「天下一品監修 こってりラーメン」を食べてみました。(2024年2月27日発売・ローソン限定)
この商品は、関西を中心に店舗展開を行う濃厚な鶏白湯で人気のラーメンチェーン店“天下一品(てんかいっぴん)”の看板メニュー“こってり”の味わいを同店監修によって電子レンジの簡単調理で楽しめるチルド麺に再現したもので、鶏の旨味をベースに“にんにく”や唐辛子をバランス良く利かせたことによって粘度の高い“こってり感”のある鶏白湯スープに仕立て上げ、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた中細麺が絡む臨場感の高い一杯、“天下一品監修 こってりラーメン”となっております。(値段:税別598円)
上記の通り容器を覆うラベルには黒を基調に“天下一品”、“こってりラーメン”といった店舗ロゴなどがシンプルに配置され、実店舗では基本的に“こってり”を看板メニューに“あっさり”や“屋台の味(こってりとあっさりの中間)”といった3種類のスープから選ぶことができ、個人的にも“天下一品 すすきの店(現在は閉店)”に行ったことがありますが、“こってり”は文字通りドロッとした粘度があり、一杯当たり949kcal・脂質66.2gとその数値からも非常に濃厚・こってりとした鶏白湯スープであることがわかります!
※参考:栄養成分・アレルギー情報 – 天下一品 -鶏がらベースのこってりラーメンが自慢!-
そんな超こってりな“天下一品”の看板メニューは2021年の創業50周年を記念にカップ麺化(西日本2021年9月21日発売・2021年10月25日全国発売)されており、もちろんSNSなどでも大変話題となり、今回はレンジ麺としてワンランク上の味わいが再現されているものと思われますから、気になっている方も多いのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺はレンジ麺ということで生麺さながらのもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた角刃の中細麺が採用されており、中華麺としての食感や実店舗さながらの密度感が再現され、スープもドロッとした“とろみ”が付いたことで麺との絡みも非常に良く、それによって鶏をベースに“にんにく”や唐辛子をバランス良く利かせた超濃厚な鶏白湯スープに後味すっきりとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いアクセントやメリハリとなり、臨場感の高い味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
じっくりと炊き出したかのような臭みのない鶏の旨味が品良く濃厚な鶏白湯スープとして再現され、口の中でほんのりとざらつきを感じるほどの粘度があり、こってり感のあるスープでありながらも後味すっきりとした全体のバランスが心地良く、弾力のある中細麺にもよく絡む…というよりも麺がスープを持ち上げるかのようなドロドロ・こってりなテイストに仕上がり、そもそも鶏の旨味がベースということもあって決して脂っこさといった“くどさ”はなく、“にんにく”や唐辛子がバランス良く馴染んだことで最後まで飽きることもありませんし、ずしっと重みのある麺によって食欲もガツンと満たされるクオリティの高い一杯となっていました!
天下一品監修 こってりラーメン
今回ご紹介する商品は、全国にチェーン展開する人気ラーメン店“天下一品”の看板メニュー“こってり”を同店監修によってレンジ麺に再現したもので、2021年に創業50周年を迎えた名店の味わいが電子レンジの簡単調理で楽しめる一品であり、じっくりと炊き出した鶏の旨味をべースに“にんにく”や唐辛子でメリハリを付けたことで実店舗らしく最後まで飽きの来ない超濃厚な鶏白湯スープに仕立て上げ、そこにほどよい弾力とコシを兼ね備えた角刃の中細麺がしっかりと絡む臨場感の高い一杯、“天下一品監修 こってりラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入。
また、今回は他にも“天下一品監修 からあげクンこってり味”や“天下一品監修 こってり天津チャーハン”、“天下一品監修 こってりスープ仕立ての炒飯おにぎり”や“天下一品監修 こってりスープ餃子5個入”など、以前ご紹介した“キンレイ 天下一品監修ラーメン(税別459円)”を含む”計11品目にも及ぶ商品がローソンの“天下一品こってりフェア”にて登場しています!
※詳しくはこちら「天下一品 こってりフェア開催!|ローソン研究所」もご覧ください。
一方、今回のレンジ麺は…すでにスープ・麺・具材が容器に盛り付けられ、ラベルを剥がしてそのまま電子レンジで調理するだけで本格感のある味わいが熱々で楽しめる一品であり、そもそもここ“天下一品”は粘度のあるドロッとした鶏白湯スープが大変人気を博し、今では店舗数も全国200店を超え、もはや鶏白湯の老舗有名店とも言える名店の味が自宅で味わうことができます!
ちなみにここ“天下一品”の創業は1971年(昭和46年)、創業者である“木村 勉(きむら つとむ)”氏が36歳の時、京都の銀閣寺周辺で屋台からスタートさせたのがはじまり。なんと初日の売り上げはたった11杯とのことで…その後、屋台を引きはじめてから4年もの間、“お客さんが来てくれる味”を試行錯誤の末に誕生したのが“天下一品”秘伝の“こってりスープ”、そして1975年8月には現在の“総本店”となる京都府京都市左京区一乗寺築田町94に初の店舗を構え、現在では“あがりゃんせ”を含む219店(2024年3月時点)もの店舗展開を行う一大ラーメンチェーン店です!
