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吉村家監修 汁なし豚骨醤油ラーメン!鶏油や具材が旨味を引き立てるカップ麺限定メニューが登場

吉村家監修 汁なし豚骨醤油ラーメン
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横浜家系総本山 吉村家(よしむらや)監修 汁なし豚骨醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年3月7日発売・明星食品/ローソン限定)

この商品は、全国に広がる“横浜家系ラーメン(通称:家系)”の起源・元祖で総本山となる「吉村家」の看板メニューである濃厚な“ラーメン(豚骨醤油)”を同店監修によって汁なしのカップ麺にアレンジ・再現したもので、豚骨や鶏ガラをじっくりと炊き出したかのようなコクのある出汁に醤油感の強い“かえし(醤油ダレ)”、そして味の決め手となる鶏油(ちーゆ)をバランス良く加え、そこにもっちりとしたノンフライ太麺が絶妙にマッチする“吉村家”・“家系”ファンには見逃せないひと味違った一杯が登場です!

それも…豚骨や鶏の旨味をベースに醤油ならではのキレとコクが相性良く馴染んだ濃厚な豚骨醤油ダレに仕上げ、鶏油によるコクや風味を合わせたことで食欲そそる“家系”ならではの味わいを再現、そこに家系ではお馴染みの“酒井製麺”を彷彿とさせる太くコシの強いノンフライ麺が食欲をガツンと満たし、“汁なし”の麺を海苔で巻いて楽しむという新しい家系の一杯、“横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン”となっております。(値段:税別295円)

ご覧の通り、パッケージには“鶏油が効いて旨い!”、“海苔を巻いてさらに旨い!”といった今回の特徴が掲載され、白飯が欲しくなるほど濃厚な豚骨醤油を汁なしタイプのタレにアレンジし、“横浜家系ラーメン”らしさである濃厚感・醤油感、そして鶏油の香りがバランス良く融合し、なんと言っても海苔が3枚別添されたことで、以前ご紹介した“どんぶり型”の“家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン(2019年12月3日発売・2022年6月28日リニューアル発売)”とはひと味違った美味しさがたっぷりと楽しめることに間違いなさそうです!

一方こちらにはもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたノンフライ太麺が確認でき、そこにコク深い豚骨や鶏をベースにキリッとした醤油を合わせた豚骨醤油ダレがしっかりと絡んでいるようで、この仕上がりイメージを見る限り具材には…チャーシュー・海苔・ほうれん草が使用されているようです!…というか“吉村家”には汁なしのメニューがそもそもありませんから、汁なしの麺に海苔を巻く新しい家系の楽しみ方とのことで、どれほどの仕上がりなのか?非常に気になるところ!

そして下記の通り今回は“汁なし”となっており、“横浜家系ラーメン”と言えば豚骨をイメージされる方も多いかもしれませんが、実は鶏の旨味も含んだことでコク深く独特で繊細な味わいを表現しているんですよね!しかも鶏油といった油分が濃厚感をより引き立て、もっちりとした弾力と硬めの太麺が絶妙にマッチしたクセになるテイストとなっています!そういった濃厚な豚骨醤油スープをタレとしてアレンジしていますから…より一層旨味が濃縮されたやみつき感のある美味しさがガツンと楽しめることと思われます!

他にも特徴として…麺は“吉村家”で使用している“酒井製麺”をイメージさせる弾力と硬めの食感がクオリティ高く再現された太めのノンフライ仕様となっていて、コク深く濃厚な豚骨醤油ダレにも負けじとしっかりとした噛み応えが心地良く、それによって豚骨や鶏ガラなどをじっくりと炊き出したかのようなコク深く濃厚な味わいに鶏油が香り、なんと言っても汁なしの麺に海苔を巻くといった家系の新たな美味しさが最後までじっくりと楽しめるというわけです!(スープタイプでも巻いて楽しむんですけどね…)

