「チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版」を食べてみました。(2020年9月7日発売・明星食品)
この商品は、2020年3月28日に明星食品株式会社の創立70周年を記念し、袋麺でお馴染み“明星 チャルメラ”発売当初の味わいとパッケージを“復刻版”として発売したもので、当時の味わいを忠実に再現した一杯が登場です!
それも…“明星 チャルメラ”発売当初の配合を参考にホタテやビーフの旨味を利かせた原点の味わいを再現、さらにブラックペッパーと数種類のスパイスを利かせた“木の実のスパイス”を別添したことによって、どこか懐かしさを感じさせる安定感のあるテイストに仕上げた一杯、“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版”となっております。(税抜き555円)
※木の実のスパイスとは発売当時使用されていた特製スパイスの名称のこと。
今回は明星食品様から商品をご提供いただきました。
ご覧の通り、パッケージには明星食品創業70周年を記念する“MYOJO 70 Anniversary”といったロゴが記載されていることが確認できます!これは最近発売された明星食品の即席麺にもこの同じロゴが記載されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
ちなみにこの“明星 チャルメラ”は1966年9月から発売されており、実に半世紀も長く愛され続けている超ロングセラーブランドで、これまでも数多く改良が加えられ、カップ麺としても各テイストが発売されているのは周知の通りです!
一方こちらには、当時の味わいを忠実に再現した“数量限定復刻版”であることがしっかりと記載されており、今回は2020年8月31日にリニューアル発売された現行品“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック”も一緒に送っていただいたので、発売当時とこれまで何度もリニューアルによってブラッシュアップされた味わい・風味の違いなんかも確かめてみたいと思います!
また、こちらには当時の麺を再現したと思われる湯戻りする前のイメージ写真なんかも掲載されていて、これを見る限りほどよく“ちぢれ”を付けた細麺が採用されているようです!
そしてこの麺に関しても何度もリニューアルが加えられているようで、油揚げ麺という点は同じですが…現行使用されている麺とは仕様そのものが異なる点もひとつのポイントとなりそうですね!
他にも特徴として…上記のように細麺仕様の油揚げ麺には発売当初の配合を参考にポークエキスで味付けを施し、ラードの香ばしい風味を再現、それによってホタテやビーフの旨味を利かせたキレ・後味すっきりとした醤油ベースのスープにも旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて、スープの美味しさ自体も増していく…そんなあっさりとした中にもどこか懐かしく深みのある味わいが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
しかもこの商品、後ほど詳しくご説明しますが、カロリーが意外と低いんですよね!特にスープは15kcalとかなりヘルシーにも感じられる数値となっているため、あっさりとした中にもビーフの旨味が楽しめる一杯は夜食なんかにもぴったりではないでしょうか?
今回は“復刻版”と“現行品”を比較してみたため、お好みのトッピング・香辛料などは一切追加せずに味わってみたところ…全く別物といった劇的な変化は見られませんでしたが、“復刻版”の方は明らかに素朴で安定感のあるあっさりとした仕上がりとなっていて、“現行品”に関してもそういった昔ながらの味わいを踏襲しており、何と言っても食べ進めていくに連れて味付けされた麺から滲み出る旨味・風味がスープの美味しさを引き立て、最後まで飽きが来ることもなく、たまに食べたくなる味わいとなっていました!
これは特に、あっさりとした中にもホタテやビーフの旨味が利いた“明星 チャルメラ”原点の味わいを改めてじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版
今回ご紹介するインスタントラーメンは、明星食品創業70周年を記念し、同社の主力ブランド“明星 チャルメラ”発売当時の味わいを“復刻版”として忠実に再現したもので、あっさりとした中にもホタテやビーフの旨味を利かせ、アクセントに別添された“木の実スパイス(ブラックペッパーと数種類のスパイス)”を加えることによってキレ・後味の良いメリハリがプラスされた安定感のある一杯、“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版”となっています。
一方で、こちらが現行の“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック”となっていて、こちらには器に盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、実際には“復刻版”ともに各種具材は一切入っていませんので、お好みによってチャーシューや野菜などを追加することによって、より一層美味しくいただけるかと思いますのでぜひお試しください!
