「カップヌードル カレー」を食べてみました。(1973年5月発売・日清食品)
この商品は、お馴染み“カップヌードル”シリーズの中でも非常に人気・お馴染みの商品ということで、マイルドに仕上がったコクのあるカレースープには旨みを凝縮していることを思わせる“とろみ”が付き、スパイシーさが食欲そそる“カップヌードル カレー”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通り、このパッケージは“カップヌードル レギュラー(しょうゆ)”や“カップヌードル シーフードヌードル”とともにいつも店頭に並んでいることから、多くの方にとってお馴染みの商品でもあり、こちらもまた定期的に食べたくなる安定感のある一杯なんですよね!
また、2018年で45周年を迎えたということで、ご覧の通り現在のパッケージには“Thanks! カップヌードル カレー 45th”といった45周年のロゴが確認できます!その後2023年には50周年を迎えています!
ちなみにカップヌードルが発売されたのが1971年なので、この“カップヌードル カレー”もまた非常に歴史あるロングセラー商品ということがわかりますね!
そして、その特徴はというと…カレーならではの香辛料が利いたスパイシーな味わいは、ポークによって美味しく引き立てられ、さらにカレーと相性抜群な野菜の甘みなんかも含まれたことで深みが増し、具材に使用されている謎肉・ミンチからも良い旨味が滲み出たことで、ほんのりととろみが付いたコク深い仕上がりとなっています!
他にも、カレースープがよく絡むよう若干太い麺が採用されたことでコシもあり、それによってしっかりとした食べ応えなんかも感じさせ、スープや具材、さらに麺とともに全体のバランスが非常に良いコクのある美味い一杯が表現されています!
決して甘すぎることもなく、旨味が凝縮されたかのようなカレースープには、スパイシーかつポークが厚みを感じさせるコク旨といった仕上がりとなっていて、カレーならではの味わいを豊富に使用されたポテトや謎肉などの具材によって味わい深く感じさせる安定感のある一杯となっていました!
これは特に、カレースープを味わいたい時に間違いない・おすすめの一杯と言えるでしょう。
カップヌードル カレーについて
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“カップヌードル”シリーズの中でも安定した人気・シェアを誇り、個人的にもカップヌードルで一番では?と呼び声高い商品“カップヌードル カレー”となっています。
ちなみに、このカレーといったテイストは、“シーフードヌードル”と同じく、非常に人気の味わいということもあって、“カップヌードル”シリーズでも以下のようなカレーをベースにした様々な味が発売されています!
- カップヌードル 欧風チーズカレー
- カップヌードル エッグカレー ビッグ
- カップヌードル nano謎肉キーマカレー
- あっさりおいしいカップヌードル カレー
- カップヌードル スパイスチキンカレー
- カップヌードル 氷見カレー
- カップヌードル スパイシーカレー ビッグ
中でも、“欧風チーズカレー”は根強い人気のようで、今でもたまにコンビニなどでも見かけますから、ある程度多くの支持を得ているものと思われます!
他にも以下のようなエスニックなフレーバーも大変好評でしたね!
さらには、“カレーメシ”シリーズでもこの“カップヌードルカレー”の味わいが表現された一杯が発売となっています!
また、その他数多く発売されている“カップヌードル”シリーズの中で、実際に食べてみて個人的主観のもとランキングにまとめたこちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
では、そのロングセラー商品“カップヌードル カレー”の味わいを改めてじっくりとチェックしていきたいと思います!
カロリーについて
まずは気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り422kcal(めん・かやく363kcal / スープ59kcal)となっております。(塩分は4.4g)
カロリーは平均的な数値といったところですが、他の“カップヌードル レギュラー(しょうゆ)”などと比べるとコクのある仕上がりということもあって、やや高めとなっていますね!そして塩分もまた同じく平均的といったところ!
ちなみに1食87g、麺の量は60gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂やカレー粉をはじめ…
- カレー調味料
- 玉ねぎ
- でん粉
- 香味調味料
- マーガリン
- ピーナッツバター
- 香辛料
といった、ポークをベースにスパイシーなカレーの味わいをコク深く表現し、さらにその味わいを引き立てるかのように様々な隠し味のような材料が使用されたことで、飽きの来ない万人受けする納得の仕上がりを想像させる材料が並びます。
JANコード | 49698640 |
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原材料名油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物)、スープ(豚脂、カレー粉、小麦粉、カレー調味料、玉ねぎ、でん粉、香味調味料、糖類、マーガリン、食塩、人参、ピーナッツバター、香辛料)、かやく(フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、人参、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、カラメル色素、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (87g) 当たり]
熱量 422kcal
めん・かやく: 363kcal
スープ: 59kcalたんぱく質 9.0g 脂質 20.4g 炭水化物 50.6g 食塩相当量 4.4g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 2.2gビタミンB1 0.21mg ビタミンB2 0.20mg カルシウム 108mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りたっぷりと使用された具材などがすでに入っていて、その具材には…
- フライドポテト
- 味付豚ミンチ
- 味付豚肉
- 人参
- ねぎ
が入っています。
この謎肉以外にも使用された細かな豚肉によって、旨味の幅が広がり、よりコク深くカレーならではの味わいを楽しむことができるんですよね!
