「チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味」を食べてみました。（2024年8月12日発売・日清食品）
この商品は、“チキンラーメン”66回目のバースデーを記念したもので、今回は下記の通り“横丁グルメトリオ”として“ネオ横丁”でお馴染みのメニューを“チキンラーメン”流にアレンジ、ごま油の香りをベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を加えたチキン味のスープに仕上げ、そこに味付けされた香ばしいフライ麺が相性良くマッチした一杯、“チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味”となっております。（値段：税別271円）
レトロ感がありながらも、スタイリッシュでフォトジェニックな空間が広がる “ネオ横丁” は、居酒屋メニューから世界各国のグルメまで多彩な料理をカジュアルに楽しめる “エンタメ酒場” として、若者を中心に注目を集めています。
そこで今回、”ネオ横丁” でおなじみのメニューを「チキンラーメン」流にアレンジした「チキンラーメン 横丁グルメトリオ」を発売します。
引用元：「チキンラーメン 横丁グルメトリオ」(8月12日発売) | 日清食品グループ
ご覧の通りパッケージには“ごま油香るねぎ塩チキン味”と記載されているように、このフレーバーに関しては“ごま油”をベースに香味野菜をうまく利かせた後味の良い味わいに期待できそうです！
一方こちらには、“さっぱりねぎ塩とごまとにんにくの味わいがうまい”と記載され、その背景には、“ごま油”をベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせた後味の良いスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏ミンチ・ねぎ・“ごま”が使用されているようです！
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染み醤油ベースのチキンスープで味付けされた香ばしく旨味が滲み出す風味豊かな仕様となっていて、それによって後味すっきりとした“ねぎ塩チキン味”の味わいがじっくりと楽しめるというわけです！
“ごま油”の風味はやや弱めで“にんにく”も使用しているのか疑うほど弱く、“ねぎ塩”といった後味の良さが際立ったスープに仕上がり、そこに味付けが施されたシリーズ特有の麺から良い旨味が滲み出し、容器底に溜まったペッパー系の香辛料がメリハリをプラス、それによって安定感のあるさっぱりとした一杯となっていました！
チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味
今回ご紹介するカップ麺は、1958年8月25日から発売され今もなお愛され続ける超ロングセラー商品“チキンラーメン”66回目のバースデーを記念して登場したもので、お馴染み醤油ベースのチキンスープで味付けされた麺に“ごま油”香る“ねぎ塩チキン味”といった後味の良いスープが相性良くマッチした風味豊かな一杯、“チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味”となっています。
※売っている場所：今回はローソンで購入
ちなみに今回は“横丁グルメトリオ”ということで、“チキンラーメンどんぶり 花椒香る汁なし担々麺”と“チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー”も同時発売されていて、ここ数年はチキンラーメンのバースデー企画として恒例となっています！
それでは、今回の“チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味”がどれほど“ごま油”をベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせた後味の良いスープに仕上がっているのか？具材に使用されている味付鶏ミンチとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても醤油ベースのチキンスープで味付けが施された風味豊かなフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り407kcal（めん・かやく361kcal / スープ46kcal）となっております。（塩分は6.3g）
カロリーは、さっぱりとした“ねぎ塩”に香味野菜を利かせたスープというだけあって縦型ビッグサイズながらも割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり90g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと46kcalとさっぱりとしたテイストながらもチキンの旨味を活かしたコクがあり、“ねぎ塩”とのメリハリの付いた仕上がりをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂（パーム油、ごま油）をはじめ…
- チキン調味料
- 香辛料
- 食塩
- 豚脂
- 粉末しょうゆ
といった、“ごま油”をベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせ、チキンや醤油を合わせたコク深くもメリハリのある“ねぎ塩”らしいさっぱりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：日清食品株式会社 関西工場（滋賀県）
また、麺の項目を見てみると…植物油脂や“しょうゆ”、食塩やチキンエキス、香辛料や香味調味料など実に様々な材料が確認でき、やはりお馴染みロースト醤油のチキンスープで味付けが施された麺が採用されていることが伝わってきます！
JANコード 4902105284544 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂（パーム油、ごま油）、しょうゆ、食塩、チキンエキス、香辛料、糖類、香味調味料、卵粉、デキストリン、オニオンパウダー）、スープ（植物油脂（パーム油、ごま油）、糖類、チキン調味料、香辛料、食塩、豚脂、粉末しょうゆ）、かやく（味付鶏ミンチ、ねぎ、ごま）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、香料、炭酸Ｃａ、かんすい、増粘多糖類、酸味料、酸化防止剤（ビタミンＥ）、香辛料抽出物、ビタミンＢ２、ビタミンＢ１、くん液、（一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む）
栄養成分表示 [1食 (90g) 当たり]
熱量 407kcal
めん・かやく 361kcal
スープ 46kcalたんぱく質 11.0g 脂質 16.2g 炭水化物 54.4g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく 2.8g
