「極麺処(きわみめんどころ)熊本マー油とんこつ」を食べてみました。(2023年5月16日発売・ヤマダイ/セブン-イレブン限定)
この商品は熊本県・熊本市のご当地ラーメンで“黒マー油(焦がしにんにく)”が特徴的な“熊本ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークをベースにガラスープなどを合わせたコク深くまろやかな豚骨スープに仕立て上げ、別添されている調味油を加えることによって“黒マー油(焦がしにんにく)”の旨味や香ばしさが広がっていき、そこにお店さながらのノンフライ細麺が絶妙にマッチした臨場感抜群な一杯が登場です!
それも…別添されている液体スープ・調味油といった2パック仕様によって通常の豚骨ラーメンよりもこってりとしたコク深いテイストに際立ち、キリッとした“かえし(タレ)”や食欲そそる黒マー油が加わったことで風味豊かな焦がし風味や相性抜群な“にんにく”の旨味などがプラスされ、ノンフライ仕様の細麺が絡む本格的な一杯、“極麺処 熊本マー油とんこつ”となっております。(値段:税別328円)
ご覧の通り、パッケージには“ご当地麺の旨さ”、“極麺処(きわみめんどころ)”といった今回の特徴やシリーズ名が記載され、今回はヤマダイが商品展開するニュータッチシリーズから新たに登場したシリーズで、2022年10月31日に同時発売された第1弾、“極麺処 札幌 濃厚味噌”と“極麺処 横浜 家系豚骨醤油”に続き第2弾としての一品です!(ただ、こちらは価格帯もやや高め・セブン-イレブン限定商品となりますので、頻繁には登場しないものと思われます。。)
そして、パッケージ背景には…見るからに乳化感のある白濁としたクリーミーな豚骨スープに食欲そそる“黒マー油(焦がしにんにく)”が広がり、歯切れの良いノンフライ細麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付豚肉・キャベツ・フライドガーリック・“ねぎ”が使用されているようです!
ちなみに製造は上記の通りヤマダイでセブン-イレブンとのコラボカップ麺ということもあって情報があまりないため、気になっている方も多いのではないでしょうか?そして個人的にも“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えた熊本ラーメンは割と好みのジャンルで…マイルドな豚骨スープにちょうど良いアクセントとなる焦がし風味や“にんにく”の旨味が広がる濃いめな味わいに期待できそうです!(しかも、原材料を見てみるとガラスープといった文言も確認でき、単調な豚骨スープというわけではなく臨場感の高い味わいが再現されているものと思われます。)
また、熊本ラーメンと言えば豚骨ラーメン発祥の地である九州・久留米から熊本県へ広まった“ご当地ラーメン”であり、味も上記の通り“黒マー油(焦がしにんにく)”が加わったり濃厚だったりと…特徴も若干異なるように、今回の“極麺処 熊本マー油とんこつ”ではノンフライ細麺が採用されパツンとした歯切れも非常に良く、スープ自体もコク深くまろやかでクリーミー、もちろん“黒マー油(焦がしにんにく)”なんかもしっかりと利いているので、本場の味・本格感のある味わいがじっくりと楽しめることでしょう!
一方こちらには“マイルドな豚骨スープと香ばしい焦がし風味の油が深くクリーミーな味わい”と記載されているように、やはり濃厚とも言えるまろやかな豚骨スープに“黒マー油(焦がしにんにく)”が使用されているようで、税別328円とかなり強気の価格設定となっているため、クオリティの高い味わいに期待しつつも…第1弾に登場した2品と同じく実食してみるかどうか迷ったんですよね。。そもそも熊本ラーメンをカップ麺に再現した商品はこれまでも数多く発売されていますし、そこまで高望みしているわけでもありませんので、今回のフレーバーがどれほど再現性の高い仕上がりなのか気になります。。
※第1弾の2品はどちらも税別358円だったので若干安くなっています。
他にも特徴として…麺は実店舗さながらのノンフライ細麺となっていて、細麺ながらも歯切れの良いコシやずしっとした重みがあり、それによってじっくりと炊き出したかのような豚骨の旨味が溶け込んだスープに“黒マー油(焦がしにんにく)”をバランス良く合わせた塩気・パンチの強い味わいをカップ麺に再現した濃厚で風味豊かな味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
“極麺処(きわみめんどころ)”シリーズ第2弾として登場した一杯は…拘りの味わいや商品単価が税別328円とのことで期待通りコク深くまろやかな豚骨スープにキレの良い口当たりや“黒マー油(焦がしにんにく)”がバランス良くマッチし、ちょうど良いアクセントやメリハリを付け、濃厚ながらも最後まで飽きさせることもなく、第1弾の2品よりも再現しやすいんでしょうか?熊本ラーメンならではのクセになる美味しさがたまらなく、正直なぜキクラゲではなくキャベツが使用されているのか疑問ではありましたが、そもそも濃いめで本格感のある脂・油分を加えたことで臨場感溢れる豚骨スープがノンフライ細麺とともに楽しめる濃厚な一杯となっていました!
