「青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味」を食べてみました。（2024年9月23日発売・明星食品）
この商品は、1984年（昭和59年）に発売されたブランドが40年の時を超えて令和版に進化したもので、鶏をベースにバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えた後味の良い塩バタースープに仕上げ、1分で戻る驚きのでか具材“でかポテト”を新開発、そこにもっちりとしたノンフライ麺が絶妙にマッチしたタイパ志向にぴったりな一杯、“青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味”となっております。（値段：税別236円）
※原材料の乳等を主要原料とする食品中50％バターを使用しています。
ご覧の通りパッケージにはレトロでエモいデザインがあしらわれ、“純情トリオ”として“ぽっくん・てっくん・とっくん”と名付けられたキャラクターが並び、2025年は昭和100年に当たる記念すべき年ということで満を持しての登場です！
一方こちらには…“熱湯1分 でか!具材”といった文言や新開発された大きな“でかポテト”のイメージ写真が掲載されており、他にも具材には…ごま・“ねぎ”が使用されているようです！
また、こちらにはもっちりとしたノンフライ麺のリフト写真も掲載されており、醤油やガーリックが練り込まれたことによってスープとの相性も良く、安定感のある味わいが気軽に楽しめることに間違いなさそうです！（ボリューム的にはレギュラーサイズよりも若干小さめです。）
他にも特徴として…麺は上記の通りもっちりとした弾力が印象的な1分で戻るノンフライ仕様で、若干幅広でほんのり“ちぢれ”を付け、味付けを施したことで鶏ベースのすっきりとした塩バタースープや、でか具材の“でかミート”とも相性良く馴染み、ペッパー等で味を調えた味わいがじっくりと楽しめるというわけです！
鶏の旨味をベースにポテトと相性抜群なバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えた塩バタースープというだけあって後味の良さは非常に良く…食べ進めていくに連れて“でかポテト”から良い旨味が滲み出し、伸びにくいノンフライ麺ながらも醤油やガーリックを練り込んだことでどうしても柔らかくなりがちで、強烈なインパクトというよりも安定感のある美味しさが小腹を満たす飽きの来ない一杯となっていました！
「青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味」とは？
今回ご紹介するカップ麺は、昭和時代に話題になったあのラーメンが時を超えて令和版に進化して登場したもので、鶏をベースにバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えたシンプルな塩バタースープに仕上げ、1分で湯戻りする“でかポテト”やもっちりとしたノンフライ麺を合わせた懐かしくも令和らしいタイパ志向に優れた一杯、“青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味”となっています。
※売っている場所：今回はセイコーマートで購入
また、“青春という名のラーメン（青ラー）”は、1984年（昭和59年）に明星食品から発売された個性豊かなブランドで、当時放送された“胸騒ぎください。”などインパクトのあるCMが話題となり、2025年は昭和100年に当たる記念すべき年ということで当時のパッケージの印象は残しつつ新開発の具材や麺を使用し、レトロな見た目なのに中身は新たに生まれ変わって以下の商品も合わせて3種同時発売されています！
それでは、今回の“青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味”がどれほど鶏をベースにバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えたシンプルながらも飽きの来ない塩バタースープに仕上がっているのか？新開発されたというでか具材“でかポテト”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても1分で湯戻りするもっちりとした食感のノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り237kcal（めん・かやく171kcal / スープ66kcal）となっております。（塩分は3.9g）
カロリーは、レギュラーサイズよりもさらに少な目・鶏をバターの香りやペッパー等で味を調えた後味の良い塩バタースープということもあってかなり低めな数値のようで、一方の塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり60g、麺の量は47gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと66kcalと意外と高めな数値を占め、鶏をベースにしたコク深くもポテトの旨味広がるキリッとした後味の良い仕上がりをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や鶏・豚エキスをはじめ…
- 乳等を主要原料とする食品
- 香辛料
- ローストオニオン粉末
- ホタテエキス
- 香味調味料
といった、鶏をベースにポテトと相性の良いバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えた後味すっきり・安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：東日本明星株式会社 埼玉工場（埼玉県）
JANコード 4902881457972 原材料名めん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、でん粉、しょうゆ、酵母粉末、香辛料（ガーリック）、白キクラゲ抽出物）、スープ（食塩、鶏･豚エキス、デキストリン、糖類、乳等を主要原料とする食品、たん白加水分解物、香辛料、ローストオニオン粉末、ホタテエキス、香味調味料）、かやく（ポテト、ごま、ねぎ）／加工デンプン、調味料（アミノ酸等）、ソルビット、増粘多糖類、かんすい、乳化剤、香料、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤（ビタミンＥ）、ビタミンＢ２、ビタミンＢ１、（一部に卵･乳成分･小麦･えび･ごま･さば･大豆･鶏肉･豚肉を含む）
