がりなど、じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り359kcalとなっております。(塩分は6.9g)
豚骨の濃厚な旨味が表現されているとのことでしたが、思っていたほどカロリーは高くはないようですね!一方塩分はかなり高めな数値のようで、“塩分が気になる方へ!”といった注意書きも記載されています!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや動物油脂をはじめ…
- 食塩
- しょうゆ
- でん粉
- ポーク風味調味料
- しょうゆ加工品
- 香辛料
- ニンニクペースト
といった、ポークをふんだんに利かせたことで濃厚さに際立った仕上がりではありますが、飽きの来ないシャープな飲み口が表現されたことで、こってり感と後味のすっきりさがバランスの良く仕上がった味わいを想像させる材料が並びます!
原材料名めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、動物油脂、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、糖類、でん粉、ポーク風味調味料、しょうゆ加工品、香辛料、ニンニクペースト、デキストリン、ゼラチン)、かやく(味付肉そぼろ、ねぎ、フライドガーリック、キクラゲ)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉、アルギン酸Na)、酒精、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、酸味料、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、(一部に卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
引用元:九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん|ヤマダイ公式通販サイト
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープ、粉末スープ、ふりかけといった4つの調味料などが入っています。(※粉末・液体スープはそれぞれ後入れタイプです。)
そして、麺はご覧の通り極細ストレート麺が使用されているようで、ノンフライ麺ならではの細いながらも強いコシを想像させるすすり心地・食感ともに豚骨ラーメンらしい麺が採用されているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには…
- 味付肉そぼろ
- ねぎ
- フライドガーリック
- キクラゲ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
肉そぼろや強いコシを思わせる細ストレート麺がひとまわりふっくらと仕上がり、ここに濃厚な豚骨スープがどこまで色濃く表現されているのか?気になるところでもありますね!
では、ここに先ほどの粉末スープを入れていきます!
続いて液体スープも注いでいきます!
ちなみにこの液体スープは、豚骨の旨味・脂などがしっかりと含まれているようでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
すると…良い意味での豚骨臭さのある風味がむしろ食欲そそる香りとなって漂い、このスープに使用した粉末・液体の量からも、かなりの濃厚さが表現されていることを思わせますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして、最後に先ほどの“ふりかけ”を入れて完成です!
スープが全体に馴染むと…ポークがしっかりと利いたことでほんのりと“とろみ”が付き、ぶ厚い旨味を思わせる仕上がりのようで、さらに“げんこつ”使用の独特な野生的な風味が旨味と合わさったことによって、濃厚な味わいだけでなく豚骨らしい上質な風味が香り立つ仕上がりとなっています!
また、粉末スープの方には先ほど原材料にもあった“でん粉”が含まれているようでしたので、なるべく素早く混ぜていかないとダマになってしまうかもしれません!
そして、濃厚豚骨“ぼんしゃん”を再現したとのことでしたが、スープ表面を見る限りそこまで脂っこさを感じさせる油分ではないようですね!このことからも濃厚さと後味の良さをバランス良く表現した飽きの来ない仕上がりが特徴のようです!
ちなみに、この“ふりかけ”に含まれているのはフライドガーリックのようで、濃厚な豚骨スープとの相性なんかも気になるところ。。
食べてみた感想
一口食べてみると…口当たりには、こってり感を思わせないほどのキレのある味わいが感じられ、その後からは濃厚な豚骨の旨味が押し寄せてきます!そして、その豚骨の旨味は決して“くどさ”を感じるものではなく、ただただ厚みのある旨味として喉越し良く感じられますね!
これは、豚骨特有のすっきりとした後味に加え、まろやか・クリーミーな豚骨の旨味がバランス良く合わさったことで表現されているものと思われ、素材の旨味が存分に活かされているからこそカロリーがそこまで高くはないのかもしれません!
そのため、多少豚骨特有の臭みはあるものの、むしろこの風味はクセになる食欲そそる香りとして、濃厚な豚骨スープを引き立てているようにも感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通り豚骨ラーメンにぴったりな極細仕様のストレート麺となっていて、ノンフライ麺らしいコシがしっかりと表現されているため、すすり心地も良く、心地良い噛み応えすら感じさせる食感の良い麺となっています!