実際に食べてみて…

“家系”の源流として全国区の人気を誇る行列ラーメン店“吉村家”ならではの味わいを汁なしのカップ麺にアレンジした豚骨醤油ダレは、しっかりと鶏油を加えた“吉村家”らしい濃厚な味わいを再現しているものの…口の周りがペタペタとくっつくような粘り気や独特の風味がやや弱く感じられる点が気になりましたが、ノンフライ仕様の太麺が絶妙にマッチしたことによって雰囲気ある味わいが海苔とともに最後までじっくりと楽しめるスープタイプとはひと味違った濃い目の一杯となっていました!
これは特に、“横浜家系総本山 吉村家”ファンはもちろん、濃厚な豚骨醤油スープを汁なしのタレにアレンジし、さらに食べ応えのある太麺が食欲をしっかりと満たしてくれるコク深い味わいを磯の風味豊かな海苔に巻いてガツンと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は全国の数多いファンを魅了する“横浜家系ラーメン”の総本山となる“吉村家”の看板メニュー“ラーメン(豚骨醤油)”の味わい同店監修によって汁なしのカップ麺に再現し、豚骨や鶏の旨味に醤油がバランス良く融合した濃厚な一杯、「横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、全国的にも大変人気の“横浜家系ラーメン”の起源となる超人気ラーメン店“吉村家(よしむらや)”の味わいを汁なしのカップ麺にアレンジ・再現したもので、豚骨や鶏の旨味をベースに濃い目の醤油ダレや鶏油をバランス良く合わせたコク深い豚骨醤油ダレに仕上げ、そこに別添されているチャーシューが旨味を引き立て、汁なしの麺に海苔を巻くといった新たな家系の楽しみ方がクセになる本格的な一杯、“横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン”となっています。(私も含め“家系”の味が好みの方は多いですからね…もしかすると箱買いする方も多いのではないでしょうか?)

ご覧の通りフタの上には…現行の“家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン”と同じく“吉村家”と大きく記載され、一瞬見逃してしまう方も多いかもしれませんが…今回の新商品には“汁なし”といった文言が追加され、さらに“汁なし”ということもあって湯切り口が搭載されています!そして背景には“吉村家”のカウンターを彷彿とさせる赤を基調に仕上がりイメージが大きく掲載されており、やはりスープタイプと比較してどういったタレの構成となっているのか?海苔で巻く新しい家系ラーメンの楽しみ方とのことで“家系”が好みの方にとってはかなり期待したいところ!

吉村家監修 汁なし豚骨醤油ラーメン パッケージ

また、こちらには…“家系総本山”としっかりと記載されていて、“家系”が好みの方ならぜひ一度は実店舗で味わってみたい本家本元の味わいが同店監修によって汁なしのカップ麺にアレンジ・再現され、さらに“吉村家”には欠かせない海苔が別添されているため、この海苔で麺を巻く新たな楽しみ方がクセになる…そんなコク深く濃厚な味わいに仕上がっているものと思われます!ただ、こういった家系はスープが濃い目なので“ご飯”にも合うんですが、今回は海苔で巻く新たな味わいをじっくりと堪能しましょう!(海苔は3枚別添されているんですが、足りなければ追加してみてください。)

さらに今回のフレーバーについて“吉村家”の創業者で現会長である“吉村”氏によると…“汁なし吉村家 70点。僕が言うのもなんだけど、これはかなりイケるぞ”とのことで、かなり期待できそうです!(元々相当厳しい方ですからね…)

ちなみにここ“吉村家”は、全国的にもファンが多い“横浜家系ラーメン”といったジャンルの総本山であり創業は1974年、現会長の“吉村 実(よしむら みのる)”氏が横浜の杉田駅近くにオープンしたのがはじまりで、その後1999年に現在の横浜駅西口に移転(さらに2023年3月10日を最後に近隣へ移転)、なんと言っても驚きなのが元々トラック運転手などを経て脱サラといった形で始めたラーメン店ということもあって店前には大きく“お客様は我が味の師なり”と大きな幕が掲げられています!

