「らーめんてつや背脂正油らーめん」を食べてみました。(2019年3月25日発売・ヤマダイ)
この商品は、札幌の人気ラーメン店のひとつ「らーめん てつや」の看板メニュー“正油らーめん”の味わいを再現したもので、“てつや”らしい濃厚な豚骨の旨味をベースに醤油ならではのキレのある口当たりと背脂のコクをバランス良く仕上げ、札幌ラーメン特有のこってり感をうまく表現した一杯“らーめんてつや背脂正油らーめん”となっております。(税抜き250円)
ご覧の通り、パッケージには“一九九七年創業の人気店 店主 内海 てつや氏 監修”と記載されているように、ここ“てつや”は個人的にも札幌でトップクラスに入る安定した美味しさとも言えるラーメン店であり、今回再現となった“正油らーめん”もさることながら、“みそらーめん”も強烈に美味しいんですよね!!
それが今回、店主である“内海 てつや”氏監修によって再現された一杯とのことで、“てつや”好きにはたまらない一杯は、その仕上がりにも期待してしまいます。。
そしてその特徴としては、“てつや”らしい背脂をたっぷりと使用したことによるほどよい甘みをプラスするコクが豚骨ベースの厚みのある醤油スープの美味しさを引き立てているのはもちろん、その他にも札幌ラーメン御用達“森住製麺”によるコシの強い“ちぢれ”を付けたいわゆる“プリシコ”な麺も再現され、スープとともにしっかりと“てつや”の味わいを楽しめる仕上がりのようです!
また、今回“てつや”とコラボとなったニュータッチのヤマダイは、スープはもちろん、麺が非常にコシがあって美味しいイメージがあるので、再現度の方も自ずと期待感が高まりますね!
“くどさ”といった感じが一切ない豚骨の旨味をしっかりと利かせた醤油スープには、“てつや”らしい背脂によるコクが豊富に加えられ、それによって濃厚・こってり感はあるものの、最後まで飲み飽きることのない旨味と醤油ならではの後味すっきりとしたバランスの良い仕上がりとなっていました!
これは特に、“てつや”好きはもちろん、豚骨を利かせた濃厚な札幌ラーメンを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
らーめんてつや背脂正油らーめん
今回ご紹介するカップ麺は、札幌の中でも指折りの人気ラーメン店“らーめん てつや”の味わいを再現したもので、豚骨の旨味をベースにした濃厚な醤油スープに“てつや”らしい背脂をたっぷりと使用したことによるコク深くもキレのある口当たりが特徴的な一杯“らーめんてつや背脂正油らーめん”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“おいしさを求めたらこの味にたどりつきました”と記載されているように、具材の切り方ひとつにもこだわる“てつや”らしい美味しさに追求した一杯がカップ麺に再現されていることが伝わってきますね!
個人的にもこの“内海 てつや”氏は、“らーめん てつや 前田店”の厨房で見かけたことがあり、非常に寡黙な方で見るからにラーメンに熱心…といった印象を持ったことをよーく覚えています!
ちなみに、このフタの裏麺には“らーめん てつや”の店舗一覧なんかも記載されていて、現在は札幌だけでなく東京にも“東京高円寺店”が出店されているようですね!(2019年3月現在)
また、“らーめん てつや”の実店舗について詳しくは、ぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“らーめん てつや”の味わいを再現した一杯がどれほど濃厚な仕上がりとなっているのか?豚骨の利かせ具合や醤油スープとのバランス、背脂によるコクなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り441kcalとなっております。(塩分は8.4g)
濃厚な一杯ではありますが、カロリーはそこまで高い数値ではないようですね!一方で、塩分は希に見る高い数値(めん・かやく2.9g / スープ5.5g)のようで、“塩分が気になる方へ!”といった注意書きが記載されていますね!
さすが濃厚な仕上がりなだけありますね!これはスープの方も期待できるのではないでしょうか?
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- ポークエキス
- ニンニクペースト
- 卵黄
- 香辛料
といった、豚骨ベースの醤油スープといった“てつや”ならではの特徴をうまく表現し、そこに旨味を引き立てる“にんにく”や香辛料、さらに甘み・コクを加える背脂がたっぷりと使用されたことによって、濃厚な味わいの中にもすっきりとした後味を想像させる材料がシンプルに並びます。
JANコード 4903088014104 原材料名めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(動物油脂、しょうゆ、ポークエキス、食塩、糖類、たん白加水分解物、ニンニクペースト、卵黄、酵母パウダー、香辛料)、かやく(味付豚肉、ねぎ、メンマ、焼のり)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、酒精、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (129g) 当たり]
熱量 441kcal
めん・かやく: 405kcal
スープ: 51kcalたん白質 11.2g 脂質 17.1g 炭水化物 60.5g 食塩相当量 8.4g
めん・かやく: 2.9g
スープ: 5.5g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、焼のりといった3つの調味料などが入っています。
また、麺はご覧の通り札幌ラーメンらしさを感じさせる黄色みがかった太麺仕様ということで、ノンフライ麺ならではのコシがプリッとした食感をうまく表現したと思われる麺が採用されているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 味付豚肉
- ねぎ
- メンマ
- 焼のり
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどの麺が一回りふっくらと仕上がり、この弾力のある食感が札幌ラーメンらしさを思わせ、濃厚なスープとともにしっかりとした食べ応えを楽しむことができる一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、今回はスープを入れる前に麺をほぐすタイプの仕様とのことなので、軽く麺をほぐしていきましょう!ほんのりと“ちぢれ”が付いたところなんかもまた“てつや”らしさを感じさせますね!
