「深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん」を食べてみました。(2023年11月20日発売・エースコック)
この商品は深夜だけ開く知る人ぞ知る札幌の行列店“麺屋すずらん”の人気メニュー“味噌らーめん”の味わいを同店監修によってタテ型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、チキン・ポーク・魚介の旨味にアクセントとして“おろし生姜”を利かせたことによって深みのあるWスープに仕立て上げ、そこにほどよい弾力と滑らかさを併せ持った角刃の太麺(フライ仕様)が絶妙にマッチしたシメに食べたい一杯、“深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通り、パッケージには“深夜だけ開く札幌すすきのの名店”、“麺屋すずらん”といった今回の商品名などが記載され、そもそもここ“麺屋すずらん”は店主“鈴木 幹直”氏によって2012年9月にオープンし、札幌の繁華街“すすきの”の割とディープな場所に位置するラーメン店であり、テイストの異なるメニュー展開を行う密かな人気店です!
そしてこちら容器側面にはポークやチキンをベースに魚介の旨味や香味野菜を利かせた深みのあるWスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…鶏・豚味付肉そぼろ、もやし、“ねぎ”が入っているようです!
ちなみに“麺屋すずらん”の営業時間は22:00から翌4:30で、まさに“すすきの”で飲んだシメに訪れる方が非常に多く、深夜に行列が出来ていることも珍しくない人気店監修のカップ麺ということもあってコク深くも香味野菜や香辛料を利かせた後味の良さがバランス良く融合し、最後まで飽きの来ない旨味溢れる味わいにはかなり期待したいところ!
他にも特徴として…麺は実店舗で使用している“さがみ屋製麺”のプリシコな縮れ麺さながらのもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、味付けを施したことでスープとの馴染みも非常に良く、それによってポークやチキンをベースに魚介の旨味や香味野菜などをバランス良く合わせた札幌の知る人ぞ知る人気行列店“麺屋すずらん”らしい深みのある繊細な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
動物系や魚介系の旨味をブレンドし、香味野菜や香辛料などを合わせたWスープには、調理感のある旨味エキスといった脂・油分が良い意味でのこってり感を演出、確かに美味しいんですが、やはりシメに食べるテイストらしく意外とあっさりとした印象が強く、濃厚というよりも素材の旨味を存分に活かした味噌スープで、“おろし生姜”や香辛料がキリッとした口当たりを引き立て、そこに割とガシッとした角刃の太麺が食欲を満たす後味すっきりとした一杯となっていました!
深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん
今回ご紹介するカップ麺は、札幌の繁華街“すすきの”のど真ん中に位置する人気行列店“麺屋すずらん”の人気メニュー“味噌らーめん”の味わいを再現したもので、ポークやチキンをベースに魚介の出汁や“おろし生姜”などをバランス良く合わせ、別添されている液体スープに含まれる脂・油分が調理感を引き立て、噛み応え抜群な角刃の太麺(フライ仕様)が食欲を満たす食べ応え抜群な一杯、“深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…赤を基調に“麺屋すずらん”、“〆に食べたいこの一杯”といった文言や愛くるしいイラストイメージがシンプルに掲載されており、やはり札幌と言えば味噌ラーメンですからね!コク深くも“おろし生姜”が利いた後味の良い仕上がりに期待できそうです!
一方こちらには、今回再現された“麺屋すずらん”についての特徴などが簡単に記載されており、これによると…“人気のご当地札幌すすきののど真ん中で22時以降にしか開かない愛くるしい看板が目印の名店。豚骨と鶏ガラに魚介ダシをブレンドし、生姜を利かせた深みのあるWスープが特徴の「味噌らーめん」は、並んでも食べたい一杯です。”とのことで、素材の旨味を活かした複雑で繊細な旨味や香味野菜のクセになる味わいなど、体温まるコク深いテイストが伝わってきます!
ちなみにここ“麺屋すずらん”の創業は2012年9月、店主である“鈴木 幹直”氏が味噌ラーメンの名店“すみれ”やスープカレーの名店“マジックスパイス”での修行経験を経た後、札幌市中央区南5条西4丁目にオープンさせたのがはじまり。看板メニューは特になく(どれも人気とのこと。)、あっさり系の鶏出汁スープと魚介出汁を利かせたWスープの2種類、生姜を利かせた“味噌らーめん”、不定期に登場する“黄色い丼(カレーラーメン)”があり、サイドメニューなんかも豊富な人気ラーメン店です!
