「らーめん五丈原 塩とんこつ」を食べてみました。(2024年3月5日発売・東洋水産/ローソン限定)
この商品は、札幌の繁華街“すすきの”の少し外れに本店を構える名店“らーめん 五丈原(ごじょうげん)”の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”の味わいを同店監修によって縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、豚骨の旨味をベースに“ごま”を利かせ、背脂加工品がたっぷりと加えられた後味の良い塩豚骨スープに仕上げ、まさに最後まで飽きの来ない飲んだシメにもぴったりな一杯、“らーめん五丈原 塩とんこつ”となっております。(税込278円)
ご覧の通り、パッケージには名店“五丈原”の看板をイメージさせる赤を基調に店舗ロゴや“塩とんこつ”といった今回の商品名、そして白濁としたクリーミーで後味すっきりとした豚骨スープに背脂がたっぷりと使用された仕上がりイメージなんかも掲載されており、2021年4月20日以来久しぶりの登場です!
そしてその“五丈原”の特徴としては…やはり一番人気の“とんしおらーめん”と呼ばれる“塩豚骨ラーメン”となっていて、豚骨の旨味に拘ったクリーミーかつ濃厚でありながらも後味すっきりとした味わいで、丁寧に炊き出したことによって豚骨臭はまるでなく、まさに昼夜問わずあっさりとした豚骨ならではの美味しさが堪能できるという点が挙げられます!
一方こちら容器側面には、“まろやかでコクのある塩とんこつスープに、こってり背脂入り!”と記載され、その背景にはサラッとしていながらも白濁とした乳化感のある豚骨スープにたっぷりと背脂が加わったことによってコク深さが引き立った仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…背脂加工品・味付豚肉・ごま・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!他にもほんのりラー油のような油分も確認できますね!(背脂が加わっているので今回再現されているのは“背脂とんしおらーめん”だと思われます。)
しかもここ“五丈原”周辺にはまず、斜め向かいに全国的人気を誇る“えびそば一幻(総本店)”があり、さらに近くにはこちらも大変人気の“らーめん信玄(南6条店)”といった名店がひしめく中、負けじと行列を作る札幌の人気ラーメン店のひとつです!
他にも特徴として…麺はやや細め・幅広なフライ麺が採用されており、旭川の製麺会社“佐藤製麺”による旭川ラーメン特有の低加水率の麺を再現しているかのような強いコシが心地良く、あっさりとした中にもコク深くまろやかな豚骨の旨味が凝縮されたスープにたっぷりと使用された背脂がほどよいこってり感をプラスし、最後までじっくりと上品な塩豚骨スープが楽しめるというわけです!
丁寧に抽出したかのような臭みのない豚骨の旨味が凝縮されたあっさりとした豚骨スープには、大粒の背脂がたっぷりと使用されたことによってコク深さが際立ち、それによってこってり感を演出するも…基本は後味すっきりとした飲み心地抜群なテイストとなっており、決して脂っこさ・“くどさ”といった感じはなく、実店舗ならではのメリハリの付いたキレ・コクのあるまろやかな味わいとなっていました!
らーめん五丈原 塩とんこつ
今回ご紹介するカップ麺は、丁寧に炊き出した豚骨の旨味を溶け込ませたコク深くクリーミーなまろやかさがクセになる“とんしおらーめん”を看板メニューとする“すすきの”の名店“五丈原”の味を再現したもので、後味すっきりとした塩豚骨スープに背脂を豊富に使用したことでコク深さが際立ち、最後まで全く飽きの来ない味わいがたっぷりと楽しめる一杯、“らーめん五丈原 塩とんこつ”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…仕上がりイメージこそ掲載されていませんが、容器側面と同じく実店舗の看板の赤を基調に店舗ロゴや“塩とんこつ”といった今回の商品名が記載され、シンプルながらも何度食べても飽きの来ない後味すっきりとした名店の味をイメージさせます!
また、こちらには“二代目店主 東 英俊 監修”と記載されているように、ここ“五丈原”の創業は1994年、旭川出身の“東 俊治”氏によって豚骨の旨味を活かした“とんしお”を看板メニューとしてオープンさせたのがはじまり、現在では2代目となる“東 英俊”氏がその味を引き継いでいるようです!(他にも“月寒店”がありましたが、建物の老朽化を理由に2022年7月末に惜しくも閉店しています。)
…というか、この“すすきの”の外れ周辺は飲んだシメでラーメンを食べるお客さんが非常に多く、深夜でも行列ができていても珍しくないエリアであり、この“五丈原”もまた昼時でも客足の絶えない人気店で北海道のお土産にも販売されているため、道外でもご存知の方は多いのではないでしょうか?