これは特に熊本ラーメンならではの濃い目の豚骨スープに“黒マー油(焦がしにんにく)”を合わせたクセになる味わいが好みの方はもちろん、食欲そそる香ばしさと“にんにく”の旨味がちょうど良いアクセントとなり、お店さながらの歯切れの良いノンフライ細麺をじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
極麺処 熊本マー油とんこつ
今回ご紹介するカップ麺は、熊本県のご当地ラーメン“熊本ラーメン”の味わいをヤマダイの新シリーズ“極麺処(きわみめんどころ)”によってカップ麺に再現したもので、じっくりと炊き出したかのような豚骨の旨味をベースに、キリッとした“かえし(タレ)”や別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”を合わせ、さらにお店さながらのノンフライ細麺が絶妙にマッチした本格感のある一杯、“極麺処 熊本マー油とんこつ”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通りフタには今回の商品名である“熊本”といった文言が大きく記載されており、最大の特徴としては…やはり熊本ラーメンらしい濃厚な豚骨スープに“黒マー油(焦がしにんにく)”を合わせたマイルドな味わいと焦がし風味の味わいが気軽に楽しめるという点で、液体スープと調味油のWパック仕様によって本格感のある味わいを再現、コク深くまろやかで濃厚な味わいに各種具材や細麺が絡む拘りの一杯であり、パッケージの重厚感からしてカップ麺とは思えないほどのテイストに期待できそうです!
また、こういった熊本ラーメンの味わいを再現したカップ麺と言うと…最近では以下の通りリニューアルや再発売された商品以来ですから、“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えた濃厚な豚骨ラーメン好きにとっては見逃せない一杯とも言えるのではないでしょうか?(他にもいくつかありますが、“熊本ラーメン”として改めて見るとあまりないですね…)
- 名店の味 桂花 熊本マー油豚骨(2022年9月12日リニューアル発売)
- 黒亭監修 とんこつラーメン(2022年11月22日リニューアル発売)
それでは、今回の“極麺処 熊本マー油とんこつ”がどれほど豚骨の旨味を凝縮したコク深く濃厚な仕上がりとなっているのか?“熊本ラーメン”らしい“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えた食欲そそる焦がし風味や“にんにく”の旨味との兼ね合いはもちろん、調理時間2分で仕上がる歯切れの良いノンフライ細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り422kcalとなっております。(塩分は7.5g)
カロリーは、一回り大きな“どんぶり型”・熊本ラーメンならではの濃厚な豚骨スープにも関わらず割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。(そのため、“塩分が気になる方へ”といった注意書きが記載されています。)
ちなみに1食当たり125g、麺の量は60gとのこと。
また、今回はカロリーの内訳などが記載されていないんですが、豚骨の旨味を凝縮させた濃厚な豚骨スープに“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えた臨場感溢れる仕上がりですから…スープだけでも150kcal前後の数値を占めているものと思われ、素材の旨味を存分に活かした“熊本ラーメン”らしいテイストをカップ麺に再現し、食欲そそる風味や“にんにく”の旨味が絶妙にマッチしたコク深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや動物油脂をはじめ…
- 食塩
- 香味油
- ガラスープ
といった、濃厚な“熊本ラーメン”の割に肩すかしを食らうほどシンプルな構成となっており、“熊本ラーメン”に使用されているガラスープ(恐らく鶏)なんかもさり気なく記載されており、やはり豚骨をじっくりと炊き出したかのようなコク深くクリーミーなスープにキリッとした“かえし(タレ)”を合わせ、別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”が加わることで本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。…ただ、ポークエキスや動物油脂をはじめ使用されている材料がかなり少ない点が若干気になりますね。(多ければ良いというものではありませんが。)
JANコード | 4903088016566 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、動物油脂、食塩、デキストリン、たん白加水分解物、香味油、糖類、ガラスープ)、かやく(味付豚肉、キャベツ、フライドガーリック、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、酒精、かんすい、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カカオ色素、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (125g) 当たり]
熱量 | 422kcal |
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たんぱく質 | 14.4g |
脂質 | 14.4g |
炭水化物 | 58.8g |
食塩相当量 | 7.5g めん・かやく 0.9g スープ 6.6g |
開封してみた
そして、フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、調味油といった3つの調味料などが入っています!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、“熊本ラーメン”らしく濃厚なテイストを再現するに相応しいたっぷりと含まれている液体スープに“黒マー油(焦がしにんにく)”を思わせる調味油からなるWパック仕様で、特に液体スープは豚骨の旨味を凝縮した“とろみ”のある状態でしたので、調理中は調味油と一緒にフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
さらに、麺はご覧の通り“熊本ラーメン”だともう少し太めの麺が採用されているはずなんですが…すすり心地の良いノンフライ細麺ということで、湯戻りする以前からパツンとした歯切れの良いコシが伝わり、焦がし風味や“にんにく”の旨味がクセになる熊本の豚骨ラーメンにもぴったりなお店さながらの仕様となっているようです!
