東洋水産

沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン!新ブランド“沼る”から登場した煮干し引き立つ風味豊かな一杯

沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年5月29日発売・東洋水産

この商品は、一点の特徴を際立たせたことでハマる美味しさ・ご当地の味わいをコンセプトにした新ブランド“沼る(ぬまる)”第1弾として登場したもので、醤油やチキンの旨味をベースに煮干しを強く利かせた沼る美味しさがタテ型レギュラーサイズといったちょうど良いボリュームで楽しめるフレーバーとなっており、そこに滑らかで粘りのある弾力を持ち、スープとの馴染みも非常に良い味付けを施したフライ麺が絡む煮干しに特化した一杯が登場です!

それも…フタを開けた瞬間から煮干しの香りが漂い、別添されている煮干し風味の特製油を加えることによって“青森風煮干し”といったご当地で人気のフレーバーに仕上がり、後味すっきりとしたテイストながらも煮干し本来の旨味が際立ち、そこに角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした沼る美味しさの一杯、“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”となっております。(値段:税別155円)
※最新のビッグサイズは税別245円

※「沼る」とは熱中する、夢中になる、ハマる、のめり込む、没頭する、という意味で用いられる俗語です。

ご覧の通りパッケージには、“沼(ぬま)るニボシ”といった今回のシリーズ名や商品名が大きく掲載され、コンセプトとしては上記の通り一点の特徴を際立たせたハマる美味しさのご当地タテ型カップ麺ということで、第1弾として登場したのがこの“青森風煮干し醤油ラーメン“となっており、今回は“にんにく”を強く利かせた沼る一杯、“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”も同時発売されています!

沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン パッケージ

一方こちら容器側面には…“煮干し引き立つ味わいが沼級に美味しい”と記載されているように、今回新たに登場したシリーズは素材の旨味をとことん追求したご当地カップ麺とのことで、東洋水産には他にもそういったシリーズがあったと思うんですが…改めて新ブランド“沼る”として2品同時発売、そして煮干しを前面に押し出した“青森風煮干し醤油ラーメン”は、文字通り煮干しに拘っているものの、チキンの旨味がコクを引き立てているようで、どれほど煮干しが突出しているのか?非常に気になるところ。。

ただ、個人的にガツンと煮干しを引き立てるならノーアニマルでも良かったのでは?と思いますが、そもそも“青森風煮干し醤油ラーメン”なので“あっさり系”の津軽ラーメンを意識しているのかもしれません!(そうなると今度はコンセプトからブレてしまうような気もします。。)

また、こちらには醤油やチキンをベースに煮干しをしっかりと利かせた深みのあるスープをはじめ、ほどよく味付けされた角刃の中太フライ麺がよく馴染み、他にも各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付挽肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

このように今回の“沼る煮干し 青森風煮干し醤油ラーメン”は、煮干しの旨味で沼る美味しさを表現しているようなんですが…動物系の旨味によってまろやかな醤油スープにまとまっているイメージがあり、口の中でざらつきを感じるほどニボニボ感が強いというよりも煮干しの美味しさを品良く引き立てているようにも感じられ、若干コンセプトが定まっていない印象を受けます。。

他にも特徴として…麺は上記の通りスープとの馴染みを考慮して味付けが施されているんですが、こちらもまたチキンエキスや粉末野菜、香辛料が使用されており、なぜか煮干しよりもチキンの旨味に拘っていて、食感は角刃らしく硬めのコシが心地良く、醤油やチキンの旨味をベースに煮干しの旨味を強く利かせたコク深く沼る美味しさが最後まで思う存分楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

醤油やチキンをベースに煮干しの旨味をガツンと利かせた沼る美味しさとのことでしたが…実際には煮干し感が非常に弱く、やはりチキンの旨味がコクを引き立てたことで比較的まろやかさが際立ってしまい、煮干しの美味しさで沼るほどのものではなく、全体のまとまりが非常に良いあっさり系煮干し醤油スープに仕上がり、醤油ならではのキリッとしたシャープな口当たりがバランス良く合わさったことでちょうど良いメリハリをプラスし、何より気になるのが麺の味付けで、チキンエキスによって味付けした他社メーカーでお馴染みの味に似通ったテイストとなっており、沼る煮干しの美味しさとは?…と考えさせられる一杯となっていました!
これは特に、比較的あっさり系の煮干し醤油スープが好みの方はもちろん、煮干しの旨味にチキンのコクを合わせ、まろやかながらも醤油感の強いキリッとした口当たりが心地良い青森風煮干し醤油ラーメンを気軽に味わいたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は東洋水産から新たに誕生した“沼る”第1弾として登場したフレーバーで、醤油やチキンをベースに煮干しを強く利かせ、具材に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、しっかりと味付けを施した角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチしたレギュラーサイズのちょうど良い一杯、「沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

【追記】この商品は2023年9月25日にビッグサイズとしてリニューアル発売されています!

沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトにした新ブランド“沼(ぬま)る”第1弾として登場したもので、醤油やチキンをベースに煮干しの旨味を強く利かせたことによって“青森風煮干し醤油ラーメン”といったあっさり系の煮干し醤油ラーメンを表現、煮干しに沼る美味しさということでニボニボとしたテイストかと思いきや…上品にも感じられるスープに仕上げ、そこにしっかりと味付けされた角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした煮干し引き立つ一杯、“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには仕上がりイメージが掲載されていないものの、容器側面と同じく深みのある紺を基調に“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”といった今回の商品名や新シリーズのロゴなどがシンプルに配置され、煮干しの旨味に拘った染み渡る味わいに期待できそうです!

一方こちらには“青森風煮干し醤油ラーメン”と記載されており、この“青森風”というのが若干紛らわしく聞こえるかもしれませんが…実際に青森のご当地ラーメンとしては主に“津軽ラーメン”と呼ばれるジャンルが存在し、あっさり系と濃厚系の2つに分かれ、今回は白湯スープではないことから、恐らく鶏ガラのあっさり系をイメージし、沼る煮干しの美味しさというのも…そもそも煮干しをがっつりと利かせたニボニボ感というわけではなさそうです!

また、こちらには“煮干し風味の特製油付き”とのことで“特製油”と記載されている調味料が別添されており、これを加えることによって煮干し風味がさらに増し、シリーズのコンセプトにある通り一点の特徴を立たせているようですね!…というか、今後このシリーズが第2弾、3弾と登場するのかどうか若干微妙なところではあります。。

それでは、今回の“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”がどれほど醤油やチキンをベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせた沼る美味しさに仕上がりとなっているのか?煮干しの風味を引き立てる別添調味料の特製油との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもしっかりと味付けを施し、コシの強い角刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り319kcal(めん・かやく265kcal / スープ54kcal)となっております。(塩分は4.4g)

カロリーは、レギュラーサイズ・煮干しの旨味を活かした後味の良いテイストということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり69g、麺の量は55gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと54kcalとのことで煮干しの旨味を利かせた後味の良い醤油スープにチキンのコクが下支えし、醤油感の強いキリッとしたメリハリがあり、素材本来の旨味を存分に活かした喉越しの良い仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、植物油や香味油脂をはじめ…

  • チキンエキス
  • 粉末煮干し
  • 食塩
  • しょうゆ
  • 香辛料
  • ポークエキス

といった、醤油やチキンをベースに煮干しの旨味をバランス良く利かせ、醤油や香辛料でメリハリのあるテイストを表現、それによって“青森風煮干し醤油ラーメン”といった割とあっさりとした中にも染み渡る煮干しの旨味が引き立ち、最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。

また、販売者は東洋水産のようですが、製造に関してはグループ会社である株式会社酒悦が担っているようです!

JANコード4901990374750
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物、チキンエキス、粉末野菜、発酵調味料、香辛料)、添付調味料(植物油、香味油脂、チキンエキス、粉末煮干し、食塩、しょうゆ、砂糖、香辛料、ポークエキス、たん白加水分解物)、かやく(味付挽肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸カルシウム、レシチン、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (69g) 当たり]
熱量319kcal
めん・かやく:265kcal
スープ:54kcal
たんぱく質8.2g
脂質15.8g
炭水化物36.1g
食塩相当量4.4g
めん・かやく: 1.4g
スープ: 3.0g
ビタミンB10.30mg
ビタミンB20.28mg
カルシウム145mg

引用元:沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン | 商品情報 – 東洋水産株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからすると…煮干し風味の特製油というだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!

