「日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば」を食べてみました。(2019年4月1日発売・日清食品)
この商品は、“まるで、生めん。”のような食感と、全粒粉を練り込んだ麺から香る小麦の風味が特徴的な“麺職人”シリーズの新商品ということで、今回は話題の“アジアの麺メニュー”の味わいを表現したカップ麺が登場です!
それも…鰹だしの旨味をしっかりと利かせ、ほんのりと“とろみ”を付けたスープにパクチーの風味をアクセントに加えたことによって、台湾のお店や屋台で愛される麺料理のひとつ“台湾麺線(めんせん)”を“麺職人”らしくアレンジ・再現した一杯“日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば”となっております。(税抜き180円)
ご覧の通り、パッケージには“パクチー香る”と記載されているように、今回の“麺職人”には鰹だしの旨味に加えてパクチーがほんのりと香ることで、まさにアジア旅行気分が楽しめる雰囲気ある仕上がりのようですね!
ちなみにこの屋台などで人気だという台湾の“麺線”とは…ダシを利かせた温かいスープに“とろみ”を付け、そこに“そうめん”のような細麺を煮込んだ麺料理で、各地によってその味付けは多少異なり、食べる時間を選ばない優しい味わいが特徴とのこと!
そこに薬味として添えられているのがパクチーとのことで、この風味がちょうど良いアクセントとなってアジアのソウルフードを美味しく表現しているようですね!
一方こちらには、その“台湾麺線”の味わいを“麺職人”らしくアレンジし、鰹だしをしっかりと利かせた“とろみ”のある仕上がりイメージが掲載されているように、今回のスープは若干あっさり目にも見えますが…鰹だしとパクチーの風味が小麦香る麺とともに香り立つバランスの良い一杯に仕上がり、厚みのある鰹の旨味には期待できそうです!
その他にも特徴として…“アジアの麺メニュー”を感じさせるパクチーの香りは、具材として使用されたことによるもので、鰹だしをしっかりと利かせた染み渡る旨味がメインとして楽しむ味わいの中、後味にほんのりと香ることで雰囲気ある“麺線”ならではの味わいが気軽に楽しめる仕上がりのようですね!
“とろみ”のある優しい舌ざわりが印象的なスープには、鰹だしの旨味がしっかりと溶け込んだことで、素朴ながらも見た目以上に厚みのある味わいが表現され、後味にほんのりと香るパクチーならではの香りがアジアのソウルフードを感じさせるコク深い一杯となっていました!
これは特に、鰹だしの利いたスープが好みの方はもちろん、台湾の屋台なんかでも人気の“麺線”を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“麺職人”の新商品ということで、台湾で人気の麺メニュー“麺線”を“麺職人”らしくアレンジし、鰹だしの旨味を“とろみ”の付いたスープにたっぷりと溶け込ませ、アクセントにパクチーの香りを利かせたアジアンテイスト溢れる一杯“日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“小麦の風味がクセになる”と記載されているように、今回の“麺職人”にも全粒粉を練り込んだことで小麦の風味がアップしたシリーズならではのノンフライ麺が採用され、スープの旨味・風味も引き立てる素材の味を活かした一杯に相性の良い麺が楽しむことができるようですね!
また、この“麺職人”と言えば…最近だと“日清麺職人 貝だし醤油”や“日清麺職人 梅しお”といった“初春を彩る旬の食材”をテーマにした2商品が発売されていたように、定期的にテーマに沿ったテイストが登場するのもシリーズならではといったところで、今回は“アジアの麺メニュー”ということでパクチー香る雰囲気ある仕上がりには期待できそうです!
ちなみに、今回はそんな“アジアの麺メニュー”をコンセプトに“日清麺職人 蘭州ラーメン風ピリ辛牛だしそば”が同時発売となっています!