調理してみた
ではまず“かやく”から入れてみます。
そして、この“かやく”には…
- 味付豚肉
- キャベツ
- フライドガーリック
- ねぎ
が入っています。
特に味付豚肉は決してチープな仕様ではなく、ほどよく脂身を含むクオリティの高い具材のようですが、そもそもサイズが小さいですからね!価格帯を考慮すると…それよりも相性抜群なキクラゲを使用してほしかったところではあります!
続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
豚骨ラーメンらしく調理時間は2分と短いものの…ほどよく湯戻りしたことで先ほどまでの細麺にほどよいコシが加わり、まだ別添されている液体スープや調味油を加える前の状態ではありますが、カップ麺ながらも“熊本ラーメン”ならではのコク深く濃厚な豚骨スープと相性抜群な“黒マー油(焦がしにんにく)”を加え、歯切れの良いノンフライ細麺よって食欲をガツンと満たしてくれる本格的な一杯…といった印象の出来上がりです。(というか、具材にはフライドガーリックが使用されているため、この時点ですでに食欲そそる“にんにく”の風味がほんのりと香り立ちます。)
次に先ほどの液体スープを加えていきます!(パッケージにも記載されていた通り麺は良い意味で若干ゴワゴワしているため、液体スープを加える前に軽くほぐしておくと良いでしょう。)
すると…こちらにはトロッとした状態で見るからに濃厚な味わいをイメージさせるスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、豚骨ならではの臭みなどはほんのり感じる程度でそこまで気にするほどのものではありません!
続いて調味油も加えていきます!
こちらは“熊本ラーメン”には欠かせない“黒マー油(焦がしにんにく)”が含まれているようでしたので、この焦がし風味と“にんにく”の旨味は若干クセがありますから、気になる方は少しずつ加えて味を確かめて見ても良いでしょう!ただ、こちらもそこまで主張は強いわけでもありませんので、全体的にバランスの良い一杯に間違いありません!この辺りに関してはやはり塩分が高いだけあって量も多く、見るからに塩気も強そうです!(スープだけで6.6gもあります。。)
ご覧の通り液体スープは量も多く“とろみ”が付いているせいか調味油とともにスープ表面で留まった状態となっているものの、特に粘度の高い仕様ではありませんので、全体の馴染みは思ったより良さそうです!そしてなんと言っても“焦がしにんにく”ならではの焦がし風味や食欲そそる“にんにく”の香りが広がっていき、“熊本ラーメン”らしく濃厚ながらも“黒マー油”がちょうど良いアクセントとなり、臭みや焦がし風味もそこまでクセが強くありませんから、意外にも万人受けするかのような一杯といった印象です!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして液体スープと調味油が全体に馴染んだところがこちら!
ちなみにスープは思ったよりも“とろみ”というか濃厚感はなく比較的サラッとした状態で、厚みのある旨味が凝縮されている…といった印象が強く、表面に浮かぶたっぷりの“黒マー油(焦がしにんにく)”から香る風味が食欲を掻き立て、気になる豚骨の臭みはそこまで強くはなく、乳化感のある白濁としたスープによってクリーミーでコク深い味わいを臨場感高く再現しているようにも感じられます!