ちなみに店舗外観はこちら容器側面にも掲載されている通り年季の入った割とこぢんまりとした佇まいとなっていて、中道に入った東本願寺の斜め向かい辺りに位置し、駐車場は店舗横に5台分用意され、他にも周辺にはパーキングもあるので駐車に関しての不便さはありません。
そして他にも“燕三条らーめん”といった新潟でお馴染みのテイストや“ますらお”といった二郎系の一杯など…看板メニューの“とんしお”以外にもバラエティに富んだ味わいが色々と楽しめる人気ラーメン店で、個人的にも何度も足を運んだことのある名店のひとつです!
そのため、“五丈原”の看板メニュー“とんしおらーめん”に加え、切れ端のチャーシューを利用した名物“チャーシューおにぎり”はもちろん、他にも当時なかった“ますらお”といった二郎系のガツ盛りメニューを提供したりと工夫を凝らした営業によって今もなお客足の絶えない人気店となっています!実店舗の詳細については下記のページもぜひご覧ください!
それでは、今回の“らーめん五丈原 塩とんこつ”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせたコク深くまろやかな仕上がりとなっているのか?豊富に使用した大粒の背脂や“ごま”によるこってり感や食欲そそる香ばしい風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れの良いコシが表現された中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り463kcal(めん・かやく337kcal / スープ116kcal)となっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、名店“五丈原”の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”らしく後味の良い豚骨の旨味を凝縮させたコク深いテイストながらもそこまで高い数値というわけではなく、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり98g、麺の量は70gとのこと!
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと116kcalと思ったよりも高めな数値を占めており、後味すっきりとした塩豚骨スープながらもたっぷりと使用された背脂によって物足りなさを感じさせないコク深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩をはじめ…
- 豚脂
- 植物油
- すりごま
- 香辛料
- 香味油脂
- 魚介エキス
- 粉末野菜
- こんぶエキス
といった、豚骨の旨味を引き立てるかのような材料が豊富に使用されており、“五丈原”の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”らしい後味すっきりとした中にもコク深くクリーミーな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード | 4901990377607 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、豚脂、植物油、砂糖、すりごま、香辛料、香味油脂、たん白加水分解物、酵母エキス、魚介エキス、粉末野菜、こんぶエキス)、かやく(背脂加工品、味付豚肉、ごま、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カラメル色素、パプリカ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (98g) 当たり]
熱量 | 463kcal |
---|---|
たん白質 | 10.4g |
脂質 | 24.7g |
炭水化物 | 49.8g |
食塩相当量 | 6.1g めん・かやく: 1.8g スープ: 4.3g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
カルシウム | 235mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ割とサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 背脂加工品
- 味付豚肉
- ごま
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通りやや細め・幅広なフライ麺が採用されており、実店舗で使用されているほんのり“ちぢれ”を付けたすすり心地の良い仕上がりをイメージさせます!
調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの中細麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に細めの麺にはもっちりとした弾力やほどよいコシが加わわり、まさに名店らしい臭みのないあっさりとした塩豚骨スープに背脂が絶妙にマッチした旨味溢れる飽きの来ない一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…ピリッとした辛みを思わせるラー油のようなオレンジ色を帯びた油分が出てきますので、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、特にクセのある風味などは感じられません!
では、よーくかき混ぜていきます。
そしてスープが全体に馴染むと…やはり“背脂とんしおらーめん”=“塩豚骨ラーメン”というだけあって非常にサラッとした仕上がりで、じっくりと炊き出した豚骨の旨味を利かせた後味の良いスープにたっぷりと背脂が使用されたことによってコク深さ・濃厚感が加わり、このピリッとした辛みがプラスされたことで最後まで飽きの来ないメリハリの付いた味わいが楽しめそうです!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、しっかりと容器底から混ぜながら食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなクオリティの高いテイストが想像以上に再現されているようで、スープに浮かぶ上質な油分もまた調理感があって良いですね!(表面には赤みを帯びた油分が広がっていますが、基本は乳化感のある白濁としたクリーミーな塩豚骨スープとなっています。)
食べてみた感想
一口食べてみると…この塩ベースならではのあっさりとした感じ、それでありながらも豚骨の旨味をしっかりと感じさせるコクやまろやかさが特製油に含まれるピリッとした辛みとしてのアクセントと絶妙にマッチしたことでメリハリが付き、大粒の背脂がたっぷりと使用されたことによってコク深さが際立ち、スープ全体のバランスは非常に良いですね!個人的に実店舗の味もよく知っているんですが、これは割と再現性高いのではないでしょうか?
