「チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン」を食べてみました。(2024年11月11日発売・明星食品)
この商品は、人気のローカルチェーンとコラボした新シリーズ“地元で愛される推しチェーン”第3弾として石川県にある“元祖金沢カレー チャンピオンカレー”の味わいをカップ麺に再現したもので、牛や豚をベースに数種類のスパイスを加え、ローストオニオンで甘さを付けたカレースープに仕上げ、そこにガーリックを練り込んだ噛み応えのある太めの縮れ麺がしっかり絡む濃厚な一杯、“チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン”となっております。(値段:税別278円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
そして容器側面にはシリーズ名である“地元で愛される推しチェーン”と記載され、今回は第2弾に登場した“ウエスト監修 ごぼう天うどん”に引き続き石川県を中心に店舗展開を行い、幅広い層に好まれる“チャンピオンカレー”の味わいをアレンジした一杯で、濃厚なカレースープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キャベツ・フライドオニオンが使用されているようです!
他にも特徴として、麺はガーリックを練り込んだ食べ応えのある太めの縮れ麺で、そこに動物系の旨味に各種香辛料などを合わせ、お店をイメージさせるソースをかけて仕上げる濃厚なスープがよく絡み、ローストオニオンで甘みを付けた味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
容器底に溜まっている粉末スープをしっかりと混ぜることによってドロッとしたカレースープに仕上がり、別添されている“仕上げの特製ソース”が金沢カレーらしいソースの味をプラス、辛みよりも旨味・甘みが引き立った濃厚な味わいとなっていました!
「チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン」とは?
そもそも“チャンピオンカレー”の創業は前身である“洋食のタナカ”の1961年、創業者である“田中 吉和”氏が1955年頃に原形となるカレーレシピを考案、その後1971年には洋食店からカレー専門店へと新装オープンし、金沢カレーのレシピや特徴あるスタイルを作ったことから金沢カレーの元祖と呼ばれることも多く、サラリーマンから家族連れまで幅広い層に親しまれているようです!
そして今では石川県の人気ご当地メニューとして広く知られ、ここ“チャンピオンカレー(通称:チャンカレ)では、ドロッとした濃厚なカレーソースの上に“とんかつ”を乗せた“Lカツカレー”が定番メニューとのこと!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り444kcal(めん・かやく427kcal / スープ17kcal)となっております。(塩分は5.8g)
濃厚な仕上がりという割に全体的なカロリーはそこまで高くはありませんが、一方で塩分は平均的な数値となっています。
ちなみに1食102g、麺の量は75gとのこと!
また、カロリーの内訳を見てみると、スープだけだと17kcalとかなり低い数値ですが、これは実際に調理してザルで全て漉した数値なので、麺・かやくにスープが絡んでいるものと思われ、やはり牛や豚の旨味を利かせた濃厚な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、カレー粉や食塩をはじめ…
- ローストオニオン粉末
- 乳等を主要原料とする食品
- ソース
- カレー調味料
- トマト粉末
- ビーフ調味料
- ポークエキス
- 香辛料
- 香味調味料
- みそ
- ビーフエキス
- ソース加工品
- 醸造酢
といった、金沢カレーらしい濃厚なカレースープに牛や豚の旨味を利かせ、さらにローストオニオンで甘みが加わったことでまろやかさが際立ち、ソースでアクセントを付けた深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード 4902881457996 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、ポークエキス、香辛料(ガーリック)、たん白加水分解物)、スープ(カレー粉、食塩、ローストオニオン粉末、デキストリン、乳等を主要原料とする食品、ソース、カレー調味料、たん白加水分解物、トマト粉末、ビーフ調味料、ポークエキス、香辛料、糖類、香味調味料、酵母エキス、みそ、ビーフエキス、ソース加工品、醸造酢)、かやく(味付豚肉、キャベツ、フライドオニオン)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、香料、乳化剤、リン酸塩(Na)、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース)、炭酸マグネシウム、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・オレンジ・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 444kcal
めん・かやく: 427kcal
スープ: 17kcalたんぱく質 9.1g 脂質 16.4g 炭水化物 64.9g 食塩相当量 5.8g
めん・かやく: 3.2g
スープ: 2.6gビタミンB1 1.01mg ビタミンB2 0.37mg カルシウム 169mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの特製ソース”と記載された調味料が別添されています!
