2017年9月4日にサンヨー食品から発売された「サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ」を食べてみました。
この商品を再現した「純連」とは、今の札幌ラーメンを作ったとも言える“村中系”の起源となった札幌の名店中の名店です。
もちろん人気メニューは味噌ラーメンということで個人的に大好きなラーメン店のひとつです。
純連があるからこそ「すみれ」があり、札幌の名店と言われる「彩未」「千寿」「狼スープ」が人気で、最近だと人気急上昇の「八乃木」なんかも有名ですね!
では、今回はこの「サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ」についてレビューしてみたいと思います。
サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそについて
純連と言えばスープに浮かぶラードの油が特徴的で、実際に食べてみると山椒も利いたスパイシーな風味がたまらない非常に味わい深いスープとなっております。
さらににんにくや生姜も利いているせいか油っこさを感じさせないすっきりとした美味しい一杯です!そんなラーメンを再現した今回の商品ですが、ガーリックとジンジャーで特徴的な風味を付け、濃厚で奥深いスープに仕上げたとのこと。
やはり気になるのはその再現性でしょう!
ではさっそく気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り429kcalとなっております。(塩分は7.1g)純連の味噌ラーメンなのでもっとカロリーは高いものだと思ってましたが…どうなんでしょうか?
では原材料も見てみます。
味噌と豚の脂や旨味といった美味しそうな材料が目に付きます。そして枠外には「※スープの中の黒い粒は、山椒の粒です。」という文字が!やはり純連のカップ麺にも入っているようですね!
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りあといれスープ、かやく、あといれ特製調味油の3つの調味料などが入っています。
そして麺は森住製麺のプリシコな麺を再現するためにやはりノンフライ麺が採用されています!
調理してみた
では、まずかやくから入れてみます。
内容は、鶏・豚味付そぼろ、メンマ、ネギの3種類です。
実店舗ではチャーシューが入っていましたが、カップ麺ということもありますのでその辺はよしとしましょう!
熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりに麺をよくほぐし、あといれスープとあといれ特製調味油を入れたところがこちら!調味油がスープの表面に浮くラードを再現しているような印象です。
では、よーくかき混ぜてみましょう。これでもまだ油が足りない感じがしますが…美味しそうな仕上がりではありますね!
食べてみた感想
一口食べてみると…決して丸くはない炒め味噌の感じは悪くないんですが、やはり豚骨や豚の脂が弱かったりそもそもにんにくや生姜の風味も弱く感じますね。。ラードのコクというのもちょっと弱いかな?
ただ、純連というとてつもなく高いハードルのせいでもありますので…普通に考えて美味しいカップ麺ではあります。再現性が少し気になるところでしょう。
麺について
麺は森住製麺のコシの強く歯切れの良いちぢれ麺をよく再現されています。
ノンフライ麺はこういった札幌味噌ラーメンによく合いますね!
トッピングについて
トッピングとして入っているこちらのメンマは細めにカットされ歯応えはありますが、風味自体はそこまでしませんでした。
食感が良いのでスープを絡めた麺と一緒に食べることで面白いアクセントとなります。
また、こちらの味付肉そぼろの方はしっかりと濃い味付けがしてあり、美味しく仕上がっていました。
これは食べ進めていくうちにスープに良い味をプラスしてくれると願いつつ…スープに沈めておいても良いかもしれません。
スープについて
スープはご覧のように表面にラードの油が層になり見た目は悪くないんですが、もう少し力強さがほしいところ。。
何というか…にんにくと生姜、そして山椒などの香辛料が特徴なんですが、気付かない程度のものでもうひと工夫ほしいところですね。
やはり食べ進めていくと物足りなさを感じるのでにんにくと生姜を少し足してみます。
でも、そんな単純な味ではないのでなかなか近づきません。。
んー…実店舗に行きたくなりますね!
まとめ
今回は「サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ」を食べてみましたが、美味しく仕上がっているものの若干物足りなさも感じる商品でした。
はやりあの旨味が凝縮された豚骨味噌スープはなかなかカップ麺では再現することは難しいのでしょう!
さらに山椒をはじめとするスパイシーな香辛料のバランスなんかも実店舗独特ですからね!やはり“純連”は実店舗で食べてもらいたい一杯です。
と言ってもレギュラー化されるかどうかわかりませんからね…今回のカップ麺と生麺タイプを食べ比べてみても面白いかと思います。
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!