「カップヌードル シーフードヌードル」を食べてみました。(1984年7月23日発売/2020年10月19日リニューアル発売・日清食品)
この商品は、お馴染み“カップヌードル”シリーズの中でも非常に根強い人気を誇る一杯で、海鮮の旨味をポークが引き立て、すっきりとした後味とほどよいコクと香りを存分に楽しむことができる“カップヌードル シーフードヌードル”となっております。(値段:税別236円)
そして“シーフードヌードル”と言えば、“カップヌードル レギュラー(しょうゆ)”や“カップヌードル カレー”とともに絶大な人気を誇るロングセラー商品であることはもちろん、こちらもまた定期的に食べたくなる味わいなんですよね!“ミニ”といったちょうどいいサイズはあと一品…という時にもぴったりです!
特徴としては、豊富に使用された海鮮系の具材から滲み出るシーフードならではの旨味に加え、魚介の旨味を利かせた風味豊かなスープにはポークの旨味がシーフードの味わいを絶妙なバランスで引き立て、さらっとした軽やかなスープではありますが、しっかりとしたコクなんかも感じられる“すっきり感”と“味わい深さ”を兼ね備えたクセになる仕上がりと言えます!
他にも、チキンやポークといった動物系、魚介エキスなどの魚介系の旨味以外にも、野菜の旨味もふんだんに使用されたことで、味に深みを表現したコク深い仕上がりとなっていて、さらにその味わいを引き締めるかのように香辛料なんかも使用され、全く飽きといった“くどさ”とは無縁とも言える後味さっぱりとした一杯です!
シーフードの旨味を利かせたスープには、ポークの旨味が魚介の味わいを損なうことなくほんのりとコクをプラスし、旨味がさらに引き立ったことによってスープに物足りなさを感じさせないバランスの良い仕上がりとなっていました!
これは特に、シーフードの旨味を存分に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、新具材「ほぼイカ」を新たに追加し、2種類のイカによるWの旨味が楽しめる一杯として2020年10月19日にリニューアル発売されています!
カップヌードル シーフードヌードルについて
今回ご紹介するカップ麺は、“カップヌードル”シリーズのロングセラー商品のひとつで、海の幸とも言えるシーフードの味わいが後引く旨味となって美味しく表現された“カップヌードル シーフードヌードル”となっています。
このポークと魚介の旨味が特徴的な“シーフードヌードル”の味わいは、ご存知の通り万人受けするとも言えるちょうど良いバランスということもあって、“カップヌードル”シリーズでも非常に人気のある商品のひとつで、このテイストをベースにした商品も下記のように数多く発売されています!(シーフードヌードルから派生した味わいはどれもハズレがありません!)
中でも、牛乳で作ると美味しい!ということで商品化され話題になった“ミルクシーフードヌードル”なんかも記憶に新しく、毎年定番の商品となりましたね!
他には、2019年7月で“シーフードヌードル”発売35周年記念した限定商品“カップヌードル トムヤムシーフード味 ビッグ”なんかも登場しています!こちら何と“シーフードヌードル”と“トムヤムクンヌードル”の人気フレーバーが夢の共演ということで、シーフードヌードルらしい魚介の旨味を利かせたコクのあるシーフードスープに爽やかな香りと“辛うま”なトムヤム味がうまく調和された一杯で、非常に話題となった商品です!
では今回、改めてこの“シーフードヌードル”の味わいをじっくりとチェックしていきたいと思います!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り323kcal(めん・かやく293kcal / スープ30kcal)となっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、最近のカップ麺の傾向としてはかなり低めにも感じられる数値のようで、塩分もまた同じく低めのようですね!
ちなみに1食75g、麺の量は60gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てわかるように、スープは30kcalということで、シーフードの旨味を活かしたすっきりとした飲み心地の良いスープであることがよーく伝わってきます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスやポークエキスをはじめ…
- 香辛料
- 粉末しょうゆ
- 乳等を主要原料とする食品
- ポーク調味料
- 野菜調味料
- 魚介エキス
- 野菜調味油
- 食塩
- 魚醤
- ポーク調味油
といった、非常にすっきりとした味わいの仕上がりではありますが、物足りなさを感じさせない様々な旨味が使用されていて、魚介の旨味を引き立てるかのようにポークを利かせたことで、ほどよいコクなんかも感じられる飽きの来ないスープを想像させる材料が並びます。
JANコード | 49698633 |
---|
原材料名油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(チキンエキス、ポークエキス、糖類、香辛料、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、ポーク調味料、野菜調味料、たん白加水分解物、魚介エキス、野菜調味油、食塩、魚醤、ポーク調味油)、かやく(いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、香辛料抽出物、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (75g) 当たり]
熱量 323kcal
めん・かやく: 293kcal
スープ: 30kcalたんぱく質 9.8g 脂質 11.2g 炭水化物 45.8g 食塩相当量 4.8g
めん・かやく: 2.1g
スープ: 2.7gビタミンB1 0.94mg ビタミンB2 0.22mg カルシウム 95mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、具材には…
- いか
- キャベツ
- 魚肉練り製品
- 味付卵
- ねぎ
が入っています。
そして、この具材は全体の比率として見るとかなり量も多く、特にイカ・カニ風味カマボコからも魚介系の良い旨味が滲み出してくると思われる相性抜群な具材が豊富に使用されているようですね!