さらに来店するお客さんの数も1日約1,500人と常に長蛇の列を作るラーメン店で、創業者である“吉村 実”氏は現在会長を務め、2代目店主として長男の“吉村 政和”氏がその味を受け継ぎ、連日の絶え間なく続く長い行列を切り盛りしているようです!

他にもここ“吉村家”からの正式な暖簾分けを意味する“直系”と呼ばれる“吉村家”出身かつ経営にも成功している店舗もあり、直弟子・孫弟子を含めると300人を超えるという…全国の家系インスパイア店にも多大な影響を与えるラーメン店としてご存知の方も多いのではないでしょうか?

個人的にも実店舗に訪問したことがありますが、あまりの行列に驚いた記憶があります…(ラーメン店であれ以上の行列は未だ見たことがありません。。)

家系総本山「吉村家」
家系総本山「吉村家」に行ってきました!“横浜家系ラーメン”発祥の超人気ラーメン店家系総本山「吉村家(よしむらや)」に行ってきました! このラーメン店は、家系総本山を名乗るだけあって“家系ラーメン”の起源・元祖で...

それでは、今回の“横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン”がどれほど豚骨や鶏の旨味を活かした濃厚な豚骨醤油ダレに仕上がっているのか?“吉村家”らしい鶏油ならではのコクや風味の強さ、別添されている“海苔”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても本格感のあるもっちりとしたノンフライ仕様の太麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り492kcalとなっております。(塩分は5.1g)

カロリーは、“どんぶり型”・濃厚な豚骨醤油ダレ・汁なしカップ麺の割にそこまで高い数値というわけではなく、塩分も同じく平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり120g、麺の量は90gとのこと。

また、カロリーと塩分の数値を見てみると…“横浜家系ラーメン”らしい濃厚・こってりとした味わいがどこまで再現されているのか気になるところではありますが…やはり“家系”の総本山ですからね、素材の旨味を存分に活かしたコク深くまろやかであり、醤油感の強いキリッとした口当たりが絶妙にマッチした風味豊かな仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

タレには、豚脂や“しょうゆ”をはじめ…

  • 香味調味料
  • ポークエキス
  • 植物油脂
  • 香味油
  • チキンエキス
  • チキンオイル
  • 食塩
  • 香辛料

といった、豚骨や鶏の旨味をベースに濃い目の醤油や鶏油をバランス良く合わせた“吉村家”らしい濃厚な豚骨醤油ダレに仕上げ、汁なしにも関わらず物足りなさを感じさせないインパクトのある味わいを想像させる材料が並びます。

また、麺の項目を見てみると…食塩や香味調味料、ソースや大豆食物繊維といった材料が確認でき、ほどよく味付けが施されていることが伝わってきます!そしてもちろん今回も明星食品が製造を担っているようです!

JANコード4902881477482
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、香味調味料、酵母エキス、ソース、大豆食物繊維)、スープ(豚脂、しょうゆ、香味調味料、ポークエキス、植物油脂、香味油、チキンエキス、チキンオイル、糖類、食塩、香辛料、たん白加水分解物)、かやく(チャーシュー、のり、ほうれん草)/加工デンプン、酒精、香料、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤多糖類、乳化剤、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

栄養成分表示 [1食 (120g) 当たり]
熱量492kcal
たんぱく質10.2g
脂質18.3g
炭水化物71.5g
食塩相当量5.1g
ビタミンB11.74mg
ビタミンB20.37mg
カルシウム142mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、焼のり、液体ソースといった3種類の調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体ソースは触ってみたところ…豚骨や鶏の旨味エキスと思われる脂・油分、鶏油などが含まれた若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で温めておくと良いでしょう!