そして、経営母体は1981年(昭和56年)に設立した“株式会社天一食品商事”が取り仕切り、創業者である“木村 勉”氏が会長を務め、御子息の“木村 一仁(きむら かずひと)”氏が2018年6月に代表取締役社長に就任しています。
その気になる“天下一品”の実店舗に関しては下記の記事もぜひご覧ください!(北海道にも唯一“すすきの店”がありましたが、惜しくも2021年9月12日で閉店しています。)
それでは、今回の“天下一品監修 こってりラーメン”がどれほど鶏ガラなど鶏に拘った粘性の高い濃厚・こってりとしたインパクトのある仕上がりとなっているのか?濃厚な鶏白湯スープにキレの良さをプラスする醤油ダレをはじめ、食欲そそる“にんにく”や唐辛子を利かせたアクセントとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもレンジ麺らしい本格感のあるもっちりとした角刃の中華麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り402kcalとなっております。(塩分は6.36g)
カロリーは、レンジ麺・濃厚でこってりとした鶏白湯スープの割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たりのg数や麺の量は記載されていません。
また、カロリーの内訳も特に記載されていませんが…鶏の旨味を凝縮させた濃厚な鶏白湯スープですから、恐らく100〜200kcalくらいの数値を占めているような気はします!ただ、全体のカロリーは思ったより低めなので、素材の旨味を存分に活かしたことで“天下一品”の看板メニュー“こってり”の味わいを忠実に再現し、非常に濃厚で“こってり感”を際立たせた拘りの仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープは、“唐辛子入鶏白湯スープゼラチン”でまとめられており、鶏ガラをじっくりと炊き出したコク深くまろやかなテイストに“にんにく”や唐辛子などアクセントとなる材料をバランス良く合わせたことで粘性の高い“こってり感”を再現、まさに“天下一品”の看板メニュー“こってり”をレンジ麺として気軽に楽しめる後味すっきりとした味わいを想像させます。
JANコード | 2314907720298 |
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原材料名
唐辛子入鶏白湯スープゼラチン(国内製造)、茹中華麺、焼豚、味付メンマ、ネギ/増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類)、かんすい、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、カラメル色素、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1包装当たり]
熱量 | 402kcal |
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たんぱく質 | 28.7g |
脂質 | 7.2g |
炭水化物 | 57.3g |
食塩相当量 | 6.36g |
開封してみた
まずフタを開けてみると、ご覧の通り専用の器にスープ・麺・具材がすでに盛り付けられた状態で盛り付けられています!(麺・具材とスープの間に仕切りなどもありません。)
この辺りに関してはカップ麺とは違って本格感がありますね!焼豚に関しても1枚ながらも割とサイズが大きめですし、メンマ・“ねぎ”に関しても申し分ありません!それよりも“天下一品”はスープが特に注目するべきポイントですから、具材に関しては若干物足りなくてもさほど気になりません!
調理してみた
ではさっそく内袋を開封して電子レンジで調理したところがこちら!
今回は500W・5分で調理しました。(1500Wの場合は1分40秒)
すると…ゼラチン状だったスープがしっかりと溶け、お店さながらの熱々の状態で麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、やはり鶏ガラを中心に拘りの濃厚な鶏白湯スープが印象的で、他にも“にんにく”や唐辛子でメリハリを付けたことによって麺・スープどちらも本格感のある食感や味わいが楽しめる臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
また、具材に使用されている焼豚やメンマも絶妙にマッチしたことで、より一層本格的な一杯に感じられ、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと粘性の高い“天下一品”ならではの濃厚・こってりとしたスープにちょうど良いアクセントが加わったメリハリのある味わいが楽しめるかと思われます!あのドロッとしたスープは濃厚ながらも後味すっきりしていて美味しいんですよね!若干賛否ありますが…
そして、上記の通り今回のレンジ麺は、カップ麺とはひと味違ったクオリティの高い味わいが再現されているものと思われますから、実店舗の“こってり”と比較しても全く引けを取らない“こってり感”・粘性があり、まさに“天下一品”ファンも納得の旨味溢れる濃厚な一杯といったところではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏白湯ならではのコク深くまろやかでポタージュスープのような“とろみ”が付き、想像以上にドロッとした“こってり感”があり、“かえし”によるキレや“にんにく”・唐辛子に関してはかなり控えめとなっているものの、飽きるような“くどさ”はなく、天下一品による秘伝の“こってりスープ”が臨場感高く感じられ、特に濃厚ながらも複雑・繊細で後味すっきりとしたメリハリのある美味しさが再現されています!
また、上記の通り“にんにく”や唐辛子に関しては直接感じられるものではなく、さり気なくスープの美味しさを香味野菜や香辛料として引き立る隠し味程度となっていたため、お好みによっては別途追加して味を調整してみると良いでしょう!一応、ラベルには“にんにく・唐辛子を使用しています。”と記載されているんですが…ちょっと弱いです!