※“ねぎ”だけは粉末スープに含まれています。
ちなみに“チャルメラ”のロゴが横型から縦型になっている点も注目ポイントと言えるでしょう!(地味に“チャルメラおじさん”もヒゲを剃ったりと色々とブラッシュアップされていますね。)
この辺りの開発秘話については下記の公式ページにも記載されており、これによるとビーフの旨味以外にもホタテエキスなんかも使用されているようで、シンプルながらも飽きの来ないあっさりとした醤油スープに染み渡るかのような素材の旨味が感じられる味わいに仕上がっているようですね!
1966年にチャルメラの開発は、ラーメン店の食べ歩きから始まりました。「街のラーメンの味」「飽きない味」を目指し、参考店を3つに絞り込みました。各店の長所を取り入れながら、独自のアイデアとして、ホタテのエキスをスープに加え、さらに、仕上げ用の「木の実(このみ)のスパイス」を別添することで商品化が決まりました。
「木の実のスパイス」とは、数種類の香辛料をブレンドした特製スパイスで、「木の実」と「好み」をかけたネーミングです。
現在は、「秘伝のスパイス」に変わりましたが、中身は発売当初からほとんど変わっていません。ずっと受け継がれている「ホタテの旨み」「秘伝のスパイス」は、食べ飽きないチャルメラらしい、「いつものおいしさ」です。
引用元:秘伝の小話 | 明星食品 チャルメラ ブランドサイト
そして今回はブランドキャラクターでお馴染み“チャルメラおじさん”が新旧対決でラップバトルを繰り広げるWebムービーも2020年9月7日より公開されます。
こちらでは初代“チャルメラおじさん”と、ダンディーな風貌となった現行品“チャルメラおじさん”がそれぞれラッパーとして有名な“呂布カルマ(りょふかるま)”さんと“Jinmenusagi(じんめんうさぎ)”さんが本格的なラップバトルを繰り広げるといった内容となっているので、ぜひチェックしてみてください!
さらに今回は明星食品×東大王との初コラボということで、クイズ形式で明らかになる“超難問!アレンジレシピ(明星食品の即席麺を使用した計12種類のオリジナルレシピ)”が期間限定で配信されていますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
また、明星食品創業70周年を記念して、これまでも以下のようなカップ麺も発売されていますから、今年はまだいくつかの記念商品が登場するものと思われます!(下記商品にも“明星食品創業70周年”のロゴが掲載されています。)
- 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 紅白Wマヨ(2020年5月18日発売)
- 一平ちゃん夜店の焼そば わさびマヨ醤油味(2020年5月11日発売)
それでは、今回の“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版”がどれほど発売当時の味わいを忠実に再現したどこか懐かしい仕上がりとなっているのか?別添されたブラックペッパーと数種類のスパイスを利かせた“木の実スパイス”との兼ね合いはもちろん、何と言ってもポークエキスやラードの香味による味付けを施した細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り420kcal(めん・かやく405kcal / スープ15kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、素材の旨味を活かしたあっさりめの醤油スープということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分は平均的といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり92g、麺の量は85gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみるとスープはなんと15kcalとかなり低めな数値となています!これはホタテやビーフの旨味をうまく活かしたことで物足りなさを一切感じさせない素朴ながらも飽きの来ない超ロングセラー商品ならではのテイストをイメージさせますね!
ちなみに“現行品”と比較してみると…“麺・やくみ”とスープともに若干カロリーが高く、スープのカロリーが低いのは変わりありませんが、カルシウムが多めに含まれている程度で、ほぼ同等の数値となっているようです。(1食当たり92gから97gとなっていることが些細な理由かもしれませんが…)
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や香味調味料をはじめ…
- しょうゆ
- 貝エキス
- 香辛料
- でん粉
- 植物油脂
- 昆布粉末
といった、ホタテエキスやビーフの旨味に昆布なども加わったことで、あっさりとした醤油スープにもかかわらず深みのある飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩やポークエキスといったほどよく味付けが施されていることが確認できます!
