「日清カレーメシ カップヌードルカレー味」を食べてみました。(2024年9月16日発売・日清食品)
この商品は、“カップヌードル”シリーズのロングセラー商品のひとつ“カップヌードル カレー”の味わいを“カレーメシ”で楽しめるフレーバーで、ポークや野菜の旨味を利かせ、チーズでコクを加えたクセになるカレールゥに仕上げ、そこにふっくらとした“ご飯”が相性良くマッチした濃厚な一杯、“日清カレーメシ カップヌードルカレー味”となっております。(値段:税別268円)
ご覧の通り、パッケージには“カレーメシ”に記載されている“ビーフ”の文字が“カップヌードル カレー味”と訂正され、「カレーメシのカレー味」といった…まさにセルフカバー的な遊び心満載な商品となっています!(以前は2019年2月4日に発売されています。)
一方フタには“カップヌードル”お馴染みの謎肉が使用されたカレーメシの仕上がりイメージなんかも掲載されていて、こちらによると…“カップヌードルカレーよりドロドロな、ちゃんとしたカレーになります。”と記載されているように“カップヌードル カレー”よりも“とろみ”が付いたカレールゥが表現されているようです!(辛さレベルはちょうど真ん中の“中辛”とのこと。)
他にも特徴として、麺の味やフライした風味など細部に渡って“カップヌードル カレー味”の味わいを表現したとのことで、まさしく慣れ親しんだロングセラー商品であるあの味が“麺”ではなく“ご飯”で楽しめるというわけです!
“とろみ”は付いているものの…思ったよりカレールゥがスープらしくサラッとした仕上がりとなっていて、味わいはまさにお馴染み“カップヌードル カレー”の味が表現され、ポークやチキンをベースに野菜の旨味が利いたマイルドかつスパイシーなルゥがふっくらとした“ご飯”と楽しめるコク深い一杯となっていました!
日清カレーメシ カップヌードルカレー味
今回ご紹介するカップメシは、ポークをベースに野菜の旨味などを合わせた定番の“カップヌードル カレー”の味わいを“カレーメシ”で表現したもので、安定した美味しさ、そしてやみつき感のある味を“ご飯”で楽しめる一杯、“日清カレーメシ カップヌードルカレー味”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみにこの“カレーメシ”シリーズは…手軽さと美味しさが大変好評で“セット米飯カテゴリー“でNo.1の売上を誇る人気商品です。
インテージSRI+ 加工米飯市場 セット米飯カテゴリー 2023年4月~2024年3月「日清カレーメシ」ブランド累計販売金額(全国、全業態)
また、この“カレーメシ”シリーズはこれまでも以下のようなフレーバーが定期的に登場しており、今回は“ゴーゴーカレーメシ”以来の登場となっています!
- ゲーミングカレーメシ エナジージンジャーキーマカレー(2023年9月18日発売)
- 日清ブラックカレーメシ 欧風ビーフ(2023年11月13日発売)
- 日清和風だしカレーメシ いとうまし(2024年1月8日発売)
- 日清欧風チーズカレーメシ とろけるぅ(2024年4月22日発売)
- ゴーゴーカレー監修 ゴーゴーカレーメシ(2024年8月26日発売)
ちなみに、今回の再現元となる“カップヌードル カレー”については、ぜひこちらの記事もご覧ください。
それでは、今回の“日清カレーメシ カップヌードルカレー味”がどれほどポークや野菜の旨味を利かせたコク深いカレールゥに仕上がっているのか?お馴染みの謎肉や麺の味やフライした風味との兼ね合いはもちろん、何と言っても食感の良い“ご飯”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り449kcalとなっております。(塩分は3.5g)
カロリーは“カップヌードル カレー”の味わいを濃厚なカレールゥとして表現している割にそこまで高い数値ではなく、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり103g、ライスの量は公式ページによると69gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
カレールゥには、豚脂や小麦粉をはじめ…
- 砂糖
- カレー粉
- 食塩
- オニオンパウダー
- 香味調味料
- 粉末しょうゆ
- チキン調味料
- ポーク調味料
- プロセスチーズ
- トマトパウダー
- ナチュラルチーズ
といった、ポークやチキンをベースにしたカレールゥに野菜の旨味・甘みが利いたことでマイルド感が際立ち、そこにチーズでコクをプラスした本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)
JANコード 4902105949139 原材料名ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、カレールゥ(豚脂、小麦粉、砂糖、カレー粉、食塩、オニオンパウダー、香味調味料、粉末しょうゆ、チキン調味料、ポーク調味料、たん白加水分解物、プロセスチーズ、トマトパウダー、ナチュラルチーズ)、味付豚ミンチ、フライドポテト、ねぎ、にんじん/調味料(アミノ酸等)、トレハロース、カラメル色素、乳化剤、香料、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、くん液、カロチノイド色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 449kcal たんぱく質 8.4g 脂質 15.3g 炭水化物 69.4g 食塩相当量 3.5g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り大きなブロック状のカレールゥや具材、そして“ご飯”などがすでに入っていて、この時点ですでにカレーならではのスパイスの利いた食欲そそる風味が確認できます!
そして、具材には…
- 味付豚ミンチ
- フライドポテト
- ねぎ
- 人参
が入っています!