また、麺はご覧の通り若干太めにも見えるコシのある麺が使用されているようです!太いというよりも、厚みがあるようにも見えますね!
カップヌードルは一律同じ麺を採用していると思っていたんですが、後に確認したところ、実は商品を開発する度にそのスープ・味わいに合った太さにしているとのことで、今回の“カップヌードル カレー”のようにコク深い“とろみ”が付いたスープの場合は少し太い麺を使用しているようです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。
(※粉末スープや具材が多く使用されているため、お湯を注ぐ際はゆっくりと入れると良いかもしれません!)
そして出来上がりがこちら!
スープの表面にはまだ溶けきっていない粉末スープなどが、ふっくらと仕上がった具材などとともに残り、この時点ですでにコクのある美味い一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが馴染むと、ポークの旨味が利いていると思われる“とろみ”がほんのりと付き、何より香辛料の利いたカレーならではの風味が食欲そそります。。
そして、このたっぷりと使用されたポテトや謎肉などの具材はふっくらと仕上がり、太麺仕様とともに想像以上にボリューム感のある一杯に仕上がっているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…これもやっぱり美味しいですね!なんというか、野菜の甘さもあり、ポークの旨味も利いたことで、ほんのりと“とろみ”が付いたコク深いカレースープには、“甘ったるさ”や“くどさ”は一切なく、ただただ旨味が凝縮されたかのような味わいとなり、全く飽きの来ないバランスの良い仕上がりといったところ!
そして、カップヌードルらしく辛さ・風味・旨味それぞれ平均点が高く、全体の美味しさが引き立っているようにも感じられます!こういった何かに突出した仕上がりではないことがロングセラーの秘訣にもなっているのかもしれませんね!
カレーといったテイストが嫌いという方もあまり聞きませんから、カレースープを楽しみたい時に、これは間違いない一杯と言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、先ほどもお伝えした通り若干太めの麺が採用され、そのせいか若干コシもありますが、カップヌードルの麺はやや柔らかくなるのも早い印象ですので、お好みに合わせて調理時間を調整してみると良いでしょう!
ちなみに今回は、2分程度にしてみましたが、麺の方は問題ないかと思われます!
ただ、その場合具材が若干湯戻りがあまいかもしれませんので、その場合は旨味を滲みだしてもらうためにも最初のうちはスープ底に沈めておいた方が良いかもしれません!
そして、この麺にはポークを利かせたカレーならではのスパイシーなスープがよく絡み、一口ずつにコク深い味わいが口に広がり、香辛料が利いたスパイスの風味が後味良く抜けいていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのフライドポテトが入っていて、表面はフライド感のある食感に加え、噛むとホクホクとしたポテトらしい食感とともに素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられるカレーにぴったりな具材となっています!
また、こちらのカレーとの相性抜群な謎肉は、豚肉ならではの旨味がスープに滲み出し、コク深いカレースープをさらに美味しく引き立てているようです!
さらに、具材そのものもまたカレースープをしっかりと吸っているため、噛むとじゅわっと肉の旨味とともに美味しく引き立った味わいが口に広がっていきます!
さらに、この一杯に対してやや小ぶりではありますが…人参なんかも使用されていて、こちらもまたカレーには欠かせない具材として、見た目の彩りとしても良いアクセントとなった相性抜群な野菜が使用されているようです!
スープについて
スープは、ポークをベースにカレーならではの香辛料を利かせたスパイシーな味わいが美味しくマッチし、そこに野菜の甘みなどがスープをさらに引き立て、コクのある満足度の高いカレースープを表現しています!
また、具材からの旨味も少しずつ滲み出していることからか、食べ進めていくに連れ、どんどんコクも増し、“とろみ”なんかも強くなってくる印象で、最後の方になるとかなりぶ厚いスープとなり、若干太い麺とともにちょうど良い食べ応えなんかも楽しむことができるでしょう!
そして、スープにはコク深い旨味が確かに表現されてはいますが、特に変な“くどさ”や“脂っこさ”なども当然なく、“カップヌードル”シリーズのロングセラー商品だけあって、いくら食べても食べ飽きないとも言える安定した美味しさが絶妙なバランスとなって仕上がっています!
ちなみに、このカレーといったテイスト…当然“卵”などのトッピングなんかも抜群な相性となっていて、その他にもお好みで“マヨネーズ”なんかもちょい足ししてみると、よりカレーの味わいを楽しめるようで、シンプルであるからこそお好みのアレンジが合うんでしょうね!ぜひ試してみてください!
まとめ
今回「カップヌードル カレー」を食べてみて、カレーの味わいを様々な旨味によって美味しく引き立て、それによってコク深くほんのりと“とろみ”が付いたことで、味わい深くも納得の飽きの来ないカレースープが存分に楽しめる安定した一杯となっていました!
こういった“カレー”の味わいをテーマにしたカップ麺は色々と発売されていますが、この“カップヌードル”から発売されている“カレー”は、やはり定期的に食べたくなる味ですね!
“シーフードヌードル”もそうでしたが、何かに突出した仕上がりではなく、ベースとなる味わいがしっかりと美味しく仕上がっているからこそ、飽きが来ることもなく、ロングセラー商品であることのゆえんなのかもしれません!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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