そんな細麺には、今回濃厚さに際立った“ぼんしゃん”の味わいを再現したスープがよく絡み、一口ずつに豚骨の上質な旨味が口に広がっていきます!
特に今回のスープは、ほんのり“とろみ”が付いているということもあって麺にも絡みやすく、一口ずつに感じる旨味は一際濃く思えるかもしれませんね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付肉そぼろが入っていて、肉そぼろらしくやや小ぶりではありますが…噛んでじっくりと味わってみると、今回の濃厚なスープとは打って変わって淡白にも感じられる具材となっていて、豚骨の旨味をさりげなく引き立てているようにも感じられます!
ちなみに、実店舗で提供されている“ぼんしゃん”も基本はシンプルな具材が取り揃えられているようで、トッピングには角煮やチャーシュー、明太子なんかも用意されているようです!
また、こちらのキクラゲは数も多く、コリコリ・シャキシャキといった非常に良い食感が表現されていて、豚骨ラーメンには欠かせない具材のひとつとして相性良く添えられています!
さらに、こちらのフライドガーリックは、かなり小さく細かい具材ではありますが、これがまたしっかりとフライド感のある“にんにく”の旨味が表現されていて、今回の濃厚な豚骨スープにも良い味をプラスしていますね!
ほんのりと“にんにく”を加えることで豚骨の旨味も引き立ち、スープ全体に食欲そそる旨味が表現され、こってり感のある仕上がりの割に最後まで飽きさせません!
また、先ほどのフタの裏にも記載されていましたが、このフライドガーリックを途中で追加してみるとほどよい味変にもなり、前後の味わいの違いなんかも楽しめるかもしれませんね!
そして、こういった具材を一緒に絡めて食べてみると…キクラゲの良い食感といい、肉そぼろから滲み出る肉の旨味などなど、食感と旨味が増して感じられ、より濃厚な豚骨の美味しさを楽しめるのではないでしょうか?
スープについて
スープは、ポークや動物油脂をしっかりと利かせたことで、非常に厚みのある“とろみ”が付いたスープに仕上がり、それは単純にどろっとした仕上がりというわけではなく、旨味が伴った凝縮されたことによる厚みという意味で、一口ずつに感じる豚骨の旨味・風味は、この仕上がりの見た目よりひとまわりも大きくも感じられます!
しかし、多少しょっぱいくらいの濃い目の味や、豚骨ならではの後味すっきりとしたキレなんかも表現されているため、濃厚なスープの割に意外と“くどさ”はなく、“にんにく”も利いたこともあって、最後まで飽きることなく豚骨の旨味を楽しむことができるのではないでしょうか?
そして、ご覧の通りこのスープ表面には脂などがほとんど浮いていませんが、しっかりと乳化されているような油分がスープ自体にしっかりと表現されているため、非常に厚みを感じる口当たりであり、旨味そのものもガツンと楽しむことができます!
今回の濃厚な豚骨スープを表現した“ぼんしゃん”は、シンプルながらも豚骨の旨味を十二分に堪能できる仕上がりではありますが、お好みによっては“にんにく”や高菜、または紅しょうがなんかも追加トッピングしてアレンジしてみても良いかもしれませんね!
また、調理時間2分ということもあって、しっかりとしたコシなんかも感じられましたが、より硬めが好みという場合は1分程度にして硬めの麺を楽しんでも良いでしょう!
まとめ
今回「九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」を食べてみて、ほどよい臭みが豚骨の旨味を引き立てる濃厚なスープが表現され、さらにキレのある口当たりによって変に甘ったるさもなく、ただただ豚骨ならではの味わいを濃厚に楽しむことができる一杯に仕上がっていました!
この旨味と後味の良さは濃厚ではありますが、全く飽きることなく最後まで楽しめ、ついついスープが止まらなくなってしまう…そんなクセになりそうな味わいに感じられるのではないでしょうか?
そして、今回の一杯もまた“ブルカン塾”に一役買っているとしたら、どことなくほっこりとした気分になれますね!!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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