「みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン」を食べてみました。(2024年8月5日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京八王子市のご当地ラーメン“八王子ラーメン”の人気店“みんみんラーメン本店”の味わいを同店監修によって縦型のカップ麺に再現したもので、ポークをベースに玉ねぎの旨味・甘味を利かせた醤油感の強い清湯スープに仕上げ、後味すっきりとした飽きの来ない一杯、“みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン”となっております。(値段:税別265円)
ご覧の通りパッケージには、“東京八王子のソウルフード”と記載されている通り他メーカーでもこの“八王子ラーメン”はご当地ラーメンとして商品化されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
さらに、こちらには“スープのうまみUP!”と記載され、その背景には醤油感の強い濃いめのスープにシャキシャキ感がたまらない大きめにカットされた“玉ねぎ”が豊富に使用されたことでメリハリのある仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…フライドオニオン・玉ねぎ・メンマが使用されているようです!
※以前は2023年9月4日にリニューアル発売されています。
他にも特徴として…麺は中太フライ仕様で、表面には食感の良い張りやコシがあり、そこにポークをベースにした濃いめの醤油スープにラードや“玉ねぎ”の旨味・コク、そして素材本来の甘味を利かせ、具材にまでたっぷりと“玉ねぎ”が使用されたことによってシャキシャキとした食感が最後まで飽きさせない…シンプルならがもメリハリの利いた深みのある味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
醤油ならではのキリッとした口当たりには、“玉ねぎ”の甘味やポークの旨味によって深みのあるコクがプラスされ、あっさりとした中にもラードの旨味がまろやかさを際立たせ、もっちりとした中太フライ麺にもよく絡み、豊富に使用された2種類の“玉ねぎ”の食感が心地良く…どこか懐かしい安定感のある味わいとなっていました!
みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、東京八王子のご当地ラーメンでお馴染み“みんみんラーメン本店”の味わいを再現したもので、ポークの旨味をベースに“玉ねぎ”の甘味やラードの旨味を利かせたことによってキレとコクがバランス良く調和され、具材にもたっぷりと食感の良い“玉ねぎ”を2種類も使用し、まさに何度食べても飽きることのない安定感のある一杯、“みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り容器側面には、“みんみんラーメン”や“八王子ラーメン”についての簡単な説明書きが記載されており、これによると…“こだわりの醤油ダレに豚ガラと香味野菜のスープを合わせたコク旨醤油スープ。表面を覆うラードの香りが一層食欲をかきたてます。昭和57年に創業した地元に愛され続ける人気店です。”とのことで、以下の3点を特徴にポークやラードといった割とこってりとしたイメージを感じさせる旨味をベースにしている割に後味すっきりとした醤油スープに仕上がっているようです!
- 澄んだ醤油スープ
- スープ表面に浮いた油
- きざみ玉ねぎ
ちなみに昭和57年の創業以来、2013年には“第3回八王子お店大賞”を受賞、2014年には“食べログ ベストラーメン 2014”を受賞するという人気・実力を兼ね備えた老舗店ということで、現在は“岡本 訓子”氏と息子さんの“宙也”氏が先代の味わいを受け継ぎ・守り続けています!
それでは、今回の“みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン”がどれほどポークや香味野菜の旨味を凝縮させた仕上がりとなっているのか?清湯スープらしい後味の良さや豊富に使用された食感の良い“玉ねぎ”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太フライ仕様によるもっちりとした麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り452kcal(めん・かやく352kcal / スープ100kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、ポークやラードを利かせたコクのある仕上がりの割に清湯スープということもあって思ったよりも低めな数値のようですが、一方で塩分はやや高めといったところでしょうか?