それでは、今回の“深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん”がどれほどポークやチキンをベースに魚介の出汁をブレンドしたWスープに仕上がっているのか?食欲そそる“おろし生姜”や香辛料との兼ね合いはもちろん、もっちり感とした弾力とほどよいコシを併せ持つフライ仕様の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り395kcal(めん・かやく304kcal / スープ91kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、タテ型ビッグサイズ・動物系×魚介系のWスープといったコク深い味噌スープという割に思ったより低めな数値のようで、塩分もこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり95g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけでだと91kcalとそれなりの数値を占めていることから、素材の旨味を存分に活かした“麺屋すずらん”らしい深みのあるテイストをカップ麺に再現、“おろし生姜”を利かせたメリハリの付いた最後まで飽きの来ない仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ジンジャーペーストや“粉末みそ”をはじめ…
- 豚脂
- 食塩
- 植物油脂
- みそ
- ポーク調味料
- しょうゆもろみ加工品
- オニオンエキス
- おからパウダー
- 鶏油
- ポークエキス
- みそ加工品
- 魚介パウダー
- チキン調味料
- 魚介エキス
- ガーリックペースト
- ガーリックパウダー
- チキンエキス
- コンブエキス
- シイタケパウダー
といった、ポークやチキンをベースに魚介や“にんにく”を合わせ、特製ペーストで生姜の風味を際立たせ、さらに調理感のある脂・油分がコクを引き立てた深みのある味噌スープに仕上げ、最後まで飽きの来ないメリハリの付いた味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 兵庫工場(兵庫県)
JANコード 4901071402709 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(ジンジャーペースト、粉末みそ、豚脂、食塩、植物油脂、みそ、ポーク調味料、しょうゆもろみ加工品、オニオンエキス、おからパウダー、砂糖、鶏油、ポークエキス、みそ加工品、魚介パウダー、チキン調味料、魚介エキス、ガーリックペースト、ガーリックパウダー、酵母エキス、チキンエキス、醸造酢、コンブエキス、シイタケパウダー、全卵粉)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、もやし、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、香料、カラメル色素、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 395kcal たんぱく質 8.3g 脂質 15.4g 炭水化物 55.9g 食塩相当量 5.9g
(めん・かやく1.6g/スープ4.3g)ビタミンB1 0.41mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 229mg
開封してみた
開封してみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、他に液体スープがひとつ入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製ペースト”と記載された調味料が別添されています!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、液体スープには動物系・魚介系の旨味などを含む若干トロッとした味噌スープでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!(特製ペーストには“おろし生姜”が含まれています。)
また、具材には…
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- もやし
- ねぎ
が入っています。
さらに、麺はご覧の通り角刃の太麺が採用されていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、札幌の味噌ラーメンにぴったりな食べ応えのある食感に期待できそうです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力やガシッとした強いコシが加わり、まだ別添されている液体スープや特製ペーストを加える前の状態ではありますが、ポークやチキンをベースに魚介出汁をブレンドし、アクセントとして“おろし生姜”を利かせたWスープに仕上げ、噛み応えのある太麺が食欲をガツンと満たす深みのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…初めに無色透明な脂・油分がサラッとした状態で出てきて、その後トロッとした味噌スープが出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
続いて特製ペーストも加えていきます!
こちらは“おろし生姜”なので、最後に添えて少しずつ馴染ませながら食べ進めてみても良いかもしれません!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして全体にスープが馴染むと、思ったよりサラッとした状態でコク深いというよりも後味すっきりとした印象で、特製ペースト(おろし生姜)を加えたことによって食欲そそる香味野菜の旨味が際立ち、なんと言ってもスープ表面に広がる上質な脂・油分が好印象といったところ!