それでは、今回の“台湾麺線風鰹とろみそば”が、どれほど鰹だしを利かせた仕上がりとなっているのか?パクチーの香りの具合やバランス、小麦の風味が香る“麺職人”ならではの麺との相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り269kcal(めん・かやく259kcal / スープ10kcal)となっております。(塩分は5.2g)
この“麺職人”はカロリーが低いのもシリーズの特徴であるんですが、今回も同じくかなり低めな数値のようで、塩分の方は平均的といったところ。
ちなみに1食77g、麺の量は65gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープがなんと10kcalと非常に低い数値となっていますね!これはやはり鰹だしがしっかりと利いた素材の味を活かした仕上がりを想像させます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、かつお節粉末や魚介調味料をはじめ…
- 粉末しょうゆ
- ポーク調味料
といった、台湾の麺メニュー“麺線”を再現したという鰹だしなどの魚介の旨味をしっかりと利かせた“とろみ”のある醤油ベースのスープにポークが味わい深く感じさせる深みのある仕上がりを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、麺の項目にはしっかりと“小麦全粒粉”といった文字が確認できますね!これによって小麦の風味がアップし、“台湾麺線”の味わいを再現した一杯をパクチーとともに香り立つ仕上がりを表現しているものと思われます!
JANコード | 4902105250075 |
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原材料名
めん(小麦粉、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、しょうゆ、大豆植物繊維、チキンエキス、卵粉)、スープ(食塩、かつお節粉末、糖類、魚介調味料、粉末しょうゆ、ポーク調味料)、かやく(卵、ねぎ、パクチー)/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、香料、カラメル色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、炭酸Na、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (77g) 当たり]
熱量 | 269kcal |
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たんぱく質 | 8.4g |
脂質 | 1.6g |
炭水化物 | 55.3g |
食塩相当量 | 5.2g めん・かやく: 2.0g スープ: 3.2g |
ビタミンB1 | 0.19mg |
ビタミンB2 | 0.24mg |
カルシウム | 147mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、かやくといった2つの調味料などが入っています。
また、麺はご覧の通り“麺職人”ならではの細ストレート麺となっていて、細いながらもしっかりとしたコシが楽しめるノンフライ仕様の麺が採用されているようです!
ちなみにこちら、よーく見てみると…しっかりと全粒粉が練り込まれていることが確認できる麺となっていて、これによって小麦の香りがアップし、さりげなく風味を引き立てる“麺職人”ならではの仕上がりを演出しているんですよね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 卵
- ねぎ
- パクチー
が入っています。
パクチーに関しては、かなり細切れにされているようで、後味にほんのりと香る程度のものと思われます!
続いて先ほどの粉末スープを入れていきます!
すると…鰹だしの食欲そそる風味が強めに確認できることから、“とろみ”の付いたスープには、見た目以上のしっかりとした味わいを想像させます!
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
ぱっと見はあっさりとした仕上がりにも見えるかもしれませんが、先ほどの粉末スープがスープ底にダマとなっているため、思った以上に濃いめに仕上がったコク深い一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
思った以上に“でん粉”による“とろみ”が付き、厚みのある鰹だしの旨味が楽しめそうな仕上がりと言うんでしょうか?この“台湾麺線”とは…素朴ながらも見た目より遙かに出汁の利いたコク深いスープが楽しめそうです!
また、パクチーの香りはかなり抑え気味で、それよりも鰹だしの香りが食欲そそられますね。。ただ、このパクチーならではの風味によってアジアらしい雰囲気を感じさせる仕上がりとなっているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹だしの旨味が非常に味濃くも感じられ、ポークが魚介の旨味を最大限に引き立てています!これはちょっと想像以上の美味しさですね!
そして、スープに“とろみ”が付いたことによって非常に厚みのある旨味となって満足度の高い仕上がりとなり、“麺職人”ならではの全粒粉を練りこんだ麺から香る風味がまた、風味からも楽しめるクセになりそうな一杯と言えるでしょう!