そして具材には…

  • 味付挽肉
  • メンマ
  • ねぎ

が入っています。

このように今回の“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”に関してはスープと相性の良い具材が取り揃えられているものの…その量は割と多く、別添されている特製油でどれほど煮干しの風味が際立ち、沼る美味しさに仕上がっているのか非常に気になるところ。。

また、麺は先述した通りチキンエキスや粉末野菜、香辛料などによって味付けが施され、硬くコシの強い角刃の中太フライ麺が採用されていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたことでしっかりとした食感を表現、麺量55gながらも物足りなさを感じさせない食べ応えなんかも楽しめそうです!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:300ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に角刃の中太麺にはほどよい弾力や硬いコシが加わり、まだ別添されている特製油を加える前の状態ではありますが…醤油やチキンをベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせ、特製油によって煮干しの風味が引き立ち、まさに素材の旨味を活かした染み渡る醤油スープがしっかりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…非常にサラッとした無色透明の油分が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ…煮干しの風味を引き立てるとのことでしたが、実際のところそこまで煮干しの風味は強くなく、今回の煮干し醤油スープにコク深さをプラスしているように感じられます!

そのため、この特製油を加えても見た目としての変化はほとんどなく、そもそも煮干しの風味も弱いですね。。“青森風煮干し醤油ラーメン”といったあっさり系のテイストを表現しているんでしょうけど、そもそも本来のコンセプトが一点の特徴を立てたハマる美味しさとのことでしたから、個人的にはもっとニボニボ感を際立たせても良かったように感じられます!

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…煮干し醤油スープということもあって非常にサラッとした状態となっており、煮干しを利かせた沼る美味しさとのことでしたが、風味としても煮干し感はやや弱く、チキンの旨味によって若干コクが付き、染み渡る煮干しの旨味を下支えし、比較的煮干しの美味しさを丁寧に利かせた品のある一杯といったところ!

そして別添されている特製油を加えることで煮干しの風味というより調理感のあるコク深さがプラスされ、醤油の強いキレや旨味が喉越し良く、さらに具材に使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度が増していき、それと同時に食欲をしっかりと満たしてくれる安定感のある仕上がりのようです!(やはり若干コンセプトとの乖離がありますね。。)

また、煮干し醤油スープと言えば口の中でざらつきを感じさせるほどの魚粉なんかも使用されているんですが、原材料には粉末煮干しのみ記載されていたため、そこまで荒々しさといった感じはなく旨味としてスープに溶け込み、口当たり滑らかなテイストとしてバランス良く融合しているようで、新たに登場したブランド“沼る”では素材の旨味を単純に強く利かせただけでなく、美味しさを伴った上品なテイストがちょうど良いサイズで楽しめることに間違いありません!

ちなみに風味としては全体をしっかりと馴染ませてもそこまで煮干しの風味は感じられることもなく、思ったより丁寧で滑らかな舌触りで、まろやかな煮干し醤油スープがキレの良い“かえし(醤油ダレ)”と相性良く馴染み、濃厚と言うわけではありませんが…特に物足りなさを感じさせるものでもなく、煮干しの美味しさを活かした一杯となっています!

食べてみた感想

一口食べてみると…煮干しならではの荒々しさというよりもコク深くまろやかな煮干し醤油スープとなっていて、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさ”といったコンセプトほどの煮干し感ではありませんが、チキンの旨味がコク深く引き立てたことで当然物足りなさを感じさせることもなく、万人受けするかのような染み渡る味わいとなっており、ほどよい香辛料を加えたことによってキリッとしたメリハリが際立ち、全体的なバランスは濃厚というよりも素材の旨味を活かした深みのある一杯に感じられます!

そのため、商品名やパッケージのインパクトに期待していただくと…若干肩透かしを食らうかもしれませんね!正直煮干し感は弱く、それよりもチキンの旨味・コクが際立ち、なんと言っても味付けを施した麺はまさに煮干しの旨味をかき消すかのように香ばしいチキンの旨味が前面に押し出し、沼るニボシの美味しさという割には全体のバランスが悪く感じられるのではないでしょうか?もちろん煮干しの旨味も利いているんでしょうけど、“沼る”ほどのものではないような気がしますね。。

また、容器底には粉末スープや粉末煮干しなどが溜まっている可能性も十分考えられますので、しっかりと容器底から混ぜながらいただくと良いでしょう!そうすることで濃いめの煮干し醤油スープがコシの強い角刃の中太フライ麺とともに堪能でき、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくのと同時に満足度も増していく…そんな良い意味でクセのない仕上がりとなっているため、誰もが好むテイストであることに間違いなく、味も割と濃い目なので残ったスープに追い飯してみても良いかもしれません!

麺について

麺は、ご覧の通りしっかりと味付けされた角刃の中太フライ麺が採用されていて、硬めで強いコシを持つ食べ応え抜群な仕上がりとなっています!