ただ、どうしてもキクラゲではなくキャベツが具材に使用されているのが気になりますね。。“熊本ラーメン”と言えば欠かせない具材のひとつなので、予算の関係なんでしょうか?どうしても違和感があるものの、別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”がきっちりと焦がし風味と“にんにく”の旨味をプラスしているため、物足りなさといった感じは特にありません!
また、この“黒マー油(焦がしにんにく)”がしっかりと利いたことで、豚骨スープそのものも割とこってりしていてもうまく調和され、脂っこさや“くどさ”などを一切感じさせない本格感のある“豚骨ラーメン”といったところで、“にんにく”は若干控えめにも感じられましたので、もっとパンチのある味わいが楽しみたい場合は“おろしにんにく”をさらに加えて味を調整してみても良いでしょう!もちろん見た目としてはかなり完成度の高い仕上がりでしたのでデフォルトでも十分雰囲気のある味わいが楽しめそうです!
やはり“熊本ラーメン”と言えば濃厚こってり…なのに“黒マー油(焦がしにんにく)”がちょうど良いシャープな飲み口をプラス、それによってメリハリのある豚骨スープで良い意味でクセのある風味・旨味が際立った味わいなので、そもそもクオリティが非常に高く、万人受けしそうな一杯ではあります!…というか本場の久留米ラーメンではなく敢えて“熊本ラーメン”に着目した点が良いですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…味も濃く豚骨の旨味がしっかりと利いたことでこってり感もそれなりにあり、クリーミーでマイルドなテイストとなっているものの…キリッとしたシャープな飲み口がちょうど良く全体を調和し、さらに別添されている調味油を加えることによって“黒マー油(焦がしにんにく)”ならではの焦がし風味や“にんにく”の旨味が引き立ち、単純にこってり感だけが際立っているわけではなく、全体のバランスが良いですね!栄養成分表示にも記載されていた通りスープだけで塩分6.6gもあるんですが、ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
というのも…乳化感のある白濁とした豚骨スープは思ったより臭みもなくクリーミーでコク深い味わいを表現、そこに“かえし(タレ)”と別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えることでメリハリが付き、最後まで飽きの来ない濃厚感・こってり感が旨味として喉越し良く楽しめるのはもちろん、今回の一杯に関しては豚骨ラーメンだと若干単調になりがちなところに焦がし風味と“にんにく”の旨味がプラスされていますから、カップ麺とは思えないほどの旨味がバランス良く凝縮され、素材本来の美味しさを存分に引き立てた本格的な味わいであることに間違いありません!
そして、キリッとした塩気は豚骨のコク深さ・まろやかさによってバランス良く調和し、物足りなさを感じさせない濃厚な旨味がひと口ずつに満足度を引き立て、なんと言ってもこの“黒マー油(焦がしにんにく)”の利かせ具合が絶妙ですね!焦がし風味も“にんにく”も強烈に利いているわけではなく、ベースとなる豚骨スープの美味しさを引き立てるかのように相性良くマッチし、特に脂っこさも一切ありませんから最後まで“くどさ”を感じさせることなく濃厚な味わいが楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通りすすり心地抜群なノンフライ細麺が採用されており、熱湯2分で仕上がる歯切れの良いコシが特徴的で、細麺ながらもずしっとした重みがあり、まさにお店さながらの仕上がりとなっています!
