「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ 沖縄そば風&台湾まぜそば風」を食べてみました。(2024年11月18日発売・まるか食品)
この商品は、優しい出汁の“沖縄そば”、そして豆板醤のコクと辛みの“台湾まぜそば”といった2種類のテイストが味わえる超大盛り仕様・ハーフ&ハーフの一品で…それぞれの味わい・全体を混ぜた味わいの1度で3度美味しい食べ応え抜群な一杯、“ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ 沖縄そば風&台湾まぜそば風”となっております。(値段:税別275円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りこちらには“沖縄そば風”と記載され、その背景には沖縄にまつわる雰囲気のイメージ写真など掲載されており、優しい出汁の旨味を利かせた味わいが堪能できそうです!
一方こちらには“台湾まぜそば風”と記載され、発祥は名古屋なんですが…背景にはイメージとして台湾を思わせる写真が掲載されており、こちらもまたラードの旨味・風味が臨場感を引き立て、旨辛な味わいに期待できそうです!
また、こちらには“ま〜ぜて ま〜ぜて3度おいしい!!”と記載されているように、“沖縄そば”・“台湾まぜそば”のそれぞれを再現したソース、さらにそれらをしっかりと混ぜ合わせることで3度の美味しさが楽しめるとあってレギュラーサイズとはまた違った旨味やボリューム感があります!
他にも特徴として…麺は“ペヤング”でお馴染みラードを使用した油で揚げた若干細めのフライ仕様で、麺から滲み出るラードの旨味や香ばしさがそれぞれ2種類のソースを美味しく引き立たせ、それぞれ違った美味しさが最後までたっぷりと堪能できるというわけです!
“沖縄そば”をイメージしたソースはあっさりとした中にもじんわりと染み渡る鰹など魚介出汁の旨味があり、一方の“台湾まぜそば”をイメージしたソースに関しては豆板醤や香辛料によるピリッとした旨辛な味わいが再現され、徐々に全体を混ぜ合わせることによってひと味違った美味しさとなり、それによって満足度も増していく…そんな系統の全く異なるテイストがたっぷりと楽しめるボリューム感抜群な一杯となっていました!
「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ 沖縄そば風&台湾まぜそば風」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り1,035kcalとなっております。(塩分は7.9g)
カロリーは、超大盛のハーフ&ハーフ・汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあってかなり高い数値のようで、塩分も同じくそれなりに高い数値となっています。
ちなみに1食当たり236g、麺の量は180gとのこと。(レギュラーサイズのちょうど2倍)
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、ポークエキスや“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- 動物油脂
- 植物油脂
- みそ
- かつお節エキス
- 豆板醤
- 香辛料
- 甜麺醤
- かつお節(粉末)
- 食用風味油
といった、2種類のソースが一緒に記載されているわけですが…塩ベースに鰹の出汁を利かせた“沖縄そば”らしいソース、そしてポークをベースに豆板醤や各種香辛料を合わせたピリ辛な“台湾まぜそば”ならではのソースをそれぞれ表現、それらを少しずつ混ぜ合わせたひと味違うソースといった満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 49 02885 01150 7 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(たん白加水分解物、糖類、ポークエキス、しょうゆ、食塩、動物油脂、植物油脂、みそ、かつお節エキス、豆板醤、香辛料、甜麺醤、かつお節(粉末)、水あめ、食用風味油、酵母エキス)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、パプリカ色素、重曹、ビタミンB₂、甘味料(カンゾウ)、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (236g) 当たり]
熱量 1035kcal たん白質 20.8g 脂質 48.1g 炭水化物 129.8g 食塩相当量 7.9g
開封してみた
フタを開けてみると、“かやく”、2種類のソースなど3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に赤みを帯びているのが“台湾まぜそば”だと思われますので、もう一方のソースが“沖縄そば”で、ともに若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り“ペヤング”お馴染みのやや細めにも見えるフライ仕様で、原材料にも記載されていた通りラードを使用した油で揚げた麺から滲み出る旨味・香ばしい風味が“沖縄そば”・“台湾まぜそば”のそれぞれを再現したソースと相性良くマッチした仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- キャベツ
- 味付け鶏ミンチ
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:820ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
ではそれぞれのソースを加えて混ぜていきます!
