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「なりたけ」監修カップ麺 “みそラーメン” 背脂好きに朗報です!背脂チャッチャ系の濃厚な一杯

背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン
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背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン」を食べてみました。(2023年11月21日発売・エースコック/ファミリーマート限定)

この商品は、千葉県・津田沼に本店を置く人気行列店“こってりらーめん なりたけ”の人気メニュー“みそラーメン”の味わいを同店監修によって“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、ポークをベースに香味野菜や“かえし(味噌ダレ)”を利かせ、たっぷりの背脂を加えたことでコク深く濃厚な味噌スープに際立ち、そこに角刃のノンフライ太麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン”となっております。(値段:税別297円)

ご覧の通り、パッケージには“こってりらーめん なりたけ監修 みそラーメン”と記載され、その背景にはポークをベースに香味野菜などをしっかりと利かせ、たっぷりの背脂でコクや濃厚感を引き立てた味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…ねぎ・もやし・メンマが使用され、動物系の旨味や背脂によってスープにはほんのり“とろみ”なんかも付いているようです!

一方こちらには“背脂好きに朗報です。”、“しかも麺大盛り”と記載されているように、ここ“なりたけ”は背脂チャッチャ系の濃厚背脂ラーメンの人気店であり、実店舗でも“さっぱり(脂控えめ)”・“普通(脂多め)”・“ギタギタ(脂特に多め)”と3段階から選ぶことができ、濃厚な味噌スープにたっぷりと背脂が加わったことによってメリハリのある味わいがじっくりと楽しめそうです!(普通で脂多めというところがこってり系ならでは!)

ちなみに、以前ご紹介した“なりたけ監修 みそラーメン”(2022年11月15日リニューアル発売)も度々再発売やリニューアルを繰り返し、今回は商品名を大きく変更しての登場ですから、さらにブラッシュアップしたフレーバーと言え、そもそも“なりたけ”は“しょうゆらーめん”と“みそらーめん”の2枚看板ということで、“なりたけ監修 しょうゆラーメン(2023年3月14日リニューアル発売)”も度々再発売やリニューアルを繰り返しているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?(どちらもファミリーマートのPB“ファミマル”から発売されています。)

他にも特徴として、麺は生麺さながらのもっちりとした弾力と強いコシを兼ね備えた角刃のノンフライ太麺が採用されていて、ポークをベースに食欲そそる香味野菜やコク深い“かえし(味噌ダレ)”を合わせ、たっぷりの背脂が濃厚感・こってり感を際立たせた味噌スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

たっぷりの液体スープ2パック仕様によってこってりとした味噌スープを再現、ポークをベースに背脂のコクが際立ち、塩気の強いキリッとした“かえし(味噌ダレ)”がちょうど良いメリハリとなり、肝心の背脂はスープに馴染むことで“とろみ”が付き、トロッとしたテイストながらも最後まで飽きの来ない仕上がりが印象的で、そこに生麺さながらの太麺が食欲を満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2023年11月21日にエースコック株式会社からファミリーマート限定で発売された「背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、千葉県・津田沼に本店を置く人気ラーメン店“こってりらーめん なりたけ”の人気メニュー“みそらーめん”の味わいを再現したもので、ポークをベースに香味野菜や“かえし(味噌ダレ)”をバランス良く合わせ、“なりたけ”には欠かせない背脂をたっぷりと加えたことによって濃厚感・こってり感が際立つ味噌スープに仕上げ、臨場感溢れる味わいが気軽に楽しめる一杯、“背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン パッケージ

ご覧のように、パッケージには“千葉 東京 福岡”といった文言や実店舗の外観写真などが掲載されているように、ここ“なりたけ”は本店である千葉県の津田沼店を中心に本八幡店・幕張店・錦糸町店・池袋店・福岡西新店といった店舗展開を行い、以前はパリにも出店していたようですが、現在は諸事情によって閉店しています!

ちなみにここ“こってりらーめん なりたけ”の創業は1996年(平成8年)3月、店主“成田 達秋”氏が千駄ヶ谷“ホープ軒”の系列店“ラーメン弁慶”で修業を経た後、千葉県船橋市前原西・津田沼にオープンしたのがはじまり。運営母体は自身が代表を務める“有限会社なりたけ”が取り仕切り、その後上記の通り店舗展開を行い、ドロドロ・ギトギトな背脂入りの濃厚こってりな一杯が特徴なだけあって特に若い方に人気のラーメン店のようですね!

