「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」を食べてみました。(2024年12月9日発売・日清食品)
この商品は、幅広い世代に愛されているカレーメニュー“バターチキンカレー”をカップヌードル流にアレンジしたもので、チキンの旨味をベースにトマトとバターの風味を加えたカレースープに仕上げ、さらにクミンやジンジャー、カルダモンなど13種類ものスパイスを加えたことによって香り豊かな美味しさが楽しめる一杯、“カップヌードル バターチキンカレー ビッグ”となっております。(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りフタには“チキンの旨みと13種類のスパイス!”と記載され、その背景にはチキンをベースに13種類ものスパイスを利かせた香り高いカレースープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏ミンチ・人参・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として、麺は通常より若干幅広に切り出され、チキンやポークで味付けされたことでスープとの馴染みも良く、チキンをベースにトマトとバターの風味を利かせたカレースープに13種類ものスパイスを加えた香り高いバターチキンカレーならではのまろやかな味わいがビッグサイズらしくたっぷりと楽しめるというわけです!
クミンやジンジャー、カルダモンなど13種類ものスパイス感やトマトの風味はバターチキンのまろやかさによって損なわれ、コク深いカレースープといった甘ったるさがやや際立ち、女性層が好きそうなマイルドで濃厚とも言える一杯となっていました!
「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り504kcal(めん・かやく427kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は6.5g)
今回はビッグサイズのカレースープということで、ほんのり“とろみ”が付いた厚みのある仕上がりでありながらもカロリーは思ったほど高いわけではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています!
ちなみに1食106g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと77kcalと濃厚ながらも高すぎるわけでもなく、素材をうまく活かしたマイルドな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂やクリーミングパウダーをはじめ…
- 乳等を主要原料とする食品
- 食塩
- トマトパウダー
- 香辛料
- チキン調味料
- プロセスチーズ
- チーズパウダー
- バターオイル
といった、チキンだけでなく豚の旨味もスープを美味しく引き立て、そこにいくつものスパイスをふんだんに使用したことによって、バターチキンカレーらしいマイルドで濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関西工場(滋賀県)
JANコード 4902105283967 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、ポーク調味料)、スープ(糖類、豚脂、小麦粉、でん粉、クリーミングパウダー、乳等を主要原料とする食品、食塩、トマトパウダー、香辛料、チキン調味料、酵母エキス、プロセスチーズ、チーズパウダー、バターオイル、メッチ調味料)、かやく(味付鶏ミンチ、にんじん、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘多糖類、カラメル色素、酸味料、香料、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (106g) 当たり]
熱量 504kcal
めん・かやく:427kcal
スープ:77kcalたんぱく質 10.4g 脂質 24.3g 炭水化物 60.8g 食塩相当量 6.5g
めん・かやく: 3.3g
スープ: 3.3gビタミンB1 0.24mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 127mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープや具材などがすでに入っていて、今回は調味料などは別添されていません。
そして、具材には…
- 味付鶏ミンチ
- 人参
- ねぎ
が入っています。
また、麺はご覧の通りシリーズとしては平均より若干幅広に切り出され、ほどよく味付けされたことでスープとの馴染みも良く、麺量もビッグサイズらしく80gと申し分ありません!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
では、よーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…やはり風味としてはバターが強くトマトやスパイスは控えめで、バターチキンが全面に押し出したマイルドで濃厚なカレースープといった印象が強いものの、一応13種類ものスパイスを利かせているため、すっきりとした後味にも期待したいところ!
「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…まずスープにはチキンの旨味がバターと合わさったことによってマイルドで濃厚なカレースープに仕上がり、トマト風味はほぼ皆無で13種類ものスパイスを使用しているんでしょうけど、正直バターチキンが強調された仕上がりとなっています!
そのため、スパイスは隠し味程度でまろやかな味わいが突出しており、もう少しトマトの風味やカレーに由来するスパイスが際立っていればメリハリも付いて美味しく味わえたような気がします!とは言え決して“まずい”わけではありません!
ただ、チキンをベースにしたカレースープですから、“ご飯”と合わないわけがありませんから、お好みによっては辛みスパイスでアクセントを付けたり、お腹に余裕があれば残ったスープに追い飯してみても良いでしょう!
麺について
麺は、シリーズの平均より若干幅広にカットされたことで食べ応えがあり、つるっと滑らかな食感はもちろん、麺量も80gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、チキンをベースにトマトやバターの風味を利かせ、13種類ものスパイスを合わせたカレースープがよく絡み、コク深くまろやかな甘みのある味わいなどが口いっぱいに広がっていき、バターの風味やカレーに由来するスパイシーな香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏ミンチが入っていて、鶏肉らしい淡白・さっぱりとした旨味がチキンベースの濃厚なカレースープとも相性良く馴染んでいたため、最初のうちはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!
また、小さめにカットされた人参は、小ぶりながらもコリコリとした硬めの食感が印象的で、カレースープとも相性良く馴染む彩りの良い具材となっています!
他にも細かくカットされた“ねぎ”は、シャキシャキ感もなく、スープの美味しさを引き立てているわけでもありませんので、コストを考慮すると特に使用しなくても良いような気もしますが…ほどよい彩りとしてちょっとしたアクセントをプラスしているようです!
スープについて
スープは、チキンをベースにしているせいかマイルドで濃厚ながらもこってりしているわけでもなく、一方でほどよいコクにバター風味が際立っているんですが、どうも13種類ものスパイスがうまく活かされていないような印象が強く、まろやかさが強調された雰囲気ある仕上がりとなっています!
ただ、今回アレンジしたのはバターチキンカレーということで、辛さレベル5段階中「1」ですし…そもそもまろやかな味わいが特徴なので、これはこれでちゃんと再現されているのかもしれません!この辺は好みにもよりますので、香辛料などで味を調整してみると良いでしょう!
まとめ
今回「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」を食べてみて、人気のカレーメニュー “バターチキンカレー”をカップヌードル流にアレンジした一杯には…チキンをベースにトマトやバターの風味を利かせたカレースープに仕上げ、さらに13種類ものスパイスを利かせた華やかな香りが特徴的な一品となっていました!
とは言え…スパイス感はやや控えめで、まろやかさが特に際立っていたため、やや好き嫌いが分かれそうなフレーバーに間違いなく、バターの風味とコクによるマイルド感も加わっているので、本来の“バターチキンカレー”が好みの方にハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!