ちなみに1食当たり96g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと100kcalと高めな数値を占め、後味すっきりとしている割にしっかりとした味わいが表現された深みのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- ポークエキス
- 植物油脂
- 油脂加工品
- 香辛料
- かつお節調味料
- 香味調味料
といった、ポークをベースに“玉ねぎ”の甘味やラードの旨味を合わせることでコク深くすっきりとした清湯系の醤油スープに仕上げ、最後まで飽きることのない安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 4901734055068 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩)、スープ(豚脂、しょうゆ、糖類、食塩、ポーク調味料、植物油脂、たまねぎ加工品、油脂加工品、香辛料、かつお節調味料、酵母エキス、香味調味料、たん白加水分解物、発酵調味料)、かやく(フライドオニオン、たまねぎ、メンマ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、炭酸カルシウム、かんすい、トレハロース、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、増粘剤(キサンタン)、レシチン、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 452kcal たんぱく質 7.2g 脂質 21.4g 炭水化物 57.7g 食塩相当量 5.9g
めん・かやく: 1.5g
スープ: 4.4gビタミンB1 0.32mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 211mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと…醤油感の強いスープならではのサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- フライドオニオン
- 玉ねぎ
- メンマ
が入っています。
さらに麺は丸刃の中太フライ仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力や噛み応えのある食感をイメージさせます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている“仕上げの小袋”を加える前の状態ではありますが、後味すっきりとした清湯系の醤油スープに物足りなさを一切感じさせない食べ応えが表現された安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えていきます!
すると…ポークやラードでしょうか?若干白濁とした油分が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…清湯系ということで非常にサラッとしていて、若干透明感はあるものの割と濃いめの色合いが印象的で、表面にはラードの脂が浮かんだことであっさりとした中にも深みのあるコクが表現された飽きの来ないテイストに仕上がっているようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…ラードの脂が浮く見た目とは裏腹に、清湯系の醤油スープということもあって思ったよりもあっさりとしています!そしてポークの旨味や“玉ねぎ”の甘みが相性良く溶け込んだことによって物足りなさを感じさせない安定感のあるテイストに仕上がり、決して飽きは来ないものの…ちょっとインパクトに欠ける素朴な味わいが表現されているようです!
そのため、ポークやラードの旨味に関しては決して脂っこさといった印象は一切なく、シャープな飲み口が特徴的な醤油スープにちょうど良い深み・コクを際立たせ、“玉ねぎ”の甘みも食感の良さだけでなく、スープ全体の旨味として美味しく引き立てる相性抜群な具材となっています!
ただ、若干落ち着いた雰囲気の仕上がりに感じられたため、お好みによっては醤油スープと相性の良いペッパー系の香辛料や調理する熱湯を少なめにして濃いめのテイストとして味わってみても良いかもしれません!
麺について
麺は丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には…ポークをベースにラードの旨味を利かせた調味油を加え、さらに“玉ねぎ”の旨味・甘味が相性良く馴染んだ深みのある清湯系の醤油スープがよく絡み、あっさりとした中にもコクのある味わいが口いっぱいに広がっていき、ラードやフライドオニオンによるほんのり香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのメンマが入っていて、コリコリとした食感が印象的で、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
また、“八王子ラーメン”に欠かせない“玉ねぎ”は、大きめにカットされており、そもそも使用されている数も非常に多く、シャキシャキとした仕上がり具合はもちろん、後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
一方のフライドオニオンはかなり細かくカットされて容器底に溜まっていたため、香ばしさや旨味を引き立てるためにもしっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
スープについて
スープは、ポークをベースに香味野菜の旨味やラードを利かせた調味油を加えたことで、後味すっきりとした深みのある味わいに仕上がり、この濃いめの色合いよりも遙かに優しく喉越しの良いコクが表現されています!
というのも、“玉ねぎ”特有の旨味・甘みが印象強く、醤油ならではのキレとコクが各種使用された材料によってバランス良く引き立ち、シンプルながらも飽きの来ない安定感のある“八王子ラーメン”がカップ麺に再現され、突出した特徴などはないものの…幅広い層に好まれる仕上がりと言えるでしょう!
また、食べ進めていくに連れて豊富に使用された2種類の“玉ねぎ”からも良い旨味が滲み出し、コク深さ・素材本来の美味しさがどんどん増していき、それと同時に満足度も増していく…そんな飽きの来ない“八王子ラーメン”らしい安定の一杯となっています!
まとめ
今回「みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン」を食べてみて、八王子市で愛され続けているご当地ラーメンでお馴染み“八王子ラーメン”の代表格“みんみんラーメン”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…清湯系の醤油スープにポークの旨味、そしてラードの利いた調味油がほどよいコクをプラス、さらに2種類の“玉ねぎ”がスープの美味しさを引き立てる風味豊かな仕上がりとなっていました!
やはりこういったコク深くも後味の良い優しい味わいだからこそ地元の方にも愛され続けているんでしょうね!しかも今回のカップ麺に関しては前作よりも旨味をアップさせていますから、デフォルトでも十分な美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
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