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、これによって金沢カレーの特徴であるカレーの上にカツを乗せ、ソースがかかっている味を再現しているようですので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 味付豚肉
- キャベツ
- フライドオニオン
が入っています。
さらに麺は、厚みもあり若干幅広な太めのフライ仕様で、“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも良く、麺量も75gと申し分ありません!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて“仕上げの特製ソース”を加えてよーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと、牛や豚の旨味をベースにカレー粉をはじめ各種香辛料を利かせた定番とも言えるカレースープに仕上がり、若干“とろみ”が付いたことで濃厚な金沢カレーの雰囲気がカップ麺として気軽に楽しめそうです!(容器底にたっぷりと粉末スープが溜まっているのでしっかりと混ぜた方が良さそうです。)
「チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…濃厚なカレーラーメンとは言え、やはりイメージ通りの味わいといった印象が強く、動物系の旨味にスパイスを利かせたコク深いスープで、特にクセもありませんから、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるでしょう!
ただ、実際の金沢カレーはカツの上にソースがかかっているので、全体を混ぜた後にソースを加えた方が臨場感溢れる味わいが際立っていたような気もします…(全体に混ぜることによってソースの味はほぼ感じられません。)
そのため、特別美味しい!というよりもベーシックなカレーラーメンで、ほどよい“とろみ”が付いたことによって麺との絡みも非常に良く、各種具材も相性良くマッチしたことで食べ進めていくに連れて満足度も増していくことと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり若干幅広なフライ仕様で、ほどよく“ちぢれ”を付けたことで濃厚なカレースープとの絡みも良く、噛み応え抜群な食感が印象的で、麺量も75gと申し分ありません!
そんな麺には、牛や豚の旨味に各種香辛料を利かせた濃厚なカレースープがよく絡み、コク深くまろやかな旨味や香辛料などが口いっぱいに広がっていき、カレーならではのスパイシーな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、味付豚肉が入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのある太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、ほどよいサイズにカットされたキャベツは、茹で野菜程度のシャキシャキ感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にも細かくカットされたフライドオニオンが入っていて、じっくりと味わってみると…“玉ねぎ”ならではの甘みなどが感じられたため、スープと馴染ませるようにいただくと良さそうです!
スープについて
スープは、臭みや脂っこさのない動物系をベースにカレー粉などの各種香辛料を利かせたことで濃厚感と後味の良さが際立ち、定番のカレースープではありますが、不自然な“とろみ”でもありませんし、ほんの僅かに感じられるソースの味が金沢カレーの雰囲気をうまく再現しているように感じられます!
ちなみに辛さスパイスはほぼありませんが、特に甘ったるいスープというわけでもないので、幅広い層に好まれる味わいに間違いなく、もちろん残ったスープに“ご飯”の追い飯なんかもぴったりです!…というかちょうど“とんかつ”が余っていればソースと一緒に別途追加していただきたいところ!
まとめ
今回「チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン」を食べてみて、人気のローカルチェーンとコラボした新シリーズ“地元で愛される推しチェーン”第3弾として登場した一杯には…石川県を中心に愛される人気チェーン店“チャンピオンカレー”の味わいをカップ麺に再現、牛や豚をベースに各種香辛料を利かせ、別添ソースで仕上げる濃厚なカレースープとなっていました!
やはり金沢カレーは濃厚で旨味も強く間違いないですね!さすがに“とんかつ”までは再現できませんが、チープな印象も一切なく、ローストオニオンで甘みを付けた本格感のある仕上がりでしたので、“チャンカレ”ならではの味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
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