ただ、この仕上がりを見る限り個人的にはWスープによる旨味がしっかりと活かしたことで最後まで飽きることなく楽しめるフレーバーで、肉類の具材からも良い旨味が滲み出し、シンプルながらも“麺屋すずらん”らしい飲んだシメにぜひ食べたい味わいが再現され、濃厚・こってりといったテイストではなさそうです!ただ、表面に浮かぶ脂の層が熱々のスープを閉じ込めているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…ポークやチキンをベースに魚介の出汁をブレンドし、“おろし生姜”でアクセントを付けたWスープという割に意外とあっさりとしていて、表面に浮かぶ脂や油分もコクをプラスする程度で正直旨味としてはかなり弱いですね。。この辺りに関してはシメに味わうならちょうど良いのかもしれませんが、日中しかもカップ麺で味わうとなればもう少しこってり感や濃厚感があった方が食べた感があったような気もします!とは言え…繊細な味わいで後味すっきりとした味噌スープが好みの方ならかなりハマる一杯に間違いありません!
そして、キリッとした“かえし(味噌ダレ)”がしっかりとしていて、表面に浮かぶ脂・油分がちょうど良いコクをプラス、さらに“にんにく”や“おろし生姜”など香味野菜が旨味を引き立てるわけですが、こちらに関しても弱いですね。。お好みで“おろしにんにく”や“おろし生姜”を足して味を調整したいところ!やはりこのフレーバーはシメにぴったりなのかもしれません!ただ、シメだからと言ってあっさり系が全てではなく、意外とこってりとしたラーメンを食べたくなる時もあるんですよね。。
そのため、ここ“麺屋すずらん”の人気メニュー“味噌らーめん”は素材の旨味を駆使した繊細で飽きの来ないテイストで、香味野菜がほどよく利いていますから、食べ進めていくに連れて体の中からポカポカと温まり、しかもスープ表面にはラードのような脂・油分が広がることでスープも熱々で楽しめます!ちなみに営業時間が完全に夜型、そして場所も“すすきの”のど真ん中ということもあって地元の私ですら食べたことがないんですが…恐らく再現性はそこまで高くないかと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃の太麺ということで、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、まさにお店さながらの仕上がりとなっています!この辺は敢えてフライ麺を使用した方が弾力も強くて合っているのかもしれませんね!
そんな太麺には、ポークやチキンをベースに魚介の出汁を合わせ、“おろし生姜”などをバランス良く合わせたWスープがよく絡み、“くどさ”のない繊細な味わいやキリッとした味噌ダレの旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
具材について
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されていて、“肉そぼろ”というだけあってやや小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはしっかりとスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強い太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“もやし”は若干頼りない細めの仕様ではありましたが、実際味わってみると…思いのほかシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、様々な部位がほどよいサイズにカットされたことで“もやし”と同じくシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで深みのあるWスープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、ポークやチキンをベースに魚介や“にんにく”の旨味を利かせ、別添されている特製ペーストを加えることで生姜の風味が広がり、コク深くも後味すっきりとした意外と軽やかな仕上がりとなっています!
そしてスープ表面に浮かぶ上質な脂や油分が調理感のある深みを引き立て、飲んだシメにちょうど良いメリハリの付いたテイストと言え、そのおかげで最後まで飽きることなく、繊細な味わいが楽しめる味噌スープが特徴的で、良くも悪くも濃厚感とはまた違った複雑なフレーバーといったところ!
また、具材に使用された“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出していき、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなやみつき感のある美味しさに際立ち、特に変なクセもありませんから幅広い層に好まれる一杯であり、Wスープに香味野菜を利かせた安定感のある味わいがじっくりと楽しめるかと思われます!
まとめ
今回「深夜だけ開く札幌すすきのの名店 麺屋すずらん 味噌らーめん」を食べてみて、札幌の繁華街“すすきの”のど真ん中に位置する22:00〜翌4:30の完全夜型営業にも関わらず飲んだシメに訪れる方が多い行列店“麺屋すずらん”の人気メニュー“味噌らーめん”をカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンをベースに魚介や“にんにく”を利かせ、特製ペーストで生姜の風味が広がる後味さっぱりとした味噌スープに際立ち、そこに食べ応えのある角刃の太麺が食欲を満たす深みのある仕上がりとなっていました!
やはり動物系・魚介系を合わせたWスープは繊細で美味しさも引き立ちますね!特に今回の一杯は“にんにく”の旨味や生姜の風味なんかも合わせたテイストでしたので、まさに飲んだシメにもちょうど良く、麺に関してもフライ仕様によってガシガシとした強い弾力を表現、何よりスープ表面に広がる脂・油分が熱々のスープを閉じ込め、札幌ならではの濃厚な味噌ラーメンとはひと味違った後味の良いフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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