さらに“ご飯”は…シャカシャカとした心地良い音がする湯戻りの良い仕様となっていて、硬め・柔らかめなど、各種好みの食感に合わせて調理時間を調整してみても良いかもしれません!(個人的には調理時間5分のところ4分程度がおすすめ・好みです。)
調理してみた
では調理する前に念のため調理方法を確認してみると…
- フタを矢印のところまではがす
- 熱湯を内側の線までゆっくりと、まんべんなく注ぐ
- フタをして5分待つ
- フタをはがし、円を描くようにグルグルと30秒以上かき混ぜる
- ルゥが溶けて、とろみが付いたら出来上がり
と、従来のカップメシと作り方はだいたい同じなんですが…ポイントとしては“ご飯”に熱湯が浸透するまで若干時間がかかりますから注ぐ際はゆっくりと入れ、仕上がりにはしっかりとかき混ぜるという点です!(特にここ重要です。)
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:230ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの“ご飯”や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体をグルグルと混ぜる前の状態ではありますが…“カップヌードル カレー”らしいコク深く旨味の強い味わいをカップメシにアレンジしたスパイシーな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り先ほどのブロック状のカレールゥが溶けきっていないため、容器底も含めグルグルとよーくかき混ぜていきます!
そしてルゥが全体に馴染むと…原材料に“でん粉”と記載されていなかったせいか、思っていたよりもカレールゥは本格的な“とろみ”が付き、ふっくらとした“ご飯”とともに“カップヌードル カレー”ならではの味わいを“カレーメシ”として楽しめるようです!(ややこしい…)
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ポークやチキンの旨味がベースとなったことで野菜の甘みも引き立ち、しっかりと“カップヌードル カレー”の味わいがスープではなくカレールゥとして再現されているようです!味はそのままなんですが、質感がちゃんとしたカレーです!
そして、“中辛”とのことでしたが、ほぼほぼ辛さは無いに等しく、それよりもカレーならではの香辛料が利いたスパイシーな風味が食欲を掻き立て、なんと言ってもこの定番の美味しさは間違いありません!しかも麺とは違った満腹感もありますから、割と一杯でも満足できちゃいます!
そのため、旨味をじっくりと楽しめる“カップヌードル カレー”の味わいに当然相性の良い“ご飯”が使用されたことでカレーメシのカレー味…といった遊び心があるものの、しっかりとした美味しさによって好評のフレーバーと言えるでしょう!
“ご飯”について
“ご飯”は、ご覧の通り表面ふっくらとしており、芯のある食感によって本格的な仕上がりとなっていて、食べ進めていっても変に柔らかくなることもありません!
そんな“ご飯”には…ポークやチキンをベースに野菜の旨味やスパイスを利かせたコクのあるカレールゥがよく絡み、“カップヌードル カレー”特有のまろやかな味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るスパイシーな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚ミンチが入っていて、今回のカレールゥとも相性良く馴染み、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、全体とよく混ぜながら食べ進め、後ほどふっくらとした“ご飯”と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのフライドポテトは、ホクホクとした柔らかな食感が印象的で、カレーには欠かせない具材のひとつであり、当然今回の“カップヌードル カレー味”にもぴったりです!
そして素材の味が感じられないほど細かくカットされた人参は、わざわざ使用しなくても良かったような気もしますが…カレーらしい彩りをプラスした程度となっています!
他にも上記の人参と同じくかなり細かくカットされた“ねぎ”が入っていて、こちらもまた今回の味わいに何ら影響していないため、使用する必要もなかった気がしましたので、お好みによっては別途“刻みねぎ”を追加してみると良いでしょう!(合うかどうかは別として…)
カレールゥについて
カレールゥは、しっかりと混ぜることによってちゃんとしたカレーに仕上がり、ポークやチキン、野菜の旨味・甘みが利いたことで“カップヌードル カレー”ならではの味わいに際立ち、コク深くもスパイス感のあるスープがうまく“カレーメシ”としてアレンジされています!
そしてそもそも“カップヌードル カレー”はドロッとした仕上がりではなくスープとしてフライ麺を味わうものなので、“カレーメシ”では旨味を引き立てるためにも軽く混ぜながらいただくと良いでしょう!そうすることで謎肉からも良い旨味が滲み出していくはずです!
とは言え、しっかりと混ぜても極端にドロっとするわけでもありませんので、意外と臨場感もあり本格的なカレールゥといった印象が強く、もちろんふっくらとした“ご飯”とも相性良くマッチしていたため、“カップヌードル カレー”を“カレーメシ”としてじっくりと楽しめることでしょう!
まとめ
今回「日清カレーメシ カップヌードルカレー味」を食べてみて、お馴染み“カップヌードル カレー”ならではのポークや野菜の旨味による味わいを“カレーメシ”流にアレンジした一杯には…麺の味やフライした風味にまで拘ってスープをカレールゥに、麺を“ご飯”に置き換えたことによって想像以上にちゃんとしたカレーが気軽に楽しめるスパイス感のある仕上がりとなっていました!
そして、カレー味の“カレーメシ”といった…面白いコラボ商品となった今回の一杯は、従来通りの美味しさが“ご飯”と相性良くマッチしていたため、濃厚なカレールゥとして最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
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