そして各ソースが馴染むと…やはり“台湾まぜそば”の方が赤みを帯びていて見るからに旨辛な印象で、一方の“沖縄そば”をイメージしたソースは塩ベースとは言え魚介の旨味を利かせた後味すっきりとした味わいを再現、さらにそれぞれのテイストが全く異なりますので、徐々に全体を馴染ませた第3の味なんかもボリューム感たっぷりと楽しむことができ、なんと言っても調理感のある香ばしさが良いですね!
「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ 沖縄そば風&台湾まぜそば風」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…まず“沖縄そば”のソースは、イメージ通り鰹の出汁を活かしたあっさりとした味わいで、一方の“台湾まぜそば”のソースはコク深くピリッとした後引く辛さがクセになる仕上がりとなっていて、2種類のソースだけでも十分楽しめるようです!
ただ、“沖縄そば”のソースは落ち着いた優しいテイストなので、“台湾まぜそば”の方を先行して食べてしまうと本来の美味しさが若干わかりにくくなってしまうので、“沖縄そば”の方を中心に味わってみた方が良いかもしれませんね!もちろん交互に食べてみると1度に2度楽しめます!
そして、食べ進めていくに連れて全体を混ぜ合わせるわけですが、確かにひと味違ったソースに仕上がっているのかもしれませんが、やはり“台湾まぜそば”のインパクトがどうしても強いので、第3の味に関してはそこまで期待しない方が良いでしょう!
麺について
麺は、“ペヤング”らしいやや細めのフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシがあり、香ばしいラードの旨味が滲み出す仕上がりとなっていて、“超大盛”シリーズらしくボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には…ポークをベースに豆板醤や各種香辛料を利かせた“台湾まぜそば”らしいソースがよく絡み、コク深くも後引く辛さがクセになる味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るラードの風味が後味良く抜けていきます!
一方では…塩ベースに鰹の出汁などを利かせた“沖縄そば”ならではの優しい味わいのソースがよく絡み、じんわりと染み渡る魚介出汁の旨味などが口いっぱいに広がっていき、同じくラードの香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、茹で野菜程度の食感が心地良く、今回の一杯に対してちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらの味付け鶏ミンチが使用されていて、“ペヤング”ならではの具材で“ねちょっ”とした食感に仕上がり、旨味そのものもそうですが…個人的にこの食感が若干気になるところですので、単品で楽しむより全体をしっかりと馴染ませ、後ほどそれぞれの麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
“台湾まぜそば”のソースついて
まず“台湾まぜそば”のソースは、ポークをベースに豆板醤や各種香辛料を加えた醤油ダレのような味わいに仕上げ、フライ麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感をプラス、以前ご紹介した“ペヤング 台湾まぜそば”とほぼ同等でクセになる旨辛なテイストです!
“沖縄そば”のソースについて
続いての“沖縄そば”のソースは、塩ベースに鰹の出汁を合わせたことでシンプルながらも物足りなさといった感じはなく優しい味わいとなっています!ただ、“台湾まぜそば”のソースが味も濃くインパクト強いので、交互に食べるとちょっと弱いかな?といった組み合わせとしてのチグハグ感はありますね…
混ぜてみた
では、“ハーフ&ハーフ”の醍醐味である両者を混ぜてみます!
すると…“台湾まぜそば”ならではの濃厚感にほんのり鰹の出汁が加わったことでひと味違った味わいとまではいきませんが、辛さが若干和らいで魚介系の旨味が加わりますから、そもそも魚粉を使用する“台湾まぜそば”らしさが際立っているとも言えるでしょう!
まとめ
今回「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ 沖縄そば風&台湾まぜそば風」を食べてみて、優しい味わいの“沖縄そば”と濃厚で旨辛な味わいの“台湾まぜそば”を焼そばソースに再現して“ハーフ&ハーフ”で組み合わせた一杯には…それぞれの特徴をうまくアレンジして香ばしいフライ麺と相性良くマッチし、まさにハーフ&ハーフによって1度で3度美味しいボリューム感抜群な一杯となっていました!
やはり“沖縄そば”と“台湾まぜそば”といった定番の味わいは間違いありませんね!今回の組み合わせは一見バランス悪く感じましたが、実際食べてみると…“台湾まぜそば”の魚粉の旨味を補うかのように“沖縄そば”の美味しさが相性良く馴染んでいたため、超大盛シリーズということもあってガツンと食欲を満たす満足度の高いフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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