そんな麺には、豚骨をじっくりと炊き出したかのようなコク深くまろやかなスープに“かえし(タレ)”をバランス良く合わせ、さらに別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”を加えた“熊本ラーメン”ならではの旨味溢れるスープがよく絡み、一口ずつに“くどさ”のないまろやかな豚骨の旨味やコク、そして“焦がしにんにく”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、焦がし風味や食欲そそる“にんにく”の風味が後味良く抜けていきます!…というかこのクリーミーな豚骨スープと“黒マー油(焦がしにんにく)”の組み合わせは秀逸ですね!濃厚でまろやかなテイストなんですが、麺をこの調味油にくぐらせることでちょうど良いメリハリが付き、最後まで全く飽きさせません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、薄くカットされているものの…ちょうど良い脂身を含む上質な仕様となっており、若干サイズとしては小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると、ほどよく味付けが施されたジューシーな肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、単品で味わうというよりも、スープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど歯切れの良いノンフライ細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、割と大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!ただ、個人的にはキャベツではなくキクラゲを使用してほしかったところではありますね。。(名店“桂花ラーメン”でもメニューによってはキャベツを具材に使用しているようです。)
そして、こちらのフライドガーリックは、非常に細かくカットされた状態でさり気なく数多く使用されていて、じっくりと味わってみると…食欲そそる“にんにく”の旨味・風味が広がる相性抜群な具材でしたので、しっかりと全体を混ぜ合わせていただくと、より一層“にんにく”の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さくカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいきませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の“熊本ラーメン”のまろやかなスープを美味しく引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
スープについて
スープは先ほどもお伝えした通り、臭みがほぼない豚骨のコク深くまろやかな旨味が丁寧に凝縮され、乳化感のある白濁とした厚みのある豚骨スープに仕上がり、こってりとしたテイストを引き立てているものの…キリッとした“かえし(タレ)”や別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”が全体のバランスをうまく調和し、焦がし風味や“にんにく”の旨味が食欲を掻き立て、クリーミーな豚骨スープと融合することで最後まで飽きることのない本格感のある仕上がりとなっています!
そしてそもそも豚骨の旨味が凝縮された濃厚なスープとなっているものの…特にギトギトとした脂っこさや“くどさ”といった感じもありませんので決して重たい印象もなく、豚骨をじっくりと炊き出したことで深みのある味わいに仕上げ、“かえし(タレ)”とのバランスも非常に良く、お店さながらの麺とスープがそれぞれじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
そのため、コク深くクリーミーな豚骨スープ、そして“黒マー油(焦がしにんにく)”がうまくかみ合ったことで互いの旨味を引き立て合い、正直シリーズ第1弾として登場した2品は若干微妙だったので、そこまで期待していなかったんですが、この仕上がりなら十分満足できるかと思われます!ベースとなる豚骨スープに関しても申し分ありませんし、こってり感を調和させる“かえし(タレ)”や別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”との相性も抜群、そこにすすり心地抜群なノンフライ細麺が絶妙にマッチしたことで税別328円といった価格帯に見合った仕上がりと言えるでしょう!
また、“黒マー油(焦がしにんにく)”に関しては若干クセがあるので賛否分かれるかな?と思っていましたが、焦がし風味・“にんにく”ともに控えめというか強烈に利いているわけではありませんので、非常に丁寧で食べやすい“熊本ラーメン”であり、豚骨のコク深さ・まろやかさを活かしたクセになるテイストであることに間違いなく、そもそもマイルドな豚骨スープにぴったりなアクセントを加えたことで幅広い層に好まれる一杯を目指したのかもしれません!
このように、今回の“極麺処 熊本マー油とんこつ”は、じっくりと炊き出したかのような臭みのない豚骨の旨味を丁寧に利かせたクリーミーでコク深いスープにキリッとした“かえし(タレ)”や“黒マー油(焦がしにんにく)”をバランス良く合わせたことで食欲そそる焦がし風味と“にんにく”の旨味が広がっていき、豚骨スープも特に脂っこさがあるわけでもなく、黒マー油に関してもそこまでクセの強いものではありませんでしたから、全体のバランスが思ったより良く、そこに各種具材やすすり心地抜群なノンフライ細麺が絶妙にマッチした食べ応えのある一杯となっていたため、お好みによっては“熊本ラーメン”にぴったりな“おろしにんにく”をさらにちょい足しして味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「極麺処 熊本マー油とんこつ」を食べてみて、熊本県のご当地ラーメン“熊本ラーメン”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…コク深くクリーミーで濃厚ながらも“かえし(タレ)”や別添されている“黒マー油(焦がしにんにく)”をバランス良く合わせることで全体がうまく調和され、臭みのない豚骨の旨味が凝縮された最後まで飽きの来ないスープに仕上がり、そこに各種具材やお店さながらのノンフライ細麺が食欲をガツンと満たすクオリティの高い一杯となっていました!
やはり豚骨ラーメンはこういったキレの良さやアクセントなどが加わると一気に旨味が際立ちますね!特に今回の一杯は“黒マー油(焦がしにんにく)”が別添仕様となっているため、好みの味に調整しながら味わってみても良いでしょうし、もちろん“おろしにんにく”をさらに加えてみても良いかと思われますので、“熊本ラーメン”ならではのコク深い豚骨スープをお店さながらの細麺と一緒に味わいたい方におすすめの一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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