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
この液体スープは、塩分もかなり高めということもあって非常に量も多く、“てつや”の味わいを表現するには欠かせない背脂なんかも含まれているため、調理中はしっかりとフタの上で温めておくと良いでしょう!
すると…醤油ならではのコクを思わせる風味が漂い、それと同時に豚骨ならではの上質な旨味と思われる食欲そそられる脂がスープ表面に広がっていき、ずしっと重量感のあるせいか…容器底へと液体スープが沈んでいきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして最後に先ほどの“焼のり”を添えて完成です!
また、スープが全体に馴染むと…スープ自体に“とろみ”といった感じはありませんが、豚骨の旨味をしっかりと利かせたと思われる厚みが印象的な仕上がりとなり、何よりも醤油ならではのキレのあるコクが“にんにく”や豚骨の旨味によって美味しく引き立てられているといった仕上がりとなっています!
また、この豊富に使用された背脂が“てつや”の味わいを再現性高くしていると思われ、これによって豚骨醤油スープがよりコク深く感じられ、味わい深くもクセになるスープを表現し、濃厚ながらも飽きの来ない後味とうまく調和されているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…醤油ならではのキレとコクがまろやかな甘みのある豚骨の旨味や背脂によって上質な美味しさとなって表現されています!
また、こちらの背脂が思ったよりも多めに使用されていて、それによってコク深く濃厚な味わいを感じさせますね!ただ、背脂にはこってり感といった脂っこさが全くないため、スープ全体としては“くどさ”といった感じは一切ありません!
ちなみに再現性としては…カップ麺ですから、お店そのものというわけにはいかないものの…当たらずとも遠からずといったところでしょうか?豚骨ベースの濃厚な醤油スープ、そしてコクを加える背脂が使用されたことによって味の方向性としては間違いない仕上がりで、気軽に“らーめん てつや”の味わいを楽しむなら十分なクオリティと言えるかと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り太めのノンフライ麺によって強いコシと歯切れの良さを兼ね備えた仕上がりとなり、それによって札幌ラーメン特有のプリッとした食感がしっかりと再現されているようです!
そんな太麺には、今回豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深い醤油スープがよく絡み、一口ずつにすっきりとした上質な豚骨の味わいが口に広がっていきます!
また、さりげなく添えられた焼のりをしっかりとスープに浸して、麺に絡めて食べてみると…ほどよい磯の香りがプラスされ、それによってひと味違ったマイルドな醤油スープを楽しむことができます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、カップ麺らしい薄くカットされたものでしたので…単品で楽しむというよりは、甘みのある豚骨の旨味が利いた醤油スープや食感の良い麺と一緒に絡めて食べてみることによって、“てつや”らしい味わいなんかも引き立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは若干小さめではありますが…コリコリとした食感がほどよく感じられ、醤油といったテイストにもぴったりな素材本来の味と味付けに仕上がっています!
スープについて
スープは、マイルド・まろやかな豚骨の旨味が臭みもなく醤油スープに溶け込み、それによってほどよい厚みがあり、“てつや”の実店舗らしい飲み応えのあるスープを表現しています!
ちなみに、今回のカップ麺には濃縮醤油などいくつかの種類の醤油を使用したことによって深みのある醤油感を表現しているとのことで、豚骨の旨味と醤油ならではのコクがバランス良く感じられますね!
特に豚骨は甘みも感じさせる仕上がりとなってはいますが、ここに“にんにく”や胡椒を加えたことで味の締まりが心地良く、それによって非常にメリハリの効いたスープが表現され、最後までじっくりと濃厚なスープを楽しむことができるかと思われます!
そしてこれですね!背脂です!“てつや”のラーメンと言えばこの背脂が欠かせないんですが、今回のカップ麺にもたっぷりと使用され、粒は小さいものの、じっくりと味わってみると…脂っこさのない豚骨の旨味を引き立てるコクがあり、これが豚骨ベースの醤油スープと合わさったことで、“てつや”ならではの味わい深いスープをうまく表現しているようですね!
また、“てつや”に限らず札幌ラーメンの特徴として、“こってり”と“あっさり”をかけて、よく“こっさり”といった表現をするんですが、今回の一杯にもそういった豚骨や背脂によるコクのある濃厚感と醤油ならではのキレが胡椒など香辛料によって引き立ったことによる味わいが表現され、思った以上に飽きの来ない味わいに感じられるのではないでしょうか?
今回の一杯は豚骨の旨味がコク深く醤油スープに溶け込み、“にんにく”や白胡椒などが味に締まりを表現してはいましたが、お好みによって胡椒などの香辛料を追加アレンジしてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「らーめんてつや背脂正油らーめん」を食べてみて、ベースとなる豚骨は臭みもなく丁寧に抽出したかのような上質な旨味として醤油スープに溶け込み、そこに“てつや”ならではの背脂によるコクが厚みをプラスしたことによって、しっかりとした飲み応えを感じさせる濃厚なスープに仕上がっていました!
また、仕上がり自体はカップ麺ということもあって、さすがに実店舗そのものというわけではありませんでしたが…方向性は悪くなく、クオリティの高い味わいには満足度も高いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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