また、気になるパクチーですが…この“麺線”はどうやら出汁を楽しむ麺料理のようで、パクチーの香りはあくまで薬味のような、後味にほんのりと香る程度のものでしたので、香菜が苦手という方でもほぼ問題なく美味しくいただけるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り細麺ではありますが、ノンフライ麺ならではの細いながらもしっかりとした歯切れ・コシが非常に心地良い仕上がりとなっています!
そんな細麺には、ポークによって引き立った鰹だしの旨味をしっかりと利かせた味わい深いスープがよく絡み、一口ずつに染み渡るような鰹の旨味が口いっぱいに広がっていき、鰹の風味とともにほんのりとパクチーの香りが後味良く抜けていきます!
ちなみに、全粒粉を練り込んだ麺からは小麦の香りが表現されているかと思われますが、実際にスープと絡むとさすがにわかりません。。ただ、この仕様によって隠し味のように香りが美味しく際立ち、スープとの相性の良さを最大限に引き出しているものと思われます!
トッピングについて
トッピングにはまず、“ねぎ”や“パクチー”といった薬味が入っていて、ただでさえ鰹だしを利かせた染みるような味わいがキレのあるスープに表現されているんですが…さらに後味すっきりと感じさせ、パクチーならではの香りは全く嫌みもなく、これによって雰囲気ある“台湾麺線”を表現しているようです!
特にパクチーは、せっかくならもう少し存在感のある利かせ方をしても良かったのでは?と思うほど存在感が薄く、それくらいに鰹だしの旨味が非常に味濃く感じられるかと思われます!
また、こちらの卵は食感優しい柔らかな仕上がりとなっていて、味付け自体はないものの…見た目の彩りといった華やかさという意味でのアクセント付けとなっているようです!
スープについて
スープは、まずベースとして鰹だしの旨味が存分に利いていて、“とろみ”が付いてはいるものの、特にこってり感なども一切なく、ただただ鰹の旨味を厚みのある味わいとして引き立てているようですね!
そのため、非常にコク深い仕上がりではありますが、不思議と後味すっきりとした印象のスープが表現されていて、ポークによって魚介の旨味が引き立った醤油ベースの味わいにほんのりパクチーが香るバランスはまさに、やみつきになる美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
そして、食べ進めていくに連れて“とろみ”も増していき、麺にもトロトロなスープがよーく絡むことで、一口ずつに楽しめる味わいに対しても満足度が増していきます!
というか、とにかく出汁が美味しいですね!これは…実際の“麺線”も食べてみたいものです。。
ちなみに、この鰹だしの利かせ具合に関しては…濃厚にも感じられるほどに旨味がスープに溶け込み、しかし不思議と口の中でざらつきなどは一切なく、“とろみ”の付いた舌ざわり優しいスープによって、まろやかにも感じられる染み渡るような鰹ならではの旨味が表現されています!
このように、今回の“台湾麺線風鰹とろみそば”の仕上がりは文字通り鰹の旨味が濃いめに溶け込み、そこにほんのりとパクチーが香ることでアジアの雰囲気を楽しめる仕上がりとなっていましたが、パクチー自体が若干弱めにも感じられたため、お好みでパクチーそのものを追加して、さらにアジアのソウルフードならではの味わいを強調して楽しんでみても良いかもしれません!
まとめ
今回「日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば」を食べてみて、ポークによって際立った鰹だしの旨味がたっぷりとスープに溶け込み、“とろみ”を付けたことでさらにコク深く感じられる美味しさ溢れる染みるような仕上がりとなり、そこにパクチーの風味がほんのりと後味に香ることで、まさに“アジアの麺メニュー”といったテーマにぴったりな雰囲気ある一杯となっていました!
この旨味と“とろみ”、そして“麺職人”ならではの小麦の風味や、ほんのりと香るパクチーのバランスは非常に良いですね!コク深い仕上がりの割に後味すっきりとしたスープは、クセになりそうな満足度の高い味わいとして最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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