スープ 3.5gビタミンB1 0.32mg ビタミンB2 0.43mg カルシウム 143mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り味付けが施されたお馴染みの麺などがすでに入っていて、フタの上には“特製ねぎ塩風味オイル”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…オイルというだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう！
また、かやくには…
- 味付鶏ミンチ
- ねぎ
- ごま
がすでに入っています。
さらに麺は、ご覧の通り醤油ベースのチキンスープで味付けが施されたシリーズならではの仕様となっていて、しっかりとスープと馴染ませながら食べ進めることによって旨味・香ばしさが滲み出す風味豊かなフライ麺が使用されているようです！
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：420ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている“特製ねぎ塩風味オイル”を加える前の状態ではありますが、“ごま油”をベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせ、チキンや醤油でメリハリを付けた後味さっぱり・最後まで飽きの来ない一杯…といった印象の出来上がりです。
では続いて先ほどの“特製ねぎ塩風味オイル”を加えていきます！
こちらには文字通り“ねぎ塩”の風味を利かせているとのことで、無色透明の油分が少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう！（ただし風味はそこまで強くはありません。）
では、よーくかき混ぜてみます！
そして全体がしっかりと馴染むと…さっぱり“ねぎ塩”というだけあって非常にサラッとした状態で、風味としてはやはり“ごま油”や“にんにく”ともに控えめな印象でしたので、この辺りに関してはお好みで味を調整してみても良いでしょう！ただ、麺にもしっかりと味付けされていますから、しっかりと混ぜながらいただくと良さそうです！
食べてみた感想
一口食べてみると…“ねぎ塩”らしくさっぱりとしたテイストなんですが、味付けされた麺から滲み出す醤油やチキンの旨味によっていつもの“チキンラーメン”とさほど変わらないようにも感じられ、“ごま油”や“にんにく”の風味はやはり弱いので、食べやすくクセのないテイストとなっています！
そもそも“ごま油”をベースにとは言え…基本的にはチキンや醤油を軸にしたスープで、シリーズならではの味わいをうまく活かしつつ“ねぎ塩”のさっぱり感をプラスし、単調になりがちなチキンラーメンの味わいをアレンジしているため、最後まで飽きることなく楽しめるはずです！
また、具材に使用された味付豚ミンチはもちろん、味付けされた麺からも良い旨味が滲み出しますし、容器底にはペッパー系の香辛料が溜まっていましたから、“ねぎ塩”らしいメリハリを付けるためにもしっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう！ただ、個人的に“ねぎ塩”のイメージとは若干異なりました…
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みの味付けが施された仕様で、しっかりと混ぜることによって旨味が滲み出し、ビッグサイズということもあって思ったより食べ応えは抜群です！
そんな麺には、“ごま油”をベースに“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせ、“ねぎ塩”ならではのさっぱりとしたスープがよく絡み、チキンのコクやロースト感のある醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、チキンラーメンならではの香ばしさやほんのり香る“ごま油”の風味が後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏ミンチが入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、最初のうちはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど味付けされた香ばしいフライ麺と絡めていただくと、より一層チキンの旨味が際立って楽しめるかと思われます！
また、“ねぎ塩”ということもあって多めに使用された“ねぎ”は若干小さめにカットされたことによってシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味になったことで今回のスープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
スープについて
スープは、“ごま油”ベースというよりもレギュラー商品と同じくチキンをベースにさっぱりとした“ねぎ塩”を表現、そこにロースト感のあるチキンスープで味付けされた麺からチキンの旨味や食欲そそる香ばしさが滲み出すことでお馴染みチキンラーメンらしい味わいも踏襲しつつ後味の良さが際立っているようです！
そのため、塩味といったイメージとは若干異なるテイストで、どうしても醤油味に感じられます…ただ、全体のバランスはうまくまとまっているようなので、コク深くもさっぱりとした後味の良さが印象的で、最後まで飽きの来ない香ばしさ・ジャンク感がクセになる一杯といったところ！
とは言え、“ねぎ塩”らしく“ねぎ”の風味や塩味に拘ってほしかったところではありますね！これだとちょっとインパクトが弱いですし、そもそもパッケージに記載されていたような“さっぱりねぎ塩とごまとにんにくの味わい”といったイメージとはかけ離れていますから、美味しくないわけではありませんが、若干賛否分かれそうな一杯と言えるのではないでしょうか？
まとめ
今回「チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味」を食べてみて、66回目となるチキンラーメンの周年記念“横丁グルメトリオ”のひとつとして登場した一杯には…チキンをベースに“ごま油”の香りをはじめ、“にんにく”や“ねぎ”の風味を利かせた“ねぎ塩”らしいさっぱりとした味わいに仕上げ、味付けされた香ばしいフライ麺がしっかりと食欲を満たす最後まで飽きの来ないフレーバーとなっていました！
やはりチキンラーメン自体シンプルなテイストということもあってアレンジされたフレーバーは合いますね！“ねぎ塩”としては若干賛否ありそうですが…後味さっぱりとした味わいで特に変なクセもありませんでしたので、割と幅広い層に好まれるのではないでしょうか？
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