それでは、今回の“背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン”がどれほどポークをベースに香味野菜やキレのある“かえし(味噌ダレ)”を合わせたこってりとした仕上がりとなっているのか?たっぷりと使用した背脂のコクとの兼ね合いはもちろん、もっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ生麺さながらのノンフライ太麺とのバランスや相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り472kcal(めん・かやく315kcal / スープ157kcal)となっております。(塩分は7.2g)

全体のカロリーは、ノンフライ麺を使用しているせいか思ったほど高い数値ではないようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食140g、麺の量は78gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで157kcalもの数値を占めており、ポークをベースに香味野菜やコク深い味噌を合わせ、たっぷりの背脂がこってり感を際立たせた本格感のある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“みそ”や背脂加工品をはじめ…

  • 豚脂
  • ポークエキス
  • 香辛料
  • 食塩
  • チキンエキス
  • 野菜エキス
  • しょうゆ
  • 野菜調味料
  • 香味油
  • チキン調味料
  • 粉末みそ
  • オニオンパウダー
  • ポークコラーゲン
  • 植物油脂

といった、ポークをベースに香味野菜の旨味や“かえし(味噌ダレ)”を合わせ、背脂チャッチャ系らしくたっぷりの背脂を加えたことによってコク深くもこってりとしたテイストを際立たせ、メリハリの付いた濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 関西滝野工場(兵庫県)

JANコード4901071402754
原材料名

スープ(みそ、背脂加工品、糖類、豚脂、ポークエキス、香辛料、食塩、チキンエキス、おからパウダー、野菜エキス、しょうゆ、野菜調味料、香味油、チキン調味料、粉末みそ、たん白加水分解物、オニオンパウダー、ポークコラーゲン、でん粉、酵母エキス、植物油脂)、めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、かやく(ねぎ、もやし、メンマ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酒精、炭酸Ca、乳化剤、カラメル色素、重曹、カロチノイド色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (140g) 当たり]
熱量472kcal
たん白質12.0g
脂質15.3g
炭水化物73.4g
脂質 69.8g
糖質 3.8g
食塩相当量7.2g
めん・かやく: 3.4g
スープ: 3.8g
ビタミンB10.38mg
ビタミンB20.43mg
カルシウム284mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、2種類の液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープはドロッとした味噌を大量に含み、“深うまいの素”と記載された液体スープには恐らく背脂などの脂が含まれており、どちらも量が多めでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り自家製中太麺を再現したと思われるやや幅広なノンフライ仕様のようで、“なりたけ”の味わいを再現した濃厚な味噌スープにも負けじと強いコシと弾力ある食感が楽しめそうな角刃の太麺が採用されているようです!

調理してみた

ではまず、“かやく”と粉末スープを入れてみます。

そして、かやくには…

  • ねぎ
  • もやし
  • メンマ

が入っています。

では、続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:340ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはガシッとしたコシやほどよい弾力が加わり、まだ2種類の液体スープを加える前の状態ではありますが、ポークをベースに香味野菜や味噌、背脂をたっぷりと加えた“なりたけ”らしい濃厚な味噌スープが馴染む食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。

では、ここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…濃厚さが伝わってくるドロッとした味噌スープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

続いてもう一方の液体スープも加えていきます!
こちらにはレトルト仕様の背脂がポークの脂とともにたっぷりと出てきますので、こちらも同じくしっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、この仕様は前回と同等なので、正直そこまで大きくブラッシュアップしているような気はしません。。(豚骨系の臭みも一切ありません。)

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープ全体が馴染むと…ほんのり“とろみ”が付き、旨味が凝縮されていることを思わせる厚みのある仕上がりとなっていて、何と言ってもたっぷりの背脂は完全にスープへと溶け込んでいるようで、原材料にも“でん粉”と記載されていましたから、食べ進めていくに連れて“とろみ”が際立っていくものと思われます!

また、スープ表面には上質な脂・油分が広がっていき、濃厚でこってりとしたテイストではありますが、キリッとした“かえし(味噌ダレ)”が絶妙にマッチしたことで飽きるような“くどさ”は恐らくなく、素材本来の美味しさを存分に活かしたインパクト抜群で臨場感溢れる味わいがじっくりと楽しめそうです!ただ、“でん粉”で“とろみ”を付けている点に関しては安直な印象が否めません。。

食べてみた感想

一口食べてみると…臭みのないポークの旨味をベースにたっぷりの背脂がこってり感を際立たせているものの、しょっぱいくらいの“かえし(味噌ダレ)”が全体をうまく調和し、意外にも飽きるような脂っこさや“くどさ”は一切なく、味噌ならではのコクも加わったことで旨味としては非常に強く、こってり感だけが突出しているわけではなく思いのほかバランスの良い仕上がりといったところ!

