「カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ」を食べてみました。(2024年9月23日発売・日清食品)
この商品は、“殺人的なおいしさ”から“暗殺者のパスタ”と呼ばれる話題のパスタメニューを“カップヌードル”流にアレンジしたもので、トマトの酸味と“にんにく”の香ばしさ、唐辛子のピリッとした辛みが溶け込んだ辛旨な濃厚スープに仕上げ、そこにシリーズらしい幅広でしなやかなフライ麺が絶妙にマッチした焦がし風味が食欲そそる一杯、“カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ”となっております。(値段:税別271円)
そしてこの“暗殺者のパスタ”は通常の茹でる作り方とは異なり、じっくりと煮込むことで香ばしさを付けている点も特徴のひとつのようです!
今回発売するのは、乾燥パスタをゆでずに焦げ目をつけながら煮込む独特な調理方法によって生まれる深いコクと香ばしい風味の “殺人的なおいしさ” から「暗殺者のパスタ」と呼ばれる*、イタリアと日本で話題のパスタメニューを「カップヌードル」流にアレンジした商品です。
引用元:「カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ」(9月23日発売) | 日清食品グループ
一方こちらには…“ドロッと濃厚トマトの辛旨スープ”と記載され、トマトや“にんにく”の旨味に唐辛子のピリッとした辛みや香ばしさを付与した濃厚なスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚ミンチ・キャベツ・トマト加工品・赤唐辛子が使用されているようです!
他にも特徴として…“カップヌードル”シリーズはフレーバーごとに麺の仕様・味付けを変更しており、今回は若干幅広に切り出されたことで食べ応えがあり、チキンやポークで味付けが施され、何より辛旨で香ばしいスープがしっかりと絡むことによって一口ずつに感じられる満足感が非常に高く、濃厚ながらも最後まで飽きの来ない味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
トマトや“にんにく”の旨味を利かせたパスタソースのようなコク深いスープにはポークやチキンがしっかりとコクを下支えしたことで物足りなさといった感じは一切なく、焦がしたような香ばしさや辛さレベル5段階中「3」のピリッとしたアクセントをプラス、“殺人的な旨さ”として知られる味わいがシリーズらしい幅の広いフライ麺と絶妙にマッチした食べ応え抜群な一杯となっていました!
「カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“カップヌードル”シリーズの新商品ということで、本場イタリアと日本で話題のパスタメニュー“暗殺者のパスタ”を“カップヌードル”流にアレンジ、トマトの酸味と“にんにく”の旨味にピリッとした唐辛子の辛みを利かせ、焦がしたような香ばしさを付与した濃厚なスープに仕上げ、最後まで飽きの来ない本格的な一杯、“カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
そしてご存知の通りこの“カップヌードル”シリーズは1971年9月18日に誕生した世界初のカップ麺で今もなお多くの方から支持されているのはもちろん、2021年に発売50周年を迎えたロングセラーブランドでもあり、これからも話題性の高いフレーバーの登場に期待したいところ!(“ビッグ”シリーズは1991年に発売されています。)
また、こちら容器側面には今回のフレーバーに関する簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“この名前の由来は「唐辛子の辛さが殺人的」、「殺人的なウマさ」と諸説あります。パスタに焦げ目をつけながらソースと煮込んで作る、香ばしい味わいと辛さが特長のトマトパスタです。”とのことで、基本はトマト系のパスタメニューで、香味野菜や焦がし風味でクセになる味わいを際立たせているようです!
それでは、今回の“カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ”がどれほどトマトの酸味や“にんにく”の旨味に唐辛子の辛さを利かせた濃厚なスープに仕上がっているのか?食欲そそる焦がし風味や具材に使用された謎肉(味付豚ミンチ)との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“カップヌードル”ならではのつるっと滑らかで幅広なフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り489kcal(めん・かやく419kcal / スープ70kcal)となっております。(塩分は6.5g)
カロリーは、“カップヌードル ビッグ”シリーズ・濃厚で辛旨なスープの割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり103g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと70kcalとトマト系のパスタソースをアレンジしたテイストながらも若干高めな数値のようで、素材の旨味を存分に活かしたコクのある風味豊かな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や香辛料をはじめ…
- 香味調味料
- たまねぎ
- 食塩
- トマトパウダー
- チキン調味料
といった、トマトの酸味や“にんにく”の旨味にピリッとした唐辛子の辛さを加え、ポークやチキンで深みをプラスし、焦がしたような香ばしさを付与したことによって臨場感溢れる辛旨なスープに仕上がり、まさに“暗殺者のパスタ”の異名を持つクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関西工場(滋賀県)
JANコード 4902105283332 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、ポーク調味料)、スープ(豚脂、香辛料、小麦粉、香味調味料、糖類、でん粉、たまねぎ、食塩、トマトパウダー、酵母エキス、チキン調味料)、かやく(味付豚ミンチ、キャベツ、トマト加工品、赤唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、乳化剤、炭酸Ca、酸味料、カラメル色素、かんすい、ベニコウジ色素、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ビタミンB2、くん液、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 489kcal
めん・かやく: 419kcal
スープ: 70kcalたんぱく質 10.6g 脂質 22.4g 炭水化物 61.2g 食塩相当量 6.5g
めん・かやく: 2.7g
スープ: 3.8gビタミンB1 0.24mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 118mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、今回は調味料などは別添されていません。
また、かやくには…
- 味付豚ミンチ
- キャベツ
- トマト加工品
- 赤唐辛子
が入っています。
さらに麺は、やや幅の広い仕様となっていて、“カップヌードル”らしいつるっと滑らかな食感のフライ麺に濃厚トマトの辛旨スープがよく絡み、ボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜ合わせる前の状態ではありますが、トマトと“にんにく”の旨味にピリッとした唐辛子の辛さを利かせ、焦がしたような香ばしさを加えたパスタメニュー“暗殺者のパスタ”ならではのクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…特に“とろみ”といった感じはなく、むしろ厚みのある旨味が凝縮されたことでクセになる辛旨な味わいが際立ち、ピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなったことによって最後まで飽きることもなく、やみつき感のある美味しさがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…トマトの酸味は香味野菜や動物系の旨味でうまく調和されたことで控えめといった印象で、コク深くもピリッとした辛みがちょうど良いアクセントをプラス、もちろん脂っこさや変な“くどさ”などは一切なく、思ったよりしっかりとした味わいが印象的です!