さらに麺は、ご覧の通り若干幅広で太いノンフライ麺が採用されているようで、ノンフライならではのしっかりとした弾力や強いコシが再現された食べ応え抜群な仕様となっており、鶏油が香る濃厚な豚骨醤油ダレとも相性良く馴染み、ガツンと食欲を満たしてくれそうです!

調理してみた

ではまず、先ほどの“かやく”を加えていきます。

そして、かやくには…

  • チャーシュー
  • ほうれん草

が入っています。

このように“横浜家系ラーメン”にはなぜか“ほうれん草”が欠かせないんですよね!
これに食べ慣れるとトッピングしてでも追加したくなる方も多いかと思われ、そういった口直しにもぴったりな“家系”ならではの具材がしっかりと使用されているようです!それに加えて最後には海苔を添えて完成となりますから、お好みに合わせて海苔を追加するために数枚用意しておいても良いでしょう!

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!

湯戻りしたことによって先ほどまでの太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に太麺にはほどよい弾力と強いコシが加わり、まだ別添されている液体ソースを加える前の状態ではありますが、“吉村家”らしいコク深くも濃い目の醤油によるキリッとした豚骨醤油ダレと相性良く馴染んだことでガツンとした食べ応えを感じさせる安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの液体ソースを加えていきます!
すると…豚骨や鶏の旨味、そして鶏油を含む濃い目の醤油ダレがたっぷりと含まれており、鶏油の風味はほんのり香る程度で、むしろ醤油ならではの芳醇な風味が一気に広がっていき、今回の豚骨醤油ダレにもぴったりな旨味溢れるテイストに際立ち、“吉村家”ならではの味わいを“汁なし”としてアレンジしたやみつき感のある美味しさが存分に楽しめそうです!(“どんぶり型”の“家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン”の原材料を比較してみると同等の材料が使用されているものの、全く異なる並び・表記となっていたため、“汁なし”用に調整されているものと思われます。)

ご覧の通り液体ソースは量も多く重みがあるせいか…すぐに容器底へと沈んでいき、コク深く濃厚な豚骨醤油ダレとしてやみつき感のある旨味が際立ち、やはり鶏油はそこまでクセがなく、良い意味での脂っこさが臨場感を引き立て、“吉村家”初の“汁なし”タイプでありながらも海苔で巻いていただく新たな楽しみ方で食欲もガツンと満たされそうです!

では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り液体ソースは濃厚とは言え、動物系の旨味エキスと思われる脂・油分、そして鶏油がたっぷりと含まれていますから、すんなりとノンフライ太麺にも馴染んでいきます!…なるほど、“汁なし”にすることでけっこうな油分が含まれるわけですね!それによって恐らく最後まで麺がパサつくこともありませんから、本格感のある濃厚感・こってり感に際立った味わいが海苔の風味とともに楽しめるものと思われます!

そして液体スープが全体に馴染んだら最後に大きめの海苔を3枚添えて完成です!
ちなみに濃厚な豚骨醤油ダレはしっかりとノンフライ太麺に絡むことで色味は若干落ち着いたものの…濃い目となっており、そもそも豚骨や鶏ガラなどをじっくりと炊き出したかのようなコク深くもキリッとしたメリハリが付き、“吉村家”らしく濃い目・塩気の強いテイストといったところで、特別豚骨の臭みはなく、ほどよい乳化感のあるようなコクが際立ち、“吉村家”はもちろん“家系家”に欠かせない鶏油ならではの独特な風味がなぜか若干弱めながらも香り立つバランスの良い一杯のようですね!

そのため、鶏油に関しては…しっかりとコクを引き立てるために利かせているように感じられ、そこまでクセの強い風味というわけではありませんから、万人受けを狙っているような気もしますね!とは言っても“吉村家”らしい豚骨や鶏の旨味がしっかりと利いていますから、間違いない美味しさであることはよーく伝わってきます!

