サンヨー食品

「むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん」“おにぎり”に合う素材を活かした豚汁風の一杯

むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん
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むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん」を食べてみました。(2024年10月7日発売・サンヨー食品

この商品は、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六(やどろく)”監修によって“おにぎり”に合う“豚汁風ラーメン”をカップ麺限定で再現したもので、味噌をベースにポークと昆布、鰹の旨味を合わせ、七味唐辛子で味を調えた豚汁風の味噌スープに仕上げ、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした深みのある一杯、“むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん”となっております。(値段:税別198円)

ご覧の通り、容器側面には“浅草 宿六監修”、“むすびの一杯”、“豚汁風らーめん”といった店舗ロゴや今回の商品名などが記載され、“おにびり”に合う一品ならカップスープでも良かったような気もしますが…“豚汁”ならではの出汁染みる味噌スープがもっちりとしたフライ麺に絡み、さらに具材に使用された豚肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな味わい深い仕上がりに期待できそうです!

むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん パッケージ

一方こちらには味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味を利かせた豚汁風の味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付豚肉・人参・“ねぎ”が使用されているようです!というか豚汁風とは言え味噌味ということもあってラーメンというよりも味噌汁に近いのかもしれません!

他にも特徴として…麺はスープと合うように野菜エキスや醤油で味付けされ、もっちりとした丸刃の中太フライ仕様となっており、それによって味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味を利かせ、七味唐辛子で味を調えた豚汁風の味噌スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

味噌をベースに各種旨味を利かせた豚汁風の味噌スープなんですが、やはり根菜や醤油などを使用していないせいかイメージしていたような豚汁ではなく味噌汁の方がしっくり来るテイストとなっており、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太麺が相性良く馴染む深みのある一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年10月7日にサンヨー食品株式会社から発売された「むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

「むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん」とは?

今回ご紹介するカップ麺は、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六”監修によって“おにぎり”に合う豚汁風の味噌ラーメンを考案したもので、味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味を利かせ、具材に使用した豚肉からも良い旨味が滲み出し、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太麺が相性良くマッチした深みのある一杯、“むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

ちなみにここ“浅草 宿六”の創業は白いご飯(銀シャリ)がご馳走だった1954年(昭和29年)、現在の3代目“三浦 洋介”氏の祖母が遊び人だった祖父を見かね、専門的な知識がなくてもできる“おにぎり”専門店を浅草観音裏の地にオープンさせたのがはじまり。その後、母親が2代目を継ぎ、さらに“三浦 洋介”氏へと受け継がれ、“ミシュランガイド東京2019”ではビブグルマンに掲載されるほどの名店です!(実店舗では、“わかめ”・なめこ・“しじみ”の味噌汁が提供されています。)

また、こちらには“浅草 宿六”の店主“三浦 洋介”氏や簡単な説明書きが記載されており、これによると…“昭和29年創業、東京の老舗おにぎり専門店「浅草 宿六」監修のおにぎりのお供にベストならーめんです。”とのことで、“おにぎり”と一緒に食べたくなる味に調整しているようです!もちろん単品でいただいても良いと思いますが…

それでは、今回の“むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん”がどれほど味噌をベースにポークや魚介出汁を利かせた豚汁風の仕上がりとなっているのか?“おにぎり”にも合うという味の濃さとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けを施した丸刃の中太仕様による食感滑らかなフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り294kcal(めん・かやく244kcal / スープ50kcal)となっております。(塩分は4.9g)

カロリーは、若干少なめのレギュラーサイズ・“おにぎり”に合う豚汁風の味噌スープということもあってかなり低めな数値のようですが、塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり66g、麺の量は50gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと50kcalとそこまで低い数値というわけではなく、味噌やポークの旨味、魚介出汁などを活かした“おにぎり”にも合う深みのある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“みそ”や食塩をはじめ…

  • ポーク調味料
  • 粉末香味油
  • こんぶエキス
  • ポークエキス
  • かつお節調味料
  • 香辛料

といった、味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味を利かせ、七味唐辛子で味を調えた後味の良い豚汁風の味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード4901734054788
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(みそ、糖類、食塩、ポーク調味料、粉末香味油、こんぶエキス、たん白加水分解物、ポークエキス、かつお節調味料、香辛料、酵母エキス)、かやく(味付豚肉、にんじん、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、かんすい、レシチン、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (66g) 当たり]
熱量294kcal
たん白質7.3g
脂質12.4g
炭水化物38.2g
食塩相当量4.9g
めん・かやく 1.2g
スープ 3.7g
ビタミンB10.47mg
ビタミンB20.31mg
カルシウム113mg