そして、麺はご覧の通り“カップヌードル”お馴染みのやや幅広な細めの麺となっていて、つるっとなめらかな食感が特徴的な麺が採用されていますね!
調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
それぞれの具材がふっくらと仕上がり、シーフード特有の食欲そそる良い香りが漂うことで、すっきりとしたスープに含まれる魚介の旨味がしっかりと表現された美味い一杯…といった出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
こう見てみるとやはり具だくさんといった印象で、スープや麺だけでなく豊富に使用された海鮮系の具材からも良い旨味が滲み出していることを思わせます!
また、何と言ってもこのシーフード特有の風味が良いですね!
ちょうど良い魚介の旨味を引き立てるかのように香る風味は、シーフードヌードルを定期的に食べたくさせ、実に食欲そそられます…!
食べてみた感想
一口食べてみると…やっぱり美味い!!シーフードの旨味は当然脂っこさといった感じは全くないため、この白濁したスープとは裏腹に、まさにゴクゴクいけちゃう透明感のあるすっきりとした味わい・後味が表現され、その味わいをポークがほどよく利いたことでさらに引き立てられています!
この味わい・風味は昔ながらの馴染み深い一杯ではありますが、定期的に食べたくなる味わいであり、味や特徴をすぐに思い出すことができるほど多くの方が記憶されているのではないでしょうか?
また、イカ・カニ風味カマボコなどシーフードといったテイストにぴったりな具材がたっぷりと使用されたことによって、魚介エキス・魚醤など魚介の旨味をふんだんに利かせたコク深い白濁スープにちょうど良い旨味となって美味しく滲み出したことで、食べ進めていくのと同時に旨味も増して感じられますね!
麺について
麺は、ご覧の通り“カップヌードル”ならではのやや柔らかめな麺となっていて、つるっとしたなめらかな食感が特徴的であり、若干柔らか過ぎるような気もするため、お好みによって調理時間で調整してみると良いでしょう!(個人的には2分程度でも良いような気もします。)
そんな麺には、シーフードの旨味がコク深く仕上がったスープがよく絡み、一口ずつに魚介の旨味がポークによって引き立てられたすっきりとした味わいが口に広がっていき、文字通りシーフードのならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのカニ風味カマボコ(魚肉練り製品)が入っていて、カニ感というよりもカマボコらしい旨味が表現され、シーフードヌードルの味わいにもぴったりな具材としてちょうど良い旨味を滲み出しているように感じられます!
また、こちらのイカは非常に噛み応えのあるしっかりとした食感があり、噛めば噛むほどイカの良い旨味がじゅわっと感じられ、こちらもまたシーフードヌードルには欠かせない美味しい具材となっているようです!
さらに、シーフードヌードルにはこちらのキャベツといった具材なんかも使用されていて、この見た目通りシャキシャキとしたほどよい食感があり、他の魚介などの具材とともに彩り良く添えられています!
そして、こちらの味付卵は、味付け自体は感じられないものの…食感はふっくらと優しく、上記のカニカマ・キャベツと合わさることによって、コントラストの高い彩りを表現し、賑やかな印象でシーフードの味わいをじっくりと楽しむことができるのではないでしょうか?
スープについて
スープは、非常にさらっとした仕上がりではありますが、魚介などシーフードの旨味がしっかりと利いたことで、満足度の高い味わいが表現されています!
さらにこの白濁したスープからもわかるように、ポークやチキンの旨味によってその味わいが引き立てられ、ほんのりとコクなんかもあり、あっさりとした中にもしっかりとシーフードの味が楽しめるスープに仕上がっていますね!
この飲み心地すっきりとした仕上がり、そして旨味がしっかりと表現されたスープだからこそ、飽きることもなく、満足度の高い味わいを最後までじっくりと楽しむことができるのでしょう!
ご覧のように、この白濁したスープの表面には、ポークをはじめとする動物系と思われる油分がほんのりと浮き、これによってシーフードの味わいがより美味しく引き立てられているものと思われます!
まとめ
今回「カップヌードル シーフードヌードル」を食べてみて、シーフードの旨味をポークが引き立てた仕上がりは、何かに強烈に特化した仕上がりではなく、シーフードの旨味やポークの利かせ方などが絶妙なバランスとなって表現されたことで、食べ飽きることもなく、定期的に食べたくなる美味しさによって、ロングセラー商品であるのも納得の味わいでした!
やはりこういった安定感のある味わいは定期的に食べたくなりますね!シーフードの味わいが相性良くポークによってコク深く表現された仕上がりは食べ時を選ぶこともなく、旨味が凝縮されているにもかかわらず、あっさりにも感じられるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!