また、具材に使用されたチャーシューからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて美味しさそのものが引き立てられ、ベースとなる豚骨や鶏の旨味を存分に活かした“吉村家”らしい濃厚なタレとも相性良く馴染み、コク深くもキレの良い味わいが“汁なし”としてアレンジされているようでしたので、今回のように相性抜群な海苔に巻いていただく家系の新たな楽しみ方のカップ麺は今後どういった商品展開を行うのか?非常に気になるところでもあり、そもそも海苔が足りないようであれば別途お好みに合わせて用意しておくと良いでしょう!(でもやっぱりスープありの方が個人的には好みですね。。)

食べてみた感想

一口食べてみると…臭みのない豚骨や鶏の旨味が濃い目の醤油とともにバランス良く合わさったことで、しょっぱいくらいにキレのある口当たりに仕上がり、さらに“吉村家”には欠かせない鶏油によってコク深さが引き立てられた豚骨醤油ダレとなっています!ただ、この辺りは上記でもお伝えした通り若干鶏油の利かせ具合が弱いような感じもあり、コクもあり濃厚な豚骨醤油ダレではありますが、“家系”ならではの濃厚な味わいを“汁なし”によって割とライトに楽しめる一杯とも言えます!(できれば鶏油をちょい足ししたいところ。。)

そのため、人気行列店“吉村家”らしい濃厚な味わいに間違いありませんが、実店舗や直系と呼ばれる超人気店を食べ慣れている方にとっては鶏油の風味が若干物足りなく感じられるかもしれませんね!とは言っても“家系”のラーメンが好みの方にとって申し分のない美味しさで幅広い層に好まれるフレーバーであり、今回は“汁なし”によって海苔で巻いて楽しむといった一杯なので、お好みによっては“にんにく”など様々な香辛料や調味料を加えて調整してみても良いでしょう!

また、動物系の旨味エキスが凝縮されたことで濃厚ながらも醤油感の強いキレがちょうど良いメリハリを付けているので、やはり白飯が欲しくなるフレーバーではありますね!味が濃い目なので海苔と巻いてちょうど良いんでしょうけど、個人的にこの濃さは白飯にぴったりなので、麺だけでなく白飯も一緒に巻いてみても面白いかもしれません!ただ、強いて言えば醤油感というか塩気が強い感じで、会長の“吉村”氏が70点と言ったのも納得の仕上がりと言えます!(当然ですが、実店舗と比べてではなくカップ麺としてだと思います。)

麺について

麺は、ご覧の通り若干幅広・角刃仕様にも見える太いノンフライ麺が採用されており、ノンフライ仕様ならではの弾力と噛み応えのある強いコシによって、しっかりとした食べ応えが楽しめる仕上がりとなっています!

そんな太麺には…臭みのない豚骨や鶏の旨味を濃い目の醤油とバランス良く合わせた濃厚な豚骨醤油ダレが良く絡み、一口ずつに“吉村家”ならではの素材の旨味を存分に活かしたコク深い動物系の旨味や醤油感の強いキレなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油ならではの風味や芳醇な醤油の香りが後味良く抜けていきます!…というかこれはどうなんでしょう?家系と言えば家系かもしれませんが、鶏油の雰囲気がかなり弱いのでメリハリの付いた豚骨醤油ダレに関してはコクもありキリッとしたシャープな飲み口もあるものの、何か雰囲気の異なるテイストに感じられますね。。濃厚感・こってり感は良いんですが、醤油の旨味やコクが頼りないのかな?といった感じです!

そして、別添されている海苔で麺を巻いて食べてみると…これはこれで間違いないですね!そもそも濃厚な豚骨醤油ダレが太麺に馴染んでいますから、ここに磯の風味香る海苔が加わることでちょうど良いさっぱり感が引き立ち、全体のバランスが調和されて多少脂っこくても気になりません!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、やや小さめにカットされた状態ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けが施された肉の旨味が滲み出す仕様となっていたため、全体をしっかりと混ぜ合わせながら食べ進め、後ほど噛み応えのある太麺と一緒に絡めて食べてみると、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらの“ほうれん草”も若干小さめにカットされたことによって食感はそこまで良くありませんが…素材本来の味わいがほどよく感じられるため、時折口直しとして味わってみると良いでしょう!