引用元:サッポロ一番 むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん | サンヨー食品

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料などは別添されていません。

そして、かやくには…

  • 味付豚肉
  • 人参
  • ねぎ

が入っています。

さらに、麺はご覧の通りスープと合うようにほどよく味付けされた丸刃の中太フライ仕様で、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、麺量50gながらもしっかりとした食べ応えなんかもあり、サンヨー食品としては割と見慣れた麺ではありますが…歯切れの良い食感に期待できそうです!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでのフライ麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜ合わせる前の状態ではありますが、味噌をベースにポークや昆布、鰹などの旨味をバランス良く利かせた豚汁風のテイストによって最後まで飽きることもなく、まさに“おにぎり”に合う深みのある一杯…といった印象の出来上がりです。

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…非常にサラッとした仕上がりではありますが、味噌をベースにポークや和風出汁を利かせたことによってコク深くも後味すっきりとしたテイストで、やはりイメージしていた味噌ラーメンというよりも豚汁らしく味噌汁に近いものの、これはこれで和風テイストの味噌スープとして楽しめそうです!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…やはり“豚汁風”というだけあってイメージしているような豚汁ではなく雰囲気のある味噌スープとなっており、個人的に出汁感が弱く感じられましたが、まさしく“おにぎり”に合う塩気の強い仕上がりで、もう少し根菜の旨味や醤油、“ごま油”などで豚汁に寄せてほしかったですね…

そのため、何も知らずに味わってみると恐らく豚汁ということに気付かないのでは?というほど豚汁らしさがないものの、もちろん“おにぎり”にも合いますし、ちょっと小腹が空いた時や夜食なんかにもぴったりかもしれません!(むしろスープタイプにして通年扱いしても良さそうです。)

また、味噌をベースにポークや和風出汁を利かせた比較的落ち着いた雰囲気の味わいで、素材を活かした後味の良さが好印象で、しっかりと混ぜながらいただくと、より一層出汁の旨味が際立って楽しめるかと思われます!ただ、若干賛否分かれるフレーバーと言えるでしょう!

麺について

麺は、ご覧の通りほどよく味付けを施した丸刃の中太仕様で、もっちりとした弾力やほどよいコシがあり、麺量50gながらも食べ応えに関しては申し分ありません!

そんな中太麺には…味噌をベースにポークや和風出汁などを利かせ、七味唐辛子で味を調えた豚汁風の味噌スープがよく絡み、出汁の利いた味噌の旨味やコクなどが口いっぱいに広がっていき、七味ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、かなり小さくカットされた味付豚肉が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、小さくカットされた人参は、小ぶりながらもコリコリと硬めな食感が印象的で、素材の旨味も確かに感じられるものの、スープに影響を及ぼすほどのものではなく、あくまで豚汁らしさを引き立てる見た目としてのアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やはり小さくカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいきませんが…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん”の美味しさを引き立てる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!

スープについて

スープは、味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味などを合わせ、七味唐辛子で味を調えたことによって濃厚な味噌スープというよりも味わい深い味噌汁といった“おにぎり”にぴったりなテイストとなっています!

また、上記の通り非常にサラッとしたスープではあるんですが、ポークの旨味・和風出汁が利いたことでじんわりと染み渡る深みがあり、“豚汁風らーめん”の文字通りあくまで豚汁っぽい味噌スープということで、あまり豚汁の味に期待しない方が良さそうです!

ちなみに今回の“豚汁風らーめん”にはキリッとした口当たりがちょうど良いメリハリをプラスし、割と塩気が強いおかげで“おにぎり”に合う味噌スープを表現しているようで、後味すっきりとした豚汁っぽい仕上がりですから、まさしく“おにぎり”専門店が手掛けるオリジナルの味わいが存分に楽しめることと思われます!

まとめ

今回「むすびの一杯 宿六監修 豚汁風らーめん」を食べてみて、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六”監修によって“おにぎり”に合うカップ麺を再現した豚汁風の一杯には…味噌をベースにポークや昆布、鰹の旨味を合わせ、七味唐辛子で味を調えたキレの良い味わいに仕上げ、味付けされた麺からも旨味が滲み出す…そんな豚汁とはひと味違った深みのあるフレーバーとなっていました!

そのため、イメージしていたスープとはひと味違ったテイストだったものの、これはこれで飽きの来ない味噌汁といった印象が強く、塩気が強いこともあって“おにぎり”に合うのも納得ではありますが、そもそも豚汁とは思えないほど独特な味わいだったので、やや賛否分かれる一杯と言えるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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