そしてなんと言っても本格感のある焼豚やコリコリ食感の大きなメンマ付きという点が良いですね!“ねぎ”も電子レンジで熱々に調理しているにも関わらずシャキシャキとした食感が心地良く、特に何も追加トッピングしなくとも十分な満足感があり、名店“天下一品”ならではの看板メニュー“こってり”が気軽に楽しめるクオリティの高い一品に間違いなく、濃厚ながらも後味すっきりとしたスープの構成に関しては納得といったところ!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃の中細仕様でレンジ麺だと頼りない場合が多く見受けられるんですが、この商品に関してはもっちりとした弾力としっかりとしたコシがあり、ずしっとした密度感の高い食べ応えのある仕上がりとなっていて、個人的にも好印象といったところ!
そんな麺には…鶏ガラをじっくりと炊き出したかのようなコク深い旨味を凝縮させ、アクセントとして“にんにく”のコクや香辛料などをバランス良く合わせた濃厚・こってりとした鶏白湯スープがよく絡み、まろやかな口当たりが印象的な鶏の旨味を存分に活かした味わいなどが口いっぱいに広がっていき、鶏白湯ならではの芳醇とも言える風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、レンジで調理することで若干縮んでしまいますが…しっかりとした肉質を感じさせる仕上がり具合で、じっくりと味わってみると、ジューシーな肉の旨味がじゅわっと滲み出す美味しい具材となっていたため、単品で味わっても良いでしょうし、スープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマもレンジ麺らしく非常にクオリティが高く、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられる拘りの具材として今回の“天下一品監修 こってりラーメン”にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、電子レンジで熱々に調理した割にシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味として今回の鶏白湯スープの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、鶏ガラを長時間じっくりと炊き出したかのような臭みのない旨味を存分に活かし、コク深くもクリーミーな鶏白湯スープに仕立て上げ、レンジ麺らしく上質な味わいが印象的で、口の中でほんのりざらつきを感じさせるほどこってりとしていて、鶏白湯の名店ならではの濃厚感が際立ち、麺にスープが絡む…というよりも麺がしっかりとスープを持ち上げ、普通に食べ進めただけでスープがどんどん減っていくほどです!
そのため、実店舗の“こってり”にも負けじと粘性の高いドロッとした“こってり感”があり、鶏の旨味に関しては申し分ありません!ただ、“かえし(タレ)”や香味野菜の旨味が若干弱い点が気になるものの、特に“くどさ”があるわけでもありませんので最後まで飽きることもなく、この味が気軽に自宅で味わえるなら納得の仕上がりと言えるのではないでしょうか?しかも電子レンジの簡単調理だけで楽しめる点が嬉しいところ!
また、食べ進めていくに連れてスープが全体に馴染んでいき、食べはじめのドロドロ感がちょうど良く感じられ、名店“天下一品”の看板メニュー“こってり”らしい粘性の高いスープが麺にもしっかりと絡み付くことによって一口ずつに感じられる満足度は一際大きく、濃厚とは言え…鶏の旨味ということもあって脂っこさのないコクが良いですね!
そしてしっかりと混ぜながら食べ進めることによって食べ終える頃にはスープがだいぶ減った状態となり、残ったスープに追い飯して贅沢な鶏雑炊を味わってみても良いかもしれません!そもそもベースの味が濃い目なのでぴったりです!ただ、強いて言えば…“にんにく”や唐辛子の存在感がやや控え目でしたので、お好みに合わせて別途追加して味を調整してみても良いでしょう!(デフォルトでも十分美味しいんですが、さらに加えることでメリハリも増して楽しめるかと思われます。)
まとめ
今回「天下一品監修 こってりラーメン」を食べてみて、全国に店舗展開する人気ラーメンチェーン店“天下一品”の創業者である“木村 勉”氏が当時4年もの試行錯誤を繰り返して苦心の末に完成させた鶏の旨味に野菜や各種香辛料などを合わせたという…拘りのメニュー“こってり”をレンジ麺に再現した一杯には、鶏の旨味がこれでもかというほど濃縮され、口の中でざらつきを感じさせるほどのこってりとした濃厚なスープによってコク深くまろやかなテイストに仕立て上げ、クリーミーなスープでありながらも“にんにく”や唐辛子を加えたことで最後まで飽きの来ない後味すっきりとした味わいとなっていました!
やはり“天下一品”ならではの濃厚なこってりスープをレンジ麺として再現した一杯はワンランク上を行く仕上がりで他の鶏白湯と比べても別格ですね!さらに麺も中華麺を使用したことによってずしっとした密度感のある食感などが食欲をしっかりと満たし、濃厚なのに“くどさ”がないメリハリを付けたテイストはガツンとした食べ応えはもちろん、上品さもあり電子レンジだけの簡単調理で楽しめるとあって、幅広い層に好まれる一品と言えるのではないでしょうか?
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