そんな麺には、醤油やチキンをベースにじんわりと染み渡る煮干しの旨味を利かせ、さらに別添されている煮干し風味の特製油を加えることでほんのりと煮干しの香りが引き立った風味豊かな煮干し醤油スープがよく絡み、一口ずつに深みのあるチキンの旨味や染み渡る煮干しの味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわり香る煮干しの風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーは煮干しをガツンと利かせたテイストかと思いきや、意外とチキンの旨味でコクを引き立てた深みのあるスープとなっているようで麺量55gと夜食にもぴったりなレギュラーサイズですが、物足りなさといった感じはありません!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、挽肉という割にサイズは大きめで、じっくりと味わってみると…しっかりと肉質を感じるほどの仕上がり具合で、ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっていたため、まずはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応えのある中太フライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!

また、こちらのメンマも使用されていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感がたまらなく、メンマ特有の味付けはもちろろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯に対してちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらの“ねぎ”なんかも使用されていて、サイズ・部位ともにマチマチではありますが、ほどよいシャキシャキ感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の煮干し醤油スープの美味しさが引き立ち、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通り醤油やチキンをベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせ、別添されている特製油を加えることによって煮干しの風味がほんのりと際立ち、さり気なく香辛料を加えることでメリハリのある後味すっきりとしたテイストに仕上がり、煮干しを強く利かせたフレーバーとのことですが、実際にはチキンのコクも同じく際立ち、決してニボニボとした煮干し感に際立ったスープではなく、魚介系と動物系のWスープによるコク深い印象でしたので、唐辛子などでもう少しメリハリを付けた方が良いかもしれません!

そのため、沼る美味しさとは言え…煮干しだけが際立っているわけではなく、“青森風煮干し醤油ラーメン”といった割とあっさりめな煮干し醤油スープに仕上がり、麺に施した味付けは必要なかったように感じられます。。特に“沼るニボシ”というくらいですから、“青森風煮干し醤油ラーメン”に拘らず煮干しをガツンと利かせた方がインパクトありますし、パッケージのイメージ通りとなりますから、正直どっち付かずの一杯といった印象が残りますね。。

また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出し、ほんのり厚みも際立っていくことによってコクのある煮干し醤油スープではありますが、決して脂っこさや“くどさ”のある仕様というわけではなく、醤油ダレそのものもキレの良さを引き立てていますから、想像よりも複雑で繊細な味わいが印象的なテイストとなっています!ただ、どうしても煮干し感が足りない点が残念ではあります。。

しかも別添されている特製油を加えることによって、ほんのりと煮干しの風味が引き立つものの、思ったより落ち着いた雰囲気のテイストでしたから、見た目以上に後味すっきりとしたスープで、ニボニボ感がチキンの旨味によって調和されてしまい、今ひとつ突出した個性がないように感じられましたので、別途煮干しの粉末を加えたいくらいです!(これは常備しておきたいですね。)

このように、今回の“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”は、醤油やチキンをベースに煮干しの旨味を強めに利かせたことでキレの良い煮干し醤油スープを表現、さらに別添されている特製油を加えることでほんのりと煮干しの風味が際立ち、さり気なく使用された香辛料がキリッとしたシャープな口当たりをプラス、そこに硬くコシの強い角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした最後まで飽きの来ないフレーバーとなっていたため、お好みによっては煮干しを利かせた醤油スープと相性の良い唐辛子などの香辛料をさらに加えて刺激的なアクセントを際立たせてみても良いでしょう!

まとめ

今回「沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン」を食べてみて、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトとして新たに登場した“沼(ぬま)る”第1弾の一杯には…醤油やチキンをベースに煮干しの旨味を強めに利かせ、別添されている特製油がほんのりと煮干しの風味を際立たせ、コク深くも後味すっきりとした煮干し醤油スープに仕上げ、さらにしっかりと味付けを施した角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした風味豊かな一杯となっていました!

ただ、どうしても“沼るニボシ”といったイメージからはかけ離れた仕上がりで、どちらかと言えば煮干しの美味しさが控えめ?というほど印象が薄かったので、コンセプト通りなのか?それとも“青森風煮干し醤油ラーメン”といった再現系のテイストなのか微妙なところだったので…もし続編が登場するならもっと一点だけの素材に際立ったフレーバーに期待したいですね!

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

カップ麺のおすすめランキングについてはこちら

この記事を読んだあなたにおすすめ!

この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です