「家系総本山 吉村家(よしむらや)豚骨醤油ラーメン」を食べてみました。(2025年3月18日発売・明星食品/ローソン限定)
この商品は、全国に広がる“家系”の起源・元祖で総本山となる“吉村家”の看板メニューをカップ麺に再現したもので、豚骨醤油に鶏油(チーユ)を加えたことでコク深く濃厚な味わいに仕上げ、もっちりとした中太ノンフライ麺が相性良くマッチした本格的な一杯、“家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン”となっております。(値段:税別323円)
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通り、パッケージには“豚骨醤油ラーメン”、“豚骨の旨みがきいた濃厚醤油スープ”と記載され、その背景には、豚骨を利かせた濃厚なスープに風味豊かな鶏油が広がる仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・海苔・ほうれん草・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は“吉村家”らしい中太ノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、豚骨や鶏の旨味を凝縮した“家系”ならではの濃厚な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ちなみに今回は麺抜きの代わりに“吉村家”人気のトッピングメニュー“野菜畑”をイメージしたラーメンスープ、“家系総本山 吉村家 豚骨醤油スープ”も同時発売されています!
豚骨や鶏ガラをベースにした“吉村家”ならではの味わいを再現したスープは、鶏油ならではのコクや風味が強化されているようで本格感があり、ノンフライ仕様の中太麺にも絶妙にマッチしたことによって、“家系”らしい味わいが臨場感高く味わえる濃厚な一杯となっていました!
「家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン」とは?
そもそもここ“吉村家”は、全国的にもファンが多い“家系”の総本山であり…神奈川県横浜市に本店を置く超人気店で、創業者である“吉村 実”氏は元々トラック運転手などを経て脱サラといった形で始めたラーメン店ということもあって、店前には大きく“お客様は我が味の師なり”と大きな幕が掲げられています!
※“吉村家”の創業者“吉村 実”氏は現在会長となり、2代目店主として長男の“吉村 政和”氏がその味を守り、連日の絶え間なく続く長い行列を切り盛りしています!
さらに、“吉村家”からの正式な暖簾分けを意味する“直系”と呼ばれる“吉村家”出身かつ経営にも成功している店舗もあり、直弟子・孫弟子を含めると300人を超えるという…全国の家系インスパイア店にも多大な影響を与えるラーメン店としてご存知の方も多いのではないでしょうか?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り398kcal(めん・かやく321kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は9.3g)
カロリーは、濃厚な豚骨醤油スープですがノンフライ仕様ということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分は“家系”らしいかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり113g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や香味調味料をはじめ…
- ポーク調味料
- チキンエキス
- 粉末油脂
- 香辛料(ガーリック、ジンジャー)
- ローストオニオン粉末
- 植物油脂
といった、豚骨や鶏の旨味をベースに塩気の強い“かえし(醤油ダレ)”を合わせた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこに“家系”には欠かせない“鶏油”ならではのコクや独特な香りが食欲そそる力強い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード | 4902881486958 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、でん粉、大豆食物繊維、酵母粉末、香味調味料、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、香味調味料、ポークエキス、豚脂、食塩、糖類、たん白加水分解物、チキンオイル、油脂加工品、ポーク調味料、チキンエキス、粉末油脂、香辛料(ガーリック、ジンジャー)、ローストオニオン粉末、植物油脂)、かやく(チャーシュー、のり、ほうれん草、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、香料、カラメル色素、増粘剤(増年粘多糖類、加工デンプン)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、酸味料、炭酸マグネシウム、乳化剤、膨張剤、カロチノイド色素、カゼインナトリウム、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (113g) 当たり]
熱量 | 398kcal |
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たんぱく質 | 10.2g |
脂質 | 11.9g |
炭水化物 | 62.6g |
食塩相当量 | 9.3g めん・かやく: 2.3g スープ: 7.0g |
ビタミンB1 | 0.28mg |
ビタミンB2 | 0.33mg |
カルシウム | 162mg |
開封してみた
フタを開けてみると、かやく、焼のり、粉末スープ、液体スープといった4つの調味料などが入っています。

さらに麺は、若干幅広な中太ノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量も70gと申し分ありません!

調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
その“かやく”には…
- チャーシュー
- ほうれん草
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープと粉末スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染んだら、最後に“焼のり”を添えて完成です!
すると、スープはサラッとしていて、豚骨や鶏の旨味が凝縮されたことによるコク深い仕上がりのようで、表面には鶏油の脂が広がり、醤油感の強さ・微乳化によるキレの良さが際立つ“家系”ならではの濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです!

「家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…豚骨や鶏の旨味がしっかりと利いたことで、しょっぱいくらいにキレのある口当たりには深みのある味わいがガツンと感じられ、さらに“家系”を象徴とする鶏油によってコク深さが引き立てられた臨場感溢れる仕上がりとなっています!
特に鶏油は前作よりもかなり強化されているようで調理感もありつつ“家系”の雰囲気をうまく再現、濃厚な豚骨醤油スープではありますが、最後まで飽きの来ない味わいがじっくりと楽しめる一杯と言えるでしょう!
そのため、本格派も納得の仕上がりと言え、濃い目だからこそ“ご飯”との相性も抜群なので、お好みによっては予め用意しておくと良いでしょう!他にも“おろしにんにく”や各種香辛料で味を調整してみても良さそうです!
麺について
麺は、若干幅広・角刃の中太ノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量も70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…豚骨や鶏ガラの旨味をベースにキレの良い“かえし(醤油ダレ)”や鶏油などを合わせた濃厚な豚骨醤油スープが良く絡み、醤油感の強い味わいや鶏油独特の旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!

また、海苔を巻いて味わってみると、磯の風味が加わってこれはこれで美味しいので、お好みによっては海苔を追加してみても良いでしょう!(“ご飯”との相性も抜群です。)

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされたチャーシューが入っていて、ややチープな印象ではありますが、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

一方、“家系”には欠かせない“ほうれん草”は、雰囲気はあるものの…かなり細かくカットされたことで素材本来の味が感じられませんので、お好みで別途用意しても良いかもしれません!

他にも同じく小さくカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキも期待できませんし、ちょっとした薬味にもなっていなかったので、個人的には無理に使用しなくても良かったような気がします…

スープについて
スープは、豚骨や鶏ガラをベースにしょっぱめの“かえし(醤油ダレ)”や鶏油などをバランス良く合わせた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、“吉村家”らしい味わいが臨場感高く再現されています!
そして前作より主にスープを強化したというだけあって、豚骨感や鶏油の感じがうまく再現されている印象が強く、全体的にクオリティが高いので、本格派も納得の一杯と言えるでしょう!

まとめ
今回の「家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン」は…スープだけで塩分相当量7.0gと“家系”らしくかなり醤油感が強く、豚骨と鶏の旨味に鶏油を合わせたことによって雰囲気ある味わいを再現、そこにもっちりとした実店舗さながらの中太ノンフライ麺が相性良くマッチした拘りの一杯となっていました!
また、個人的に“家系”が好みというのもありますが…今回ブラッシュアップされて登場した一杯はしっかりと強化されていることが伝わる仕上がりでしたので、相性抜群な“ご飯”やお好みのトッピングを追加してみると、より一層自分好みの味わいが楽しめるのではないでしょうか?
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