そのため、縦型ビッグサイズといったボリューム感のある一杯ながらも最後まで全く飽きることもなく、丁寧に処理された豚骨ならではのクリーミーな味わいが後味の良さと背脂のコクによってうまく調和され、アクセントに加えられた辛みがビシッとスープの美味しさをまとめているようにも感じられます!もちろん辛いというよりもキレの良さをプラスしている程度です!
そしてなんと言っても豚骨特有の獣臭はどこにもなく、じっくり丁寧に炊き込んだかのような豚骨のクリーミーな旨味はもちろん、キリッとしたシャープな飲み口によってついついスープが止まらなくなりますね!そのため、お好みによっては塩豚骨と相性抜群な“おろしにんにく”をちょい足ししてみても良いかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通りやや細め・幅広な仕様となっていて、ほんのり“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備えたすすり心地抜群な仕上がりとなっていて、麺量70gによって食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には、丁寧に抽出したと思われる豚骨の旨味をしっかりと利かせたキレ・後味の良いコク深くまろやかなスープがよく絡み、上質な豚骨の旨味や背脂のコクなどが口いっぱいに広がっていき、豊富に使用された“ごま”による香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、若干小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどすすり心地抜群な麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの背脂は数・サイズともに申し分のない具材で、そもそも背脂自体に脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、丁寧に抽出された豚骨の旨味をコク深く引き立て、実店舗の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”の味わいを臨場感高く際立たせているように感じられます!
さらにこちらのメンマは、ほどよいサイズでコリコリとした食感が心地良く、メンマならではの味付けや素材本来の味わいもしっかりと感じれられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩豚骨スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、じっくりと丁寧に炊き出したことで全く臭みのない豚骨の旨味が溶け込み、サラッとしたキレ・後味の良い仕上がりながらも豊富に使用された背脂加工品によってコク深さが際立ち、“こってり”というと若干誤解を生むかもしれませんが、塩豚骨ということもあって深みのあるテイストといったところで脂っこさや“くどさ”は全くなく、最後まで飽きの来ない非常に上品な仕上がりとなっています!
そして今回は別添されている特製油に含まれているアクセント程度の辛みがちょうど良いキレを後押しし、それによってメリハリのあるキリッとした口当たりが好印象で、これはぜひローソン名店シリーズとして定番化してほしいところですね!(今回もまた残念ながら期間・数量ともに限定です。)
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉や背脂からも良い旨味が滲み出すことで徐々にコク深さ・満足度も増していき、そもそも基本的に“塩豚骨”なので飽きる要素がほとんどありませんし、クリーミーなスープにちょうど良いアクセントが加わったことによって単調になりがちな豚骨スープにメリハリが付いて、名店ならではの味わいが気軽に楽しめることでしょう!
そして、今回の“五丈原”監修によるカップ麺は割と久しぶりの登場ということで、非常に丁寧に炊き出した豚骨の旨味にはクセがなく豚骨臭も全くありませんから、男女問わず好評な一杯であることに間違いなく、飲んだシメにもちょうど良いあっさり感とコク深さがうまく融合されたテイストは割と再現性も高く感じられることと思われます!
まとめ
今回「らーめん五丈原 塩とんこつ」を食べてみて、札幌の名店“五丈原”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…実店舗さながらの豚骨の旨味が品良く溶け込み、あっさりとしていながらもクリーミーな美味しさがたまらなく、背脂に関しても豊富に使用されたことによってコク深さが際立ち、まさに飲んだ後のシメにもちょうど良い軽やかなテイストであり、豚骨の旨味もしっかりと楽しめる満足度の高い仕上がりとなっていました!
やはり“五丈原”と言えばこのあっさりとした中にも物足りなさを感じさせない豚骨の旨味が凝縮されている点が何度食べても飽きさせないポイントで、今回のフレーバーにはそういった丁寧に抽出された豚骨の旨味がしっかりと再現されており、後味すっきりとした塩豚骨として相性良く馴染んでいたため、再現性も高く好評の一杯と言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!