栄養成分表示 [1食 (60g) 当たり]
熱量 237kcal
めん・かやく: 171kcal
スープ: 66kcalたんぱく質 5.7g 脂質 5.0g 炭水化物 42.4g 食塩相当量 3.9g
めん・かやく: 1.3g
スープ: 2.6gビタミンB1 0.64mg ビタミンB2 0.23mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料は別添されていません！
また、具材には…
- ポテト
- ごま
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り若干幅広で“ちぢれ”を付けたフライ仕様で、もっちりとした弾力が際立ち、麺量も47gとレギュラーサイズよりも若干少なく、鶏をベースにバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えた後味の良い塩バタースープとも相性良く馴染み、ちょっと小腹を満たすにはぴったりな仕様となっているようです！
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ1分待ちます。（必要なお湯の目安量：310ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜ合わせる前の状態ではありますが、鶏をベースにバターの香りを合わせ、ペッパーで味を調えた安定感のあるスープが“でかポテト”や麺量47gのノンフライ麺と絶妙にマッチした夜食にもぴったりな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…イメージ通りサラッとした塩バタースープに仕上がり、鶏の旨味をはじめバターの香りを合わせ、ペッパー等で味を調えたことで飽きの来ない風味が際立ち、他にも具材に使用された“でかポテト”からも良い旨味が滲み出し、シンプルながらも深みのある味わいが表現されているようです！
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鶏の旨味にバターの香りを利かせた塩バタースープのイメージ通り非常にシンプルな仕上りとなっていて、塩味ならではのキレの良さがちょうど良いメリハリをプラス、そこにふんわり香るバターの風味によって40年前のブランドとは思えません！
そして、しっかりと混ぜながらいただくことによって具材に使用された“でかポテト”から良い旨味が滲み出し、容器底に溜まったペッパーなども全体に馴染んでいくため、後半になるに連れて物足りなさといった感じもなく、時間を選ばずに楽しめることと思われます！
しかもこの塩バタースープの味わいとポテトの相性が非常に良く、コク深くもキリッとした後味の良さが好印象で、1分で仕上がることによるタイパは良いんでしょうけど、これで税別236円はちょっとコスパ悪く感じられますね…
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広で“ちぢれ”を付けたノンフライ仕様で、1分で湯戻りする割にもっちりとした弾力が印象強く、麺量47gですが…そこまで物足りなさを感じさせるものではありません！
そんな麺には…鶏をベースにバターの香りを利かせ、ペッパー等で味を調えたキレの良いスープがよく絡み、決して派手さはないものの、コクのある塩バターならではの旨味などが口いっぱいに広がっていき、ふんわり香るバターの風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“でかポテト”が使用されていて、ホクホクとした食感と素材本来の味わいがしっかりと感じられたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした弾力のノンフライ麺と絡めていただくと、より一層ポテトの旨味が際立って楽しめるかと思われます！
また、こちらの“ごま”は、時折感じる食感の良さや香ばしさを引き立て、さり気なくスープ表面に散りばめられているようです！
他にも、ほどよいサイズにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感はほどほどに…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩バタースープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
スープについて
スープは、鶏ベースのバター風味やペッパー以外ほぼ特徴がなく、強いて言えば具材に使用された“でかポテト”との相性が抜群といった程度なんですが、決して不味いわけでもなく、軸がしっかりとした味わいでしたので、お好みによってはもう少しバターとペッパーを足して味を際立たせてみても良いでしょう！
そして、鶏の旨味にさり気なくポークも使用したことでほどよい深みがあり、そもそもスープだけでも意外と66kcalありますから、特に真新しさがないだけで、良く言えば安定感のある味わいが気軽に楽しめることと思われます！
また、具材に使用された“でかポテト”から良い旨味が滲み出すことによって塩バタースープの美味しさも際立っていき、後味すっきりとしたスープに喉越しの良さがプラスされ、ペッパーの利いたテイストが小腹を満たすフレーバーでしたので、調理時の熱湯を少な目にして濃い目で味わってみても良いかもしれません！
まとめ
今回「青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味」を食べてみて、1984年（昭和59年）に発売されたブランドが40年の時を超えて令和版に進化した一杯には…鶏をベースにバターの香りを合わせ、ペッパー等で味を調えたことによってシンプルながらもコクのある味わいに仕上がり、具材にはインパクトのある“でかポテト”を豊富に使用、そこに味付けを施した弾力のあるノンフライ麺が絶妙にマッチしたちょっと小腹を満たすにはぴったりなフレーバーとなっていました！
ただ…どうしても40年の時を超えて進化した点が熱湯1分で仕上がる“でかポテト”とノンフライ麺程度だったので、もう少しスープにも拘ってほしかったですね！具材に使用された“でかポテト”から滲み出す旨味、そしてベースとなる鶏の旨味にペッパーやバターの香りといった組み合わせは良いんですが…価格帯も含めリピートしたくなるようなひと工夫が欲しかったところではないでしょうか？
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