一方こちらも“現行品”と比較してみると…ほぼ同等の材料が使用されているようですが、麺・スープともに若干の違いが見られることから、やはりこれまで何度かリニューアルを繰り返したことによって旨味に改良を加えられていることがわかりますね!(ちなみに麺量に関しては“復刻版”の85gに対し、“現行品”は90gとわずかながら増量されているようです。9
JANコード | 4902881072519 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ポークエキス)、スープ(食塩、香味調味料、しょうゆ、貝エキス、糖類、たん白加水分解物、香辛料、でん粉、ねぎ、植物油脂、昆布粉末)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カロチノイド色素、香料、ビタミンB2、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
熱量 | 420kcal |
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たんぱく質 | 8.6g |
脂質 | 18.0g |
炭水化物 | 56.0g |
食塩相当量 | 5.7g めん・かやく: 1.9g スープ: 3.8g |
ビタミンB1 | 0.56mg |
ビタミンB2 | 0.40mg |
カルシウム | 119mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り袋麺らしく麺と調味料のみといったシンプルな内容となっていて、“木の実スパイス”と“特製スープ”がひとつに繋がった状態のパックがひとつ入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料となっていて、特製スープに関しては粉末タイプとなっているため、特に温める必要などはありません。(“木の実スパイス”はブラックペッパーなど各種スパイスが含まれているようですので、お好みによって追加してみると良いでしょう。)
ちなみに麺の方はというと…“現行品”の方がやや“ちぢれ”が強いようにも見えますが、太さ・丸刃のフライ麺といった辺りは同等のものが使用されているようです。(原材料によると味付けに若干の違いはあるようです。)
調理してみた
では念のため作り方を見てみます。
- 充分沸騰しているお湯500ml(カップ2杯半)に麺を入れて3分煮る
- 麺がほぐれたら特製スープを加えて完成
- お好みによって“木の実スパイス”を加える
といった袋麺らしく非常に簡単な調理方法となっていて、ブラックペッパーや各種スパイスを含んだ“木の実スパイス”を加えることによってパンチのある美味しさが楽しめるとのこと!
また、具材は特に含まれていませんので、お好みによって肉類や野菜などを加えてさらに美味しくいただいてみると良いでしょう!
この辺りに関しては現行の“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック”とほぼ変わりありませんが、こちらは予め粉末スープを器に入れておき、麺がほぐれたらまずお湯だけを先に器に入れてかき混ぜ、最後に麺を加えるといった若干の違いが見られます!
ではさっそく沸騰したお湯で麺を3分間茹でます。(必要なお湯の目安量:500ml)
そして特製スープを加えて軽く混ぜ、器に移せば出来上がりです!袋麺らしくめちゃくちゃ簡単ですね!
そして最後に先ほどの“木の実スパイス”を加えて完成となります!
すると…ブラックペッパーや各種スパイスを含んでいるということで、ペッパー系ならではの風味が一気に広がっていき、ホタテやビーフの旨味を利かせたシャープな口当りがさらにキリッとした味わいに際立ち、素材の旨味を活かしたことで、素朴ながらも深みのある後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
ではこちらも“現行品”と比較してみると…若干“復刻版”の方が色みが薄くも感じられる程度で、スープのさらっとした感じやスパイスの利いた食欲そそる風味などはほぼ同等のテイストに仕上がっているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…直接的にホタテやビーフの旨味が伝わってくるほど素材の美味しさは突出しているわけではなく、あくまで後味すっきりとしたあっさりめな醤油スープに深みのある味わいとして美味しさを引き立て、シンプルながらも後引くスパイス感がクセになりますね!ブラックペッパーが良いアクセントとして利いています!
