「やきそば弁当 オホーツクほたてバター醤油味」を食べてみました。(2025年2月3日発売・東洋水産/販売エリア:北海道)
この商品は、お馴染み“やきそば弁当”の新フレーバーということで、醤油ベースにオホーツク地方で獲れたホタテのエキスを使用し、バターの風味を利かせた間違いない味わいに仕上げ、そこにシリーズらしいコシの強い細フライ麺が相性良くマッチした風味豊かな一杯、“やきそば弁当 オホーツクほたてバター醤油味”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通り、パッケージには“オホーツクほたてバター醤油味”といった今回の商品名が記載され、その背景には醤油ベースにホタテのエキスやバターの風味を利かせたソースが歯切れの良い麺に絡む仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツが使用されているようです!
※“ふりかけ”には“ごま”と香辛料が使用されています。
一方こちらには“やきそば弁当”と言えば欠かせないお馴染みのスープ(今回は中華スープ)が別添されていることが掲載されており、今回の“オホーツクほたてバター醤油味”にぴったりな味わいが楽しめるようです!(この別添されているスープはフレーバーによって異なります。)
また、今回は北海道登別市のご当地グルメ“登別閻魔やきそば”を再現した一杯、“やきそば弁当 登別閻魔やきそば風”も同時発売されています!
他にも特徴として…麺はラードを使用した油で揚げたいつもの細めのフライ仕様で、それによって醤油をベースにオホーツクで獲れたホタテエキスの旨味やバターの風味を組み合わせたクセになる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
貝特有の染み渡る旨味にふんわり香るバターの風味が相性良くマッチしたことで何となく“ほたてバター”の雰囲気はわかるんですが…ちょっと旨味・風味ともに控えめな印象が強く、個人的にはもう少し素材のクセを強く出しても良かったかな?といった落ち着いたフレーバーとなっていました!
「やきそば弁当 オホーツクほたてバター醤油味」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り497kcalとなっております。(塩分は5.5g・スープは2.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)でありながらもレギュラーサイズということもあってそこまで高い数値というわけではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり115g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“しょうゆ”や植物油をはじめ…
- ほたてエキス
- 砂糖
- チキンエキス
- 乳等を主要原料とする食品
- 食塩
- 香辛料
といった、醤油をベースにオホーツクで獲れたホタテのエキスやバターの風味を合わせ、さらに別添されている“ふりかけ”に含まれる香辛料を加えることでちょっとしたアクセントがプラスされ、“ほたてバター”ならではの万人受けしそうな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 北海道工場(小樽市)
JANコード 4901990380089 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、卵白)、ソース(しょうゆ、植物油、ほたてエキス、砂糖、チキンエキス、乳等を主要原料とする食品、食塩、香辛料、たん白加水分解物)、かやく及びふりかけ(キャベツ、ごま、香辛料)、中華スープ(食塩、たん白加水分解物、砂糖、しょうゆ、香辛料、ねぎ、植物油)/調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (115g) 当たり]
熱量 497kcal たん白質 12.4g 脂質 24.2g 炭水化物 57.5g 食塩相当量 5.5g(喫食時のスープ1食当たりの食塩相当量:2.3g) ビタミンB1 0.43mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 196mg
開封してみた
フタを開けてみると、液体ソース、かやく、中華スープ・“ふりかけ”が一緒になった4種類の調味料などが入っています。
また、麺は歯切れの良い丸刃の細フライ仕様で、原材料にも記載されていた通り精製ラードを使用したことで旨味・風味が“ほたてバター”の美味しさを引き立て、麺量も90gと申し分ありません!
調理してみた
では“かやく”を加えてみます!
具材としてはシンプルにキャベツのみ使用されています!
そしてこの時点で中華スープの粉末をマグカップに入れておきましょう!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:560ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
もちろん上記で湯切りしたお湯は先ほどのマグカップに注ぎ、中華スープを作ります。(必要なお湯の目安量:150ml)
※このスープは少し濃い目がおすすめです。
では液体ソースを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして最後に“ふりかけ”をかけて完成です!
すると…“ほたて”というか貝出汁特有の風味が広がっていき、相性抜群な醤油とバターを合わせた安定感のあるソースに仕上げ、香辛料で味を調えた雰囲気ある味わいがじっくりと楽しめそうです!
「やきそば弁当 オホーツクほたてバター醤油味」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ホタテのエキスがじんわりと染み渡り、ほんのり香るバターの風味と相性良くマッチし、まさにホタテ×醤油×バターといった安定感のある味わいと言えるんですが、全体的に味の濃さが弱く感じられます!
しかもバターの風味も落ち着いているようで、ソースそのもののバランスは良いんでしょうけど、遠くに“ほたてバター”を感じる醤油ベースのソースといった印象が強く、ちょっと惜しいな…という気が否めません!
そもそも“バター醤油”の味を“焼そば”に再現すること簡単なような気がするんですが…もしかするとホタテのエキスとのバランスが難しいのかもしれません!とは言え、もう少し旨味と風味を際立たせてほしかったですね!
麺について
麺は、すすり心地の良い細めのフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力やコシもあり、麺量90gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…醤油ベースにオホーツクで獲れたホタテのエキスやバターの風味を利かせた安定感のある焼そばソースがよく絡み、貝出汁特有の旨味や醤油感のあるコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るバターの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングには、ほどよいサイズにカットされたキャベツが入っていて、茹で野菜程度のシャキシャキ感があり、今回の一杯にちょうど良い彩り・食感としてのアクセントがプラスされているようです!
ソースについて
ソースは、醤油をベースにオホーツクで獲れたホタテのエキスを使用し、バターの風味を利かせたことによって安定感のある味わいに仕上げているんですが、そもそもホタテの旨味・バターの風味ともにやや控えめとなっているせいで若干物足りなく感じられます!
ただ、割とシンプルな構成によって全体的なバランスが悪いわけではなく、醤油ベースの“ほたてバター”といったなんとなく雰囲気が伝わり、もう少し濃い目にしても良かったような印象です!
まとめ
今回の「やきそば弁当 オホーツクほたてバター醤油味」は…地元の食材を味わえる一品として醤油ベースにオホーツク地方で獲れたホタテのエキスを使用し、バターの風味を利かせたコクのある味わいに仕上げるも、旨味・風味ともに若干控えめだったので惜しい感じではありましたが、安定感のある芳醇なフレーバーとなっていました!
この辺りに関しては単純にバター醤油だったら簡単だったのかもしれませんが、ホタテの旨味を引き立てるのが難しかったようで、ホタテというか…貝出汁ならではの雰囲気があり、もちろん脂っこさや“くどさ”といった感じや変なクセもありませんので、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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