そして辛さもレベル「3」とは思えない程度で、濃厚なトマト辛旨スープにメリハリを引き立て、“にんにく”なども意外と控えめで特に何か突出しているわけでもなく、全体のバランスが非常に良く感じられ、焦がし風味が加わったことによって単純なトマトパスタのソースとは一線を画する大人の味といったところ!
ただ、再現性は定かではありませんが、“殺人的なウマさ”というほどではないような気がします…!実際にはパスタに焦げ目を付けながらソースと煮込んで作るようなので、もっと濃厚でコクもあった方が良かったのでは?といった感じでしたので、お好みによっては“おろしにんにく”や唐辛子で味を調整してみても良いでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り通常より若干幅広に切り出され、しなやかで滑らかな食感はそのままに、ボリューム感のある麺量80gによってしっかりとした食べ応えもあり、濃厚なトマト辛旨スープとの相性も抜群です!
そんな麺には、“殺人的なウマさ”として知られるパスタメニュー“暗殺者のパスタ”をアレンジしたコク深くもピリッとした辛さがバランス良く溶け込んだトマトの辛旨スープがよく絡み、トマトのほどよい酸味や“にんにく”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、焦がしたかのような香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“謎肉(味付豚ミンチ)”が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、食べはじめはスープとよく馴染ませ、後ほど食感滑らかなフライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのトマト加工品はふんわりと柔らかな仕様で、具材として一緒に味わっても良いんでしょうけど、今回はトマト系のパスタメニューをアレンジしているので、しっかりと混ぜてスープに旨味として溶け込ませた方が良さそうです!
さらにこちらのキャベツは、茹で野菜程度のシャキシャキ感で、今回の一杯にちょっとした食感と彩りのアクセントがプラスされているように感じられます!
スープについて
スープは、話題のパスタメニュー“暗殺者のパスタ”を“カップヌードル”流にアレンジしたことで、トマトや“にんにく”に唐辛子の辛みを利かせ、焦がしたような香ばしさを付与した濃厚な味わいに仕上がり、肉の旨味も加わったことによって思った以上にコク深く辛旨なテイストに際立っています!
また、ドロッとした濃厚感ではなく旨味が凝縮されたコク深さが印象的で、素材の旨味をうまく活かした味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるんですが、パスタソースをスープにアレンジしているので、もう少し味が濃くても良かったかな?といった仕上がりだったため、調理時の熱湯を若干少な目にしても良いかもしれません!
そして、さり気なく利かせたポークとチキンの旨味が良いですね!この動物系の旨味を利かせたことで深みが引き立ち、そもそも本格感のある辛旨なスープに仕上げているようで、ほどよい酸味と香味野菜の旨味などがうまく融合した後味の良いテイストが心地良く、変なクセもありませんので思いのほか幅広い層に好まれる一杯に間違いありません!
まとめ
今回「カップヌードル 暗殺者のパスタ風 ビッグ」を食べてみて、イタリア発祥の“殺人的なウマさ”として人気のパスタメニュー“暗殺者のパスタ”を“カップヌードル”流にアレンジした一杯は…トマトの酸味や“にんにく”の旨味に唐辛子の辛みをバランス良く合わせ、焦がしたような香ばしさを付与したことによって臨場感溢れる味わいに際立ち、麺量80gの幅広なフライ麺がしっかりと食欲を満たす食べ応え抜群な仕上がりとなっていました!
また、パスタを茹でずに焦がしながらソースと一緒に煮込んで作るという香ばしさもほんのりと香り立ち、割とガツンと食べたい時におすすめのフレーバーで、なんと言っても単調ではなく複雑な味わいが個人的に好印象だったため、最後まで飽きることもなく“暗殺者のパスタ”ならではの美味しさがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
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