タレについて

タレは、先ほどもお伝えした通り臭みのない豚骨や鶏の旨味を丁寧に処理した舌触りまろやかな豚骨醤油ダレに仕上がり、キレのある醤油も濃いめで後味も非常に良く、そこに風味豊かな鶏油ならではの香りや醤油の芳醇な風味が融合したことで、“吉村家”らしい濃厚な味わいが汁なしカップ麺にアレンジされています!(鶏油が若干控え目という辺りが万人受けしそうですが、白飯が欲しくなる濃い目のテイストは非常に好印象といったところ。)

そのため、言ってしまえば…鶏油のクセをもっと強く主張していればより臨場感溢れる味わいが再現できていたようにも感じられたため、汁なしカップ麺としては妥当といったところでしょうか?“吉村家”ファンにとっては鶏油の風味・コク、醤油本来の旨味に関して若干物足りなさを感じられるかもしれませんが、動物系の旨味エキスとしての脂・油分としては非常にクオリティが高く、幅広い層に好まれる一杯であることに間違いありません!

そして、“吉村家”をはじめ“家系”は基本的に味が濃いめとなっているため、白飯との相性も非常に良く、海苔を巻いていただくと美味しいんですよね!今回は“汁なし”として麺を海苔で巻く新しい家系の楽しみ方ができるフレーバーとなっているものの、そもそもスープありの場合でもやっていると思われますので、そこまで斬新な感じもなく、個人的にはやはり濃い目のスープに海苔をしっかりと仕込み込ませて白飯と味わいたいですね。。

また、食べ進めていくに連れて具材に使用されていたチャーシューからも良い旨味が滲み出し、さらに豚骨や鶏の旨味がしっかりと利いてはいるものの…決してギトギトとした脂っこい仕上がりではありませんので最後まで飽の来ない醤油感の強いメリハリはもちろん、ほんのり香る鶏油によってコク深いタレに仕上がっているため、海苔が足りなくなってしまいます。。

このように、今回の“横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン”は、臭みのない豚骨や鶏の旨味が濃い目の醤油とバランス良く合わさったコク深い豚骨醤油ダレに仕上がり、若干風味が弱かったものの…鶏油を加えたことによってメリハリのあるスープにまろやかさや深みが際立ち、なんと言っても麺を海苔で巻くといった新しい“家系”の楽しみ方が堪能できるフレーバーで、いつもとはひと味違った味わいが表現された濃厚な一杯となっていたため、お好みによっては相性抜群な“おろしにんにく”をちょい足ししてみたり、海苔もさらに追加してみると良いでしょう!

まとめ

今回「横浜家系総本山 吉村家 汁なし豚骨醤油ラーメン」を食べてみて、“吉村家”らしくコク深く濃厚な味わいを汁なしカップ麺にアレンジした一杯には、豚骨や鶏の旨味に濃い目の醤油がバランス良く融合し、風味としては若干控え目だったものの…鶏油を合わせた豚骨醤油ダレに仕上がり、汁なしの家系として麺を海苔で巻くといった新しい楽しみ方で表現された意外性のあるフレーバーであり、実際味わってみると濃厚なタレがうまく調和され、それによって最後まで飽きの来ない“家系”ならではの味わいが気軽に楽しめる食べ応え抜群な一杯となっていました!

そもそも個人的に“家系”の味わいが好みというのもありますが…その起源となる名店“吉村家”の味わいを汁なしカップ麺で楽しめるのは嬉しいですね!スープタイプとはひと味違った美味しさで、汁なしということもあって白飯と一緒に楽しむことはできませんが…お好みのトッピングを追加してみると、より一層自分好みの味わいが楽しめるのではないでしょうか?

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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