また、肝心の背脂についてはスープ表面にびっしりと…というわけではなく、スープに旨味として溶け込んでしまっているようで、液体スープに含まれていた脂とともに本格感のある味わいを表現、変な脂っこさというよりも旨味や甘みのある上質なコクが味噌スープにプラスされ、それによってクオリティの高い味噌スープがじっくりと楽しめることと思われます!

ただ、食べ進めていくに連れて“とろみ”が増してこってり感も際立っていくわけですが、やはり“でん粉”で無理矢理トロッとしたスープにしているため正直違和感があり、この辺りに関しては動物系の出汁をじっくりと炊き出して濃厚感・こってり感を再現してほしかったですね!とは言え、このスープのおかげで麺との絡みも非常に良く、ひと口ずつに感じられる満足度は一際大きいのではないでしょうか?

麺について

麺は、ご覧の通り黄色味がかった幅広・角刃によるノンフライ麺ということで、もっちりとした弾力と強いコシを表現し、硬めに茹でた実店舗の自家製麺を再現しているかのような食感が印象的な仕上がりとなっていて、生麺さながらのガシガシとした噛み応えが良いですね!

そんな太麺には、ポークをベースに香味野菜や“かえし(味噌ダレ)”、たっぷりの背脂を加えたことで濃厚こってりな味噌スープがよく絡み、塩気の強い味噌の旨味、背脂の旨味やコクなどが口いっぱいに広がっていき、特にクセのある風味などはありませんが、芳醇とも言える香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらのメンマが入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなどがしっかりと感じられ、今回のこってりな味噌スープにちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

また、こちらの“もやし”は太さもしっかりとしていて、イメージ通りシャキシャキとした食感が印象的で、上記のメンマと同じく濃厚な一杯にもぴったりです!

他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、若干小さめにカットされたせいか…食感こそ期待できませんが、ちょうど良い薬味になったことで、今回の濃厚な味噌スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、ポークをベースに香味野菜や“かえし(味噌ダレ)”などをバランス良く合わせ、レトルト仕様の背脂をたっぷりと加えたことによって濃厚・こってりな“なりたけ”ならではの仕上がりとなっていて、濃厚ながらも味噌のキレや塩気、香辛料などが全体をうまく調和したことで意外にも脂っこさや“くどさ”のない臨場感溢れる味わいが印象的といったところ!

それによってキレとコクが融合したパンチのある口当たりに感じられ、全く飽きが来ることもなくスープが進み…食べ進めていくに連れてこの豊富に使用された背脂のまろやかさが満足度を満たし、よく混ぜることでポタージュ感のある“とろみ”が付き、密度感の高い厚みのある旨味が広がっていき、濃厚な旨味としてトロッとしたスープを楽しむことができるのではないでしょうか?

そして、一応スープ表面には僅かながら背脂が確認でき、レトルト仕様のせいかスープに溶け込んでしまい…粒は若干小さいものの、量的には申し分ないくらいたっぷりと使用されていて、背脂とともに偽トッとした脂なんかも含まれていたため、ポークを利かせた味噌スープをより一層コク深く引き立てる相性抜群な旨味となっているようです!

また、野菜の旨味も直接的に感じられるわけではありませんが、繊細な美味しさとして溶け込み、オニオンパウダーといった香味野菜もさり気なく使用されている点が良いですね!そして香辛料に関してもキリッとした口当たりが表現されていたため、唐辛子などを加えなくとも十分なメリハリが付き、デフォルトでも十分でしょう!

ただ、強いて言うなら…どうしても“でん粉”で付けた“とろみ”が不自然で気になりますね。。これなら無理にトロッとしたテイストを表現しない方が良いような気がします!“でん粉”の“とろみ”なのか?たっぷりと使用した背脂によるコクなのかわからない状態で、濃厚ではありますが、思っていたほど脂っこさはなく最後まで飽きることもありません!

まとめ

今回「背脂好きに朗報です。なりたけ監修 みそラーメン」を食べてみて、千葉県・津田沼に本店を置く人気行列店“こってりらーめん なりたけ”の人気メニュー“みそラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…臭みのないポークをベースに香味野菜やコクのある味噌などをバランス良く合わせ、さらにたっぷりの背脂がコクをプラス、そこにノンフライ仕様の太麺が絶妙にマッチし、税込320円といった価格帯に見合った臨場感溢れる仕上がりとなっていました!

ただ、背脂チャッチャ系・濃厚こってりで人気の“なりたけ”ですから、本来ならもっと背脂が使用されていても良いのでは?と思う程度でしたので、“背脂好きに朗報です”といったコピーは若干言い過ぎかな?と思いますし、実際それに期待して味わってみると前作とさほど大差なく、物足りなく感じられるかもしれませんので、今後の商品展開に期待したいところではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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