…というか、やはり1966年9月から発売され、今もなお愛され続けている超ロングセラー商品ということもあって、こういったあっさりとした中にもしっかりと旨味を活かした後味の良いテイストだからこそ飽きることなく定期的に何度も食べたくなるんでしょうね!
また、“現行品”と比較してみても、“復刻版”の味わいを踏襲しつつ旨味をアップさせているようにも感じられ、味の方向性としては全くブレることなく昔ながらの味わいを守りつつ、改良を重ねてブラッシュアップしているようで、劇的な違いがないという点が個人的にはむしろ好印象といったところ!
麺について
麺は、ご覧の通り湯戻りする以前は“ちぢれ”の印象が若干異なる仕様となっていたんですが、実際の仕上がりはというと…そこまでの違いはなく、細麺・丸刃仕様のつるっと滑らかな食感が印象的で、こちらもまた直接味付けが感じられるわけではありませんが、食べ進めていくに連れてスープにも施された味付けが滲み出していくと思われるため、よーく混ぜながらいただくと良いでしょう!
そんな細麺には、ホタテやビーフの旨味を利かせたキレの良い醤油スープがよく絡み、一口ずつに香辛料によってキリッとしたテイストに感じられる味わいが口いっぱいに広がっていき、ブラックペッパーならではの風味が後味良く抜けていきます!これはどちらが美味しいと甲乙付けがたい仕上がりとなっていて、お好みの具材をたっぷりと加えて楽しみたいところ!!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りあっさりとした中にも深みのある旨味がホタテエキスやビーフによって下支えされており、ビーフと言ってもクセのある味・風味などは一切ありませんから、かなり幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
また、あっさりとは言っても決して薄味というわけではなく、さらっとした仕上がりの割に旨味が染みていくような安定感のある美味しさがあり、食べ進めていくに連れてポークエキスで味付けされた麺からも良い旨味が滲み出すことで、スープの美味しさそのものが際立ってき、ラードの香味が物足りなさを一切感じさせない後味の良い仕上がりとなっています!
そして、こちらも“現行品”と比較してみると…味わい自体は“復刻版”として再現された発売当初のテイストを踏襲しているようですが、こちらの方が若干ビーフの旨味が際立っているようにも感じられますね!
ご覧の通り色みも若干“現行品”の方が濃いようにも感じられるようですが、劇的な違いはないものの、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのあるホタテエキスやビーフの旨味をうまく活かした飽きの来ない仕上がりとなっていて、スープ表面を見ても脂っこさといった印象はまるでありませんから…最後までじっくりと安定感のある美味しさが堪能できることと思われます!
このように、今回の“チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版”は、キレ・後味の良い比較的あっさりとした醤油スープにホタテエキスやビーフの旨味が深みをプラス、さらにポークエキスで味付けを施し、ラードの香味を再現したという麺から旨味・風味が滲み出ることによって一切物足りなさを感じさせないテイストに仕上がり、別添された“木の実スパイス”によるキリッとした味の締りが最後まで飽きることなく楽しめる一杯となっていたため、お好みによっては肉類や野菜などの具材をたっぷりと加え、より一層美味しさを際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック 数量限定 復刻版」を食べてみて、昔ながらのあっさりとした醤油スープには、ビーフだけでなくホタテエキスを加えたことによって深みのあるテイストに仕上がり、さらっとした非常に食べやすく万人受けするかのような味わいに別添された“木の実スパイス”を加えることによってブラックペッパーならではのキリッとした口当りが引き立って感じられ、味付けが施された麺によって食べ進めていくに連れて旨味が増していく…そんな飽きの来ない安定感のある一杯となっていました!
また、今回は“現行品”と食べ比べもしてみたんですが、発売当初から味を大きく変えることなく少しずつ改良を加えることによって、これまでの味わいを踏襲しつつもビーフの旨味を活かした深みのある味わいが最後まで飽きることなく楽しむことができ、何と言っても“復刻版”に関しては数量限定ですので、これを機会に食べ比べてみても面白いかもしれません!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!